コラム

SNSマーケティング施策の成功事例①|ファッション業界

最終更新日 2025年3月7日(Fri)

記事作成日 2023年12月1日(Fri)

弊社は、多業種のクライアント様にインフルエンサーを活用したSNSマーケティング施策を提供しています。各業界に応じた戦略でインフルエンサーマーケティングを行うことにより、施策の成果に対する高い評価と信頼をいただいております。

本記事では、ファッション業界における3社の成功事例を解説します。それぞれの「利用前の課題」や「利用後の効果」についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。

また、今回紹介する5社には、別記事でより詳しいお話を聞いております。気になる方は、記事途中で案内しているインタビュー記事もぜひご覧下さい。

SNSマーケティングにLIDDELLが選ばれた理由

多くの企業様は、自社でのSNS運用に限界を感じて打開策を探す中でLIDDELLのインフルエンサー施策に興味を持ち、お問合せをいただいています。

SNSマーケティングに取り組むファッション業界の企業様からは、以下のような声を頂きました。

 

・最後まで寄り添ってくれるサポートと、数値化されたデータが決め手になった

・LIDDELLは成果の数値が分かりやすく、新しい施策でも検討しやすい

・対応の熱量やコミュニケーション力に好印象、インフルエンサーへの姿勢にも共感できた

 

まず、ファッション業界で売上拡大を目指す企業様がLIDDELLを選んだ理由を紹介します。

理由1.数値化されたデータ

1つ目は、施策を実施する前のKPI設定や、成果指標に対する観点です。

「『インフルエンサーのキャスティングを行うだけで終わり』という会社が多いなか、LIDDELLさんはキャスティングをして発信するだけではなく、結果の数値化まで行ってくれる。」と、LIDDELLの成果に対する分かりやすさが選択の決め手になっていました。

LIDDELLのKPI設定について詳しく知りたい方は、以下資料をご覧ください。

理由2.対応の熱量やコミュニケーション力が高い

弊社が多くの企業様から選ばれる理由の一つに、対応の熱量やコミュニケーション力の高さがあります。

SNSマーケティングは、ただ情報を発信するだけではなく、フォロワーや顧客との双方向のコミュニケーションが鍵となります。

私たちは、クライアントの声に耳を傾け、ニーズを的確に理解し、それに基づいた提案や改善を行います。

クライアントとの密なコミュニケーションを重視し、共に課題を解決し、成功を目指して前進するパートナーとしての役割を果たしています。

理由3.インフルエンサーを大切にする姿勢に共感

SNSマーケティングにおいて、インフルエンサーは重要な役割を果たします。

弊社はインフルエンサーを単なる宣伝要員としてではなく、貴重なパートナーとして位置づけています。この姿勢が、多くの企業様からの信頼を得ている理由の一つです。

彼らが自然体で魅力を発揮できるように、インフルエンサーの意見を導入するなど自由度の高いコラボレーションを促し、双方向の信頼関係を築くことを大切にしています。

無理な要求や過度なプロモーションを避け、持続的なパートナーシップを構築することに努めています。

このような姿勢に共感いただき、弊社を選ばれる企業様が多くいらっしゃいます。

【ファッション業界】SNSマーケティング成功事例①デサントジャパン株式会社

ここからは、LIDDELLとSNSマーケティングを実施された3つの企業様の成功事例を紹介します。

1社目に紹介するのは、鶏のブランドロゴが印象的なスポーツブランド「le coq sportif(ルコックスポルティフ)」を展開するデサントジャパン株式会社。フランスで最も古いスポーツブランドとして、1882年の登場以来多くの人に愛されています。

同ブランドのSNSマーケティングには一体どのような課題があり、どのように解決を図ったのでしょうか。

サービス利用前の課題

  1. 若年層女性への認知
  2. オンラインショップユーザーの若返り
  3. 着用シーンが異なる商品の同時プロモーションができていない

サービス利用後の効果

若年層女性への有効なインフルエンサー施策として、「他ブランドと融合させるファッションコーディネート」を提案しました。

企業が公式でPRする場合、頭からつま先まで全身がそのブランドのアイテムになってしまいます。スポーツブランドの場合、商品単体で見ると可愛らしいアイテムでも、全身でコーディネートをするとスポーティな着こなしになってしまうのです。

「見せ方」を知っているインフルエンサーに依頼することにより、商品の強みや推しポイントを効果的に消費者に届けることができました。

数値としては、SNSマーケティングでのPR商品を白色に限定したところ、人気のあったパープルの販売数を抜くというPR効果があったようです。

以下のインタビュー記事では、歴史ある老舗ブランドならではの課題を解決しようと奮闘した様子について、熱く語っていただきました。

 

【担当者様による施策の振り返り】

<若者心をつかむ> ルコックスポルティフ、インフルエンサーが繋ぐ新世代への架け橋

 

【ファッション業界】SNSマーケティング成功事例②株式会社ストライプインターナショナル

 

2社目に紹介するのは、「earth music&ecology」「AMERICAN HOLIC」などのアパレルブランドを展開する、株式会社ストライプインターナショナルです。

本ケースは、日常の仕事の1コマにSNS発信を取り入れることで、社員のインフルエンサー化に成功した事例です。

サービス利用前の課題

  1. アパレル業界全体における社員のインフルエンサー化
  2. 大多数のスタッフへ情報・知識の共有
  3. 店舗スタッフのSNS発信に対する知識不足

サービス利用後の効果

SNSでの施策に目を付けたものの、基本的な知識がない。さらにはSNSマーケティングを活性化させたところで、200〜300名のスタッフにどのように周知し、落とし込むかという大きな課題がありました。

弊社はまず、「教材動画」でSNS運用のマニュアル化を提供しました。ただ運用を開始しても、SNS発信の知識がない多くの社員から同じような疑問・質問が生まれます。それに逐一対応していては担当者の負担が増えてしまうので、SNSマーケティングを始めるのに得策ではありません。

また、動画であれば、接客に忙しく若年層スタッフが多いファッション業界でも、仕事の合間に見てもらいやすいです。SNSへの興味の高さはスタッフごとに違いますが、新商品のアナウンスの際など「この動画を見て」と指導しやすくなったといいます。

 そして、自社商品で「スタッフスナップ」などを活用し、社員のインフルエンサー化が浸透しつつあるようです。

以下のインタビュー記事では、「社員のインフルエンサー化」に成功するまでの経緯について、振り返っていただきました。

 

【担当者様による施策の振り返り】

<スタッフが輝く新時代へ> SNSを駆使し、ファッション業界に新たな風を吹かせる施策

【ファッション業界】SNSマーケティング成功事例③株式会社サザビーリーグ エストネーションカンパニー

最後に紹介するのは、ロンハーマンやAfternoon Teaなどのブランドを持つ株式会社サザビーリーグから分社化された、株式会社サザビーリーグエストネーションカンパニー。

多くのブランドを展開するからこそ、「雑誌」など従来の媒体でのPR効果の薄まりを感じ、時代の流れに沿ってSNS施策を試みました。

サービス利用前の課題

  1. 雑誌など従来の広告媒体によるPR効果の減少
  2. スマホ向けの顧客アプローチ不足
  3. リソース不足によりInstagramに注力できない

サービス利用後の効果

エストネーションカンパニーの担当者様は、SNSマーケティングの可能性やインフルエンサー活用の再現性、売上拡大を相談時にイメージされていました。そのため、施策実現までがとてもスムーズな運びであったと感じます。

Facebookやブログに注力していてSNSマーケティングに割ける時間が無かったエストネーションカンパニーさんに代わり、Instagram施策を弊社で行いました。

弊社は、商品PRをしてくれるインフルエンサーを顧客と同じように大切な存在と位置付けています。彼ら、彼女らの企業や商品への熱量を高めることが、成功には欠かせないからです。

今回は、エストネーションさんのスタッフとインフルエンサーがコミュニケーションを取ることで、お互いが熱量UPし、Instagramで魅力的なコンテンツ制作を実現できました。

その結果として、店舗・ECサイトのトータル売上が前年の2倍になったようです。

施策後のインタビューでは、コアなインフルエンサーの方々との出会いを通じて、多くの気付きをされるまでの取り組みについてお話しいただきました。

 

【担当者様による施策の振り返り】

<革新のSNS戦略>ESTNATION、インフルエンサーと共鳴して売上2倍の成果を実現!

【ファッション業界】SNSマーケティング成功事例④株式会社レリアン

4社目に紹介するのは、1968年に設立され、洗練されたデザインと上質な着心地を追求するファッションブランド、株式会社レリアン。

レリアンはコロナ禍で実店舗での接客が難しくなり、オンラインでの販売強化を進める中で、SNSに不慣れなシニア層顧客へのアプローチに苦戦していました。

そこで、弊社はInstagramを活用し、ターゲット顧客との接点をどのように構築していくかをサポート。結果として、顧客との距離をぐっと縮め、フォロワー数の大幅な増加を実現しました。

サービス利用前の課題

1.SNSやInstagramに不慣れなシニア層顧客へのアプローチ

2.増えたフォロワーがすぐに減少するという安定しない状況

3.ライブコマースやオンラインストアへの誘導の難しさ

サービス利用後の効果

レリアンが抱えていた課題に対し、弊社は秋元直子さんのInstagramアカウントを活用した施策を提案しました。

秋元さんは、ライブコマース事業部に所属し、社内インフルエンサーとして商品紹介やファッションライブを担当。ライブ配信では、商品の素材感や着用感を丁寧に説明し、シニア層のお客様にもわかりやすく伝わるよう心がけました。これにより、Instagramに不慣れな顧客層でもスムーズに視聴できるようになりました。

また、Instagramの投稿内容を見直し、フォロワー数を安定して増加させるための工夫も行いました。テキストフォントや装飾、配色などを細かく調整し、視覚的に訴求力の高い投稿を心がけた結果、フォロワー数は1,300人から2,000人へと短期間で大幅に増加しました。

特に、秋元さん自身が積極的に顔を出して発信することで、視聴者に親しみを感じてもらえ、ブランドへの信頼感が高まりました。その結果、認知度が向上し、顧客との距離を縮めることに成功しました。

秋元さんは、「自分自身のファンを作ることを意識するようになり、顧客との距離が縮まった」と語り、施策の効果を実感しています。

以下のインタビュー記事では、弊社がレリアンのInstagram施策をどのように支援し、シニア層顧客との接点を強化したかについて詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

【担当者様による施策の振り返り】

<インスタ運用の悩みを払拭>顧客との距離をぐっと縮めフォロワー数増加へ!

【ファッション業界】SNSマーケティング成功事例⑤レンフロ・ジャパン株式会社

最後にご紹介するのは、米国の大手靴下メーカー「レンフロ・コーポレーション」の日本法人、レンフロ・ジャパン株式会社。

2021年から販売を開始した「履くホカロン」は、これまで“脇役”とされがちだった靴下をファッションの“主役”としてアピールし、SNSを通じて大きな話題を呼びました。その結果、2023年には売上が前年比約4倍にまで成長。

この成功の背景には、効果的なインフルエンサーマーケティングの取り組みがありました。

サービス利用前の課題

1.「靴下=脇役」のイメージを払拭

2.靴下がプロモーションの対象になりにくい現状の打破

3.SNSを使って商品の魅力をダイレクトに伝えること

サービス利用後の効果

弊社は、レンフロ・ジャパンが抱えていた「靴下=脇役」というイメージを変えるため、インフルエンサーを起用したSNSプロモーションを提案しました。

インフルエンサーが「履くホカロン」の機能性やデザインをSNSで発信することで、商品の魅力が広く伝わり、一般ユーザーからの自発的な投稿(UGC)が急増。InstagramやX(旧Twitter)では連日多くの関連投稿が見られ、商品の認知度が大幅に向上しました。その結果、売上は前年比4倍という成果を達成しました。

この成功を受けて、レンフロ・ジャパン社内では「SNSをどう活用して顧客とのつながりを深めるか」を改めて見直すきっかけとなりました。

これまではオンライン施策が中心でしたが、今後はリアルイベントや交流会など、オフラインの施策とも連携させ、総合的に展開していく方針です。オンラインで育んだファンコミュニティをリアルの場にも広げ、より深い顧客との関係を築きながら、ブランド価値をさらに高めていくことを目指しています。

以下のインタビュー記事では、弊社がレンフロ・ジャパンのSNS施策をどのように支援し、靴下のイメージを変えることに貢献したかを詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

【担当者様による施策の振り返り】

<靴下が主役に>ホカロン×インフルエンサーマーケティング施策で売上は前年比4倍に

SNSマーケティングで考える、ファッション業界の「課題」と「結果」

今回、ファッション業界の広報担当者様は、ファッション×SNSの必要性・重要性を理解されている方ばかりでした。ただし、専門知識がないがゆえに「上手な活用法」が分からない、というお声が多く聞かれました。

実際にLIDDELLと共にSNS施策に取り組むことにより、実店舗の活性、さらには売上UPに繋がったといいます。

ファッション業界のSNSマーケティング課題

・自社ブランド商品のみのマーケティングでは自由度が低くなる

・スタッフのSNS強化・社員のインフルエンサー化をしたいが、基本的な知識がない

・必要性は分かっていても、インフルエンサーマーケティングに一歩踏み込めない

 

有名ファッション雑誌の月刊発行終了など、消費者がファッションを購入する際に参考とする媒体は、紙からデジタルへと完全に移行してきています。

しかし、急速に変化するSNSマーケティングへの対応に頭を抱えるマーケティング担当者様がほとんどでした。

自社でアパレルとシューズの2つのブランドをお持ちの企業様からは、「自社でプロモーションを行う場合、スポーツウェアであるアパレルとカジュアルなシューズを組み合わせなければならず、それぞれのブランドの魅力をアピールすることが難しい。」という課題を持たれていました。

今現在、SNSにおけるインフルエンサーの影響力は大きく、社員をインフルエンサー化しようとする企業も多くなっています。しかし、社員インフルエンサーを作り出すことは、簡単ではありません。しかも、社員の数が多ければ多いほど、それは難題です。

さらに、「他社の事例からインフルエンサー活用のアプローチは売上に繋げられることはイメージできていましたが、そのためのスマートフォン用の顧客アプローチができていませんでした。」と、SNSマーケティングのスタートに踏み込めないという課題も多くなっていました。

ファッション業界のSNSマーケティング結果

・PR対象商品の販売数増加によって、インフルエンサーさんのPR効果を実感できます

・LIWによる『社員インフルエンサー育成プログラム』で社員のインフルエンサー化に成功

・ECサイトと店舗の売上を含めて前年度に比べて約2倍の売上に繋がった

 

インフルエンサーマーケティングを行ったファッション業界のマーケティング担当者の方々からは、インフルエンサーマーケティングに対して非常に高い評価をいただいております。

「インフルエンサーさんに対象アイテムのコーディネートを発信してもらうことで、ユーザーの方から親近感を持ってもらえた。」とのお声を。PRに対して、確かな手ごたえを感じていただけました。

ファッション業界では社員インフルエンサーをつくることで、効率の良い拡散効果を望めます。「SNS運用の教材の作成と社員への配信ができたことにより、スタッフへの指示が的確に行えるようになりました。」と、LIDDELLの社員インフルエンサー化施策の効果を実感いただけたという企業様も。

また、「スタッフとインフルエンサーのコミュニケーションで熱量が上がり、店舗の活性化と共に、前年度比で約2倍の売上に繋がりました。」と、インフルエンサーがスタッフに与える大きな影響と、その効果を得られたという意見を伺えました。

まとめ

ファッション業界のマーケティングの場としてSNSは無視できない存在になっています。

さらに、ファッション業界の公式アカウントにおいての『社員インフルエンサー』にも注目が集まっています。

しかし、影響力のあるSNSを運営することや、活躍できる社員インフルエンサーを育成することは容易なことではありません。

ファッション業界における、インフルエンサーマーケティングを成功させるためには、ノウハウと経験に基づいたプログラムが必須と言えるでしょう。

LIWでは、マーケティング施策の企画戦略から実行までを一貫してサポートします。7,000社の実績データを基に成功パターンを共有させていただきますので、あらゆる企業・団体様へご支援させていただきます。

【認知・周知 ▷ 広告・宣伝 ▷ 制作・運用 ▷ 接客・販売 ▷ 調査・開発】の5つのメイン機能を一元管理し、SNS施策やインフルエンサーマーケティングを成功に導きます。

インフルエンサーを活用したSNS運用に不安や疑問をお持ちでも、安心してスタートすることが可能です。各種SNS運用や社員インフルエンサー育成に課題をお持ちのファッション業界の方は、LIWまでお気軽にご相談ください。

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