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最終更新日 2024年9月6日(Fri)
記事作成日 2024年5月23日(Thu)
LINE、Instagram、Xなど、今では生活の中心になりつつあるSNSは、企業にとってもビジネスにおいて欠かせないツールとなっています。
多くの企業が展開しているSNS広告で成果を出すためには、ターゲティングが重要です。
では、SNS広告を運用する際にどのようなターゲティング手法が活用でき、どのような効果が期待できるのでしょうか。
この記事では、SNS広告におけるターゲティングの種類と効果について解説します。
主要媒体のSNS広告の特徴についても詳しくご説明しますので、SNS広告での成果を最大限に引き出すためにも、ぜひご活用ください。
SNS広告は、InstagramやX、Facebook、TikTok、LINEなどのプラットフォームを使って配信する広告を指し、SNSマーケティングの施策の1つです。
広告を打ちたい企業は、各ソーシャルメディアのプラットフォーム内に設けられている広告枠にて配信します。
幅広い年齢層に浸透しており、高い拡散性を持つSNSで広告を打てば、効率的かつ効果的な集客ができるため、現在では多くの企業が自社アカウントを作成し、広告運用を行っているのです。
SNS広告のメリットは様々ありますが、その1つに細かなターゲティングができる点が挙げられます。
なぜかというと、SNSアカウントを作成する際に登録した年齢や性別、居住地などのプロフィール情報から精度の高いターゲティングができるからです。
さらに、SNS上でのユーザーのアクション(いいね、シェア、動画再生など)を掛け合わせると、より細かなターゲティングが可能となっています。
SNS広告を運用する際にターゲティングを行うと、誰に対して商品やサービス提供するのかが明確になり、そのユーザーに向けての適切なアプローチが可能です。
ここでは、SNS広告のターゲティングで得られる効果について詳しく解説します。
ターゲティングを行うと、顧客のニーズや興味があるものを深く分析できます。
分析から、自社の商品やサービスを届けたい顧客のニーズに合っているのかが見えてくるでしょう。
その結果、商品やサービスを強化でき、完成度を高められるのです。
ターゲティングを行って広告を出すと、販売効率が向上します。
なぜなら、ニーズがあるユーザーに限定してアプローチできるため、ターゲティングを行わなかった場合に発生する工程を省けるからです。
もしアプローチするユーザーが明確でなければ、異なるターゲットにマーケティングを発信してしまう可能性がありますが、ターゲティングを行うと、無駄な労力を使わずに商品やサービスに興味がある人だけに効率的にアプローチでき、成約率を上げられるというメリットがあります。
ターゲティングすると、客単価が向上するというメリットもあります。
ターゲティングをせず、全てのユーザーを狙おうとすると、ニーズとマッチしない人にも購入させようとして、価格競争に巻き込まれてしまうかもしれません。
本当に届けたい人に届けられるようになると、適正な価格での販売が可能になります。
客単価が上がると売上もアップするため、SNS広告におけるターゲティングは重要な役割を果たすのです。
ターゲティングした広告は、商品やサービスに興味を持つ、コンバージョンが期待できるユーザーに限定してのみ広告を配信します。
商品やサービスに興味がないユーザーには広告を配信しないため、無駄な広告コストを削減できるのです。
需要のある顧客層に効率よく広告配信できる仕組みで、費用対効果が高い手法であると言えるでしょう。
SNSにおけるターゲティング広告には以下のデメリットもあるのでおさえておきましょう。
ターゲティング広告は、ユーザーの属性やアクションによっては何度も広告が表示される可能性があります。
そのため、しつこく感じたり、監視されているように感じたりするなど、不快感を抱き、企業イメージが悪くなる恐れがあります。
また、広告の配信方法はSNSによって異なるため、使い分けなければならず、専門的な知識が必要なケースもある点を覚えておいてください。
ターゲットを決める手法は様々あり、SNSによって効果が得られる手法が異なります。
ここでは、SNS広告の主なターゲティングの種類についてご説明しますので、そのSNSが持つ特性に合った手法を選択しましょう。
ユーザー自身がSNSに登録したパーソナル情報を元にして行うターゲティングです。
SNSではプロフィール作成時に、
上記の項目など基本情報を登録しますが、これらの情報を広告を出す際に活用します。
「20代の女性に向けて広告を出したい」「東京に住む人にだけ広告を出したい」など、ユーザーのパーソナル情報に合わせてターゲティングが可能です。
指定できる属性はSNSによって異なります。
SNSでは、ユーザーが興味や関心がある投稿に対して「いいね」や「コメント」「シェア」などのアクションを起こします。
そこから、ユーザーの趣味趣向を判定して、自社の提供する商品やサービスに関心がある人へ向けた広告が出せるのです。
また商品やサービスを利用していない新規ユーザーに向けたターゲティングとしても有効です。
SNS外で持っている顧客データのリストを元にターゲティングする手法をカスタムオーディエンスと言います。
具体的には、SNSでのユーザーのIDやメールアドレス、電話番号、サイトの訪問履歴などのデータと、自社で持っている顧客情報を照らし合わせて広告を配信する手法です。
すでに何らかの接点があったユーザーに対してアプローチできるため、全く接点がないユーザーに広告を出すよりも成果を出しやすくなります。
過去に自社のサイトを訪問したものの、購入に至らなかったユーザーに再度広告を配信する手法です。
離脱してしまったユーザーに対して広告を表示させると、購入意欲が再度高まり、コンバージョン獲得に繋がります。
見込み客に対してリターゲティングを行うため、費用対効果も高く、コストパフォーマンスに優れた方法です。
類似オーディエンスは、既存顧客と似た傾向を持ち、自社商品やサービスに関心のあるユーザーに対してリーチを広げる手法です。
類似オーディエンスでは、ユーザーの抽出やリストの更新など、設定をしてしまえば自動で行ってくれます。
そのため、複雑な手間をかけず、より多くの潜在顧客にアプローチできるのがメリットです。
主に、InstagramやFacebookでよく用いられる広告手法となります。
SNS広告でのターゲティングは利用する媒体によって異なります。
SNSによってユーザーの属性が違うため、それぞれに合ったターゲティングが重要です。
媒体ごとのターゲティング方法についてご説明します。
Instagramは、動画や写真といったビジュアルコンテンツをメインとしたSNSです。
メインユーザーは20代〜30代の女性で、ファッションや美容室、飲食店、旅行など女性に関心の高いジャンルの広告に強くなっています。
Instagram広告で設定可能なターゲティングは以下の通りです。
このように、インスタグラムでは細かく設定でき、Facebookのユーザー情報を元にターゲティング設定を行います。
X(旧Twitter)は、140字の文字数制限があり、誰でも気軽に投稿できるプラットフォームで、強い拡散力があるのが特徴です。
Xを利用する男女比率はほぼ同じであるため、広告を配信した場合、男女どちらのユーザーに対してもアプローチできます。
X広告で設定可能なターゲティングは大きく3つに分類されます。
適切にターゲティングできれば、広告運用の目的に合わせたコンバージョンが得られるでしょう。
実名登録を基本とするFacebookは、自身の情報をアカウントに登録するため、高精度なターゲティングを行えるのが特徴です。
そのため、商品やサービスを届けたい対象ユーザーにピンポイントで広告を配信できます。
Facebook広告では、以下の3つのターゲティングを設定可能です。
利用者がプロフィール上で公開している情報や、Facebook上のアクションに基づいて抽出します。
選択できる項目が多く、年齢や性別、地域など細かい設定が可能です。
BGM付きのショートムービー形式で、視覚と聴覚両方からのアプローチを行えるTikTokは、主に若年層に人気のSNSです。
他のSNSに簡単にシェアしやすいため、企業の広告運用を行う場としても注目されています。
TikTok広告では、大きく分けて4つのターゲティング方法があります。
TikTok広告のターゲティングでは、初めからターゲットを絞り過ぎてしまうと精度が落ちる可能性があるため、初めは広めに設定し、徐々にターゲットを絞るのもおすすめです。
LINEは、月間利用者数9,300万人(2023年1月時点)と日本最大級のユーザー数を誇るコミュニケーションアプリ です。
LINE広告には、以下の4つのターゲティング方法があります。
LINEは利用登録者数が他と比較しても多く、ユーザーの年齢層も幅広いので、より多くの人にリーチしたい企業に効果的です。
高い拡散力を持つSNSは広告運用に向いており、ターゲティングによって、より精度の高いアプローチができるようになるのです。
これまでSNS広告での成果が思わしくない場合や新規顧客の獲得を狙っている場合は、ぜひこの記事を参考に、ターゲティングについて理解を深めていただけたらと思います。
媒体によってターゲティング方法が異なるため、それぞれの特性を理解したうえで、どのような手法で行うかを検討するのがおすすめです。
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