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TikTokとInstagramの違いとは?独自調査結果も掲載!
最終更新日 2024年10月17日(Thu)
記事作成日 2022年9月22日(Thu)
最近、SNS種別ごとの利用率ががらっと変わってきました。特にシェアを伸ばしてきているのがショート動画のプラットフォームであるTikTok(ティックトック)です。同じくショート動画や画像を扱うプラットフォームとして、Instagram(インスタグラム)がありますが、両者にの性質には大きな違いがあります。個人としての利用者はもちろん、広報手段としてSNS利用を推進している企業においても、この2つのSNSの特徴や違いを理解している人は少ないのではないでしょうか。
本記事では、両媒体の特性や活用方法を説明すると共に、実際に投稿しているインフルエンサーへの独自調査結果、企業活用事例などをご紹介していきます。
TikTokやInstagramの運用を見直し、アクセスやリーチ数を伸ばしたいという方は、ぜひ本記事を参考にしてみて下さい。
目次
Instagram(インスタグラム)の特徴とは
Instagramは、米国のMeta(旧Facebook)社が運営するサービスで「インスタ映え」という言葉に象徴されるように、写真や動画など、画像や映像投稿に特化したSNSです。
- 月間アクティブユーザーは世界中で20億人を突破(2022年7~9月Meta社の決算報告より)
- 国内だけでも6,600万人のアクティブアカウント
本章では、まずInstagramの特徴をご紹介します。
Instagramの役割は「好きと欲しいをつくる」
Meta社はInstagramのマーケティングにおける役割を、「好きと欲しいをつくる」ということだと定義しています。
ソーシャルメディアを使ったマーケティングにおいては「話題化」を目的としたキャンペーンが多く作られてきましたが、話題にはなったが売上の結果にはつながらなかった、というマーケターの声も耳にします。その原因は、話題化に参加した生活者の気持ちをイメージすると見えてくるかと思います。
ニュースになってたくさんのいいねがついている、いわゆる「バズっている」記事を見かけると、とりあえず自分もいいねをつけてお気に入りに登録したという経験は皆様にもあるのではないでしょうか。あるいはリツイートやシェアなどで拡散行為をしたものの、「それっきり」だったことなど…。このように、周りで流行っているようだから、なんとなく自分も参加しなければ、という一時的な動機で主体性をもたず情報に接触しているケースが、「話題にはなるが、売り上げにはならない」構造の大きな原因です。
一方、能動的・積極的に好きなものを探し、同じ興味関心のコミュニティでつながるInstagramは、ブランドやプロダクト(商品)とユーザーとの間に強いエンゲージメントを作り出します。
「好き」「欲しい」にまで気持ちを動かすことができるのが、他のデジタルメディアと大きく異なる点です。
(引用:https://business.instagram.com/blog/house-of-instagram-japan-2020?locale=ja_JP)
もちろん、こういったエンゲージメント生成の役割は、Instagramの機能によって意図して作り出されているものです。フィード、発見タブ、ライブ配信、リール動画、ストーリーズといった機能がそうです。
すでに利用していてご存知の方も多いかとは思いますが、ここで改めてそれぞれの機能について見ていきましょう。
Instagramのフィードとは
Instagramの「フィード」は、Instagramアプリを開いたときに表示される写真や動画のリストのことで、内容は常に更新されます。 フィードには、フォローしているアカウントまたは広告の写真や動画が表示されます。
フィードは画像の複数枚投稿やキャプション(説明文)、ハッシュタグ(検索ワード)、メンション(宛先、アカウントの紐づけ)を用いた投稿ができます。また、後述するストーリーズ機能とは異なり、時間経過によって削除されることはなく投稿が蓄積していくので、プロフィールページにすべてのフィード投稿が残ります。この配置を戦略的に設計することで、自社アカウントのブランディングにつなげることもできます。
Instagramのリール動画とは
Instagramの「リール動画」は、最大90秒のショートムービーを投稿できる機能で、2020年5月に全世界でリリースされました。あらかじめInstagram側が用意したBGMやエフェクトを加えるなど、動画の編集もInstagram上でワンストップで行うことができます。リール動画は、関連性のあるものや、ユーザーの検索履歴などと紐づけながらフォロー以外の人の画面にも広く表示されるため、新規ユーザーの認知獲得に有効な機能です。
このリール動画も、投稿者のプロフィールページに蓄積されます。
Instagramのストーリーズとは
もうひとつのショートムービーを投稿する機能が、「ストーリーズ」です。ストーリーズの最大の特徴は24時間で消えるという点で、プロフィールページには残らず、プロフィールアイコンをタップすることで再生されます。
最大の特徴は、一方的な発信ではなくフォロワーとコミュニケーションをとりやすい機能が充実している点です。
- アンケート
- 質問BOX
- リアクション
- クイズ
- スタンプ
- 絵文字スライダーなど
これらを有効に活用することで、ユーザーのファン化を促進できます。また、特定サイトへのURLリンクを設置できるため、誘導したい外部サイトへユーザーを送客することが可能です。
個人利用においては、「ネット上にずっと投稿が残るのは嫌だけど、1日で消えてくれるなら気軽に掲載できる」といった意見でストーリーズのみを好んで投稿する人も一定数いますが、企業が利用する上では上記のような双方向性を作り出せるというのがこの機能の一番のメリットだと認識しましょう。
Instagramのライブ配信とは
Instagramにはストーリーズ機能の中にインスタライブというライブ配信機能が備わっています。最大4時間まで配信可能で、配信者と閲覧者の間で様々なコミュニケーションを取ることができます。
例えば、このような機能があります。
- 配信者へコメントや反応(いいね、顔文字など)を送れる
- 質問機能で質問を送り、配信者がリアクションや返答ができる
- 配信者に対して応援(投げ銭)をすることができる※要配信者側設定
このように、活発なコミュニケーションを取ることで、より強い愛着を持ったファンになってもらいやすく、かつ単体で収益化可能な機能でもあります。
Instagramの発見タブとは
Instagramの「発見タブ」は、フォローしている人や「いいね!」した投稿の傾向などに基づいて、フォロー外のアカウントが投稿したコンテンツが表示される機能のことです。この機能により、ユーザーは能動的に情報を収集しなくても、自身の興味関心に近い新しい情報に出会うことができます。
そのため、企業アカウントが新規ユーザーを獲得するには、自社の投稿を発見タブに掲載させることがまず重要な施策となります。発見タブに掲載される投稿は、AIによる様々なアルゴリズムを通して選定されますが、利用者にとって関連性が高いコンテンツかつ、独自性・話題性のある投稿が掲載されやすい傾向にあります。
Instagramに自社のアカウントのテーマを正しく認識させ、届けたい層の発見タブに表示されるよう、エンゲージメント率の高い投稿の掲載が重要です。
Instagram(インスタグラム)運用のメリットとは
紹介したような多くの機能があるInstagramを、実際に企業の広報として運用していくメリットについてお伝えします。
1. 接点が増える
Instagramに限らず、「情報の発信ツールが増える=ユーザーや見込み客との接点が増える」ことになります。新たにInstagramを活用することで、これまで接点をもてなかった対象にもリーチできる可能性が増えます。
2. ブランディングできる
Instagramはビジュアルに特化したプラットフォームです。そのため、ユーザーに対して動画や画像でダイレクトにブランドイメージを掲出することができます。
ホームページなどの文字や静止画の情報だけでは伝えきれない「空気感」「温度感」といった部分までInstagramのビジュアル投稿を活用できれば、閲覧者に短時間で感じ取ってもらうことが可能です。同じ閲覧時間であれば文字よりも画像の方が、静止画より動画の方が、より多くの情報を伝達できるので、自分たちのブランドイメージを初見の人にもしっかり伝えるには、ビジュアル投稿が最も適していると考えられます。
3. ECサイトと連携できる
Instagramには、商品に商品名や値段をつけるショッピング機能があります。投稿をタップするだけでリンク先にアクセスできるので、ユーザーが興味を持ったまさにそのタイミングを逃さず導線をしいておくことができます。
TikTok(ティックトック)の特徴とは
TikTokは中国の企業Bytedance社が運営する、15秒~1分のショートムービー投稿に特化したSNSプラットフォームです。
写真や動画を選ぶだけで、音に合わせたムービーが気軽に作れるのが最大の魅力で、10代を中心に広まっていました。最近まで「若者文化の代表格」だったため、社会人以上の方からしてみたら、学生が盛り上がっている文化だろう、という認識の方もいるかもしれません。しかし、最近では幅広い年齢層に受け入れられはじめ、個人事業者や企業のアカウントも続々と参入しています。
- 月間アクティブユーザーは世界中で10億人を突破(2021年9月)
- 日本国内での月間アクティブユーザー数1,700万人(2021年8月)
- 累計ダウンロード数は35億を突破(2022年第1四半期)
上記の数からも、非常に勢いのあるアプリであることが分かります。
TikTok(ティックトック)運用のメリットとは
露出を増やしたい企業にとって、TikTokの運用は多くのメリットがあります。動画を作るというと何やら難しい作業に感じるかと思いますが、TikTokはアプリ内で直感的に動画編集ができ、初めての方でも簡単に動画生成が可能です。
そんなTikTokを企業として用いることを考えた場合には、以下のようなメリットがあります。
1. 拡散力が高い
TikTokの魅力は、なんといってもその拡散力です。ショート動画専用のアプリのため、ユーザーは短い時間で多くのコンテンツを目にします。企業にとっては、より多くのユーザーに動画を届けるチャンスとなります。
2. 誰でもチャンスがある(コンテンツ至上主義)
TikTokのアルゴリズムでは、フォローが少なくても、動画が面白ければ多くのユーザーにお勧めされ、見てもらうことができます。他の大多数のSNSは基本的にはリーチの範囲はフォロワーまでで、よほど「バズる」投稿でなければ、そこから先の未開拓のユーザーまでリーチすることは難しくなっています。フォロワー数至上主義だと、とにかく数を集めることに躍起になりがちですが、コンテンツを充実させることで、見てもらえるチャンスはぐっと増えていきます。
3. コンテンツ自体の発展期待値が高い
TikTokは2016年9月に中国市場でリリースされ、世界中で短期間のうちに急速にユーザーを増やしています。
また、YouTubeがショート動画を始めたり、Instagramがリール動画を始めたりなど、ショート動画の需要は今後ますます伸びていくといわれています。情報に溢れた現代において、短時間で情報処理するというスタンスが、非常に理にかなったものであるとも言えます。
TikTokというコンテンツ自体が、今まさに発展真っただ中のツールであるため、今後ますます利用者が拡大していく可能性は高いです。今ならまだ先行者利益が狙える土壌であるといえるでしょう。
TikTok(ティックトック)とInstagram(インスタグラム)はどう違う?
ここまではTikTokとInstagramの機能とメリットについてそれぞれ説明してきました。
ここからは、両者の違いについて、さまざまな視点から紹介していきます。
1. 世界観
両者に投稿内容の世界観は、大きく異なります。
- Instagram:理想や非日常を大事にした投稿が多く、1つのアカウントの発信の中に統一性、一貫性がある。
- TikTok:現実世界や日常を切り取った等身大の投稿が多く、並びや構成は気にしない場合が多い。
「世界観」というと理論的な違いには思えないかもしれませんが、ユーザーもまた直感的にSNSを消費します。
そのため、この世界観の違いというのは非常に重要で、自社のイメージに適しているのがどちらなのかをよく考える必要がありますし、それぞれの文脈の上に乗った投稿の方がユーザー層に刺さるものになるかもしれません。
2. 拡散性
コンテンツの広まり方には、以下のような違いがあります。
- Instagram:フォロワーや同じ趣味・ライフスタイル・趣向性のユーザーに投稿が届きやすく、自身のファンや共感で繋がるコミュニティを作りやすい。
- TikTok:オススメ機能によってフォロワー以外にも広く動画が視聴されるため、面白い動画であれば、フォロワー以外の層にも支持されやすい。
TikTokは「自分=投稿者のファン」というより、動画自体にファンがつき、動画が真似されてさらに拡散されるといった現象がみられます。ダンス動画や面白動画などがイメージしやすいと思いますが、参加へのハードルの低さがこの拡散力を後押しします。
真似をする場合も、あくまでオリジナル(投稿者)とのつながりを大事にしながら、密度の濃い繋がりの中で拡散されていくことになります。
3. テキスト量
また、両者は入力できる文字数が全く違い、圧倒的にInstagramの方が多く入力・投稿できます。
- Instagram:2,200文字
- TikTok:全角150文字
半角入力文化のアメリカ発、漢字文化で送り仮名も不要な中国発、というそれぞれのコンテンツの生まれの違いが反映されているのだと思いますが、結果的にTikTokはよりビジュアル重視の傾向を増長しているかもしれません。
4. タイムラインの傾向
TikTokとInstagramではタイムラインの傾向にも差があります。
- Instagram:自分が好きなものに合わせて様々な投稿が並ぶ
- TikTok:自分では興味がないものも投稿に表示される
両者をイメージしやすく比喩すると、Instagramはセレクトショップ、TikTokはバラエティショップのような感覚でしょうか。
5. 企業とのタイアップ案件
TikTokとInstagramでは企業とのタイアップ案件の傾向にも差があります。
- Instagram:すでに全世代へ浸透し一般化しているため、オールジャンルの案件の依頼がある
- TikTok:利用する世代に偏りがあり、比較的新しいSNSであることから、PR投稿も特定ジャンルに集中している。
先述した通り、タイアップを行う際は、それぞれのアプリの世界観を理解したうえで行わないと成果がでないことがあるため注意しましょう。基礎化粧品を例に挙げると、Instagramでは、テクスチャーや仕上がり感など、美しく魅せることでユーザーの関心をよびますが、TikTokでは、ルーティーンなど実際の使用方法を紹介するなど、具体的な動画の方がユーザーの関心を呼びやすいなどの特性があります。
このようにTikTokとInstagramの特性には大きな違いがあるため、成果を出すためには、それらを理解したうえで投稿を作成していくことが重要です。
TikTok(ティックトック)とInstagram(インスタグラム)に関する調査結果【インフルエンサー対象】
実際に弊社リデルではTikTokとInstagramの利用に関して、インフルエンサーに向けた調査を実施しました。
投稿で意識しているポイントは?
InstagramとTikTokについて、意識しているポイントについて調査したところ、以下のような傾向の違いがありました。
▼Instgram投稿で意識する点
- 自分のアカウントの世界観を守ること
- ビジュアルのおしゃれさ
- 自身の世界観とブランドイメージとの「繋がり」、など。
▼TikTok投稿で意識する点
- 投稿内容の分かりやすさやスピード感
- 「面白さ」「拡がりやすさ」といったキャッチ―な視点、など。
投稿ジャンルについて
PR案件においては、投稿ジャンルについても、両者で大きく違いがみられました。
Instagramでは、幅広い案件が扱われているのに対し、TikTokでは、化粧品や雑貨など特定のジャンルのボリュームが多く、Instagramでは見られないゲーム・アプリといったジャンルでの案件もあります。
調査結果においても、10名以上が選択したジャンルはInstagramが13種、TikTokが4種となっており、Instagram案件の幅の広さとTikTok案件の分野の方よりが現れています。
PR投稿の自由度は?
PR投稿依頼の作成自由度についても、大きな違いがあることがわかりました。
Instagramではインフルエンサーの世界観を大事にした自由度が高い依頼が多いのに対し、TikTokでは「セリフや脚本まで決められており自由度が低い」といった声が聞かれました。TikTokにおいては、拡散を意識することでコンプライアンスを逸脱しないよう、企業側がリスクヘッジを行っている可能性があります。
目的にあわせた使い分けが重要
このように、共にビジュアルやショート動画を扱うSNSですが、InstagramとTikTokには明確な違いがあります。Instagramはそれぞれが自分の世界観を大事にできるように、好きなものがタイムラインに集まり、同じ価値観を共有することが前提になっています。対して、TikTokでは、生活や日常といった部分にフォーカスし、それまで興味がなかったものと出会う偶然の面白さがあります。
両者の特性を理解し、それぞれの強みを活かしていくことで、より効果的なPRが可能になります。
TikTok(ティックトック)とInstagram(インスタグラム)の使い分けで相乗効果を
SNSは各プラットフォームが独立しているのではなく、ユーザーは循環しています。
例えば、YouTuberのファンになったユーザーがその人のTwitterをフォローする、TikTokで知ったブランドをInstagramでフォローするといった現象が確認できています。またここまでお伝えした特性を踏まえると、TikTokは高い拡散性を活かした新規流入や認知度を高める施策に向いているといえます。
対して、Instagramは世界観を伝え、自らのブランドのファンになってもらうといった繋がりを強化する施策への効果が期待できます。両者を別々に考えるのではなく、併用することで異なるアプローチができ、相互補完的に広報戦略が打てると考えるといいでしょう。
TikTokとInstagramの連携方法
TikTokとInstagramのアカウントをどちらも持っている場合は、連携しておくことをお勧めします。以下の手順で連携できます。
- TikTokのプロフィールから「プロフィールを編集」をタップ
- 「プロフィールにInstagramを追加」をタップ
- ID、パスワードを入力してInstagramにログイン
Instagramをサブアカウントで連携したい場合は、連係したアカウントをあらかじめ開いておきましょう。解除したい場合は、Instagramのマークをタップし、「解除」から解除可能です。こうすることで、片方に行った投稿が同時に複数のSNSに反映されます。
TikTokの動画をInstagramに載せるのは違法?
TikTokの動画をInstagramに投稿することは違法か聞かれることがありますが、自分の動画であればもちろん問題ありません。しかし、他人の動画の場合は著作権侵害になる可能性がありますので原則避けましょう。
リンクのシェアであれば違法ではないので、他者の動画を掲載したい場合は、動画のリンクを貼り付けるようにしましょう。きちんとメンションなどもして掲載することで、投稿者と良い関係性ができれば、発信者同士で相互にシナジーを生むことも可能になります。
Tiktok運用の成功事例3選
株式会社エリザベス
成果:いいね数9.7万/コメント数542件/総再生回数100万回
株式会社エリザベスが展開する『二重まぶたグッズのラクオリ』は、ターゲット層である若年層へのアプローチをするためにTikTokを活用し、ECサイトのアクセス数が3倍になるなどの成功を収めました。
企画内容は、あるあるネタに定評があるインフルエンサーを起用し、女子の”二重メイクあるある動画”を発信するというものです。
結果的に、PR感を薄めつつ自然な商品訴求ができ、多くのユーザーから好意的なコメントが寄せられる結果になりました。
コメント欄でも、商品の購入を勧める内容が多く見受けられたりするなど、認知拡大だけでなく販売促進にも繋がるインフルエンサーマーケティングになったと言えます。
ただ単に商品を認知させるだけでなく、「どんな場面で役立つか」「どんな人に使ってほしいか」を具体的にアピールできたことも成功に繋がった要因です。
露骨なPR感が漂う投稿は嫌われてしまいます。
本事例はインフルエンサーの特徴を上手く活用し”いつもと変わらない投稿”が出来たので、不信感も持たれないままマーケティングも成功しました。
実施年 2022年4月
実施範囲 TikTok PR投稿 株式会社TORIHADA
投稿URL https://www.tiktok.com/@sh__ddney/video/7074509960805125378
事例URL https://www.torihada.co.jp/works/945/
株式会社クラブコスメチックス
実績:いいね数 2.6万 / コメント数 133件 / 総再生回数 240万回(2022年4月時点)
株式会社クラブコスメチックスは、スキンケア用品のPRにカップルインフルエンサーを起用し、成功を収めました。
「すっぴんがキレイ」というのは、全女性にとって憧れている状態でもあります。
そんな女性の気持ちに自然とアプローチするために、カップルインフルエンサーを起用し”該当商品でスキンケアすれば、恋人の前でも堂々とすっぴんを見せられる”ことをアピールしました。
スキンケアしている場面から、実際に恋人にすっぴんを見せた時のリアクションまで撮影することで、視聴者にリアルな雰囲気を提示することに成功しています。
1分未満の動画ですが、綿密な打ち合わせのおかげで、商品の伝えたい部分をしっかりPRすることができました。
商品の細かい説明などを省き、実際に使ったらどうなるか?というユーザーが気になる部分を見せられたのが成功に繋がった理由です。
また、カップルでシェアできるという文言を入れることで、女性だけでなく男性にも自然と商品訴求ができました。
実施年 2022年3月
実施範囲 TikTok PR投稿 株式会社TORIHADA
投稿URL https://www.tiktok.com/@papion0829/video/7077151743347264770
事例URL https://www.torihada.co.jp/works/937/
株式会社集英社
大手出版メディアの集英社は積極的なWebプロモーションの一環として、TikTokを活用しました。
Webプロモーションのプロと言える存在がいなく、ネット上のユーザーにコンテンツを届ける方法を模索しているところに浮かんできたのが『TikTokと漫画のコラボ』です。
大人気漫画『ワンピース』のグッズとして発売された『ワンピの実』というフィギュアがあります。
本商品の魅力を届けるべく、ジオラマ制作で人気を誇るクリエイターにPRを依頼しました。
動画自体は”クリエイターが制作したジオラマにフィギュアを配置する”というシンプルな内容です。
しかし、自然とフィギュアの付加価値を提示する動画として、多くのユーザーから好感を得ることに成功しました。
ワンピースのことが好きなクリエイターに依頼したことも功を奏し、非常に熱量のある動画を制作できたのも成功の要因と言えるでしょう。
TikTokを知り尽くした人気インフルエンサーだからこそ出来たコンテンツマーケティングです。
実施年 2022年1月
実施範囲 コンテンツ連動 株式会社TORIHADA
投稿URL https://www.tiktok.com/@yoshi30244781481
事例URL https://www.torihada.co.jp/works/935/
まとめ
TikTokやInstagramといったSNSは誰でもすぐに利用開始でき、自分がつながりたいユーザーとダイレクトにつながることができる極めて優秀なコミュニケーションツールです。
「SNSを始めてみたいけど、どう活用すればいいかわからない」
そんな風に迷っている方は、ぜひ本記事を参考に挑戦してみていただけたらと思います。
あるいは、実際にInstagramとTikTokを日常的に利用している方なら、この記事でお伝えした「違い」も肌感覚で理解していて、「そうそう!」と、うなずいていただける部分も多かったのではないでしょうか。もちろん、SNS運用担当者の方の中には日常的には使っていなかったSNSを初めて運用するという方も多いでしょうから、もし自身での活用に不安がある場合は、SNSマーケティングのプロと一緒に自社ブランドに最適なSNS運用を見つけていくのもおすすめです。
LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE / LIW
インフルエンサーマーケティングに迷ったら、LIWがおすすめです。公募式でフォロワー単価1円~2円でインフルエンサーマーケティングを活用でき、キャスティングにとどまらず、企画戦略まで一貫してサポートしてくれるため、初めてのインフルエンサーマーケティングでも安価に試すことができます。
https://service.liddell.tokyo/liw/
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