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ファンマーケティングのメリット3選!戦略のポイントも解説
最終更新日 2024年9月17日(Tue)
記事作成日 2023年12月23日(Sat)
最近、弊社では長くお付き合いさせて頂いているクライアント様より、有難いことに「コミュニティ形成」を求める多数の声が挙がります。複数の人が集まって形成されるコミュニティでは、色んな情報交換をすることで企業力を高めることができます。
そこで、今回は「インフルエンサーとコミュニティ」をお題として、ファンマーケティングに関するメリットやメカニズムを解説していきましょう。
今回は、リデルシェア(note)にて弊社荻原が担当した「インフルエンサーとコミュニティ」をコラム記事としてお届けします。
目次
ファンマーケティングとは
ファンマーケティングとは、企業やブランドが「ファン」となる顧客を増やし、愛着度を強化して関係性を作り上げるマーケティング手法のことを言います。
従来のマーケティングでは顧客を単なる購買者として捉えることが多かったのに対し、ファンマーケティングでは顧客との絆を深め、商品やサービスの販売だけでなく、顧客体験やコミュニケーションを通じて継続的な関係を築くことを重視します。
ファンマーケティングの背景
ファンマーケティングを行う背景には、「外的要因」と「内的要因」の2種類があると考えます。
コロナの影響やクッキー問題など従来の新規獲得方法が通用しなくなっている
○内的要因:
パレートの法則として、コアファンが売上を大部分を締めている
ファンマーケティングのメカニズム
SNS・インフルエンサーマーケティングを長期で行っていると、消費者やユーザー、インフルエンサーをパートナーとして捉えていく必要があります。
さらに「ブランド」と「パートナー」の中でエンゲージメントが高まると、会社を好きな社員がリファラル採用してくれるように、SNSやコミュニティ内でブランドを応援してくれたり、勝手に誰かにブランドを推奨してくれるようになります。
これがまさにコミュニティ形成と同じ構造になっており、ピラミッドの上の方のセグメントユーザーが
ようになってきます。
ファンマーケティングの発展で得られるメリット3選
インフルエンサーによるファンマーケティングは、企業においてあらゆる面でとても有効的です。
- 会社経営
- マネジメント
- マーケティング
- 採用
上記4つはいずれも抽象的には同じ構造で、「中の人」とエンゲージメントを強化していければ、多くのメリットが享受できます。以下で主なメリットに触れていきましょう。
1. リファラルしてくれる
ファンマーケティングが発展すると、フォロワーが自発的に知人や友人に商品・サービスを紹介してくれる可能性が高まります。例えば、欠員によって働き手が必要な時、企業アカウントのファンからのリファラルによって人材を確保できるケースがあります。
一般的な手法である求人媒体に掲載して募集するよりも、人材獲得における手間・コストが低減されるでしょう。人材紹介に依頼すると場合には、1人の紹介で100万円以上のコストを要するケースもあるため、非常に効率的です。
2. 案件や他部署を紹介してくれる
フォロワーの企業愛着度が増すと、自ら「企業やブランドをサポートしたい」という意欲が高まります。その結果、彼らは自身の関係やネットワークを活用して、新たなビジネスチャンスとなりうる案件や他部署を紹介してくれることがあります。
ファンマーケティングは、バイラル効果を得られる1つの重要な交流ツールとなるのです。インフルエンサーとオーディエンスとの繋がりを掴むことは、ファンマーケティング戦略の成功において欠かせません。
3. インタビュー記事に出てくれる
推奨してくれているファンのエンゲージメントが向上すると、インタビュー記事に出てくれるなどのメリットもあります。新たな顧客層へのリーチに効果的である「ユーザー体験」を提供することで、また新たなファンを生み出します。
上記のような紹介のされ方は、体験や事例がすでにセットでついている(推奨/紹介者がすでに体験者である)ので
このような効果を最短の工程で届けられます。
よって、紹介されたCV(ここでは受注や応募、購入・DLなど)までの道のりがギュっと短縮されます。
ファンマーケティング・コミュニティの発展した先の「紹介」は、良いことばかりなのです。
ファンマーケティング戦略のポイント
SNSでのファンマーケティングを攻略するためには、その構造をしっかりとピラミッドになるよう確立しなくてはなりません。以下のポイントを抑え、積極的に発信を行っていきましょう。
SNSのアルゴリズムを利用する
SNSのアルゴリズムを理解したうえで、適切なコンテンツ配信を行うことがファンマーケティングでは極めて重要です。アルゴリズムがどのような内容をどのユーザーに表示するかを決定するため、
- 投稿のタイミングや形式
- ユーザーの興味関心
これらを考慮した内容を把握することが成功のカギとなります。
フォロワーのアクティビティや好みを分析し、それに合わせたコンテンツ配信を心がけることで、より多くのユーザーの目に止まり、関与度を高めることができるのです。
ハッシュタグを活用したキャンペーンを行う
ハッシュタグはソーシャルメディアにおいて、キャンペーンやトピックのトラッキングに欠かせないツールです。例えば、特定のハッシュタグをつけて投稿することでユーザー参加型のキャンペーンを実施し、フォロワーの間で自然な口コミが広がるよう仕掛けます。
成功例として、某コスメブランドが「#私のお気に入り」のハッシュタグをつけてユーザーにそのブランドのコスメ使用シーンを投稿してもらい、最も人気のあった投稿を公式アカウントで紹介しました。
これによりユーザーは自身の投稿がブランド公式から認められることを期待できるため、投稿を促し、結果としてブランドの露出とファン層を拡大することに成功した事例があります。
フォロワーのコミュニティ化を促進する
ファンマーケティングでは、従来の一方的なメッセージ伝達から脱却し、ユーザーが積極的に関連コンテンツを共有したくなるような仕組みを作ることが求められます。
その1つに挙げられるのが、共通の趣味や関心事を持つユーザー同士が交流できる「コミュニティ」です。ユーザーが主体となり、企業や商品、ブランドと共に価値を創造していく過程を大切にし、それによって強いコミュニティが形成されることを目指すのです。
ファンマーケティングの先にある「コミュニティ形成」
ファンとのつながりを強化し、長期的な関係を構築するには「コミュニティの形成」が求められるようになります。コミュニティはフォロワー同士の交流を促し、インフルエンサーとファンの間に独自の文化を育てる場所となります。
コミュニティを形成するステップは、熱心なコアファンを作り、参加しやすいコンテンツの提供を心がけることです。そして最も重要なのは、継続的なコミュニケーションです。
コアファンを獲得する
コアファンとは、インフルエンサーの活動に対して特に熱心で、積極的に参加し、支持を示すファンのことです。これらのファンを見つけ出すためには、過去のコンテンツの反応(アクション)、イベント参加履歴など、複数の指標に基づいて分析を行うことが有効です。
また、アンケートやインタビューなどを通じて、ファン一人一人の意見や興味を直接聞くことも、彼らを理解する上で重要な手段となります。
共感とエンゲージメントを生み出す
共感とエンゲージメントを生み出すコンテンツ制作は、コミュニティを形成していく上で欠かせない要素です。ファンが共感するストーリーを作り上げることで、彼らの心を動かし、それによってインタラクション(相互作用)が生まれます。
コンテンツは、ファンの興味やニーズを踏まえ、彼らが共有しやすい形式で提供する必要があります。例えば、インフルエンサーの日常を覗き見ることができるバックステージ動画や、参加型のライブ配信などが挙げられます。
フォロワーのコミュニティ化を促進する
コミュニティの構築と維持には、継続的なコミュニケーションが求められます。ファンとの関係を強化するために、インフルエンサーは積極的にコミュニケーションを取り続ける必要があります。コメントやメッセージに返信を行うだけでなく、ライブストリーミングを通じて直接意見を交換するなど、ファンとの距離を縮めることが大事です。
また、定期的なイベントやミートアップを企画することで、ファン同士のつながりも深めることができるでしょう。
まとめ
ファンマーケティング、またコミュニティ形成の重要性をお分かり頂けたでしょうか。
まずは「目の前の人を大切に、そして今関わっている企業、案件を大切に」しましょう。
それが、ビジネスのさまざまな課題を解決していくことに繋がります。
3人でも集まればそれはもうコミュニティであり、弊社でもSNS・インフルエンサー施策をするときにコミュニティの構造を意識して実施していきたいと思っております。
SNS・インフルエンサーマーケティングを成功させたいのであれば、インフルエンサーを大切にしながら、パートナーとして企業の代わりにコミュニティを作ってもらうことが最短ルートです。
LIWでは【認知・周知 ▷ 広告・宣伝 ▷ 制作・運用 ▷ 接客・販売 ▷ 調査・開発】の5つのメイン機能を一元管理し、貴社のSNSやインフルエンサーマーケティング成功に導きます。
SNSやインフルエンサーマーケティングでお悩みの方は、LIWまでご相談ください。
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