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最終更新日 2025年3月11日(Tue)
記事作成日 2025年3月11日(Tue)
TikTokに投稿する動画を、撮ったままの状態でそのままアップしていませんか?もちろん、面白い瞬間を捉えた動画なら、編集なしでバズる可能性もあります。
しかし、企業アカウントとして投稿する場合、動画のクオリティがそのままブランドの印象に直結します。
簡単な編集を加えるだけでも視聴者に好印象を与え、再生回数を伸ばすことが可能です。この記事では、TikTokのショート動画を作るための基本的なコツと編集テクニックをご紹介します。
ショート動画作りの教科書代わりに、ぜひ最後までご覧ください。
目次
まずは「これさえ意識すればOK!」という超シンプルな基本のコツを3つに絞ってご紹介します。
TikTokでは次の動画にジャンプするのが簡単です。最初に興味を引かないとスキップされてしまいます。
【1秒で惹きつけるセリフやテロップの例】
最初の1秒で「何の動画か」が分かるように構成しましょう。よく「最初の3秒以内でインパクトを」とも言いますが、3秒かけては正直なところ遅いです。目に飛び込む瞬間の印象が大切です。
TikTokは「音」と「視覚」の両方で記憶に残ります。場面に合ったBGMや流行りの音源をうまく活用し、動画の印象を強めましょう。
また、字幕をつけることで、音を出せない環境のユーザーに動画の内容を伝えやすくなります。特に情報提供型の動画では、字幕があることで内容が理解しやすくなり、視聴完了率が上がるでしょう。
効果音を加えるのも効果的です。例えば、驚きのシーンで「ジャジャン!」、何かの登場シーンで「ポンッ」といった音を加えるだけで、感情表現豊かな動画に仕上がります。
TikTokはスマホ視聴がメインです。スマホファーストな作り込みを意識しましょう。
まず、縦画面(9:16)での撮影が基本。YouTubeの長尺のような横長動画をそのまま投稿すると、画面が縮小されて視聴しづらくなります。
PCで編集する際は、スマホでどのように表示されるかを最後に必ず確認しましょう。特にテキストの配置には注意が必要です。いいね・コメントなどボタンが並ぶ右メニューや、画面下のユーザー情報と重ならないよう調整し、見やすく仕上げてみてください。
最低限押さえるべき3ヶ条を知ったら、次は応用編として「視聴者を引き込む撮影&編集のテクニック」をマスターしましょう。
TikTokでは「短く」「見やすく」「テンポよく」仕上げるのが重要です。
TikTokはスマホ特化のSNS。横長(16:9)で撮ると、画面の上下が黒い余白となるためスペースがもったいないです。
【ポイント】
この3点を押さえ、限られた横幅でも主役を目立たせましょう。
暗かったりブレが多かったりする動画は、「見づらそう」「素人っぽい」といったネガティブな印象を与えてしまいます。
【ポイント】
後から編集で見栄えを整える際は、少し極端に明るくするくらいでも、スマホで大きく写すと意外と馴染みます。
間延びした内容は、離脱の原因となります。撮影時点で早口で話して間をなくす必要なありません。視聴者を飽きさせないよう、無駄なシーンや間は編集で後から削りましょう。
【ポイント】
話し言葉の間に入る言い淀みや息継ぎをカットするテクニックはジャンプカットとも呼ばれています。
音を出せない視聴者でも楽しめるよう、字幕を追加することが大切です。
【ポイント】
また、悲しいシーンにはヒョロリとした自信のなさそうなフォント、嬉しいシーンには丸みがあり可愛らしいフォントなど、見せ方も工夫しましょう。
視聴者は感情に引っ張られていいねやコメントをしたくなります。出演者のリアクションをしっかり見せて共感を集めましょう。
【ポイント】
「少し大袈裟かな?」と感じるくらいのほうが、カメラ越し・画面越しの視聴者に気持ちが伝わります。
「見ただけで終わる動画」にならないように、アクションを促しましょう。行動を促す工夫は、Call To Action(行動喚起)の頭文字をとってCTAとも呼ばれています。
【ポイント】
動画ごとに「視聴者に何をしてほしいか」「何を感じてほしいか」と狙いを定め、誘導することや案内の仕方をそれぞれ変えると効果的です。
外注すると、動画作りが自社の手を離れ、手間を大きく削減できるでしょう。ただ、編集のプロに頼むのもいいですが、CMのような作り込み感が出て身近さが薄れる懸念があります。
自社の工数削減と作り込みすぎない自然な動画を両立するには、「インフルエンサーと協力する」のがおすすめです。
インフルエンサーたちは普段のアカウント運用でバズや共感のコツを掴んでいます。さらに「明らかに宣伝しています」という感じの薄い自然な動画(UGC)を作ってもらえて、視聴者に好印象を残しやすいでしょう。
リデルではUGCを必要としている企業様にインフルエンサーを紹介できるよう、プラットフォームを運営しています。
中でも個性が輝いている2名のインフルエンサーをここでご紹介します。
インフルエンサーたちのクリエイティブに興味を持った方は、ぜひリデルにお問い合わせください。
■アカウント
https://www.tiktok.com/@ryoji0111
https://www.instagram.com/ryoji__movie/
りょうじさんは、あるあるネタを中心に活動するインフルエンサーです。
動画の特徴を一言で表すならば、「エモさ」。よく投稿しているのは子ども時代の懐かしいシーンを再現したリール動画です。
りょうじさんと同年代(90年代後半生まれ)の方ならきっと懐かしく感じる、次のような内容を、少しノスタルジックな風合いの動画に仕上げています。
90年代後半生まれのユーザーをターゲットにした動画なら、りょうじさんのクリエイティブで「懐かしい!」と大きな共感を呼べるでしょう。
■アカウント
https://www.tiktok.com/@gad_abouts
https://www.instagram.com/gad_abouts/
ガダバウツさんは、商品写真やCM風動画を投稿しています。
「◯◯のCMはさすがにできないよね?」という一般ユーザーからのコメントに応じ、CM作りにチャレンジ。CMの制作過程もショート動画に収めることで、「この工夫でこんなに素敵な映像が生まれるんだ」といった気づきを与えてくれます。
ライティング(照明)や小物のセッティングなど、こだわりを持って制作していることが、投稿動画からユーザーにも伝わっています。
このような商材で、特に印象的な動画を作ってくれるでしょう。
TikTokのショート動画で再生回数を伸ばすためには、「撮るだけ」ではなく、視聴者の視点を意識した編集が欠かせません。
今回ご紹介したテクニックの中には、「なんとなく知っていたけれど、そこまで意識していなかった…」というものもあったのではないでしょうか?
たとえば、字幕の配置ひとつ取っても、適当に入れるのではなく「スマホ画面での見やすさを考えて配置する」だけで、視聴完了率やエンゲージメントが変わってきます。
「撮影スキルがないから…」「編集が苦手だから…」と諦める必要はありません。基本的なポイントを押さえて、編集で1つずつ再現するだけで、ショート動画のクオリティは確実に上がります。
自社で動画制作が難しい場合は、インフルエンサーとのコラボも選択肢のひとつです。
「TikTokををはじめとしたSNSマーケティングがしたいけど方法がわからない」
「投稿クリエイティブの制作方法や、数値分析の仕方がわからない」
「SNS運用について、一度プロに相談したい」
このような悩みを抱えている企業担当者様はいらっしゃいませんか?
ここ数年、集客チャネル拡大を目的として、TikTokなどのSNSを活用する企業は急速に増えています。しかし、SNSはアルゴリズムなどがめまぐるしく変化するがゆえに、間違った方法で運用しても成果につながることは難しく、リソースを無駄遣いしてしまっている可能性は十分に考えられます。
そこで、LIDDELL(リデル)は「インフルエンサー×SNS」に強みを持っており、人を基軸とした共感マーケティングに大きな強みを持っています。
自社で50,000人のインフルエンサーを抱えており、総フォロワー数は約7.3億人と、国内最大級のSNSマーケティング支援企業です。
実際にこれまで、7,000社を超える企業様へのサポート実績があり、あらゆる業界ジャンルのマーケティング課題をSNSやインフルエンサーを活用した支援施策によって解決してきました。
戦略のみなならず、インフルエンサーの協力をあおいでユーザーに共感されやすい自然な動画を制作するなど、さまざまな施策が可能です。SNS媒体のアルゴリズムに評価されやすい動画を作るなら、ぜひご相談ください。