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プレゼンに使える!分かりやすい「グラフ」に共通する3つの特徴
最終更新日 2024年9月17日(Tue)
皆さん、普段の業務で資料作成はしますか?
資料は何かの動向や結果、PRなどのために作りますが、その中で数値的なデータを伝えるために、「グラフ」を作成する人は多いと思います。
しかし、このグラフ作成に四苦八苦する人が意外と多いのではないでしょうか。
・なんだか不恰好なグラフになってしまう
・なんかダサいグラフになっちゃう
・パッとしないグラフになっちゃう
そんな人のために、今回はエンゲージ分析を得意とする弊社が「分かりやすいグラフの3つの特徴」を皆様にシェアしていきます。
プレゼン資料などのグラフ作りで困ってる、という人はぜひ参考にしてみてください。
今回は、リデルシェア(note)にて弊社佐藤が担当した「プレゼンに使える!分かりやすいグラフの3つの特徴」をコラム記事としてお届けします。
目次
分りやすいグラフの特徴①:メッセージが明確
分かりやすいグラフは、「伝えたいこと」が明確です。
例えばこちらのグラフをご覧ください。
「あっ、 売上が2倍になったんだ〜!」と、一目見て分かります。
一方、こちらのグラフの元データはこちらです。(※架空のデータです)
簡易な売上表ですが、下記のような様々なことが読み取れます。
- 売上の伸び率が一番高いのは事業C
- 売上が減っている事業がない
- 過去5年間、売上は伸び続けている など
しかし、これを全て盛り込んでいたら情報過多になり、一番大事な情報も薄まってしまいます。
ここから大事な情報だけ取捨選択した結果が、上記の「分かりやすいグラフ」なのです。
つまり、重要なのは、
- 一番伝えたいことは何か?」
- 逆になんの情報はいらないか?
を最初に考えて情報を整理して取捨選択することです。
- 何のために作るのか?
- 誰に向けた資料なのか?
を考慮して、「不要な情報はバッサリ切り捨て、メッセージをひとつ明確に絞る」ことを意識してみましょう。
分かりやすいグラフの特徴②:見た目がいたってシンプル
分かりやすいグラフは、メッセージが明確なだけでなく、見た目がとにかくシンプルです。
例えば、下記のグラフをご覧ください。
情報はある程度取捨選択したはずなのに、なんだか情報量が多く感じてしまいます。
決定的な理由は、「色数の多さ」です。
色が多いと図を理解するために、脳の処理に時間がかかります。
項目数が多いグラフなどは仕方ない場合もありますが、
グラフに使う色は3色までがベスト、多くても4色程度に抑えましょう。
色を抑えることで、グラフに落ち着きが出ました。
「色数ないと伝えたいことが表せない!!」
という場合もあると思いますが、そんな時は下記の方法を試してみてください。
- メインカラーの透明度で差分をいくつか作る
これらの方法なら、グラフがごちゃつくことなく差分を表せますので、ぜひお試しください。
分かりやすいグラフの特徴③:強調すべき点が視覚的に差別化されている
分かりやすいグラフは、「メッセージが明確」「シンプル」かつ「伝えたいメッセージが一番に目に入ってくる工夫」をしています。
こちらのグラフを見てください。
情報は取捨選択され、カラー数も抑えてますが、今度はいまいち「パッ」としません。
なぜなら、強調されるべきところが視覚的に差別化されてないからです。
【原因】
- 文字の大きさが全て同じなのこと
- カラーを使い分けていないこと
修正したこちらのグラフをご覧ください。
前出したグラフと同じものですが、メインに伝えたい「売上が約2倍になった」部分だけに青色を用いて、視覚的に他の要素と差別化しています。
また、数字情報を他の文字より大きくして変化が出たことで、伝えたいことがより認識しやすくなりました。
視覚的に要素を差別化するには、
- 重要な数字を大きくする
- 単位は小さくする
- 重要部分にだけ有彩色(白、黒、グレーでない色)を使う
などの方法があります。
作ってみると、意外とちゃんと大きな差をつけないと、差があるように見えないことが多くあります。
インパクトをつけるためには、思い切って豪快にやってることも大切です。
まとめ
今回は、「分かりやすいグラフの3つの特徴」をご紹介しました。
グラフ作りに限りませんが、良いデザインを作るには「良いデザインを知ること」が最も大事です。
デザイナー職は、日々良いデザインをインプットし、それが何故良いのかを考えています。
グラフ作りで「なんか綺麗にできないな…」と思ったときは、
- Pinterestを見る(画像検索でインスピレーションを得られるサイト)
などで世の中の綺麗なグラフデザインを見てみると、何か発見があるかもしれません。
SNS運用も同じで、情報が溢れ返り、目が肥えてしまたユーザーの興味を引くには、「常に良いデザインを知る」必要があります。
LIWでは【認知・周知 ▷ 広告・宣伝 ▷ 制作・運用 ▷ 接客・販売 ▷ 調査・開発】の5つのメイン機能を一元管理し、貴社のSNSやインフルエンサーマーケティング成功に導きます。
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