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SNSマーケティング施策の成功事例③|ビューティー業界
最終更新日 2024年10月2日(Wed)
記事作成日 2023年12月1日(Fri)
弊社は、多業種のクライアント様にインフルエンサーを活用したSNSマーケティング施策を提供しています。各業界に応じた戦略でインフルエンサーマーケティングを行うことにより、施策の成果に対する高い評価と信頼をいただいております。
本記事では、ビューティー業界における3社の成功事例を解説します。それぞれの「利用前の課題」や「利用後の効果」についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、今回紹介する5社には、別記事でより詳しいお話を聞いております。気になる方は、記事途中で案内しているインタビュー記事もぜひご覧下さい。
目次
SNSマーケティングにLIDDELLが選ばれた理由
多くの企業様は、自社でのSNS運用に限界を感じて打開策を探す中でLIDDELLのインフルエンサー施策に興味を持ち、お問合せをいただいています。
・SNS運用に関する先進的な知見の発信を見て、現状打破に期待を持てた
・アルゴリズムに基づいた提案は企画を通すための説得材料に有効だと考えた
・実施フローの手軽さ、実施後のレポーティング項目が充実している
上記は実際に依頼時に聞いた声です。
今回は、ビューティー業界で売上拡大を目指す企業様がLIDDELLを選んだ理由について詳しくご紹介します。
理由1.「先進的」かつ「圧倒的」な知見
「SNS運用に関する先進的な知見を発信するLIDDELLならば、不安を解消できるのではと期待して相談しました。」という評価に繋がっています。
WWDでLIDDELLのコラム記事を見かけ、「先進的」で「圧倒的」な知見に驚いたようです。
理由2.アルゴリズムに基づいた論理的な施策
SNS運用を行う前には社内で企画立案が必要ですが、マーケティング専門の部署が確立されていない企業では、SNSマーケティングに知見のない社員の方が多いようです。
「LIDDELLさんは、他社さんからは提示してもらえないような、アルゴリズムに基づいた提案をくださいました。」
「弊社でも企画を通すためには説得材料になるような仕組みや数値を伝えてくださって、頼もしく感じました。」
と弊社からの提案を社内で有効活用してくださった事例もあります。
理由3.レポーティングによる数値の可視化
さらに、「実施後のレポーティング項目の充実度」に高い評価があります。
インフルエンサー施策の実績がない場合、実施フローや実施後の効果検証に不安を感じることでしょう。
「LIDDELLのプラットフォームの管理画面の見やすさ」
「施策実施後の自動レポーティング機能のデータの充実度」
は、ビューティー業界のマーケティング担当者様が、LIDDELLを選択する大きな要因になったようです。
【ビューティ業界】SNSマーケティングの成功事例①中野製薬株式会社
ここからは、弊社のSNSマーケティングを実施された3つの企業様の成功事例を紹介しましょう。
1社目は、京都府京都市に本社があるシャンプー・ヘアワックスなどヘアスタイリング用品の製造および販売を行う中野製薬株式会社です。SNSマーケティングで「BtoB」から「BtoC」にターゲットを拡大できた、貴重な事例です。
サービス利用前の課題
- ノウハウ不足と効果への不安
- アカウント数の停滞
- 既存運用の在り方への不安
- BtoB商品にSNS施策を導入する疑問
サービス利用後の効果
弊社が中野製薬株式会社様とヒアリングをする中で、社内認識のターゲット層がtoB(サロン)へ限定的であることが分かりました。
SNSを利用することにより「toC(一般消費者)」への拡大を目指しています。これにより、口コミの拡大や訴求内容の変更など、よりオリジナル性の高い施策に踏み出せるようになっています。
実際、従来の「対サロン」という意識では、雰囲気を押した「髪も心もうるおう健康美」といった表現をしていましたが、「対消費者」は「寝起きのまとまりが良い」という声が圧倒的に多く、営業の仕方にも変化があったようです。
また、一般消費者からの話題性を呼ぶことで、サロンへの営業もより行いやすくなるでしょう。
以下の記事では、お客様との強い絆を作っていくための次なる取り組みとして、インフルエンサー施策に注力した様子を振り返っていただきました。
【担当者様による施策の振り返り】
<サロン専売から一般へ>enuヘアケアがSNS施策で消費者心を掴む!BtoBの枠を超えたマーケティング革新
【ビューティ業界】SNSマーケティングの成功事例②株式会社アインファーマシーズ「AYURA(アユーラ)」
次に紹介するのは、北海道札幌市に本社を置く株式会社アインファーマシーズです。調剤薬局業界1位、調剤薬局やドラッグストアチェーンなどを展開する同社。
「AYURA」というさまざまなダメージに「負けない肌」をつくるというコンセプトを掲げる美容ブランドのSNS施策を行いました。
サービス利用前の課題
- リソース不足が要因でただ投稿をこなすだけの運用状況
- メインターゲットの若年層に上手くリーチできない
- SNS運用における目的設定をしたものの、達成ができない
サービス利用後の効果
弊社は、アインファーマシーズ様のメインターゲットである20代後半~30代女性という点に着目し、Instagram運用の活用について提案を行いました。
年齢とともに衰える「肌」や「からだ」は、バランスを整えることが大切です。そして、それを視覚でリアルに示すことが、若年層女性に訴えるのにとても効果的です。
実際、LIVE配信は特に好評で、配信後は投稿に「いいね」が付くなど、ユーザーアクションが増えました。
また、彼女らとコミュニケーションをとることにより、リアルな声を聞くことができます。ユーザーはどんな肌トラブルや悩みを抱えているのか、これらは今後の商品開発を行ううえで、とても大切な役割を果たします。
施策後のインタビューでは、日常に寄り添うコンテンツでのコミュニケーションからブランディングを達成しようとする奮闘について、お話しいただきました。
【担当者様による施策の振り返り】
<共感で繋がる戦略>AYURAがインフルエンサーと共鳴し、SNSで新たなコミュニケーションを築く
【ビューティ業界】SNSマーケティングの成功事例③株式会社MTG
3社目に紹介するのは、名古屋市に本社を置く株式会社MTG。
社名よりも美容機器ブランド「Refa」という方が、美容に敏感な方なら、分かりやすいかもしれません。このブランドは、高級感あふれるデザインと、効果が期待できる美容ローラーで広く知られています。
ヘアケアやシャワーなど魅力あふれる商品がたくさんのRefaですが、有名ブランドならではの悩みがあったようです。
サービス利用前の課題
- 一部のユーザーから「使い続ける必要性を実感しにくい」といった声が上がっていた
- ブランドの認知力が高い一方で、ユーザーに商品を“自分ごと化”してもらうことが難しかった
サービス利用後の効果
『ReFa(リファ)』は、ブランド誕生から15周年を迎えた人気の美容機器ブランドですが、使用継続率の低さという課題が浮上していました。多くのユーザーが「正しい使い方がわからない」「効果を実感しにくい」と感じていたため、商品が広く認知されているにもかかわらず、顧客との距離感が問題視されていたのです。
この課題に対し、弊社は従来の”商品訴求”から”ターゲット訴求”への転換を図りました。具体的には、プレ花嫁や産後ママといった特定のコミュニティにフォーカスし、彼女たちが抱えるリアルな悩みを「ReFaで解決できる」というメッセージを発信しました。これにより、ターゲット層の共感を得て、商品の継続使用率が向上しました。
さらに、SNSとインフルエンサーマーケティングを活用し、施策前後の数値の分析を通じてPDCAを回し、効果を具体化しました。その結果、プレ花嫁や産後ママ層への的確なアプローチが、顧客の自分ごと化を促し、EC売上の増加にもつながりました。
【担当者様による施策の振り返り】
<ReFaでお悩み解消>プレ花嫁・産後ママへのアプローチで“自分ごと化”を図り、顧客層拡大へ
【ビューティ業界】SNSマーケティング成功事例④インターコスメ株式会社
4社目に紹介するのは、ヘアケア・スキンケア用品を展開するインターコスメ株式会社です。
サロン専売品だけでなく、一般消費者向けに開発された「ulumee(ウルミー)」の認知度向上を目指し、弊社と共にInstagram施策に取り組みました。これまで「認知拡大」という目標を掲げながらも、フォロワー数の伸び悩みに課題を感じていましたが、弊社の施策を通じて目に見える成果を得ることができました。
サービス利用前の課題
1.Instagram運用を開始するも、フォロワー数が800で停滞
2.SNS施策の効果に対する手応えが感じられず、認知拡大に苦戦
3.YouTubeでのターゲティングに課題
サービス利用後の効果
弊社は、インターコスメ株式会社が抱えていた「Instagramを通じた認知度向上」という課題に対して、インフルエンサーを活用したプロモーション施策を提案しました。
特に、“うるぷる”の質感を効果的に伝えるビフォーアフター動画を中心に制作し、商品の魅力を消費者に視覚的に伝えることに注力しました。その結果、Instagramフォロワー数は800人から3,000人へと大幅に増加し、ulumeeの認知度が飛躍的に向上しました。
また、弊社と連携して実施したプレゼントキャンペーンやUGC風の投稿も非常に好評で、消費者からの注目度がさらに高まりました。従来のサロン専売品とは異なる一般消費者向け市場での知名度を確立できたことは、弊社の施策の大きな成果といえます。
さらに、インフルエンサーが商品のファンとして積極的に発信してくれたことで、ユーザーとの信頼関係を築くことができ、ulumeeは同社の主力ブランドとして成長しました。
以下の記事では、弊社がどのようにインターコスメ株式会社のInstagram施策を支援し、ulumeeの認知度を高めることに貢献したかについて詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
【担当者様による施策の振り返り】
<使用感を動画で再現>商品の取扱店舗が増加『ulumee(ウルミー)』Instagram運用の道のり
【ビューティー業界】SNSマーケティング成功事例⑤ラフラ・ジャパン株式会社「RAFRA(ラフラ)」
最後に紹介するのは、シンプルスキンケアを提供するラフラ・ジャパン株式会社の自社ブランド「RAFRA(ラフラ)」です。
限られた予算の中で、ブランドの世界観を守りながら、幅広い層へ認知を広げることが課題となっていました。
サービス利用前の課題
1.ブランド規模やコンセプトに合った方法でのPR
2.限られた予算での認知拡大
3.世界観を守ったままの消費者へのアプローチ
サービス利用後の効果
弊社は、ラフラ・ジャパンの課題に対し、Instagramを活用したインフルエンサー施策を提案しました。特に、商品のビジュアルイメージを効果的に伝えられるよう、インフルエンサーによる写真や動画のコンテンツ制作を重視しました。
これにより、公式Instagramはブランドの世界観を伝える「ブランドブック」のような役割を果たし、ユーザーに親しみやすくブランドの魅力を伝える場として機能するようになりました。
インフルエンサーが消費者目線で発信することで、ブランドイメージを崩さずに認知度を高め、結果として「RAFRA(ラフラ)」の認知度が飛躍的に向上しました。さらに、限られた予算内で効果的にブランドイメージを守りつつ、消費者にアプローチできたことは、弊社の施策の大きな成果です。SNS施策を通じて、消費者との距離を縮め、ユーザーからの支持を得ることができました。
これらの施策を通じ、ラフラ・ジャパンは限られた予算の中で、ブランドの認知拡大と価値維持というバランスを取りながら大きな成果を上げることができました。
以下の記事では、弊社がどのようにラフラ・ジャパンのブランド価値を守りつつ、SNS施策を通じて消費者にアプローチしたかを詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
【担当者様による施策の振り返り】
<限られた予算で実現> インフルエンサー選定に全集中した結果、ブランド価値を維持しながら新規層へ広くPRすることに成功!
SNSマーケティングで考える、ファッション業界の「課題」と「結果」
最後に、SNSマーケティングをするうえでのビューティー業界の「課題」、そして「結果」を考察します。
ファッション業界のSNSマーケティング課題
ビューティー業界では、流行に敏感であるがゆえに、多くの企業がSNSマーケティングに興味を持ち、試行錯誤しながら運用を行っています。
しかし、目指す効果を上げる運用は容易ではなく、SNSのフォロワー数が伸び悩み、「内部の人間しかフォローしていない」という危機感を抱える担当者も多くいます。さらに、他社がInstagramのリールやTikTokのショート動画を活用している中、自社では十分に対応できておらず、焦りを感じているケースも見受けられます。
また、SNSマーケティングの効果は継続的な努力により得られるものの、質の高い投稿を続けることは困難です。そのため、「社内リソースが不足し、投稿数をこなすことが目的化してしまう」という問題も浮上します。ユーザーとのコミュニケーション設計の重要性は理解していても、最適な環境を構築することが難しく、20〜30代の若年層へのリーチや既存顧客の活性化が不十分だという声も多く聞かれます。
ファッション業界のSNSマーケティング結果
SNSマーケティングを行った結果、社内の意識が変わり、数値的な情報共有に加えてユーザーの反応が見えるようになるケースが多いです。
公式アカウントの運用に明確な目的が持てるようになり、コンテンツの質も向上。SNS上で自社に関する投稿が増加し、期待以上の効果を実感しているとのお声もあります。
インフルエンサーマーケティングを導入した企業からは、「お客様の声が口コミとして見えるようになり、自社商品の訴求方法やコミュニケーションがブラッシュアップできた」という成果や、「SNSに対する社内の意識が変わった」との声が寄せられました。
また、ビューティー業界は、インフルエンサーとのタイアップによって、コンテンツの質が向上し、SNS上で自社関連の投稿が増加したという声が顕著です。
例えば、化粧品を使ったビフォー・アフターなどは良い例です。
これにより、EC売上の増加も報告されています。
レポーティング機能により施策後の新規顧客の増加数が可視化され、継続的な施策実施のエビデンスとして活用されています。
まとめ
B to Cはもとより、B to Bの企業であっても、「どうやってファンを作っていくか」「どうやってユーザー様との繋がりを深めていくか」は、共通の課題になります。
ビューティー業界のクライアント様にとって、商品は「我が子」も同然です。より多くの人の元へ届けていくという思いと共に、これからも様々な視点でご提案をさせていただくことで、お力になれればと思います。
ありがたいことに、「LIDDELLとの共同運用により、安心感と達成感が得られた」「改善策が明確になり、今後の運用の軸足が定まった」との評価もいただきました。
LIWでは、マーケティング施策の企画戦略から実行までを一貫してサポートします。7,000社の実績データを基に成功パターンを共有させていただきますので、あらゆる企業・団体様へご支援させていただきます。
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