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2022年7月25日(Mon)
アンバサダーをマーケティングに活用したいと思っていても、どのように始めたらいいかわからない。アンバサダーマーケティングとインフルエンサーマーケティングとの違いがわからない。いや、実を言うと、そもそもアンバサダーが何かがわからない。
そんな、これからアンバサダーマーケティングを勉強したいと考えているマーケティング担当者の方に、今日はアンバサダーの意味や、アンバサダーマーケティングの実施の方法、活用のポイント、実際の活用事例をお伝えします。
目次
さらに詳しく知りたい方は、ブランドとインフルエンサーが継続的に関係する
「パートナー化」における重要な要素をお伝えします!
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アンバサダーは英語で「ambassador」、日本語では「大使」や「使節」といった言葉に訳されます。「〇〇県観光大使」という肩書を聞いたことはありませんか?観光大使はアンバサダーの代表的な例です。つまり、アンバサダーとは、企業や自治体などの組織から任命され、公式に広報、普及活動を行う人のことです。
アンバサダーは広告塔として、商品やサービスを広めるといった役割を担っていますが、それは誰でも良いわけではありません。アンバサダーとして選ばれる人は、多くの場合、その商品やサービスのファンであることが前提です。例えば〇〇県観光大使、〇〇公式アンバサダーなどに選ばれる芸能人は、その県の出身である人や、そのブランドにゆかりのある人たちです。
こうしたアンバサダーの属性を活用したマーケティングを行うことで、サービスに親近感をもってもらいやすくなります。
ただし、高級ブランドなどのブランドアンバサダーにおいては、この限りではありません。そのブランドの「顔」として、広告塔としての役割が大きいでしょう。
アンバサダーマーケティングとは、アンバサダーに商品やサービスの発信を行ってもらう活動を指します。アンバサダーの発信を通じて、消費者の認知を広げたり、購買に繋げたりといったマーケティングを行います。アンバサダーは、もともと商品やサービスに対して熱量を持っているため、情報発信に説得力があることが特徴です。
また、アンバサダーマーケティングは、インフルエンサーマーケティングと違い、フォロワー数が多い人のみに限定せず、一般のファンからアンバサダーを公募するといった手法がとられることもあります。
マーケティングにおいて、口コミは非常に大きな力を持っています。アンバサダーマーケティングは、消費者にとって、より身近な人からの口コミを発信することができる、マーケティング手法なのです。
アンバサダーとインフルエンサーの大きな違いは、そのサービスに対する立場です。
インフルエンサーの場合は、そのサービスのファンではなく、単純に影響力を持った人という立場であり、必ずしもそのサービスのファンとは限りません。
対して、アンバサダーは、そのサービスのファンであり、顔となりうる存在です。例えば普段からあるブランドを愛用しているモデルがいて、その人にプロモーションを依頼した場合には、アンバサダーとなります。「〇〇というブランドといえば、あの人!」といったように、ブランドのイメージを担う存在にもなるのがアンバサダーです。
また、自社の商品やサービスに熱量を持っている人をアンバサダーとして起用することで、コアなファンの醸成を期待できます。
アンバサダーマーケティングは、自社の製品やサービスのファンを起用し、情報を発信してもらう手法です。アンバサダーになる人は、1人や2人であることが多く、また、任期は年単位と長期にわたることが一般的です。
元から商品やサービスに関心がある人にアンバサダーになってもらうため、ポジティブなメッセージを届けてくれます。アンバサダーのファンも普段からアンバサダーが発信する自社情報を目にしているので、アンバサダーの発信には説得力があり、ユーザーにメリットが伝わりやすいものとなります。インフルエンサーマーケティングと比べると、「量より質」の効果が期待できます。
インフルエンサーマーケティングは、影響力を持ったインフルエンサーに、商品やサービスを広めてもらう手法です。プロモーションの規模に合わせて、複数のインフルエンサーに依頼されることが多く、また、その期間は短期間・単発であることが一般的です。
インフルエンサーは自身のコミュニティを形成しており、そのコミュニティに属する人達に対して情報発信してもらうことで、主にそのコミュニティのユーザー達への認知や行動を促す効果が期待できます。アンバサダーマーケティングと比べると、認知拡大などの「量」の効果が期待できる手法です。
アンバサダーマーケティングは多くの企業が活用する手法です。また、その多くはSNSを使っています。なぜなら、日本のSNS普及率は80%と、多くの人が利用しているため、SNSを使ってアンバサダーマーケティングを行うと、効果的に情報を届けることができるのです。ほかにも、多くのメリットがあります。それらのメリットを上手く活用すれば、より効果の高いマーケティング施策となるでしょう。
アンバサダーは、元から商品やサービスのファンであるため、ポジティブなメッセージの発信を期待できます。情報をただ発信するだけではなく、ファンであるからこその情報や感情をのせて発信してもらえるため、ターゲットによりリアルな口コミとして届きます。
インフルエンサーの場合は、「依頼されるまでその商品やサービスを知らなかった」という場合もあります。しかし、アンバサダーは商品やサービスを普段から使ってくれているため、熟知しています。依頼以外でも商品やサービスを広めるなど、意欲的に発信をしてくれます。また、もともとファンだった商品やサービスのアンバサダーになることで、さらに意欲的な活動が期待できるでしょう。
アンバサダーのフォロワーは、普段からアンバサダーの投稿を見ているため、商品やサービスのファンも多く、ターゲットであるユーザーに情報が届きやすくなります。その結果、よりコアなファンの醸成を期待できます。
商品やサービスについて、消費者目線でのフィードバックをしてくれることがあります。もともと熱量の高いユーザーであることから、質の高いフィードバックが期待できるかもしれません。
アンバサダーとの長期的な活動によっては、強いブランドイメージを築くことができます。また、アンバサダーが活躍することで、自然とブランドのイメージも上がっていく相乗効果が期待できます。
アンバサダーマーケティングは有効に活用すれば、非常に高い効果を上げることができるマーケティング手法です。アンバサダーマーケティングにおいて重要なポイントは、誰に依頼するかです。以下のポイントをひとつひとつ押さえながら、候補者のSNSの投稿をチェックしましょう。
まずは、アンバサダーに起用するからには、その人が自社の商品やサービスのファンであることが必須条件です。過去の投稿などを見て、自社の商品やサービスについて投稿をしているかどうかを確認しましょう。
商品やサービスのファンであっても、ブランドのイメージに合っていないと、マーケティングにおいて十分な効果は得られません。投稿をしっかり確認して、ブランドイメージや訴求したいターゲット層と雰囲気が合っているか見極めましょう。
また、中には、自社の商品を報酬にして、一般の人に広くアンバサダーを公募するという手法をとる企業もあります。食品などの身近な製品の場合や、ターゲットにより親近感を持ってもらいたい場合は、インフルエンサーではなく一般の人を起用したほうが、より効果が得られることもあります。
アンバサダーマーケティングを行っても、実際の購買に結び付かなくては意味がありません。そのために重要な指標が、エンゲージメント(反応)率です。アンバサダーの投稿に対して、普段からどれくらいの「いいね!」やコメントがあるのかを把握しておきましょう。フォロワーが多くても、エンゲージメント率が悪いという場合は、注意が必要です。
アンバサダーマーケティングは、SNSの拡散力によってユーザーに幅広く認知してもらうために非常に有効な手法です。しかし、良い情報ばかりではなく悪い情報も拡散されやすいのが現代のSNSの特徴です。アンバサダーの起用においては、コンプライアンス上のリスクがないか、炎上しないかといった要素も判断基準にいれておきましょう。
「アンバサダーマーケティングの意味やメリットはわかった。だけど、どうやって実施したらいいの?」とお悩みの方もいらっしゃいますよね。
ここからは、実際にアンバサダーマーケティングを行っていくための流れを解説します。
アンバサダーマーケティングで達成したい目標を決めます。目標を定めることで、施策においてのブレを予防できるため、効率的なプロモーションに繋がります。具体的には、目的とKPIを決めてください。
まず、アンバサダーマーケティングの目的を洗い出します。商品の購買、認知、ファンの醸成など、目的がはっきりすると、その先にやるべきことが明確になりますよ。
また、具体的なKPIを定めましょう。その数字が、アンバサダーやプラットフォームを選ぶ基準にもなります。
目標が決まったら、それに合わせてアンバサダーやプラットフォームを決めます。候補者選定については、アンバサダーのフォロワー数はもちろんですが、「アンバサダーマーケティングにおける、依頼者選定のポイント」を参考にしてください。また、プラットフォームは、それぞれに違った特徴があります。PRしたいサービスや商品、ターゲットに合わせて選択しましょう。
アンバサダーとプラットフォームが決まったら、投稿内容を決めます。
投稿については、すべてをコントロールするのではなく、アンバサダーに任せたり、一緒に企画を考えて貰ったりすると、消費者目線でのアイデアを得られることがあります。得意不得意もあるので、アンバサダーと相談をしながら決めてください。また、ただ単に投稿をするだけではなく、ハッシュタグを駆使する、キャンペーンを同時に行う、投稿に合わせた企画を開催するなどの施策を行うのもお勧めです。
アンバサダーの意味は企業や自治体などの組織から任命され、公式に広報、普及活動を行う人のことです。
アンバサダーは広告塔として、商品やサービスを広めるといった役割を担っています。
例えば〇〇県観光大使、〇〇公式アンバサダーなどその県の出身である人や、そのブランドにゆかりのある人たちが任命されることが多いです。
公式アンバサダーとは企業や自治体などの組織から任命され、に広報、普及活動を行う人のことです。
好意を持ち応援しているブランドから公式に任命される場合が多く、元から商品やサービスに関心がある人にアンバサダーになってもらうため、ポジティブなメッセージを届けてくれます。
ブランドアンバサダーと呼ばれることもあります。
ブランドアンバサダーは企業アンバサダーやインフルエンサーと呼ばれることもあります。
企業や企業の製品に関するポジティブなメッセージを宣伝しブランドや企業の認知度を高める仕事となります。
アンバサダーとして宣伝する方をアンバサダーモデルと表現することもあります。
アンバサダーマーケティングは、自社の製品やサービスのファンを起用し、情報を発信してもらう手法です。
元から商品やサービスに関心がある人にアンバサダーになってもらうため、ポジティブなメッセージを届けてくれます。
アンバサダーのファンも普段からアンバサダーが発信する自社情報を目にしているので、アンバサダーの発信には説得力があり、ユーザーにメリットが伝わりやすいものとなります。
アンバサダーの報酬形態は契約する企業や組織によって異なります。
公式・ブランドアンバサダーの報酬形態も基本的にはアンバサダーの報酬形態と同様になります。
アンバサダーマーケティングは、有効に活用できれば、費用対効果が高いマーケティング手法です。
そんな時はぜひアンバサダーマーケティングを活用してください。また、アンバサダーマーケティングを始めるなら、インフルエンサーマーケティング会社を利用すると、アンバサダーの選定や契約から、プロモーションの施策までを一貫して任せることができますよ。
そして、実は、アンバサダーマーケティングの「質」と、インフルエンサーマーケティングの「量」というメリットは、必ずしもどちらか一つしか得られないわけではありません。両方のメリットを一度に得ることも可能です。その方法は、インフルエンサーにアンバサダーになってもらうことです。
ただし、これには高いハードルがあります。ただでさえ、「ファンであるか、イメージに合うか、炎上リスクはないか」などの条件に合致したアンバサダーを選ぶのは大変なのに、さらにインフルエンサーという条件が加われば、選定は難航するでしょう。
しかし、弊社のLIDDELL INFLUENCER WORKSPACE / LIWにお任せいただければ、そのお悩みを解決できます。
LIWでは、登録インフルエンサー30,000人と、豊富な人材を有しています。その中から、貴社の商品・サービスのアンバサダーとなりうる人材を探すことで、インフルエンサーであるアンバサダーを起用することが可能です。また、フォロワー単価1円~2円と、安価な予算で試すことができるため、初めてのアンバサダーマーケティングにぴったりのサービスです。
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