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Pinterestを企業運用するための使い方や活用テクニックについて紹介
最終更新日 2024年9月6日(Fri)
記事作成日 2024年5月25日(Sat)
皆さんはPinterest(ピンタレスト)というサービスをご存じでしょうか?Pinterestとは、Web上にある様々な画像や動画を検索し、保存、共有できるサービスです。
2010年にサンフランシスコで設立されてから現在までに月間アクティブユーザーが4億人超えという、今とても熱いSNSとなっています。
そこで本記事ではPinterestの特徴や使い方、おすすめの活用方法などについて紹介していきます。興味のある方は是非、最後までご覧になってみてください。
目次
Pinterest(ピンタレスト)の主な使い方・活用シーン
はじめに、Pinterestがどのように使われているのか、具体例を確認しておきましょう。
高精度な画像検索機能
Pinterestの最も主要な使い方は、なんといっても超高精度な画像検索です。
Pinterestを1度でも使ったことがある人は『少し検索しただけで興味のある画像がこんなにおすすめされる!』と驚くと思います。
Pinterestの詳しい検索エンジンの仕様については明かされていませんが、検索やお気に入りの傾向から、かなり高精度に関心をひかれる画像や動画をサジェストしてくれているのだと考えられています。
また、Pinterest独自のズームイン検索という機能では、お気に入りの画像の特に好きな部分にカーソルを合わせることで、似たようなコンテンツをおすすめしてくれます。
お気に入りの画像を収集する
Pinterestでは画像に外部リンクを張れることから、Web上に投稿されている様々な画像が集約されています。
またPinterestが誇る画像検索機能によって、どんどん自分好みのコンテンツが表示されるようになります。そのため、お気に入りの画像や動画をとても効率よく集めることが可能です。
また、実は好きだけど意識していなかったようなジャンルに出会う確立も高いため、興味関心の幅を広げる役割もあります。
買い物の参考にする
Pinterestの検索は、具体的な購買行動に繋がりやすいとされています。
それはPinterestが何か明確な目的(旅行先、インテリアのイメージなど)によって、購買前の情報収集やインスピレーションの場として活用されることが多いためです。
『こんな物、デザインの○○がほしい!』と思ってキーワードで検索すれば、マッチする画像がたくさん表示され、かつ外部サイトへの移動も簡単なことから、ビジネスとして活用されることも増えてきています。
企業がPinterest(ピンタレスト)を活用するメリット
これらの特徴があるPinterestですが、企業がPinterestを活用するメリットには以下のことがあります。
Webサイトへのアクセス増加が見込める
Pinterestでは、投稿に外部リンクを載せられます。
実は投稿に外部リンクを張れるSNSは少なく、同じくビジュアル重視のSNSであるInstagramにはこういった機能がありません。
そのため、Pinterestは他のSNSに比べて投稿からのWebサイトへのアクセスが多くなっています。
また、Pinterestは『こういった○○がほしい』という購買意欲が高いユーザーが多いことも、Webサイトへの導入が見込まれる理由の1つです。
どんな企業でも表示されるチャンスがある
Pinterestでの検索は97%が『非指名検索』となっています。
これはつまり、ブランドや商品名が認知されていない企業でも、検索キーワードに関連する投稿であれば表示されるチャンスがあるということです。
そのため、Pinterestでは他のSNSや検索エンジンでは表示されにくい企業でも、平等に認知される可能性があるのです。
他SNSに比べて競合が少ない
Pinterestは特に日本での利用率が他のSNSに比べて低いです。
欧米では既に多くの有名企業がビジネスでの活用を進めていますが、日本ではそれが進んでいないため、先行者利益が狙える状況です。
今からPinterestを活用すれば、運用しだいで大きな成果を上げることができるでしょう。
Pinterest(ピンタレスト)の活用で押さえるべき使い方のポイント
ここからは実際に企業がPinterestを企業で運用する時のポイントについて解説します。
運用目的を明確にする
はじめに、Pinterestを運用する目的を明確にしておきましょう。
ただなんとなく『Pinterestが流行りそうだから』といったイメージで運用するのではなく、Pinterestの特徴に沿った以下のような目標を立てておくことがおすすめです。
- Webサイトへのアクセス増加
- ブランドや企業の認知度を上げる
- ブランドや企業のイメージを知ってもらう
方向性を決めて、一貫性のある投稿をする
続いて、Pinterest運用の方向性を決めましょう。目的をクリアするためにどういった投稿をしていけばよいかという視点が大切です。
例えば大手CDチェーン店の例を挙げると、Pinterestは『フェスやフェスグッズに関連するもの』という一貫性のある投稿を行うことで、グッズ関連の売上増加につなげています。
企業のイメージやサービス内容だけではなく、競合がどういった投稿をしているのかを調査し、差別化することも欠かせません。
Pinterestは情報ストック型のSNSなので、一貫性のある投稿を続けることで唯一無二のアカウントに育てることができます。
Pinterestの機能を使いこなす
Pinterestの機能にはビジネスに活用できるものが多くあります。
通常のピンやリピンだけではなく、以下のような機能を活用することでより成果を上げやすくなるでしょう。
- リーディングピン
記事やブログの見出し、タイトル、説明や著者を付けられる - プロダクトピン
商品の価格、在庫、説明を表示する - レシピピン
料理のレシピを表示する - Pinterest Analytics
ピンやボードなどのパフォーマンスを分析できる - Pinterest広告(Pinterestアド)
Pinterest内の広告機能
効果的にPinterest(ピンタレスト)を活用するための運用テクニック
ここからはさらに深堀りして、Pinterestを効果的に運用するためのテクニックについて紹介します。Pinterestでビジネスアカウントを運用する際には、ぜひ取り入れてみてください。
プッシュ型かプル型かを選択
Pinterestには大きく分けて『プッシュ型』と『プル型』の運用方法があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
1.プッシュ型
プッシュ型は企業側でピンをどんどん投稿していく攻めのスタイルです。
ピンを作れば作るほど、ユーザーに表示され認知される機会は増えていきますが、一貫性のある魅力的なピンを作り続けるにはかなりの労力が要ります。
Pinterestでは最大で20万件のピンを作成することが出来ますが、1度に大量にピンを作るとスパム扱いされてしまうので、毎日数十件のピンをコツコツ増やしていく必要がある点にも注意です。
2.プル型
プル型はなるべくピンをリピンしてもらうことで、認知度を高める方法です。
リピンしてもらえるほどの魅力があるピンを作成しなければならないので、ある意味プッシュ型よりもセンスが必要といえるでしょう。
プル型運用をするならば、魅力のあるピン作成だけではなく、Webサイトにウィジットを埋め込んでピンやボードに移動しやすくするなどの対策も有効です。
サジェスト、タブ、人気ピンのキーワードを入れる
PinterestでもGoogleやその他SNSのような検索対策は重要です。
リピンしてもらいやすい人気のピンを作成するには、サジェストに表示されるキーワードを入れる、人気タブを分析する、といった対策をしましょう。
例えば、料理に関わるサービスを提供している場合『料理』や『レシピ』と検索すると、サジェストで『レシピ おかず』や『レシピ デザイン』といったワードがよく調べられていることが分かります。
こういった検索されやすいキーワードに関するピンを増やしていくことで、より早く効果をあげることが可能です。
人気のピンをまねる
Pinterest内でよくリピンされている人気のピンを研究しましょう。
特に、同業他社がどのような雰囲気でどういったコンセプトの投稿をしているかの分析は大切です。
画像の美しさ、色合い、見やすさ等、取り入れていける良い部分は積極的に参考にしましょう。その上で、自社だけのオリジナリティも出していければさらに良いです。
人気ピンをリピンする
自分たちで人気のピンを作ることも大切ですが、実は人気のピンをリピンすることも効果的です。
人気のピンをリピンしてボードにためていくことで、ボードの閲覧者が増え、結果的に自社のアカウントを認知されやすくなります。
リピンの中に自社のピンを入れる
人気のピンをリピンしていく中で、さりげなく自社のピンをいれていきましょう。
人気のピンが揃ったボードは閲覧者が多いため、自社のピンを忍ばせておくと自分たちのピンを見てもらう機会が増えます。
人気のピンを生み出しつつ、こういった工夫でさらに閲覧者を増やすことができます。
グラフィックにこだわる
Pinterestはビジュアル検索なので、グラフィックの美しさはそのまま結果につながります。
毎日何個もこだわった画像を用意するのは大変ですが、なるべくこだわった画像を投稿するようにして下さい。その際は
- 毎回画像に自社のロゴを入れる
- 色合いに統一感をもたせる
- リンク先のコンテンツに合った画像にする
等のことを意識してみると良いでしょう。
Web画像をピンできるようにウィジェット埋め込みをする
Pinterestではwebの画像を簡単にピンできる機能があります。
これはPinterestのウィジェットビルダーをオウンドメディアに設定しておくことで可能です。
これをしておくだけで、Pinterestユーザーは簡単にWeb画像をピン出来るようになります。ビジネスでPinterestを活用するなら、ぜひやっておきたい対策です。
まとめ
いかがでしたか。Pinterestを企業が運用するには、いくつかのポイントやテクニックがあります。
これらを駆使することで、実際にPinterestを運用し始めてから効果がでるまでの期間を大きく短縮することが出来るでしょう。
『Pinterestをビジネスで使ってみたいけど、どうしたら良い結果がでるのか分からない』という方は、是非本記事で紹介した内容を参考にしてみてください。
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