導入のご検討・新規登録はこちらから

2023年9月25日(Mon)
「Twitter」の名称がXに変わった頃から、迷走する施策が増え、危機感や不安感を持つようになった企業のマーケティング担当者の方も多いかと思います。
Xの更なる改悪に備えて新しいマーケティングの場を検討した際に、新しいSNSプラットフォームは絶好の情報発信ツールになります。
そこでおすすめになるのが、Threads(スレッズ)です。
登場と同時に世界中からの大きな注目を集めたこのサービスは、話題性とともにMeta社が展開しているという安心感もあります。
しかし、リリースから日が浅く事例が少ないこともあって、どのように商用利用していったらよいかが分からない方も多いことでしょう。
そこで、今回は、Threadsの商用利用に関する内容や、実際にThreadsを活用してマーケティングを実施している企業の事例をご紹介していきます。
Threadsの商用利用の可能性を知り、企業の具体的な活用事例を知りたい方々に役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
名称変更によって、利用頻度低下のユーザーも一定数存在することが分かったX。そんなXに代わって、注目を集める形で登場した新サービスがThreadsになります。
Threadsは、Facebook, Inc. (Facebook) を設立したマーク・ザッカーバーグ氏が、Meta(メタ)社からリリースした新しいサービスです。「InstagramのX版」のような特徴を持ち、テキストでの投稿を得意としています。
公開初日にはダウンロード回数3000万回、リリース後5日で1億ダウンロードを記録するなど、話題性抜群の新SNSです。
ThreadsはInstagramから派生したアプリです。そのため、Instagramのメリットを活かした利用が可能になります。
さらに、Instagramにはないキャプションのリンク機能も、Threadsには実装されています。
Xでは、投稿することを「ポスト」、再投稿は「リツイート」というように、独自の用語があります。それと同じように、Threadsにも専門用語があります。
用語 | アクション |
ポスト | 投稿そのものや投稿すること |
リプライ | 他ユーザーの投稿に返信すること |
リポスト | 再投稿すること |
クオート | コメント付きの引用投稿 |
フィード | タイムライン |
ThreadsはInstagramやFacebook、そしてXのように、無料で使用することが可能です。
しかし、有料プランにすることも可能になります。Meta社では、有料版の「Meta認証」のサービスを日本でも開始しました。
iOS・Androidは月額2,000円(税込)、Webは月額1,600円で、アカウント保護や限定機能、日本語によるサポートを受けられるようになります。
ThreadsのアカウントはInstagramに連動しているため、Meta認証のサービスを申し込むと、Threadsでもその恩恵にあずかれます。
Facebookからメッセージ部分を切り離したアプリに、「Messenger」があります。Facebookに比べると日本での知名度は低いですが、ペイメントや送金などの便利なサービスを利用できることから、世界中の人たちに愛されています。
ThreadsもInstagramから派生したアプリです。個別の需要があると判断されてのリリースなので、Messengerと同じように一定の需要は確保されているといえます。
リリースしてからの短い期間にアップデートがされているThreadsですが、現時点でできることは、次のようなことになります。
Xでの最大投稿文字数は140字ですが、Threadsでは最大で全角500文字という字数の投稿が可能です。500字あることで、訴求したい内容を余すことなく織り込むことができます。
さらに、その投稿がそのままタイムラインに表示されます。
Threadsのアカウントは、Instagramのアカウントと完全に紐付けされていて、Threadsを利用するためにはInstagramアカウントが必要になります。
そのためn、InstagramのアカウントでThreadsにログインすることが可能です。さらに、Threadsの新規登録を行う際にも、Instagramのアカウントを利用でき、1分もかからないで登録を完了させられます。
投稿に対しては、Instagramと同じように「いいね」や「コメント」で反応をして、そこから会話を楽しむことができます。
また、Threadsには、単純に投稿を拡散する「再投稿(Repost)」と投稿を引用してメッセージを投稿する「引用(Quote)」という、二種類のリポスト機能が搭載されています。
一方、現在のThreadsにできないことや実装されていない機能は、次のようなものになります。
マーケティングに使用する前提として商用利用の可否がありますが、Threadsでは通常の商用利用は可能になっています。
ThreadsはMeta社が提供しているサービスなので、Instagramのコミュニティガイドラインが適用されます。
そのため、「悪意がある」「詐欺的である」「公序良俗に反する」「誤解を招く」場合の商用利用が禁止されているInstagramやFacebookと同じように、これらに違反しなければ商用利用は可能であると判断できます。
Instagramではビジネスアカウントがあるので、ビジネスアカウントを解説することで、企業は顧客を集客できます。
しかし、Threadsにはビジネスアカウントが今現在ありません。そのため、Threadsでの商用利用は、次のような用途などに限定されます。
サービスが開始されて日が浅いThreadsですが、実際にThreadsの利用を始めている企業はたくさんあります。
スターバックスのThreadsはフォロワー数30万人(2023.9月時点)、投稿の頻度は高くありませんが、ひとつひとつの投稿内容は非常に凝ったものになっています。
新商品の情報やアレンジメニューの作り方、注文時の裏技等が紹介されています。
さらに、「中の人」のちょっとしたつぶやきのような何気ない内容も多く、他企業の公式Threadsと比べると、親近感の沸く投稿内容が多くなっています。
ユニクロのThreadsはフォロワー数8.1万人(2023.9月時点)、ほとんど毎日の投稿を行っています。
新商品やおすすめ商品の紹介の投稿を、頻繁に行っています。商品やチラシの画像と同じくらい動画の投稿が多く、画像ではアピールできない機能面について、動画で分かりやすく解説してくれています。
また、ユニクロ製品のメンテナンスの仕方など、ユーザーに役立つ情報の投稿がされています。
トヨタ自動車のThreadsはフォロワー数6.4万人(2023.9月時点)、1日に1回以上の投稿を毎日行っています。
ワールドプレミアで登場した新しい車種の紹介や、「クルマ好きにしかわからない!?トヨタ10秒工場クイズ」など、トヨタ車ファンが楽しめるようなコンテンツが盛りだくさんです。
さらに、「ドライブで行ける美味しいお店の紹介」など、車好きだけではなくグルメ好きの方向けのコンテンツも用意しています。
一部地域で圧倒的な支持を集めているアイラップ公式のThreadsは、フォロワー数約3,000人(2023.9月時点)。
アイラップを使った調理方法でつくるレシピや、マスコミへの掲載情報を発信しています。また、アイラップを使う上での注意事項の投稿など、利用者に役立つ情報が満載になっています。
公式のアカウントを設置しているもののまだ運用を開始していない例です。しかし、フォロワー数から、設置するだけでも注目を浴びるということが分かります。
フォロワー数8.1万人(2023.9月時点)となっているポケモン公式のアカウントですが、まだスレッドがされていません。
セザンヌ化粧品のThreadsにも1.7万人(2023.9月時点)のフォロワーがいますが、まだスレッドがされていません。しかし、オンラインストアへのURLがあり、オンラインストアへの誘導を行っています。
この記事では、Threads(スレッズ)の商用利用と企業活用事例についてご紹介してきました。
現時点では、Threadsにはビジネスアカウントがないために、企業のマーケティングを行う場所として最適とは言えない状態になっています。
しかし、Meta社では将来的なビジネス運用スタートの可能性について言及していて、近い将来ビジネスに活用できる機能の実装がなされると予測されます。
最近のXの施策によってSNS業界が大きく揺れる中、広告プラットフォームとしてSNSを活用するマーケターは、危機感を持って、できる限りの備えをしておく必要があります。
「ポケモン公式」や「セザンヌ公式」などは、Threadsにアカウントを開設しながらも、まだ運用を始めていません。
しかし、XやThreadsに大きな変化が起こった際には、迅速に対応をすることが可能になります。さらに、運用の方法を決めておけば、後発の企業より一歩も二歩も前進することが可能になります。
弊社が提供しているLIWはフォロワー単価1〜2円という安価でインフルエンサーマーケティングを活用できるサービスです。
InstagramやXをはじめ、あらゆるSNSプラットフォームを活用したマーケティングにおいて、企画・戦略まで一貫してサポートする体制が充実しています。インフルエンサーマーケティングを始めて導入する企業様でも安心してご利用いただけます。
またLIWでは【認知・周知 ▷ 広告・宣伝 ▷ 制作・運用 ▷ 接客・販売 ▷ 調査・開発】 の5つのメイン機能を一元管理し、貴社のインフルエンサーマーケティングを成功に導きます。
SNSマーケティングに興味をお持ちの方やインフルエンサーマーケティングの活用をお考えの企業様はぜひLIWにご相談ください。
https://service.liddell.tokyo/liw/