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巷で話題のメタバース。
最終更新日 2024年10月17日(Thu)
記事作成日 2021年12月24日(Fri)
近年、リアルからデジタルに空間の階層がどんどん深掘りされていますね。
一昔前、リアルからインターネットに移行し、コミュニティ軸で起きたことはざっとこんな感じで、
▶︎ 匿名性の高い「BBS」でコミュニティが盛り上がり
▶︎ その後、「BLOG」というコミュニティが賑やかになり
▶︎ 現在「SNS」コミュニティでは、テキストや画像、短尺動画、長尺動画などを駆使して大盛況を迎えている
そして、そのSNSの延長線上にメタバースはあって、
● 3次元コミュニティになる
● 自分の写真を加工するのではなく、アバターになる
● 仮想空間で擬似体験してからリアルで体験する
などという違いが出てくる。
今までは、現実世界の自分を色付したペルソナをSNSで表現していたが、
メタバースでは、完全別ペルソナを創り出して活動する。
そこで大切なのはリアリティ(真実らしさ)であって、全く違う自分でも良い(真実はいらない)。
ということは、メタバースでは「なりたい自分」でコミュニティを形成することができる。
と、メタバースでは表現の幅が広がり自由度は増すが、
その空間の中で人は、これまでと同じ動きをしています。
結局、ユーザ同士が繋がって、興味ある内容で交流しながら、様々な情報を共有する。
そして、そういった活動の中から共感が生まれ、共通の目的を持つ。
このような普遍的な行動がありつつ、
● 大規模同時接続で、同時にコミュニケーションする
● NFTなどで経済活動が現実と同じようになる
● 各プラットフォームがつながり、マルチバースになる
という新たな状況により、現実世界と同じように予測不可能性が高まる。
そして、大勢の人が集まる場所ができれば、そこには必ず<力を持つ人>が生まれる。
SNSでは、影響力を持つ「インフルエンサー」が存在する。
メタバースでは影響力だけでは活躍できなく、よりコミュニティを作る力が必要になる。
いうならば、統治力を持つ「ルーラー」が生まれる。
インフルエンサーはSNS “アカウント” のオーナーではあるが、SNSのオーナーではない。
各SNSプラットフォームにはルールがあり、その制限の中で活動している。
ルーラーはSNS自体(規則や方針など)を創り出し、SNSのオーナーになる。
自分と価値観の合う人たちが集まったコミュニティで生活をする。
そのコミュニティの中のユーザがアカウントを作る。
と、妄想している。
【この記事はnote [https://note.com/liddell_share/n/n43e6fe038e3e] の再掲です。】