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YouTubeアナリティクスで分析に欠かせない3つの指標!データの見方や注意点も解説
最終更新日 2024年9月19日(Thu)
「YouTubeアナリティクスで、どのデータを見たらいいかわからない」
「見方がわかるとどのような変化があるのか知りたい」
「ある程度アクセスが増えるまで分析は不要なのではないか?」
YouTubeでも、他のマーケティング施策と同じように、結果の分析・改善は欠かせません。YouTubeではアナリティクス機能で動画の閲覧状況などが詳しくデータ化されます。しかし、用語が難しかったり色々な数値が表示されたりして、機能を使いこなせていない企業担当者の方も多いでしょう。
そこで本記事では、YouTubeアナリティクスのデータの見方や分析方法について紹介します。効率的にチャンネルを運用してチャンネルを伸ばしていきたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
YouTubeアナリティクスの概要と見方
YouTubeが公式で提供している「アナリティクス」とは、チャンネル運営者が分析・改善に活用するためのデータを確認できる機能です。YouTubeアナリティクスは、以下の操作でデータを確認できます。
- YouTubeアカウントにログイン
- プロフィールアイコンから「YouTube Studio」を選択
- 左側のメニューから「アナリティクス」を選択
- タブを切り替えることで見れるデータを変えられる
- 右上の「詳細モード」を選択すれば、より詳しいデータが確認可能
サードパーティが公開している分析ツールとの違いとして、YouTubeアナリティクスの方がデータの正確性が高いことが挙げられます。動画が視聴者に好まれているか、どのようなユーザーからチャンネルが閲覧されているかなど、YouTubeアナリティクスのデータから分析し、運営の参考にしましょう。
参考元:YouTubeヘルプ|YouTubeアナリティクスの基本
YouTubeアナリティクスからわかること
YouTubeアナリティクスでは様々な数値を通して、大きく分けて次の3つを判断できます。
- 自身のチャンネルの全体像
- 公開した動画の現状
- 視聴者の傾向
これらの概要を確かめるだけでも、YouTubeの大まかな運用状況を把握できるでしょう。
自身のチャンネルの全体像
アナリティクスの「ダッシュボード」タブに表示される内容から、自身のチャンネル全体について状況を判断できます。
主に確認できるのは次の3点です。
- 視聴回数(過去28日間)
- 総再生時間(過去28日間)
- チャンネル登録者数(過去48時間)
さらに1時間毎と48時間以内に投稿された動画の視聴回数が「リアルタイム」の部分で確認できます。動画の公開後すぐに再生回数を把握したい場合に便利となるでしょう。
公開した動画の現状
アナリティクスの「コンテンツタブ」では、投稿した動画が一覧化されます。状況を確認したい動画をクリックし、左側のメニューから「アナリティクス」へ移動すると、次の数値を確認できます。
- 視聴回数
- 総再生時間
- 視聴維持率
視聴維持率によって、動画がどこまで再生されたかがわかります。なお、動画ごとのアナリティクスでは「過去7日間」「アップロード後全期間」といった期間を指定したデータ閲覧が可能です。
視聴者の傾向
アナリティクストップ画面の左側メニューから「アナリティクス」へ移動し「視聴者」タブへ切り替えると閲覧できます、
表示される「ユニーク視聴者数」「視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯」などで、ユーザーによる視聴行動の傾向がわかります。ユーザーのニーズに沿ったコンテンツを作るために有効なデータです。
YouTubeアナリティクスの分析で欠かせない3つの指標
YouTubeアナリティクスで得られるデータは、適切に利用すればどれも分析・改善に役立てられます。しかし、すべての項目を詳しく分析するのは大変なので、優先度を決めると良いでしょう。
- 視聴維持率
- インプレッション及びクリック率
- トラフィックソース
重点的に確認すべき3つの項目を紹介します。
視聴維持率
視聴維持率は、動画がどの地点まで再生されているかがわかるデータです。動画の始まりから終わりまでの間を100%とし、途中で離脱されると数値が下がります。平均である40%前後を下回る場合は、動画をより長く視聴してもらうための改善が必要です。
欠かせない指標である理由は、視聴維持率が高いと関連動画などで優先的に表示されるようになるからです。またコンテンツの構成にも影響するため、確認と状況に応じた改善が欠かせません。
視聴維持率が低下する原因として、動画本編までが冗長的であること、サムネイルやタイトルと本編の内容に剥離があることなどが挙げられます。視聴維持率を高めるには、不要な間をカットしたり、冒頭で動画のダイジェストを流して期待感を高めたりするなどの工夫が効果的です。
インプレッション及びクリック率
インプレッション数とは、公開した動画がYouTubeに表示された回数のこと。さらにクリック率は、表示された中で実際に動画がクリックされた割合です。インプレッションとクリック率は併せて分析・改善をしなければ、十分な効果が発揮されません。
インプレッションが重要な理由は、チャンネル登録をしていないユーザーはYouTubeにより動画が露出されないと、ほとんどの場合で動画やライブ配信にアクセスしないからです。しかし、表示だけされてもクリックされなければ再生されないため、クリック率の分析も欠かせません。
インプレッションを伸ばすには、YouTubeのアルゴリズムに「良質な動画を公開している」と判断される必要があります。具体的には、過去に投稿した動画を対象とする総再生時間の長さが参考にされます。公開した動画が長さではなく、すぐに離脱されないことが重要になります。チャンネル全体のコンテンツ量を増やし、視聴者が色々な動画を回遊してくれるような設計を作ることが大切です。そしてクリック率を伸ばすには、タイトルやサムネイルでしっかりと興味を引きましょう。
新着の動画はYouTube内で優先的に表示され、公開して24時間以内はインプレッション・クリック率どちらも伸びやすい傾向にあります。投稿直後だけでなく、公開から時間が経過してからもあらためて確認しましょう。
トラフィックソース
トラフィックソース(流入経路)は、視聴者がどこから辿り着いたかがわかる指標です。
- 関連動画
- 通知
- チャンネルページ
- YouTube検索
- YouTube広告
- 再生リスト
このようにYouTube内のあらゆる場所に動画が表示されるため、視聴者の流入元を特定します。
例えば関連動画からの流入を増やすなら、YouTubeのアルゴリズムに評価される必要があります。また、検索結果からの流入を増やしたいなら、動画のタイトルや概要欄、チャンネル名などの文字要素を改善する「VSEO」の意識が大切です。
YouTubeアナリティクスを利用する際の注意点
YouTubeアナリティクスを利用する際には以下の点に注意しましょう。
- 開設初期は確認できるデータが少ない
- 自社チャンネル以外のデータは収集できない
アナリティクスにより分析できること・できないことも知り、チャンネル運営の参考にしてみてください。
開設初期は確認できるデータが少ない
YouTubeアナリティクスでは、数値が反映されるまでにタイムラグがあります。例えばチャンネル全体の総再生回数が100回程度の段階では、データの不足を理由に「視聴者」「エンゲージメント」などの画面でほとんどの数値が表示されません。
運用初期の段階で思うようにアナリティクスが表示されないのは、分析データの不足が原因であることが多いです。そのため、まずはコンスタントな投稿活動で、分析に必要なデータを集めることを優先しましょう。
自社チャンネル以外のデータは収集できない
YouTubeアナリティクスから確認できるのは、自社が運営するチャンネルのデータのみです。競合チャンネルに関するデータ収集をするにはサードパーティ製の分析ツールを導入しなければなりません。
YouTubeアナリティクスから競合について知るには「アナリティクス」内の「視聴者」タブにある「このチャンネルの視聴者が見ている他のチャンネル」の欄を参考にできます。
まとめ
YouTubeアナリティクスとは、チャンネル運用の分析・改善に必要なデータが得られる機能のこと。確認できる情報は主に以下の3種類です。
- 自身のチャンネルの全体像
- 公開した動画の現状
- 視聴者の傾向
ただ、すべてのデータを完璧に分析するのは難しいため、目的にあった指標をピックアップして重点的に分析・改善しましょう。
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