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Snapchat(スナップチャット)は今後どうなる?日本で流行るか流行らないか分析してみた
最終更新日 2024年10月17日(Thu)
記事作成日 2023年12月23日(Sat)
皆さんはSnapchat(スナップチャット)について知っていますか?
Snapchat(通称スナチャ)は、登録した個人やグループに向けて画像などを投稿できるSNSであり、特にアメリカでの人気が高まってきています。
日本でも利用者は徐々に増えてきていますが、XやInstagramと比べるとまだまだ知名度は低いですよね。
そこで本記事では、そんな世界での人気が高まってきているSnapchatについて、今後日本で流行るのか流行らないのか等の分析をしていきたいと思います。
新しいSNSに興味のある方はぜひ最後までご覧になってください。
目次
Snapchat(スナップチャット)はどこで人気?
はじめにSnapchatの世界での人気について見ていきましょう。
2022年における世界のデイリーアクティブユーザー数を見ていくと、上位3国は以下のようになりました。
国 ユーザー数
1位 アメリカ 9755万人
2位 フランス 2000万人
3位 イギリス 1815万人
これらの結果から、Snapchatはアメリカを中心とした欧米で人気のアプリであることが分かります。特にアメリカについては、圧倒的なユーザー数を誇っています。
またこれらの背景として、Snapchatはこれまで日本を含めたアジアにおけるマーケティングよりも、欧米を中心に取り組んできたことが挙げられます。
しかし2022年に、Snapchatを運営するSnapは日本での成長を一層強化するために、初の日本オフィスを設立しました。このことによって、今後日本でのSNS市場への参入が本格的になっていくと考えられています。
Snapchat(スナップチャット)が日本で流行るとされる理由
今後、日本でSnapchatが流行るかどうかについては数々の議論があります。はじめに『今後日本で流行る』派の意見から見ていきましょう。
承認欲求を刺激されない
Snapchatは投稿やストーリーが一定時間で消えてしまうことから、周りの目を気にせずに気軽に利用できるSNSとして人気です。
他のSNSでは良くも悪くも他ユーザーからの反応が見えてしまうため、承認欲求が刺激されてSNS中毒になってしまう方がいます。
その点、Snapchatでは近年のSNSで問題視されている部分が少ないため、今後より人気になるという意見があります。
他SNSに飽きた
Snapchatは比較的新しく、独自の特徴のあるSNSであるため、他のSNSに飽きた層の人気を得ると考えられています。
これまで他のSNSを試してきたけれど、今はほとんど活用していないという方がSnapchatを活用し始めることで、ユーザー数は今後大きく伸びていくことでしょう。
InstagramやSNOWの良いとこどり
SnapchatにはInstagramのような雰囲気と、SNOWのような画像加工機能が備わっていることから、両者の人気を鑑みてSnapchatの利用者も増えていくと考えられています。
投稿が消えるため試しやすい
Snapchatは投稿がすぐに消えるため、他のSNSにくらべて始めるハードルが低いと考えられています。
もともと若者世代のユーザーが多いため、今後『SNSを始めたいけれど、まずは気軽に試したい』というユーザーをうまく取り込んでいく可能性があるでしょう。
特に日本では周りの評価や目を気にする文化があるので、Snapchatの投稿が消えるというコンセプトは受け入れられやすいと考えられます。
今後は日本を含めたアジアでの拡大が予定されている
Snapchatのユーザーはアメリカなどの欧米に多い傾向があります。アメリカでは若いZ世代の利用者は9割にもなるというデータがあるほどです。
そのため、今後はさらなる普及を目指してアジアでの需要拡大に向けた施策がとられていくと考えられます。
アジアでのマーケティングが本格化すれば、一気にユーザーが増えるかもしれません。
Snapchat(スナップチャット)が日本で流行らないとされる理由
続いて、Snapchatが『今後日本で流行らない』派の意見について見ていきましょう。
既にInstagramやSNOWが普及している
日本ではすでにInstagramとSNOWが広く普及しているため、似たような機能のあるSnapchatをわざわざ利用しないのではないか?という意見があります。
実はInstagramやSNOWの機能はSnapchatが先に導入していた機能が多くあります。しかし、日本ではその後リリースされたInstagramやSNOWが人気となってしまいました。
運営からしたら予想外の展開だったかもしれませんが、既に全世代に普及している状況を打破することは難しいのではないかと考えられます。
使っている人がそもそも少ない
Snapchatは日本を含めアジア圏でのユーザーが少ないため、なかなかユーザーが増えないと考えられています。
特にSNSは友達や好きなアーティストの投稿を見たいという目的で始める方も多いため、利用しているユーザーが少ないことはSnapchatを始めるきっかけが少ないとも言えるでしょう。
日本の企業やインフルエンサーに参入が少ない
Snapchatを活用している日本の企業やインフルエンサーの数は他SNSに比べて少ないです。
それに伴い、広告や認知度を上げる発信の量も少ないのが現状といえます。このことから今後も日本ではなかなか新規ユーザーが増えないという意見があります。
ただしこの流れはSnapchatがこれまで、アメリカや欧州中心にターゲティングしてきたからというのもありそうです。今後アジアでの需要拡大に向けたマーケティングが本格的になれば、状況が大きく変わる可能性があります。
Snap Japanが日本向けの取り組みを開始
日本でSnapchatを運用しているSnap Japanは2022年に、Snapchatを今後日本でさらに普及させるために初のキャンペーンを行いました。
2022年11月8日にはキャンペーン始動を記念した『Snapchat in Japan 2022』というイベントが開催され、キャンペーン動画の発表やAR(拡張現実)体験の発表が行われたといいます。
このイベントで公開された4つの動画は、どれも『違う誰かを演じなければいけない、映えなければいけない、完璧でなければいけない…というプレッシャーから解放され、飾らない本来の自分でいられる場所』というSnapchatのコンセプトをもとに作成されたと言います。
これらの取り組みからも分かる通り、Snapchatは今後日本での普及を目指しているようです。
Snap Japan 代表の長谷川倫也さんは、今後の日本におけるSnapchatの展望について以下のように語っています。
Snap Japan 代表のコメント
「Snapchatの本質的な価値や使い方に対して、まだ(日本では)しっかりと浸透していないように感じています。どちらかと言えば日本ではまだ自撮りアプリとして認知されているため、そこのイメージの払拭といった部分が課題ではないかと考えています。
ただ、Snapchatが日本にまだ浸透していないのは、プロダクトマーケットフィットという観点においてフィット感が全くないからではなくて、まだ真の使われ方、つまりコミュニケーションツールとしての使われ方が理解されていないだけだと感じていて。
ありのままの自分を気兼ねなく見せる事ができるスナップチャットは、むしろ現代の日本人にフィットしているので、Snapchatのコアバリューをユーザーにしっかりと伝えていくことが必要であると考えます。
(中略)まだ日本向けのコンテンツというのものが少ないので、その辺りはローカライズしていく方針です。資生堂など既にSnapchatを活用して頂いている日本企業は増えていますので、今後も日本国内でのパートナーシップは加速させていきます。」
これらの発言からも、Snapchatは今後日本向けのマーケティングをより強化していくことが分かりますね。
これまで日本での普及が進んでいないと言われることもあったSnapchatですが、それは単に日本でのSNS市場への参入が本格的に行われていなかったからかもしれません。
まとめ
いかがでしたか。Snapchatには他のSNSにない独自の機能や特徴がたくさんありますが、日本での利用は進んでいない現状があります。
しかし、今後日本でもSnapchatが流行った場合、企業やインフルエンサーが多数参入し、Snapchatは大きなマーケティングの市場となるでしょう。
気になる方は今のうちにSnapchatを試してみてはいかがでしょうか?
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