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最終更新日 2025年3月7日(Fri)
記事作成日 2023年9月25日(Mon)
※この記事は2025年2月時点の情報を反映しています。
FacebookやInstagramで知られるMeta社(旧社名:Facebook)が、「テキストでつながる新しいアプリ」というコンセプトで、Threadsをスタートしました。
Threadsはサービス開始時から驚異的なスピードで成長していて、2025年現在では3億人以上ものユーザーが閲覧や発信を楽しんでいます。
しかし、リリースから日が浅いこともあって、ビジネスで利用できるのかどうかは未知数の存在になっています。
そこで、今回はMeta社発表の最新情報を踏まえ、Threadsの特徴や、そのメリットとデメリット、さらにマーケティングにおけるThreadsの将来性について、順を追って詳しく解説します。
これからの新しいマーケティング方法や情報発信手段を模索している方々に役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
Facebook, Inc. (Facebook) を設立したマーク・ザッカーバーグ氏は、2023年7月5日(米国時間)、新しいサービスである「Threads(スレッズ)」を、Meta(メタ)社から発表しました。
日本でも大きな話題となったこのサービスですが、「Threads」とは、どのようなものなのでしょうか。
Metaの所有するテキスト共有アプリであるThreadsは、Meta社のInstagramチームによって開発されました。
もともと、Threadsは特定の友人グループとInstagram内でプライベートな会話を行うためのテキストベースの会話ツールとして、役割を期待されていました。
しかし、Xのような機能が色濃いプラットフォームとして、Instagramの強みを活かしながら、テキストでの共有を取り入れながらも、Instagramとは別のアプリという形で独立しリリースされました。
当時X(旧Twitter)で急な仕様変更が相次ぎユーザーからの不安が膨らんでいたことなどを受けて、予定よりも1週間早くリリースされたことも話題になりました。
Threadsの始め方はとても簡単で、そのことも登録者数を一気に増やせた勝因になっています。
・Threadsのアプリをインストール
まずは、Threadsのアプリをインストールします。iPhoneでもAndroid端末でも、インストールが可能です。iPhoneの場合はApp Storeから、Android端末の場合はGoogle Playからアプリを入手します。Webからの登録も可能です。
・Threadsにログインする
アプリを起動させると、画面に「Instagramでログイン」と出てきます。Instagramのアカウントを既に持っている場合は、Instagramのアカウントでログインします。Instagramのアカウントを持っていない場合は、この時点でInstagramのアカウントを作成します。Instagramのアプリをインストールして、「新しいアカウントを作成」から登録を行い、Threadsに再度ログインします。
・Threadsのプロフィールを設定する
Threadsのプロフィールには、「名前」「アイコン」「自己紹介」「リンク」の項目がありますが、「Instagramからインポート」のボタンを押すことで、Instagramのプロフィールをそのまま流用できます。プロフィールの名前はInstagramと共通になりますが、その他の項目はThreads内で任意に変更が可能です。
・Threadsのプライバシー設定をする
すべての人からシェアやアクションをしてもらえる「公開プロフィール」か、承認済みのフォロアーしかアクションを行えない「非公開プロフィール」かを選択します。「非公開プロフィール」は、いわゆる「鍵垢」であり、用途に応じて選択が可能です。
・Threadsでフォローするアカウントを選択する
既にInstagramを利用している場合、Instagramでフォローしているアカウントの一覧が表示されます。画面下部の「すべてフォロー」をタップすると、Instagramのフォローが引き継がれます。また、Instagramのフォローから変更したい場合は、フォローしたいアカウントを個別に選択することが可能です。
・Threadsの登録作業が完了
最後に「Threadsのしくみ」というページが出てきます。登録内容を確認してから、画面下部にある「Threadsに参加する」をタップすれば、Threadsの登録作業は完了です。
これだけの作業で、Threadsの使用を開始することができます。Instagramがベースになっているため、Instagramに登録していればプロフィールを自動的に引き継いでくれ、1分もかからずに登録を終了させることができます。
現時点でのThreadsにおける、基本的な機能を紹介します。アカウントを運用する際に役立てられる機能が揃っています。
機能は単体で利用することが可能ですが、それぞれを組み合わせて利用することも可能です。
検索機能や予約投稿については、今後のアップデートによりさらに使いやすいものへと変わる可能性が示唆されています。
また、Instagram CEOであるアダム・モッセーリ氏が自身のThreadsで投稿している今後実装予定の機能は、次のようなものになります。
※フェディバース…例えば「サービスAの投稿に、サービスBのアプリからいいねを送る」といった連携のこと。日本ではベータ版が実装されています。
「情報公開には時間がかかる」とはしていますが、早期の実装を期待していきたいところです。アップデートにより、Xに近い機能が揃っていくのではないかと考えられます。
Threadsをマーケティングに活用する際には、Threadsのメリットを理解しておく必要があります。
(*2023年9月の情報になります)
Threadsは、テキスト特化型のSNSのため、500文字までの長文投稿が可能なことがメリットです。
テキストを投稿する際に文字制限を気にする必要がなく、投稿内容の訴求やコミュニケーションがしやすくなっています。
似たような機能を持っているXの場合、投稿できる文字数は基本的に全角140文字・半角280文字です。
これと比較しても、500文字までを投稿できるということはメリットであるといえるでしょう。
Threadsはテキスト特化型アプリですが、Instagramを運用するMeta社が提供していることもあり、画像や動画をきれいな状態で投稿できることがメリットです。
Xでもほとんど劣化させずに画像や動画を投稿できますが、一定の条件を満たしている必要があり、すべての画像を高品質で投稿することができません。
商品を訴求する際にはファーストインパクトが重要になるので、この点は商用利用に関しても、大きなメリットになります。
Threadsは、投稿できる画像や動画の数も多く、画像と動画を合わせて10件まで投稿できることがメリットです。
動画は最長5分までの動画が投稿でき、動画だけ10件投稿すると、合計で50分もの動画をThreadsにアップできます。
Xで投稿できる画像は4枚、動画は最長140秒(有料プラン未加入の場合)なので、Threadsの方がより多くの情報を投稿できることになります。
Threadsは操作が簡単でだれでも使いやすいことも、大きなメリットになっています。
Threadsではアプリ内の操作メニューの配置位置や投稿方法などが、InstagramやXに酷似しています。
はじめてThreadsを操作する場合でも既視感を感じることができ、InstagramやXと同じような使い勝手を実感してもらえるのです。
マーケティングに活用する際にメリットの大きいThreadsですが、デメリットも存在しています。
しかし、デメリットが存在しているからといって使用できないのではなく、デメリットをしっかりと理解した上で使用することが重要になります。
(*2025年2月時点の情報になります)
Threadsの正式名称は「Threads, an Instagram app」であり、Instagramの派生的な存在のアプリなので、Instagramと紐づいていることがデメリットになります。
ただし、リリース後のアップデートにより、Threads単体でのアカウント削除が可能になりました。
ネットの一部メディアでは「アカウントが完全に紐づけされているため、どちらか一方だけを削除することができません」と説明されている場合がありますが、古い情報なので注意しましょう。
Threadsにはハッシュタグ機能がないことが、大きなデメリットになっています。
ThreadsはInstagramの派生アプリのような扱いをされているにもかかわらず、ハッシュタグ機能が実装されていません。
InstagramやTwitterで検索をする際にハッシュタグ機能を利用する人は多く、InstagramやTwitterでのハッシュタグ機能に慣れてしまっていると、使いづらさを感じるかもしれません。
※Metaはハッシュタグ機能の導入を示唆しており、今後のアップデートで変更される可能性があります。
リリース当時、PCブラウザではThreadsを基本的には使用できず、これも大きなデメリットとして話題になっていました。
しかし、現在ではWeb版が公開され、PCブラウザでも使用できるようになっています。
今後もアップデート等によって、ここに挙げたようなデメリットは解消していく方向であると考えられます。
この記事では、Threadsの特徴や使い方、メリットやデメリットについて解説しました。
Threadsは、久々に登場した話題性のある新しいSNSなので、ユーザーやマスコミからの反響を得やすい点が大きな魅力になっています。
また、リリースされてから日が浅いことから、XやInstagramに比べて、本格的な広告運用やプロモーションを行っている企業は少ないです。
Threadsユーザーからの注目を浴びやすいので、広告運用やプロモーションの効果を期待できます。
さらに、InstagramやFacebookを運営しているMeta社が提供しているサービスである点にも、着目する必要があります。
Meta社は、オープン・ソーシャル・ネットワーキング・プロトコルによるSNS連合を目指していて、SNSのコミュニティー同士を結びつけ、自由に通信しあえる環境をつくろうとしていると言われています。
そのような連合に現時点で含まれているThreadsには、大きな可能性があるのです。
他とは違うマーケティングによって自社のサービスを訴求したい場合、Threadsはブルーオーシャンになる可能性を秘めています。
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