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フィードとリールの違い。インスタアカウントを伸ばすにはコンテンツの出し分けが重要!
最終更新日 2024年10月1日(Tue)
記事作成日 2024年10月1日(Tue)
Instagramの投稿形式である「フィード」と「リール」は、それぞれ異なる特徴を持っています。どちらに注力すべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?
「アカウントを伸ばすにはリール一択」などと言われることもありますが、企業のインスタアカウントを運営する上で重要なのは、各投稿の目的を明確にすること。
投稿の目的によって、適切な投稿形式を使い分ける必要があります。
フィードとリールは目的に応じて上手に活用すれば、どちらも効果的にフォロワーの関心を引くことが可能です。
この記事では、リールとフィードの違いと活用方法を詳しく解説し、貴社のコンテンツ戦略のためのヒントをご紹介します。
フィード・リールの違いを知ってコンテンツの出し分けをイメージしよう
最適なコンテンツを投稿するには、フィードとリールの違いを理解することが大切。なぜなら、フィードかリールか投稿形式が変わると、以下のような点にも影響するからです。
- そもそものクリエイティブ形式
- ユーザー体験
- 投稿の表示のされ方
コンテンツでユーザーにどのような価値を提供したいのかを参考に、2つの投稿形式を使い分けましょう。
1.「伝えたい情報量が多い時」はフィードで保存を狙う
フィードは主に画像を使った投稿形式で、1〜10枚の画像を並べられることが特徴です。複数枚の画像を投稿することで、ユーザーが紙芝居のように次々と画像をスライドして閲覧できます。
主な投稿形式
フィードに用いられるのは、主に正方形か長方形の画像です。Instagramがリリースされたばかりの頃は正方形のみ投稿できる仕様でしたが、2020年から長方形の画像にも対応しました。
長方形では、最大で横1,080ピクセル×縦1,350ピクセルの画像を投稿できます。正方形よりも画像の上下サイズに余裕ができ多くの情報を伝えられることから、最近では多くのアカウントが長方形サイズでフィードを投稿しています。
フィード投稿に動画も挿入できる
動画1本の投稿は自動的にリールとして認識されます。しかし画像・動画を組み合わせた2枚以上のコンテンツになる場合、フィード用の画像の一部を動画に置き換えられます。
【画像・動画を組み合わせる投稿の例】
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ユーザーのペースで閲覧できる
フィードではユーザーが自ら画像をスライドするため、その人ごとのペースで閲覧できます。一方でリールは自動的に動画が再生されるため、人によっては「進むのが早い」と感じるケースがあるでしょう。
- 文字をたくさん入れた読み物タイプの投稿
- キャンペーン情報など正確な情報収集が大切な投稿
- 商品の名前や値段などを頭に入れて欲しい投稿
このような伝えたい情報が多い投稿の際に、フィード投稿でじっくり閲覧してもらうと効果的です。
2.「感情や臨場感を伝えたい時」はリールで拡散を狙う
リールとは、縦長のショート動画を投稿する機能です。近年ではInstagramアプリ内で表示される場所が増えたり拡散性の高さが明らかになったりして、リール形式の投稿に注目が集まっています。
主な投稿形式
縦長の動画投稿が「リール」です。スマホの画面いっぱいに表示される9:16サイズの動画で、TikTokやYouTubeショートの投稿形式と似ています。
投稿できるのは180秒までの長さで、音声も入れられることがポイントです。動画へのテロップ入れやBGMなどはアプリ内で簡易的に編集できます。
臨場感ある情報を届けられる
映像、音声、テロップなどを盛り込めて、画像だけのフィード投稿よりも臨場感あるコンテンツに仕上がります。
例えば感動を表すなら次のような要素で、感情の動きをわかりやすく伝えられるでしょう。
- 出演者の表情の変化
- 「パァ!」などの効果音
- 明るいBGM
また、商品の美味しさを表すなら以下のような工夫ができます。
- 肉の焼ける音
- スープの湯気
- お皿が空っぽになる様子
五感に訴えかけるようなコンテンツで、フィードにはない表現力を発揮できるでしょう。
アプリ内での表示場所が多い
リール形式の投稿は、
- フィード欄(ホーム画面)
- 検索ページでのリールタブ
- ホーム画面下のリールタブ
このように多くの場所で優先的に表示されています。
また、ハッシュタグ検索の結果画面や発見タブではフィード投稿と一緒にリールが並びますが、リールのほうが大きく目立つように表示されています。
リールはユーザーの目に留まりやすく、拡散性を期待できるのです。
フィード・リールの伸ばし方の違い
フィードとリールでは投稿形式だけでなく、ユーザーの反応を引き出す方法にも違いが見られます。
フィードやリールを効果的に活用するために、ユーザーがどのようにコンテンツを受け取り、どの瞬間に興味を持つのかを理解しておきましょう。
それぞれの形式でユーザーを惹きつけ、滞在時間やエンゲージメントを伸ばすための具体的なポイントを紹介します。
1.ユーザーを惹きつけるポイント
それぞれで第一印象となるのはどこなのか考えると、ユーザーから注目を集めるためのヒントが見えてきます。
【フィード】
プロフィール画面でも発見タブでも、最初にユーザーの目に入るのは1枚目(表紙)です。ユーザーはまず表紙で興味を持ってから、スライドによる内容確認へと進みます。
またフィード欄(ホーム画面)では投稿の2枚目から表示されるケースもあるので、表紙の次に2枚目の画像にもこだわってみてください。
【リール】
冒頭の数秒が勝負です。テンポの良い開始や印象的なシーンで、ユーザーの興味を一気に引きつけることがポイントです。
知りたいことに辿り着くまでが遅いと感じると、ユーザーは画面をスワイプして次のリールへとジャンプしてしまいます。
2.滞在時間の伸ばし方
Instagramでいう滞在時間とは、ユーザーがコンテンツやプロフィール画面にどれだけの時間留まってくれたかを指す用語。
ユーザーがどれだけ投稿に興味を持ち続けるかを示す重要な指標であり、Instagramのアルゴリズムにも影響しています。
ユーザーの関心を引き、長くコンテンツを閲覧してもらうためのアプローチを取り入れましょう。
【フィード】
文字や画像を駆使して情報を充実させ、ユーザーがじっくり見たくなるようなコンテンツ作りを目指しましょう。
【リール】
視聴完了率を高めることが大切です。テンポよく進行し、離脱されないように工夫しましょう。
特によく確認したくなるノウハウ動画や、ストーリー性のあるコンテンツが効果的です。
3.意識すべきターゲット
フィードとリールでは、それぞれターゲットとするユーザー層にも違いがあります。
「どちらの投稿で誰に伝えたいのか」を意識して、狙いを持ったコンテンツ作りを心がけましょう。
【フィード】
フィード投稿を主に見てくれるのはフォロワーです。
Instagramのアルゴリズムでは、フィード投稿をフォロワーへ優先的に表示しています。
そのため、アカウントや商品にすでに興味を持っているユーザーをターゲットに、深い情報を提供したり継続的な関係を築いたりする目的で使うのがピッタリです。
【リール】
アカウントとの接点が薄い未フォローユーザーへの拡散性が高い傾向にあります。
コアなファンが好むような深すぎる情報よりも、新規層でも楽しめるライトな内容が合うかもしれません。
4.伝えるべき内容
フィードとリールでは、ユーザーが期待する情報の量や形式に合わせるため、伝える内容にも違いを持たせましょう。
【フィード】
立ち止まってゆっくり確認したい内容が特にマッチします。
(例)
- 「◯◯におすすめの商品5選」のような複数項目の羅列
- キャンペーンの紹介
- 座学的な解説
【リール】
リールでは、短時間で伝えられて視覚的にわかりやすい情報を盛り込みましょう。
(例)
- 1つの商品に注目した紹介
- 映像付きがわかりやすいHOW TO
まとめ
フィードとリールにはそれぞれ異なる強みがあるため、目的に応じた使い分けが重要です。
しっかりと情報を伝えたい場合はフィード、視覚的にインパクトのあるコンテンツで幅広い層にアプローチしたい場合はリールを活用するなど、使い分けを意識しましょう。
どちらも適切に活用することで、狙いを絞った効果的なマーケティングが実現します。
コンテンツの企画出しにお困りの企業担当者の方は、ぜひリデルにご相談ください。貴社の商品特性に合ったフィード・リールの使い分けや具体的な投稿案を一緒に考案いたします。