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Instagramアルゴリズムの変更点6つを解説!対策と運用に活かすポイントとは
最終更新日 2024年9月6日(Fri)
記事作成日 2024年8月31日(Sat)
Instagramは定期的にアルゴリズムを変更し、常にユーザーファーストなSNSへと進化しています。
「以前は伸びていた投稿が伸びづらくなった」などと感じている方もいるかもしれません。
実際、アルゴリズムの変更によりユーザーへ投稿が届く仕組みも変わっているため、ポイントを押さえる必要があります。
ただし、「いいねは多いほうがいい」「発見欄が大切」といった端的な知識だけでは運用の方向性を定めることは難しいでしょう。
アルゴリズムを攻略してInstagramを伸ばすには、優先順位をつけて運用方針を定めることが大切です。
この記事では2024年9月時点での最新情報をベースに、アルゴリズムの変更点とその対策についてお伝えします。社内でInstagramの運用を担当される方は、運用方針を定める参考にしてみてください。
目次
変更されたInstagramのアルゴリズム6つを徹底解
さっそく、アルゴリズムの最新の変更点をチェックしていきましょう。
Meta社が主催したセミナー「Instagram Masterclass」と、SNSマーケティングの支援をおこなっている弊社の知見をもとにお伝えします。
1.新規層にリーチする仕組みが変わった
コンテンツがどのような過程でユーザーへ広まるのか、仕組みが変更されています。
従来のアルゴリズムでは、自社アカウントとの交流が深い既存フォロワーに評価されるほど、新規ユーザーにどんどん広がる仕組みでした。
しかし最新のアルゴリズムではフォロワー・フォロー外の区別なく、コンテンツが一気に拡散されているようです。
この変更により、運用を始めたばかりのアカウントでも拡散のチャンスを平等に得られると予想できます。
2.リール機能を活用することが大切
近年のInstagramでは、アルゴリズムが変更されるたびにリール(ショート動画)の重要性が高まっています。Instagram側は、リールの視聴でユーザーの滞在時間を延ばし、企業からの広告収益を増やしたいと考えているのかもしれません。
リールは発見タブに表示されやすかったり、フィードよりも露出場所が多かったりするため、アカウントの運営者にとっても重要な機能です。
未フォローのユーザーと接点を増やすためにも、リールを積極的に活用しましょう。
リールを投稿するなかで特に重要度が高い指標は「リーチ数に対するシェア数」です。ユーザーが友人についシェアしたくなるような、カジュアルな動画を優遇していると考えられます。
では、そのようなリール動画をどう作ったら良いのか?が知りたいところですよね。
リールを作るコツについては、「Instagramで4,000回保存されたリール動画!作成のコツとは?【現役インフルエンサー実証済】」で詳しく紹介しています!実際のアカウント運用で得た知見をもとにお伝えしていますので、ぜひ併せてご覧ください。
3.オリジナルコンテンツが優遇されている
Instagramの中で2つ以上の同じコンテンツが見つかった場合、オリジナルのものだけが推薦されるようになっています。
数年前までのInstagramでは、インフルエンサーによるバズ投稿を「まとめアカウント」が拝借することが流行っていました。ハッシュタグ検索の画面に1つの投稿がズラリと並ぶといったケースがあったのです。
しかしこれでは、ユーザーは新しいコンテンツと出会いにくくなり、新鮮な情報へのアクセスが悪くなってしまいます。
このような状況を受けてか、投稿者以外による引用投稿(リポスト)よりもオリジナルのコンテンツが直接レコメンドされるようになりました。
まとめアカウントを運用していた企業、もしくはまとめアカウント形式での新規参入を検討していた企業は、方針の見直しが必要かもしれません。
反対に、まとめに取り上げられやすいオリジナル投稿をしてきた企業にとってはうれしい変更といえます。
4.InstagramはThreadsの利用を推奨している
Threads(スレッズ)とは、Instagramを運営するMeta社が2023年にリリースした、新しいSNSです。画像や動画の投稿がメインのInstagramとは方針が異なり、Threadsはテキスト投稿を想定しています。
そしてMeta社の動向として、Instagramの投稿をThreadsにもシェアすることが勧められています。
リールの重要性と掛け合わせて考えると、「Instagramに公開したリール投稿をThreadsでシェア」という動きが最も数値を伸ばしやすいでしょう。
Threadsについて深く知りたい方は、「Threads(スレッズ)とは?特徴や使い方、メリットやデメリットを徹底解説!」をご参考ください。
5.共同投稿の仕様が変更された
共同投稿は、2人以上のユーザーが1つの投稿を合同名義で公開し、コラボするための機能です。
今までは2アカウントまでしか投稿に名義を載せられませんでしたが、アップデートにより「最大5人」へと条件が変更されました。
投稿に関わったすべてのユーザーのフォロワーへ投稿が拡散され、再生数や「いいね」などの数値が合算で集計されます。
この変更により投稿の評価が高まってアルゴリズムにプラスとなれば、発見タブへの露出増加を期待できます。
6.ストーリーズに「表示ステッカー」が追加された
ストーリーズを投稿する際、本題をモザイクで隠してフォロワーからの興味を引けるようになりました。そして、モザイクの上に現れる「何が隠れているでしょうか?」というメッセージが「表示ステッカー」と呼ばれています。
モザイクを外して内容を閲覧する条件は、ストーリーズの投稿者にメッセージを送ること。フォロワーからの自発的なコミュニケーションをうながせて、アカウント同士の親密度が向上するでしょう。
ユーザーとの活発なコミュニケーションは、Instagram側が重視する指標の1つです。メッセージで交流が生まれるとその人に次回のストーリーズが表示されやすくなり、アルゴリズムに優位に働くでしょう。
アルゴリズム変更がある中でもInstagramを上手に活用している事例
アルゴリズムは定期的に変更されています。その中でも自社のコンテンツを効果的に広めるには「ユーザーからの共感を得られるコンテンツ」でエンゲージメントを集めることが大切です。
ここでは弊社が手がけたタイガー魔法瓶様の事例をご紹介します。
タイガー魔法瓶様では企業公式アカウントにありがちな”お知らせ”といった投稿よりも、共感性の高いコンテンツを増やすよう注力しました。インフルエンサーに商品のお試しと体験動画の作成を依頼し、完成品を公式アカウントで紹介で投稿したのです。
単なる流行りのインフルエンサーではなく、商品との親和性が高い人選を意識し、魅力を伝えてもらいました。その結果ユーザー目線のリアルな声を届けられ、平均の2倍以上の再生数を達成しています。滞在時間にも関心度にも寄与して、リーチが拡大したのだと考えられます。
投稿によりフォロワーからの反応を確かめることに成功し、ネクストステップとして広告配信やECサイトへのコンテンツ流用にもつながりました。
アルゴリズムのポイントを押さえて、Instagramの運用方針を定めよう!
Instagramのアルゴリズムはリールを特に優遇しています。フォロワー数が少ない新規アカウントでも、リールを通じて大きなリーチを得られるでしょう。共感性の高いクリエイティブでユーザーから関心やリアクションを集め、アルゴリズムにとって重要な親密度・関心度を高めてみてください。
また、近年のアルゴリズムアップデートでは、新規ユーザーを獲得しやすい仕組みによく変更されています。この仕組みを自社アカウントのパワーに変えるには、発見タブの重要性*を理解することが重要です。
*発見タブについてはこちらの記事で詳しく解説しています:Instagram攻略のカギは「発見タブ」にあり!新規ユーザーにリーチするために理解しておくべきこと
「Instagramの運用方針が定まらず困っている」「Instagramの運用をしているが、成果が出ない」などお困りの方は、ぜひ一度LIWでへお問合せください!