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【初心者向けInstagram活用ガイド】企業担当者が押さえるべき機能と使い方
最終更新日 2024年9月17日(Tue)
記事作成日 2024年8月23日(Fri)
Instagramは、今や企業のマーケティングや広報活動に欠かせないツールとなりました。
しかし「Instagramのアカウントは持っているけれど、ビジネスの目的で活用するのは初めてでどこから手をつければいいかわからない」という初心者の方も多いのではないでしょうか?
本記事ではInstagramの基本的な使い方について、
企業のマーケティング担当者向けにわかりやすく解説します。
最後まで読めば、Instagramでファンを増やすための最初の一歩がわかるでしょう。
目次
*当記事は現在開催中の《今さら聞けないインスタ解説セミナー》の内容を抜粋してお届けしております。次回セミナーへのお申し込みも受付中です、ぜひお気軽にご参加ください!
Instagram初心者でも、今から取り組む価値はある?
今までSNSマーケティングに触れてこなかった企業からすると、Instagramのビジネス活用は新たな挑戦となるでしょう。
Instagramはブランディングやファン化の強化に最適であり、たとえ初心者でもこれから本格的に取り組む価値は大いにあります。Instagramを活用すべき理由は、画像と動画を通じて企業の世界観を伝えられること。
文章だけでは伝えきれない感情や雰囲気をユーザーに直接伝える力を持っています。ユーザーの興味を引きやすく、企業のメッセージをより強く印象に残せるでしょう。
また、通常投稿以外の機能を使えば、アンケート機能や質問機能を活用してユーザーとの距離を縮められます。交流することで、ファン化を期待できるのです。
Instagramはぜひ活用すべきツールであり、実際に多くの企業がマーケティングに取り入れています。
画像投稿だけじゃない!Instagramでできる3つのこと
Instagramが魅力的なツールだとはわかっても、具体的な使い道がイメージできずにいる方が多いのではないでしょうか?
普段からInstagramで情報収集している方でも、目的を持った本格的な発信となると活用方法に戸惑ってしまうかもしれません。
そこで、ここではInstagramの主な機能を紹介します。自社の魅力を引き出すにはどの機能が合っているか、ぜひ検討しながらご覧ください。
1.さまざまな種類の発信活動をする
少し前までは「Instagram=画像投稿SNS」という認識がありましたが、実は画像以外にも多様なコンテンツを発信できることをご存じですか?
ここでクイズ!
先ほども少し触れた、アンケート機能や質問機能を活用して交流することができ、24時間で自動的に削除される仕組みのことを何と呼ぶでしょうか。
答えは「ストーリーズ」。
Instagramを普段使わない方だと、投稿できるものの名称がピンとこないこともあるでしょう。Instagram独自の呼び方もあるので、どのような種類の投稿ができるのか、ここでぜひ把握してくださいね。
- フィード投稿
フィード投稿は、写真や動画を投稿する最も基本的な方法です。1〜10枚までの画像(または動画)にキャプション文を添えて公開します。
複数枚の画像を紙芝居のような感覚で見られるため、写真だけでなく情報をまとめたスライド形式でもよく投稿されています。
- リール(動画投稿)
スマホの画面いっぱいに表示される、最大90秒の縦長動画のことです。スマホのカメラ機能とアプリ内の簡易的な編集機能を組み合わせれば、パソコンやカメラがなくても手軽にコンテンツを作れます。
また、アプリ内の機能でリールにBGMをつけられることも魅力です。
さて、ここで再びクイズです。リールに追加できる音楽の長さは何秒か、ご存じですか?
・・・正解は「C」!追加できる音源は、リール自体の尺と同じ90秒まで。15〜30秒のテレビCMよりも時間をかけて、じっくりと情報を伝えられます。
- ストーリーズ
冒頭のクイズの正解、「ストーリーズ」。24時間で消える短期間の投稿で、リールと同じ縦長の画像や動画を公開できます。
外部リンクを載せる機能があるため、企業では商品紹介やお知らせなどで活用できるでしょう。また、ユーザーにアンケート回答を呼びかけられるなど、交流のための機能が充実しています。
- ライブ配信
リアルタイムで情報を伝えられるライブ配信は、フォロワーと直接交流できる貴重な機会です。商品紹介や質問回答、イベントの中継など多様な使い方で活用できます。配信後には、アーカイブを公開することも可能です。
2.投稿の閲覧、リサーチをする
発信のみならず、他ユーザーが公開したコンテンツを閲覧することもできます。企業アカウントでは、一般ユーザーのようにコンテンツを見て楽しむという機会は少ないかもしれません。しかし、ユーザーの価値観を調べたり競合アカウントの動きを探ったりと、市場調査として活用できます。
3.ユーザーと交流する
投稿に対して「いいね」やコメントをすることで、自社のアカウントを多くのユーザーに知ってもらえるでしょう。また、自社コンテンツに届いたコメントに返信するなどして、ユーザーとの信頼関係を構築できます。
【基本編】Instagram初心者がまず押さえるべき画面の見方
Instagramでできることがわかったら、実際にアプリを触って1つずつ実践してみましょう。発信活動を始めたらよく使うことになる機能を中心に、画面の見方を紹介します。
この章を読みながらぜひ手を動かし、機能を体験してみてくださいね。
ホーム画面(①~④)
ホーム画面とは、アプリを開いたら最初に表示される、Instagramのメインページです。画面右下にある家のアイコンをタップすると、この画面に戻れます。
①通知欄
公開したコンテンツに「いいね」やコメントがついたり、アカウントがフォローされたりすると、この部分に通知が届きます。
②ダイレクトメッセージ
ユーザーとクローズドな場で会話できる、メッセージ機能です。
③ストーリーズ
アイコンをタップすると、フォロワーが投稿したストーリーズを閲覧できる場所です。自社アカウントがストーリーズを閲覧すると、投稿者の画面に記録が残ります。
コンテンツは公開から24時間経つと自動的にアーカイブされ、投稿者以外からは見られなくなります。
④フィード欄
フォロワーが公開したフィード投稿が並びます。新着順ではなく、自社アカウントとの関連や関心度をもとにおすすめ表示されています。
検索・発見欄(⑤)
画面下にある虫眼鏡のアイコンを開くと、検索機能と発見欄が表示されます。気になる言葉やハッシュタグを入力し、他ユーザーのコンテンツを閲覧しましょう。
検索窓の下に表示されるのは、発見欄というスペースです。アカウントでの閲覧履歴や関心にもとづき、好みの投稿やおすすめ投稿がピックアップされています。
投稿機能(⑥)
プラスのアイコンからは、コンテンツの公開を行えます。タップするとスマホの写真アプリの中身が表示されるため、公開したい画像や動画を選択しましょう。
ここからライブ配信もスタートできます。
リール閲覧(⑦)
他のユーザーが投稿したリールが、画面いっぱいに1件ずつ表示される場所です。画面をダブルタップで「いいね」、下から上に向けてスワイプすることで次のリールへジャンプできます。
自社のプロフィール画面(⑧)
自社のアカウントが他者からどのように見えているか確認できます。プロフィール文やアイコンの変更もここから行いましょう。画面右上にあるハンバーガーメニュー(「三」のようなマーク)からは設定などのメニューを開けます。
【実践編】初心者でもすぐできる、Instagramの投稿
1つずつアイコンをタップしてみて、Instagramアプリの基本的な操作がつかめてきたかと思います。画面の配置などに慣れたら、コンテンツの公開も体験してみましょう。
ここでは最も簡単な画像投稿の方法を紹介します。まず、画面下にあるメニューの中から、中央にある「+」のアイコンをタップしましょう。
すると写真アプリの中身が表示されます。なお、初めて操作する場合には、カメラ機能へのアクセスを許可する必要があります。
投稿したい画像がすでに写真アプリに入っている場合は、タップで選択します。カメラの隣の四角が2枚重なったアイコンをタップすることで、複数枚の画像を選択可能です。
または、カメラアイコンをタップするとカメラ機能が立ち上がるので、投稿に載せたい写真を撮影しましょう。
投稿したい画像が決まったら「次へ」をタップして公開の準備に進みましょう。
「キャプション」とは、投稿する画像の下につけられる説明文のことです。
「#」のマークの後ろに単語を入力すると、ハッシュタグも入力できます。
ここまでできたら画面下の「シェア」をタップし、投稿を正式に公開しましょう。
Instagram投稿に付けられるハッシュタグは最大何個まで?
ハッシュタグとは、「#(シャープ)」を頭につけて文字を入力することで、投稿内容を短く説明するラベルのようなもの。ハッシュタグはInstagram以外にも、XやYouTubeなど、あらゆるSNSで使用されています。
Instagramの投稿においてはキャプション(投稿の文章部分)に入れることができ、ユーザーはハッシュタグを使ってInstagramの投稿を検索できます。
ここでクイズ!
1つの投稿につけることができるハッシュタグは、最大で何個までかご存知ですか?
答えは…「B」の最大30個です。
流入のきっかけになるハッシュタグですが、闇雲にたくさんのハッシュタグをつけても逆効果になってしまうことがあります。投稿に関連のないハッシュタグをつけても、ユーザーのニーズを満たせないためです。
投稿内容との関連性や、トレンドも意識してつけるようにしましょう。
【実践編】Instagram投稿はどうやって検索する?
投稿を探す方法は、主に3つあります。
- フィード欄でフォロワーの投稿が流れてくる
- 検索機能で興味のある言葉やハッシュタグを入力する
- 雑誌のように発見欄をチェックする
中でも「発見欄」で次々に新しい投稿と出会うのが、Instagramの醍醐味の1つです。
発見欄で気になるサムネイルを見かけたら、ぜひタップして中身を開いてみましょう。そうすると2枚目以降の画像や、リールの本編を閲覧できます。
魅力的だと感じる投稿があったら、ユーザー名をタップしてプロフィールもチェックしてみてください。
また、発見欄で画面を上から下にタップすることで、表示される投稿が更新されます。
【実践編】Instagramストーリーズを投稿してみよう
フィード投稿を公開するときと同じように、「+」のアイコンをタップして写真の一覧画面を開きましょう。画面下に投稿モードの切り替えが設置されているので、右から左にスワイプして「投稿」から「ストーリーズ」へとずらします。
カメラ画面が開いたら、ストーリーズに掲載したい写真を撮影しましょう。なお、カメラ画面の左下をタップすると写真の一覧が開き、過去に撮影したものを選択できるようになります。
ストーリーズで公開する写真を選んだら、アプリ内の機能で装飾しましょう。テキストやGIFのスタンプを入れてデコレーションできます。
ストーリーズが完成したら右下の矢印をタップし、「シェア」へと進んで公開完了です。
なお、24時間以上残しておきたいストーリーズは、ハイライト機能でプロフィール画面に固定できます。
ここで再びクイズ!
このハイライト機能では、1つのハイライトにストーリーズをいくつ追加できるか知っていますか?
正解は、「C」。なんと100個ものストーリーズを追加できます!
枚数制限をほぼ気にせず、たくさんの情報を伝えられますね。なお、ハイライト自体に個数制限はありません。バズったストーリーズや多くの人に見て見てもらいたいストーリーズがあったら、どんどんハイライトに追加しましょう!
【実践編】Instagramでリール(動画)を投稿してみよう
「+」のアイコンをタップして写真の一覧画面を開きます。そして「投稿」となっているメニューを右から左にスワイプし「リール」に切り替えましょう。
写真アプリの中身が表示されるので、リールにしたい動画か画像を選びます。リールに使う素材が決まったら画面下の「次へ」をタップ。次の画面で好きなBGMを選ぶと、より臨場感のある動画に仕上がります。
BGMが決まったら画面右上の「次へ」をタップします。
そうするとテキストなどを入力できる編集画面となりますが、必要がなければもう一度「次へ」で先に進んでください。
最後にキャプション(テキスト)で説明文を書いたりハッシュタグを決めたりして、「次へ」をタップするとリールが公開されます。
【応用編】初心者が高クオリティなInstagram投稿を作る方法
ここまできたら、次はより魅力的なコンテンツ作りに挑戦しましょう。写真や動画は未編集で公開するよりも、加工を加えたほうがユーザーに好印象を持ってもらえます。
ユーザーから「いいね」など反応が集まったり、ファンが増えたりと、ポジティブな効果を引き出せるでしょう。投稿制作を内製化する場合、まずは次の2つから取り入れるのがおすすめです。
色味を加工する
撮影したまま手を加えていない写真・動画は、色が暗いなどの理由で被写体の魅力が十分に伝わらないことがあります。見栄えの良い素材となるよう、明るさを加工してから公開しましょう。
素材を明るくして視認性を高めるだけでなく、ブランドの世界観を表現するような加工ができるとより魅力的です。
例えばレトロ雑貨を扱う会社なら、懐かしさを感じさせるフィルム写真のような加工にできると、ブランドイメージを固められます。
アプリ内の投稿準備をする画面で簡単な加工をほどこせますが、さらにこだわりたい場合はPhotoshopなどの外部ソフトで事前に編集するのも良いでしょう。
文字入れをする
画像・動画にテキストを追加することで、ユーザーへの情報提供ができます。
例えば「この夏おすすめのバッグ5選」という投稿で、自社の商品を説明文とともに紹介するイメージ。商品紹介のほかにも、キャンペーンのお知らせや豆知識の解説など、文字入れ投稿で表現できる幅は無限大です。
簡単に文字入れをするには「Phonto」のような無料アプリの活用がおすすめです。
インパクトのあるキャッチコピーを表紙に添えたり、簡潔でわかりやすいライティングを挿入したりして、ユーザーが投稿に立ち止まってくれるよう工夫してみてください。
まとめ
Instagramは、企業のマーケティング活動を支えてくれる魅力的なツールです。特に画像や動画を通じて企業の世界観やメッセージを視覚的に伝えられるため、ブランディングやファン化に役立ちます。
初めてInstagramを活用する企業では、アプリでどのようなことができるのか色々な機能に触れてみましょう。そして競合企業のアカウントを開き、活用のイメージをぜひ膨らませてみてください。
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