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最終更新日 2024年10月17日(Thu)
記事作成日 2023年10月30日(Mon)
皆さんはPinterest(ピンタレスト)というサービスをご存じでしょうか?
Pinterestとは、Web上にある様々な画像や動画を検索し、保存、共有できるサービスです。2010年にサンフランシスコで設立されてから現在までに月間アクティブユーザーが4億人超えという、今とても熱いSNSとなっています。
そこで本記事ではPinterestの特徴や使い方、おすすめの活用方法などについて紹介していきます。興味のある方は是非、最後までご覧になってみてください。
目次
はじめに、Pinterestの特徴について見ていきましょう。
Pinterestの特徴として最も紹介したいことは、なんといっても超高精度な画像検索機能がついていることでしょう。
Pinterestを1度でも使ったことがある人は『少し検索しただけで興味のある画像がこんなにおすすめされる!』と驚くと思います。
Pinterestの詳しい検索エンジンの仕様については明かされていませんが、検索やお気に入りの傾向から、かなり高精度に関心をひかれる画像や動画をサジェストしてくれます。
また、Pinterest独自のズームイン検索という機能では、お気に入りの画像の特に好きな部分にカーソルを合わせることで、似たようなコンテンツをおすすめしてくれます。
Pinterestでは画像に外部リンクを張れることから、Web上に投稿されている様々な画像が集約されています。
またPinterestが誇る画像検索機能によって、どんどん自分好みのコンテンツが表示されるようになります。
そのため、お気に入りの画像や動画をとても効率よく集めることが可能です。
また、実は好きだけど意識していなかったようなジャンルに出会う確立も高いため、興味関心の幅を広げる役割もあります。
Pinterestの検索は、具体的な購買行動に繋がりやすいとされています。
それはPinterestが何か明確な目的(旅行先、インテリアのイメージなど)によって、購買前の情報収集やインスピレーションの場として活用されることが多いためです。
『こんな物、デザインの○○がほしい!』と思ってキーワードで検索すれば、マッチする画像がたくさん表示され、かつ外部サイトへの移動も簡単なことから、ビジネスとして活用されることも増えてきています。
これらの特徴があるPinterestですが、企業がPinterestを活用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
Pinterestは投稿に外部リンクを載せることができます。実は投稿に外部リンクを張れるSNSは少なく、同じくビジュアル重視のSNSであるInstagramにはこういった機能がありません。
そのため、Pinterestは他のSNSに比べて投稿からのWebサイトへのアクセスが多くなっています。
また、Pinterestは『こういった○○がほしい』という購買意欲が高いユーザーが多いことも、Webサイトへの導入が見込まれる理由の1つです。
Pinterestでの検索は97%が『非指名検索』となっています。
これはつまり、ブランドや商品名が認知されていない企業でも、検索キーワードに関連する投稿であれば表示されるチャンスがあるということです。
そのため、Pinterestでは他のSNSや検索エンジンでは表示されにくい企業でも、平等に認知される可能性があるのです。
Pinterestは特に日本での利用率が他のSNSに比べて低いです。
欧米では既に多くの有名企業がビジネスでの活用を進めていますが、日本ではそれが進んでいないため、先行者利益が狙える状況です。
今からPinterestを活用すれば、運用しだいで大きな成果を上げることができるでしょう。
ここで、Pinterestのユーザー層について詳しく見ていきましょう。
Pinterestの月間利用者数は870万人(2020年調査結果)ですが、その内訳はミレニアル世代(30%)とZ世代(23%)で約半数を占めています。
また、男女比率は女性が57%、男性が43%であることから、Pinterestでは若い女性へのターゲティングが効果的であると言えるでしょう。
続いて、Pinterestの特徴からPinterestの活用が向いている企業について考えていきたいと思います。
Pinterestはビジュアル重視な上にWebサイトへの導入力があるため、EC事業者との相性が良いと言えます。
特にビジュアル映えするサービスや商品を取り扱っている場合、効果的にPinterestを運用をすることが出来るでしょう。
立ち上げたばかりのスタートアップ企業や、新ブランドを売り出して行きたい場合にも、Pinterestは向いています。
Googleなどの検索エンジンやその他SNSは既に競合であふれているため、今から検索上位を取るのはとても難しいです。
しかしPinterestなら、ブランド名や企業名での検索がほとんどない上に競合が少ないため、どんな企業にも平等にチャンスがあります。
さて、ここからは実際にPinterestを企業が活用する時に必要になるビジネスアカウントの作り方について紹介します。
はじめにPinterestにアクセスしましょう。アクセスすると、トップページに『無料のビジネスアカウントを作成する』という項目があるので、それを選択します。
また、既に個人アカウントを持っている場合には『ビジネスアカウントに切り替える』を選択してください。
ここで注意したいのが年齢の項目ですが、Pinterestは13歳以上からのみ利用できるので、ブランドの誕生日を設定すると場合によっては利用できなくなる可能性があります。
その場合は年齢を設定せずに登録を進めてください。
続いて、プロフィールを作成します。プロフィール名には企業名やブランド名を入れると良いでしょう。
また、Webサイトがある場合は『Webサイトをお持ちですか?』の欄にURLを入力してください。
プロフィールの設定が終わると『貴社について』という項目に答えてきます。商材、目的、業種で選択できる項目は以下の通りです。
【商材】
【目的】※3つまで選択できます
【業種】
最後に、Pinterestを上手く活用している企業の事例について紹介します。
高級ブランドを代表するgucciは、Pinterestのコンテンツ量が多く、おしゃれな写真集を見るかのように楽しむことができます。
イベントやキャンペーンごとに作成される新たなボードは、見ていて飽きないため、購買欲を刺激されるでしょう。
ユニクロはPinterestをグローバルマーケティングに活用しています。
プロフィール文やボードのタイトルは全て英語で書かれており、海外ユーザーが多いPinterestを効果的に活用している事例と言えます。
商品やモデルの着用画像をまとめているため、まるでカタログのような雰囲気です。月間の閲覧数は330万回と、Pinterest内でも人気アカウントとなっています。
結婚情報誌としておなじみのゼクシィでは、Pinterestでドレスやウェディングケーキ、ウェルカムボードなどのブライダル情報を発信しています。
ボードには演出アイディアなどがまとめられており、 1か月あたりの表示回数は386万回と、多くの方に参考にされていることが分かります。
旅行会社であるHISが運営するHIS Japanは、旅先の風景やイベントの様子、世界の料理など旅に関連する様々なジャンルの投稿を行っています。
Pinterestでは未来の行動に関する検索が多いとされているので、旅先のイメージができるHIS Japanの投稿は、Pinterestを効果的に活用できている事例と言えるでしょう。
大手CDショップチェーンであるタワーレコードは、主に音楽好きの方に向けた音楽フェス情報を投稿しています。
ユーザーは写真を楽しみながらフェス関連グッズなどを認知するため、グッズ購入の導線として成功しています。
いかがでしたか。
Pinterestは日本でも徐々に企業の活用事例が増えてきていて、今後さらなる普及が期待されているサービスです。世界では多くの有名企業が既にPinterestで成果を挙げていますが、日本ではまだまだ競合が少ないため参入のチャンスです。
『Pinterestをビジネスで活用してみたい!』と思った方は、是非本記事で紹介した内容を参考に、Pinterestを使ってみてくださいね。
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