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Snapchat(スナップチャット)をビジネス利用するメリットや活用事例を紹介
最終更新日 2024年9月17日(Tue)
記事作成日 2023年12月23日(Sat)
皆さんはSnapchat(スナップチャット)について知っていますか?
Snapchat(通称スナチャ)は、登録した個人やグループに向けて画像などを投稿できるSNSであり、特にアメリカでの人気が高まってきています。日本でも利用者は徐々に増えてきていますが、XやInstagramと比べるとまだまだ知名度は低いですよね。
そこで本記事では、そんな世界での人気が高まってきているSnapchatについて、ビジネスでの活用事例などを紹介していきたいと思います。
新しいSNSに興味のある方はぜひ最後までご覧になってください。
Snapchat(スナップチャット)のビジネスアカウントでできること
はじめに、Snapchatのビジネスアカウントについて紹介します。Snapchatのビジネスアカウントでは基本の機能はもちろんのこと、通常のアカウントでは利用できない以下のような機能を利用することが可能です。
広告サービス
Snapchatのビジネスアカウントでは広告を打ち出すことが可能です。
特に若年層にアプローチしたい企業やブランドを中心に爆発的に普及しており、ジオフィルターレンズ、ストーリー広告、コレクション広告、ゲーム内広告など目的に合わせて広告を選択することができます。
AR試着サービス
AR試着サービスは、Snapchat上で企業が独自のレンズを作成し、ファッションアイテムの試着などができる機能です。気に入った商品があればスムーズにECサイトに遷移することができるため、ユーザーにとっても便利な機能といえるでしょう。
Snapchat(スナップチャット)を企業が使うメリット
ここからはSnapchatを企業が活用するメリットについて考えていきたいと思います。
他SNSに比べて競合が少ない
SnapchatはXやInstagramなど、その他SNSにくらべてまだまだ競合が少ないです。そのため、企業はSnapchatを利用することで、より早く成果をあげられる可能性があります。
他SNSに飽きた層にもアプローチできる
Snapchatを利用しているユーザーには、他SNSに飽きた&疲れたユーザーが多くいるとされています。
そのため、他のSNSではアプローチすることの出来なかった層に対しても、Snapchatなら企業の商品やサービスをアピールすることができるのです。
若者世代へのマーケティングに効果的
SnapchatのユーザーにはZ世代などの若者が多くいます。若者向けの商品やサービスを提供している企業はSnapchatを活用することで、効果的なマーケティングをすることが出来るでしょう。
海外ユーザーに認知してもらいやすい
Snapchatのユーザーはアメリカを中心とした海外に多くなっています。
そのため、海外向けのサービスを提供していたり、今後海外での需要をのばしたいと考えている企業にとっては非常に有効なマーケティングツールとなるでしょう。特に海外の若者をターゲットにしているなら最適です。
投稿が消えてしまうため、キャンペーンがしやすい
Snapchatでは投稿が削除されてしまうため、キャンペーンをするとユーザーは他のSNSより特別感を感じやすくなっています。
例えば、24時間以内に消えてしまうストーリーでクーポンコードを流したり、10秒で消える投稿の中にキャンペーンに関する仕掛けを作れば、それを利用できるユーザーは運よく情報をキャッチできたことになりますよね。
そういったSnapchatならではの仕様が、ユーザーに特別感を与え企業の発信をチェックする動機となりえます。
炎上のリスクが低い
企業がSNSを運用する上で必ずついてくる問題が『炎上』するリスクです。しかし、Snapchatなら基本投稿が消えていくため、後から投稿内容が問題視されるリスクも少なくなります。企業のSNS担当者にとっても、炎上のリスクが低いことは運用を続ける上でメリットとなるでしょう。
Snapchat(スナップチャット)の活用事例
ここからは実際にSnapchatを企業が活用している事例について紹介していきたいと思います。
マクドナルド
オーストラリアのマクドナルドでは、人材採用をするためにSnapchatを活用しています。Snapchatの機能を使って、実際にマクドナルドの制服を着ているようなフィルターでスナップチャットビデオを送ってもらうといった1次面接をしています。
ホンダ
ホンダではスナップチャット上で高級車ブランドの広告を打ち出しています。特に新型NSXのプロトタイプが走っている動画をフォローしてくれた先着100名に限定公開する企画は、ファンの間で大きな話題となりました。
16ハンドルズ
16ハンドルズとは、フローズンヨーグルトをメインに売り出しているスイーツメーカーです。こちらの16ハンドルズでは『Snapchatで同社の製品を投稿したユーザーに割引きクーポンを送付する』というキャンペーンを行いました。こちらのキャンペーンが特徴的だったのは、Snapchatの仕様上クーポンすらも10秒で消えてしまう、という点にありました。そのため、ユーザーがこのクーポンを使うには店内にいる必要があり、そのことでさらに大きな話題となりました。
DIOR
ディオールはSnapchatのAR試着機能を活用して、6種類のスニーカーを試せるようにしています。お店ではなかなか試着する勇気がない方や、近くに店舗がない方でも自分に似合うかどうか確かめられるのは便利ですよね。
PRADA
PRADAではSnapchat内にPRADA専用ページを作成し、全身をカメラに写して3D計測ができる『3D Body Mesh』を活用した試着体験を提供しています。
RALPH LAUREN
RALPH LAURENでは、レーサージャケットやストライプのラグビーシャツなど、男性用、女性用それぞれ6種類ずつ、計12種類のコーディネートを試せるようにしています。
FENDI
FENDIは2016年に『Snapchat Tour』と名付けたキャンペーンを行いました。こちらのキャンペーンでは、ケンダル・ジェンナーやザラ・マーティン、アイリーン・キムなどのインフルエンサーが、FENDIのアカウント上でコンテンツを投稿し、大きな話題となりました。
BURBERRY
BURBERRYは2016年2月に行われたロンドン・ファッション・ウィークの期間中に、ロンドンにあるバーバリーのストアに侵入しようとする2人のモデルを主人公としたストーリーを公開しました。こちらのストーリーは、防犯カメラの映像風にしていたり、映画になぞらえた強盗シーンを入れるなど、見ていて非常に面白いコンテンツです。主人公は最終的にお目当てのコレクションを見つけて試着し、捕まるというオチで、1つの作品として成り立っています。他のロンドン・ファッション・ウィークに出店したブランドが舞台裏を見せる投稿等をする中、バーバリーではこのような独自性のある投稿をしたことで、話題となりました。
Ulta Beauty
Ulta Beautyは、イリノイ州ボリングブルックに本社を置くアメリカ合衆国の美容専門店チェーンです。こちらのUlta Beautyでは、メイクアイテムをSnapchat上で手軽に試せるような取り組みをしています。こちらの取り組みは新型コロナウイルスで、店舗のテスターが試せなかった時期にとても活躍しました。
スワロフスキー
高級ジュエリーブランドであるスワロフスキーは、インフルエンサーと連携してSnapchatを運用しています。他のSNSとは違い、ファンとの交流を重視しており、スワロフスキーのモデルとSnapchatでライブ配信をするなどの取り組みをしています。
バリー
靴やバッグなどを展開するスイスのラグジュアリーブランドであるバリーは、ロサンゼルスのロデオ・ドライブに店舗をオープンしたことを記念して、宝探しキャンペーンを行いました。こちらのキャンペーンでは、インフルエンサーであるナタリー・スアレズと協力し、ジオフィルターを入手できる3つのロケーションのヒントを公開。実際に足を運んでSnapchatで投稿すれば、オープニング・パーティーのVIPチケットの抽選に申し込めるという企画で多くのファンから話題となりました。
ドミノ・ピザ
ドミノ・ピザでは『ピザを配達する様子を撮影した動画の中に、クーポンコードが画されている』という取り組みを行いました。ストーリーでの投稿だったため、24時間以内に消えてしまうことや、動画の内容がショート映画のようになっていたことから話題になりました。
この他にも、世界の有名ブランドを中心にSnapchatの活用事例が増えてきています。
特に、SnapchatではAR試着サービス機能があるため、ファッションブランドやコスメブランドとの相性が良いようです。
試着してみて気に入った商品があれば、ユーザーはスムーズに企業のECサイトに遷移して購入できる点も、マーケティングに効果的だと考えられます。
まとめ
いかがでしたか。Snapchatではビジネスアカウント専用のAR試着サービスなどを活用して、若者世代へのマーケティングで効果を出している事例が増えてきています。
もしも自社がファッションやコスメなど、Snapchatと相性のよいサービスを提供しているなら、ぜひ一度Snapchatを活用してみてはいかがでしょうか?
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