コラム

【SNS別】インフルエンサーマーケティングの成功事例!施策を成功させるポイント

最終更新日 2024年10月17日(Thu)

記事作成日 2023年1月26日(Thu)

SNSが普及して私たちの日常の一部となった現在、インフルエンサーを登用して自社の商品やブランドの認知拡大を図る「インフルエンサーマーケティング」を行う企業が増加しています。

「インフルエンサーマーケティングの導入を検討しているけれど、どのような施策を行えば良いか分からない……」と悩むSNS担当者も多いでしょう。

本記事では各SNSごとの過去の成功事例を元にインフルエンサーマーケティングを成功させるポイントを解説します。

これからインフルエンサーマーケティングを導入したいと考えている人に役立つ内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

Instagramのインフルエンサーマーケティング成功事例

Instagramのインフルエンサーマーケティング成功事例

Instagramは画像や動画の投稿をメインとしたSNSです。

世界中で10億人を超えるアクティブユーザーを保有しており、企業アカウントも多数参入してインフルエンサーマーケティングが盛んに行われているのが特徴です。

Instagramは画像や動画だけでなくショッピングページのリンクも貼れる仕様になっているので、Instagram内で商品の認知から購入まで完結できます。

本項では弊社が行ったInstagramにおけるインフルエンサーマーケティングの成功事例を3つ紹介します。

 

▼メルシャン株式会社

メルシャン株式会社で発売した新商品のワインのターゲット層は20〜30代のミレニアル世代でしたが、アプローチが上手くいかず拡散方法に悩んでいました。

テレビCMだけで商品の認知拡大を図るのは難しく、SNSもうまく活用できていない状態でした。

そこでInstagramによるインフルエンサーマーケティングを導入し、インフルエンサーが実際に商品を試した感想をInstagram上に投稿してもらうという施策を開始。

その後予想以上の反響があり、インフルエンサー自身も自社商品のファンとなってくれたこともあって商品の売上が前年比245%を達成したのです。

 

▼AYURA(アユーラ)株式会社

株式会社アインファーマシーズが運営する美容ブランド「AYURA」はInstagramの活用によってフォロワーを増やし、熱量の高いファンの獲得に成功しました。

AYURAはもともとInstagramのアカウントは保有していたものの、社内のリソース不足により投稿をこなすだけでの運用しかできていない状況でした。

SNSを通してさらにブランドに興味を持ってほしいという課題解決を目標に、Instagramの運用を活性化させ、インフルエンサーマーケティングを実施。

その結果フォロワーとの相互コミュニケーションが実現し、Instagramを通してブランドに興味を持ってもらうという目標を達成しました。

弊社と二人三脚でSNSを育てるという意識が、ブランディングの活性化にも繋がった成功例です。

 

▼一広株式会社

タオルの生産地として有名な愛知県今治市にて「タオル美術館」を運営する一広株式会社は、Instagram運用によって新規顧客の増加に成功しました。

過去にテレビCMを打ち出したものの来店促進に繋がらず、新規顧客が伸び悩んでいた一広株式会社。

「タオル美術館がインスタ映えする」とInstagramを通じて来店者が増えていたことから、Instagramによる来店誘致や認知拡大に注力することにしました。

Instagramの運用を始めてから、当初1,000人台だったフォロワーや13,000人以上に増加。

Instagramを通して新規顧客獲得や来店促進、チャネル拡大の実現に向けた展望が開けました。

 

TikTokのインフルエンサーマーケティング成功事例

TikTokのインフルエンサーマーケティング成功事例

TikTokは15秒〜180秒のショートムービーが投稿できるSNSで、流行りの音楽やセリフに合わせて簡単に動画が制作できるのが特徴です。

アプリ内で撮影から編集まで行えて、エフェクトやBGMなど凝ったものも制作・投稿が可能なので、インパクトやクオリティ重視の動画を投稿するインフルエンサーが多数存在します。

ユーザーは10代〜20代の若年層が中心なので、若い人向けのコンテンツを発信したいと考えている企業はTikTokの運用が向いています。

TikTokのインフルエンサーマーケティング成功事例を3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

▼ラクオリ

株式会社エリザベスが展開する二重まぶたグッズの「ラクオリ」は、10~20代のターゲット層へのアプローチでTikTokを活用し、ECサイトへのアクセスを3倍以上伸ばすことに成功しました。

あるあるネタに定評があるインフルエンサーを起用し、「女子の二重まぶたメイクのあるある」をネタにした動画を発信するという企画を実施。

普段のフォーマットに沿った形で商品PRができたことにより、プロモーション感が薄れた自然な訴求が実現し、多くのユーザーから好意的なコメントが寄せられました。

動画のコメントではユーザー同士が商品購入をおすすめするような内容も発生しており、商品の認知拡大や販売促進に繋がるインフルエンサーマーケティングが実現したのです。

単純に商品を認知させるだけでなく「どのような場面で使えるか」「どのような人に使ってほしいか」を動画を通して具体的にアピールできたのも成功要因といえます。

露骨なPR感が漂う投稿はユーザーに刺さらないどころか嫌われてしまうリスクもあります。

本事例はインフルエンサーの特徴を上手く活用して不信感を持たれにくいマーケティングに成功したケースです。

 

▼株式会社クラブコスメチックス

株式会社クラブコスメチックスはカップル系インフルエンサーを起用したスキンケア用品のPRで、認知拡大と店舗での売上増加に成功しました。

「すっぴんでも綺麗でいれる」という女性の憧れポイントにアプローチする施策を実施。

カップル系インフルエンサーの通常の動画と同じフォーマットで投稿したことで「恋人にも堂々とすっぴんを見せられる」という形で商品をアピールしました。

1分未満という短い動画の中にスキンケアの動画から恋人にすっぴんを見せたリアクションまでを盛り込んで、視聴者にリアルな雰囲気を伝えています。

商品の細かい説明をあえて省略し、実際に使った結果をメインに伝えられる内容の動画を投稿したのが成功に繋がった理由です。

カップルでシェアできるという文言を入れて、女性だけでなく男性にも使える商品であることを自然に訴求できたのも成功ポイントの1つです。

 

▼株式会社集英社

大手出版メディアである株式会社集英社は大人気漫画「ワンピース」のグッズとして発売された「ワンピの実」というフィギュアの魅力をアピールするため、TikTokを活用しました。

集英社にはもともとWebプロモーションのプロといえる存在がおらず、ネット上のユーザーにコンテンツを届ける方法を模索した結果、TikTokの活用に辿り着いたのです。

動画の内容はジオラマ制作で人気を誇るTikTokクリエイターが、制作したジオラマにフィギュアを配置するというシンプルなものです。

自然にフィギュアの付加価値を提示する動画として多くのユーザーから好感を得ることに成功しました。

ワンピースのファンでもあるクリエイターに依頼したこともあり、熱量の高い動画の制作に至ったのも成功要因の1つです。

TikTokのプロである人気インフルエンサーだからこそ実現したコンテンツマーケティングといえるでしょう。

 

Twitterのインフルエンサーマーケティング成功事例

Twitterのインフルエンサーマーケティング成功事例

Twitterは世界で3億人のユーザー数を超える匿名登録制のSNSで、最大140字までのテキストを投稿できるのが特徴です。

Twitterならではの「リツイート」や「いいね」を活用することによって、リアルタイムで情報を拡散できます。

商品やブランドの認知度を拡大させたいという目的に適したSNSマーケティングが可能です。

Twitterは検索ツールとしても使えるSNSなので、日々移り変わるトレンドや情報をTwitter経由で知るユーザーも多く存在します。

本項ではTwitterを活用したインフルエンサーマーケティングの成功事例を紹介します。

 

▼横浜DeNAベイスターズ

プロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」はファンと選手の距離を縮めてより親近感を持ってもらうため、TikTokクリエイターAyaneを活用したTwitter連動企画を実施しました。

横浜DeNAベイスターズ 対 阪神タイガースの試合終了後、グランド開放イベントにてTikTokクリエイターAyaneによるスマホ撮影講座を行いました。

参加者、選手ともに「映える動画の撮り方」を学び、大きな話題を呼ぶことに成功。

普段は球場で遠くから見る選手を間近で撮影できる企画として「一気に距離感を縮められた」と多くのファンから喜びの声を聞くことができました。

TikTokのコンテンツ力を軸にして、Twitterの拡散力を活用した成功事例です。

 

インフルエンサーマーケティングを成功させるポイント

インフルエンサーマーケティングを成功させるポイント

インフルエンサーマーケティングを成功させるにはポイントを押さえて施策を行う必要があります。

何の目的や戦略もなく「有名人にお願いしよう」という意識だけでは成功率はアップしません。

インフルエンサーマーケティングはターゲットと目的を明確にし、企画に合ったインフルエンサーを起用することが大切です。

またSNSは種類よって特徴が異なるので、施策に合ったものを選んで活用しましょう。

インフルエンサーマーケティングを成功させる5つのポイントを紹介しますので、以下の点を押さえて有益なインフルエンサーマーケティングを実現させましょう。

 

▼ターゲット層と目的を明確にする

インフルエンサーマーケティングを実施する前にターゲットとするユーザー層とマーケティングの目的を明確にしましょう。

インフルエンサーにはそれぞれ影響力を持つコミュニティや年齢層があるので、それらを考慮せずにマーケティングを実施しても上手く効果が得られません。

例えば20代前半の女性に向けて商品のPRを行いたいのに、40代をファンが多いインフルエンサーを起用してもターゲット層に刺さるプロモーションは実現できません。

インフルエンサーマーケティングを実施する際はターゲットと目的を明確にして、それらに合致したインフルエンサーを選定しましょう。

 

▼親和性があるインフルエンサーに起用する

インフルエンサーマーケティングではPRしたい商品やブランドと親和性の高いインフルエンサーを起用しましょう。

いくらフォロワー数の多いインフルエンサーであっても、普段の投稿と依頼したい内容がかけ離れていると視聴者側にも不信感を与え、プロモーション効果が下がってしまいます。

「商品に興味を持ってくれそうなフォロワーを抱えている」
「自社ブランドのことを理解してくれるインフルエンサーにする」
といった軸からブレないようインフルエンサーを選定しましょう。

インフルエンサーのイメージによっては自社ブランドや商品の印象が変わることも少なくありません。

施策実施後の変化を考慮した上でインフルエンサーを選びましょう。

 

▼施策目的に合ったSNSを選ぶ

インフルエンサーマーケティングを行うときは施策の目的や戦略に合ったSNSを選びましょう。

各SNSによってユーザー層や特徴が異なるので、訴求力も変わります。

SNSそれぞれの特徴を十分に把握した上で自社の目的に合った媒体を選ぶことが大切です。

ユーザーが各SNSに求めているものをリサーチした上で利用するSNSを決めましょう。
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▼全体のマーケティング像を設計したうえでインフルエンサーを起用する

インフルエンサーマーケティングを成功させるには、全体のマーケティング像を設計した上でインフルエンサーを起用する必要があります。

インフルエンサーマーケティングを全体の施策の一部と捉え、インフルエンサーに投稿してもらって終わりではなく施策のどの部分に生かし、どのように影響させるのかを意識しましょう。

例えばインフルエンサーの投稿をマーケティングの貴店とし、一般ユーザーの口コミやレビューを増やす、もしくは別の動画広告等で知名度をアップしてかた最後のひと押しでインフルエンサーマーケティングを行うといった方法が挙げられます。

全体のマーケティングの一部としてインフルエンサーマーケティングを活用しましょう。

 

▼PR表示を忘れずに

インフルエンサーマーケティングにおける投稿にはハッシュタグ等でPR案件であることを明記しましょう。

PRであることを記載しないと法律違反や炎上のリスクに繋がります。

インフルエンサーマーケティングを実施する際は必ずPR表記をして、ユーザーに不信感を与えないよう注意しましょう。

 

インフルエンサーマーケティングに関するよくある質問

インフルエンサーマーケティングに関するよくある質問

初めてインフルエンサーマーケティングを行う際は気になることも多いでしょう。

本項ではインフルエンサーマーケティングに関するよくある質問を3つ紹介しますので、実施前に確認しておいてください。

 

▼インフルエンサーマーケティングとは?

インフルエンサーマーケティングとは、SNS上で大きな影響力を持つ「インフルエンサー」に自社の商品やサービスを紹介してもらいプロモーションを行うコミュニケーション型マーケティングです。

芸能人やインスタグラマーやYouTuber、TikTokクリエイターに依頼することで、認知拡大や新規顧客の獲得を狙います。

SNSが普及してきた現代においてぜひ活用すべきマーケティング施策といえます。

 

▼どれくらい費用がかかる?

インフルエンサーマーケティングの料金相場は基本的に「フォロワー数×2~4円」といわれています。

相談する会社や規模によっても変わりますが、基本的にはフォロワー数によって金額が変わると認識しておきましょう。

費用をかければかけるほど成功するというわけではありませんので、しっかりとしたリサーチと下準備が大切です。

 

▼インフルエンサーに直接依頼するのとキャスティング会社に依頼するのは、どう違う?

インフルエンサーに直接DMやメールで依頼した方がスピード感をもって施策を実施できます。
しかし自社内にSNSに関するノウハウを保有していないと効果的なマーケティングは期待できませんし、コミュニケーションが円滑に進まないリスクもあります。

キャスティング会社に相談すれば二人三脚でのマーケティングが実現するため、インフルエンサーマーケティングの経験が無いのであればSNSプロモーション会社に依頼するのをおすすめします。

 

まとめ

インフルエンサーマーケティングの成功させるにはターゲットとするユーザー層や目的を明確にし、親和性の高いインフルエンサーを起用することが大切です。

各SNSの特徴やユーザー、SNSプロモーションのコツなど綿密なリサーチも必要不可欠です。

本記事では成功事例を紹介しましたが、失敗したり炎上したりしてしまった事例も少なくありません。

そのためSNSのノウハウを豊富に保有するマーケティング会社に依頼するのが一般的になっているのです。

LIWでは6,000社以上のSNSマーケティング成功事例から導き出した最適なマーケティング施策を実施します。

インフルエンサーマーケティングでお悩みの方はぜひLIWまでご相談ください。
https://service.liddell.tokyo/liw/

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