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Xフォロワーの増やし方7選!手順やフォロワーが増えない理由とは?
最終更新日 2024年10月17日(Thu)
記事作成日 2023年9月29日(Fri)
SNSで企業アカウント運用を検討する会社にとって、最初の課題となるのが「フォロワー数の獲得」でしょう。フォロワー数は多ければ多いほど認知度や信頼性が高く、収益増加には不可欠なステップです。
ただし、会社のネームバリューやブランド力が高くない限り、フォロワーは最初からたくさん獲得できるものではありません。
この記事では、企業アカウントにおけるフォロワーの能率的な増やし方について有力な方法を解説し、フォロワー獲得に失敗している企業の共通点も併せてご紹介していきます。
Xユーザーが企業アカウントをフォローする心理とは
アカウントの運用に際して、まずは「フォロワー」が「企業アカウントに求めるもの」を理解する必要があります。
SNSユーザーが企業アカウントをフォローする理由は、一般的に下記の2つと考えられています。
お得な情報を取得したいから
1つ目は、日常的に利用できる「クーポン」の取得、限定的な「キャンペーン」や「セール」の把握で、お得情報を得るためという理由が、大部分を占めています。
また、SNS上で開催される企業のキャンペーンはフォローを促す企画が多く、フォローすることでキャンペーンへ参加できるように工夫されています。
この方式を十分に理解した上で、実践でも上手く取り入れていきたいものです。
新商品の情報を取得したいから
2つ目は、新商品の情報を得たい、という理由です。定期的に商品が変わる、季節商品など商品の入れ替わりがある会社としては、積極的に取り入れたい内容でしょう。
ただし、上述した「お得情報の取得」と比較すると、会社や商品のファンなど強く好んでいる方からのフォローとなる一面があります。
SNSユーザーが企業アカウントをフォローするのは、やはり「お得な情報の収集」が大前提と考えられます。
Xでフォロワーを増やすためのアカウント設計
ユーザー心理を理解した上で、ここからはXでフォロワーを増やしていくための方法をお伝えしていきましょう。
まず、実際に運用する前に「アカウント設計」を行う必要があります。タレントや芸能人がそれぞれに持つ「特色」や「キャラクター設定」があるのと同様、SNSアカウントでもアカウント設定を行うことでファンを増やしていくのです。
アカウントにおける運用目標の設定
一番初めに行っておきたいことは、運用目標の設定です。
運用目標では、具体的な「KPI(重要業績評価指数)」と「KGI(重要目標達成指数)」を設定します。
【KPIの例】
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【KGIの例】
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目標とする数値をより明確化して、達成における施策のためにも社内で必ず共有しましょう。
フォロワーのペルソナ設定
次に考えるのは「フォロワーのペルソナ設定」、つまりフォロワーのターゲット層の設定です。
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ターゲット層の人物像を具体的にすればするほど、発信内容は統一しやすくなるでしょう。
ただし、あくまで作り上げた人物像になるので、運用を進めるにあたり、ペルソナ設定した人物像と実際のフォロワーを比較して、発信内容とのミスマッチが生じていないかの見直しは必要です。
アカウントのプロフィール設定
ここまで設定が出来たら、実際にアカウントのプロフィール設定を行います。
プロフィール写真は特に重要ですので、初見の幅広い人から好まれる写真にする必要があります。実際に運用に成功している企業アカウントは、「中の人」として設定したキャラクターによる写真、運用を行っている例も多いのが特徴です。
ユーザー名は、社名の後に「@」を付けてヒットした商品の名前を入れるなど、一目でわかるようにすると受け入れられやすくなります。
また、企業の公式ホームページリンクは、自己紹介文と併せて必ず掲載しておきましょう。
発信内容と投稿頻度の設定
最後は、投稿に対するルール決めを行っていきます。
例えば、「1日1回、毎日12時に投稿する」など、時間を固定すると認知されて見られやすくなります。また、「毎週木曜日はお得情報を届ける」など有益情報の発信日を固定することも効果的です。時間や曜日の固定をすると、ユーザーからの信頼性も高くなるでしょう。
フォロワーを増やすために有効な方法7選
この章では、実際の投稿にあたりフォロワーを増やすために有効なポイントを7つ、ピックアップしてご紹介していきます。
その1:魅力的な固定ポストを設定する
アカウントのプロフィール欄を開いた時、一番上に魅力的なポストが目に入るよう固定しましょう。Xの場合、フォロー外の人でも気になるアカウントのプロフィールへ飛び、過去のポストを閲覧できます。
企業やブロガーがGoogleで上位表示を狙うのは、上位に上がるほどアクセス数が多い、つまり閲覧数が多いからです。実際にアメリカのマーケティング会社「Internet Marketing Ninjas」が2017年に調査したデータでは、1位のページのクリック率は21.12%に対して、2位のページは10.65%、3位のページは7.57%にまで下がります。この法則と同じで、1番上に魅力的な固定ポストを設置することで、多くの人にアカウントのPRができるのです。
その2:積極的なポストやフォローで基盤を作る
アカウント作成後、フォロワーを1000人規模や1万人規模にしていくには、地道な基盤作りが大切です。
例えば、ホームページを作る際など、地道にブログを更新していくと「ドメイン」が強くなっていきます。同じように地道な努力で基盤を作り、アカウント力を強くしていくのです。基盤が形成されてくると、おのずとフォロワー数も伸びやすくなるでしょう。
その3:1日1投稿以上のアクティブアカウントになる
すでにアクティブなアカウントにする重要性についてお伝えしましたが、最低でも1日1投稿以上の投稿は心がけて下さい。
毎日投稿していると、ネタが尽きて投稿内容に悩むことがあります。その際は、Xで「トレンド」に上がっている内容をハッシュタグに使い、取り入れてみるといいでしょう。検索に引っかかり、多くの人の目に触れる機会が増えるため、フォロワー獲得を期待できます。
検索に引っかかりやすくなる一方で、炎上リスクも高まることは覚えておく必要があります。
その4:ペルソナ設定したフォロワーに見られそうな時間に投稿する
既存のフォロワーに見てもらえる時間に投稿することも、実はとても有効な手法です。
多くの人は仕事が終わる17時以降から、一気にSNSの利用率が高くなることが各調査で明らかになっています。他にも、平日ランチの時間帯や土日の午後なども、多くのユーザーに見られる時間帯です。
フォロワーの目に留まることで、リポストによる拡散の可能性が広がりますので、この機会を生かしていきましょう。
その5:リポスト・リプライを活用する
TwitterからXに変更後の仕様では、ユーザーからリポストされたり、リプライをすることで加算点があり、アカウントとして優良評価を受けやすくなります。優良評価を受けると、タイムラインに上位表示されやすくなるので、積極的に活用して下さい。
また、ユーザーとの交流で親近感を与え、好意的な印象をもたらします。
その6:X上で広告を出稿する
より早くフォロワー数を獲得したいのであれば、有料プランへ加入して広告出稿をしてみましょう。優先的に上位表示され、動画など視覚的に目に触れやすい媒体でのPRが可能です。
広告には「画像広告」「動画広告」「カルーセル広告」「モーメント広告」「テキスト広告」といったフォーマットが使用できます。
その7:インフルエンサーとタイアップする
大多数の人に企業アカウントの存在を知らせる近道は、インフルエンサーとのタイアップです。費用はかかりますが、一気にPRの拡散が期待できます。起用するには、ペルソナ設定とイメージの近いインフルエンサーを起用することが大切です。
もし費用面に余裕がない場合は、フォロワー数が1,000人程度のインフルエンサーを起用することで、トップインフルエンサーより拡散力は劣るものの、広告費を抑えられます。
フォロワーが増えない企業にみる共通点
これまでにご紹介した内容を忠実に再現してもフォロワーが増えない場合、何かユーザーに好まれない原因があるのかもしれません。
実は、フォロワーが増えない企業には下記のような共通点がみられます。
ポストが不定期で中途半端な運用になっている
ポストが不定期な場合、ポストしてもタイムラインに埋もれてしまうことが考えられます。最低でも1日1投稿以上ですが、可能であれば1~5投稿程度行ってみて下さい。
ポストを多くすると認知度を上げられる一方、内容次第では疎まれてしまう場合があります。頻繁ポストでも成功している企業アカウントを分析し、良いところはアウトプットしてみましょう。
フォロワー数よりもフォロー数が多い
一般的にフォロー数よりもフォロワー数の比率が高い企業アカウントは、「人気企業」や「優良企業」という認識を持たれます。反対にフォロー数の方が多い場合、「個人アカウント感」が強くなってしまう、「不人気」な感じが出てしまうなど、不快感に繫がりやすくなってしまうでしょう。
また、最近のXの仕様上では、フォロワー数よりもフォロー数が多いとマイナス評価を受ける可能性があります。
自社PRばかりでフォロワーに有益な情報がない
ポストに自社や商品のPRが多いと、「広告感」が非常に強くなり嫌悪感を抱かれてしまいます。
フォロー側の心理である「お得情報の取得」を念頭に置き、それぞれに上手く比重をおきながら運用していきましょう。PRをするにしても、フォロワーにとって「有益情報」であることを意識して発信すると、フォロワーの捉え方が変わってくるかもしれません。
ユーザーアクションのデータ分析をしていない
アカウントの運用には、Webマーケティングの「基本」であるデータ分析も必須です。Xでのデータ分析は、主に「Xアナリティクス」を活用していきます。
「どのポストがよく見られているのか」ユーザーの興味がある内容を知ることから始まり、伸びているポストを自社の強みとして繰り返し発信していきましょう。
定期的な分析を行うことはコンバージョンまでの道標であり、運用目標を達成するための近道となります。
まとめ
本記事では、企業アカウントにおけるフォロワーの増やし方をテーマに解説しました。
単純にフォロワー数を増やすには、外部へお金を払い「フォロワーを買う」方法もありますが、企業アカウントで売上アップという目標がある場合には、おすすめできません。
アカウント運用は緻密な計画性が非常に重要であり、フォロワーの心理を念頭に置いた投稿をしていく必要があります。
※本記事で解説したXのサービス・料金を含む一連の内容は、2023年9月28日時点における情報です。
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