コラム

【2024年】ブラックフライデー/サイバーマンデー対策!今年はX(Twitter)商戦がおすすめ

最終更新日 2025年3月7日(Fri)

記事作成日 2024年10月16日(Wed)

ブラックフライデーやサイバーマンデーの商戦が迫り、各企業にとって今年も集客に力を入れるべき重要な時期が到来しました。2024年のマーケティングにおいて、弊社が特に注力すべきSNSとしておすすめしたいのが、X(旧Twitter)の活用です。

本記事では、ブラックフライデーやサイバーマンデーに向け、なぜ企業の集客・売上アップにXでの対策が重要なのかを解説します。また、具体的な検索されやすいキーワードも紹介しますので、今年のセール商戦はぜひXで成功させましょう。

【2024年】今年のブラックフライデーはいつ?


年に一度の大セール「ブラックフライデー」は、企業にとって大きな売上を期待できる絶好のチャンスです。ECサイトなどのオンライン販売が急成長し、近年はSNSでの集客が売上アップのカギとなっています。
企業がどの媒体を選び、どのような戦略を取るべきなのか、今年の開催日やトレンドを見ていきましょう。

ブラックフライデーとは

ブラックフライデーは、毎年11月の第4木曜日に祝われる感謝祭(サンクスギビング・デー)の翌日から始まる大規模なセールです。
日本でブラックフライデーが本格的に広まり始めたのは、2016年頃です。

アメリカ発祥のこのセールは、クリスマス商戦の幕開けとして位置づけられており、日本だけでなく、世界中で広がりを見せています。大幅な割引と限定商品が目玉となり、多くの消費者が店舗やオンラインでの買い物を楽しみます。

今年のブラックフライデーは11月29日

2024年のブラックフライデーは、11月29日(金)に開催されます。
今年は、25日が給料日の会社に勤めている人であれば、入金直後で財布に余裕がある状態。末日が給料日の会社に勤める人でも、11月30日が土曜日のため、29日の金曜日に支給されることが多く、ブラックフライデー当日からすぐに購入が活発化すると予想されます。

ブラックフライデー商戦は、単なる1日だけのものではなく、その前後を含めた長期戦になることが多いため、計画的なアプローチが重要です。

ブラックフライデーで話題の媒体3選

ブラックフライデーでは、ECサイト・実店舗ともに大型セールを行うことが多いです。

毎年大きな話題となるのが、ECモールの二大勢力「Amazon」と「楽天市場」、実店舗では「イオン」の3媒体です。この3つは、ブラックフライデー前になるとSNSコンテンツにも、よく名前が登場しているので、注目してみてください。

他にも、ブラックフライデーで過去にセールを行っている代表的な媒体、お店の一例に以下があります。

ECモール • Yahoo!ショッピング
• Googleストア
• Qoo10
ECサイト • ZOZOTOWN
• ヨドバシカメラ
• ビックカメラ
実店舗  • 三井ショッピングパーク
(全国のららぽーと、アウトレットなど)
• 高島屋
• 三越・伊勢丹
• 大丸・松坂屋
• 阪急百貨店・阪神百貨店
• 東急百貨店
• 近鉄百貨店
• そごう・西部 など

細かく言えば、上記の実店舗に入居するストアの多くが、ブラックフライデーによるセールを行っているということです。
例えば、トイザらス(ベビザらス)やLEGOなど、多くの企業がお得なセールを打ち出しています。

【2024年】ブラックフライデー商戦はX(Twitter)がおすすめ

実は、Xのポスト数において世界1位を誇る日本。
SNS運用に特化する弊社が伝えたいことは、2024年のブラックフライデー商戦では、X(旧Twitter)が集客に最適だということです。
本章では、5つの観点からその理由を解説します。

商戦期間が1ヵ月近くと長めにある

ブラックフライデーのセールは11月末がピークですが、そのプロモーション期間は1ヵ月近く続きます。
2023年のブラックフライデーは11月24日でしたが、実際には11月の第2週目から12月の頭まで、約1ヵ月近くポストが活発に行われていました。
ブラックフライデー期間中、広報担当者は、長期間にわたってブランドとの接触機会をプロモーションすることが重要です。

2023年当日のポストボリュームは「116,109」件!

2023年のブラックフライデー当日、X(旧Twitter)上では116,109件もの投稿があり、ポストのピークでした。
これほど多くの投稿があったことは、ブラックフライデーが企業だけでなく、消費者にとっても非常に注目されているイベントであることを物語っています。企業はセール情報を積極的に発信し、消費者もそれを見ていいねしたりコメントしたりと、興味や関心度の高さが伺えます。

リポストでお得情報が拡散されやすい

Xはリポスト機能によって、セールやキャンペーン情報が瞬時に拡散される特徴があります。特にブラックフライデーのような年に一度の特価セールでは、この拡散力が大きな武器となります。

運良く一度でもバズれば、今までにないほど高い売上を得られる一攫千金のような可能性があります。そのため、広報担当者はタイミングと内容にこだわり、リポストされやすい魅力的なコンテンツ作りに注力してみてください。

インプレッションが発生しやすい

2023年、日本のXは、実は世界でトップインプレッション数も記録しています。
これは、他国に比べて「日本ユーザーはオリジナルの投稿を積極的に行う傾向が強いこと」が理由と考えられます。どういうことかと言うと、日本のXユーザーは、企業のキャンペーンをただリポストするだけでなく、多くのUGC(ユーザー生成コンテンツ)を作り上げる特性があるということです。

そのため、ユーザーがコンテンツを作ることで、企業のPR感を感じさせず、自然に他のユーザーに好感を持たれやすい形でアピールできるのです。

商品の販売先の外部サイトへ誘導しやすい

Xでは、リンクを簡単に貼ることができ、ユーザーを直接外部サイトに誘導するのが非常に容易です。
ブラックフライデー商戦では、セールページや商品ページにスムーズにアクセスしてもらうことが重要であり、Xはその導線作りに最適です。他のSNS、例えばInstagramは投稿にリンクを直接貼ることが難しく、外部サイトへの誘導はプロフィール欄のリンクやストーリーズの特定機能に頼る必要があります。
これに比べ、Xでは投稿の中に直接リンクを設置できるため、ユーザーのワンクリックで簡単に外部サイトへ誘導でき、購入に繋げやすいという大きなメリットがあります。

ブラックフライデーで発生しやすい対策キーワード

X公式によると、ブラックフライデーに関する内容として、3つのカテゴリがあるようです。今回は、特にブラックフライデーで頻出する3つのカテゴリキーワードを紹介します。

1. 「セール」「キャンペーン」など限定系

ブラックフライデーは、期間限定や数量限定のセールが特徴的な商戦です。そのため、「セール」や「キャンペーン」といったキーワードが多く使われ、ユーザーの購買意欲を刺激します。

【例】
「ブラックフライデー限定セール!」
「特定商品の50%割引」
「本日購入に限る大特価!」

このように、限定感を出すキーワードを活用することで、消費者に「今すぐ購入しなければ」という緊迫感を与え、購買行動を効果的に促進することができます。

2. 具体的な「商品」のカテゴリや名称

ブラックフライデーでは、具体的な商品名やカテゴリも効果的なキーワードとなります。
例えば、「スマートフォン」「家電」などのカテゴリや、人気ブランドの「iPhone」「PlayStation」などが投稿内に含まれることで、興味を持つユーザーにピンポイントでアプローチできます。

【例】
「iphone最大20%オフ!」
「全掃除用品セール!」
「FUJITSUパソコン限定!」
「ランニングシューズすべて2割引」

このように、具体的な商品名やカテゴリを明記することで、顕在的なターゲットに直接的なアプローチができます。

3. 「Amazon」「イオン」など媒体名

大手のECモール、実店舗の名前も頻出し、検索されやすいキーワードです。
2023年のブラックフライデー期間中、Amazonは「最大⚫︎⚫︎%オフ!」というセールを告知し、短時間で多くの消費者が反応しました。「Amazon」という大手ECモールの名前が信頼感を与え、すぐにセールをチェックする人が増えた結果、購入が大量に発生したのです。

このように、大手ECモールに出店している企業は、「Amazon」「楽天」などの強力なブランドの力を借りて広告を出すことで、自社の商品もより多くの人に見てもらいやすくなり、集客や売上を大きく伸ばすチャンスを得られます。

【2024年】はサイバーマンデーにも注目!

2024年のブラックフライデーに続き、サイバーマンデーも注目の商戦です。オンライン限定のセールとして始まったサイバーマンデーは年々規模が拡大し、ブラックフライデー同様、お得にセール商品を購入できます。

サイバーマンデーとは

サイバーマンデーはオンライン限定セールで、毎年ブラックフライデーの翌月曜日に開催されます。日本では、ブラックフライデーほど広く浸透していないかもしれませんが、一部のECサイトでは、サイバーマンデーを活用して積極的なセールを実施しています。

Amazonでは、「サイバーマンデー」と大々的なセールは行っていません。しかし、昨年ブラックフライデーからサイバーマンデーにあたる数日間で大きなセールを実施しました。

この期間中、連続して割引キャンペーンを展開し、消費者はブラックフライデー後も引き続きお得なショッピングを楽しむことができました。このようにすることで、ブラックフライデーから通しで買い物熱が続き、企業にとってはセール期間をより長くとることが可能です。

2024年のサイバーマンデーは12月2日

2024年のサイバーマンデーは12月2日(月)に開催されます。
ブラックフライデーに続くこのオンライン限定の大規模セールは、クリスマス・年末商戦に向けたベストタイミングです。サイバーマンデーはブラックフライデーほどの大接戦がなく、オンラインで手軽に買い物ができるため、消費者にとっても魅力的なイベントです。

【2024年】サイバーマンデーにも対策すべき理由

ブラックフライデーのインパクトが強く、サイバーマンデーには力を入れていない企業は多いです。
しかし、ブラックフライデーに続き、消費者の購買意欲が高まるこのタイミングにきちんと対策を取ることで、企業はさらなる売上拡大を狙えます。
最後に、サイバーマンデーに取り組むべき理由を解説します。

1.ブラックフライデーでの買い逃し層を掴める

ブラックフライデーは世間の大きな注目を集めますが、短期間で全ての欲しいものを手に入れられるわけではありません。悩んでいるうちに売り切れてしまったという「買いそびれ層」は、再度セールを待つ状態にあります。
サイバーマンデーは、そうした購買意欲の高い「買いそびれ層」にもう一度アプローチできる貴重なチャンスです。
昨年、楽天市場では、ブラックフライデーで買えなかったユーザーを対象にサイバーマンデー用の限定クーポンを発行し、売上増を達成したという事例があります。
サイバーマンデーでは、「ブラックフライデーに参加できなかった消費者、再度購入を検討している顧客にどのようにアプローチしていくか」が企業の課題となるでしょう。

2.クリスマスプレゼントをお得に購入できる

12月は多くの消費者がクリスマスギフトを探し始め、大切な人への贈り物を手に入れる動きが加速する時期です。これからクリスマスセールや値下げを控えている企業にとっても、サイバーマンデーの特別感を利用するのは賢明な戦略です。

セール期間をサイバーマンデーに合わせることで「今だけ」の限定感を演出し、自然と購入を後押しする効果が期待できます。

3.年末商戦に向けて消費意欲が上昇する

サイバーマンデーは、年末商戦の幕開けともいえるイベントです。年末が近づくと「今年のうちに揃えたい」「年始に向けて準備を済ませたい」という感覚が強くなり、これが購買意欲をさらに加速させます。

• クリスマスのプレゼント準備
• クリスマスパーティーの装飾やケーキの準備
• 家の大掃除の準備
• 新年に向けた備品の買い替え

これらの消費行動が盛んになりやすい気持ちの変化があります。加えて、ボーナスや年末調整による還付金により、消費者の財布に余裕ができやすくなります。
サイバーマンデーは、こうした時期にあたるため、消費者の高まる需要にタイムリーに応えられる絶好の機会となります。

まとめ

ブラックフライデーとサイバーマンデーは、企業にとって売上を大きく伸ばせる一年の中でも貴重な機会です。特に今年は、X(旧Twitter)を活用したマーケティングで、リポストやインプレッションによって多くのユーザーに効率よくアプローチすることがおすすめポイントです。

ブラックフライデーの影響は約1ヵ月にわたって続くため、ぜひ長期施策を行ってみてください。

そして、サイバーマンデーは、ブラックフライデーで買いそびれた人々に再度アプローチできる貴重な機会です。クリスマスプレゼントや年末準備に向けた買い物が活発化するこの時期に、ブラックフライデーとサイバーマンデーをうまく活用すれば、消費者のニーズに応えるだけでなく、売上アップにもつながります。

企業として、この重要な商戦期をしっかりと捉え、効果的なプロモーションを展開していきましょう。

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