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インスタグラムでリポストする際のやり方を解説!投稿を借りる際のマナーや注意点も紹介
最終更新日 2024年11月15日(Fri)
記事作成日 2023年10月30日(Mon)
インスタグラムに「リポスト」という習慣があると知っているものの、仕組みや手順を理解できず悩んでいないでしょうか。
リポストは正しく行えば、自社サービスに関する好意的な投稿をより多くのユーザーに届けることが可能です。一方でリポスト時のマナーや注意点を理解していないとユーザーからの信頼を失ってしまい、クレームにつながる場合があります。
この記事では、インスタグラムにおけるリポストのやり方だけでなく、投稿する際のマナーや注意点についても解説します。
最後までお読み頂くことで、インスタグラムで効果的なリポストが行えるようになり、多くのユーザーに自社サービスの魅力を伝えられるようになるはずです。
目次
インスタグラムのリポストとは?わかりやすく解説
インスタグラムのリポストとは、他ユーザーのコンテンツを自社のアカウントで再投稿することです。インスタグラムのリポストには、大きくわけて2つの使い方があります。
- 他ユーザーの投稿を自分のアカウントで引用する
- リポストすることでキュレーションメディア化する
キュレーションメディアとは、特定の情報をわかりやすくまとめたメディアのことです。テーマに絞ってリポストすることで、特定ジャンルの情報発信を行うキュレーションメディア化が可能です。
X(旧Twitter)でもリポスト(旧リツイート)の機能があり、ボタン1つで特定の投稿を拡散させられます。一方で、インスタグラムのリポストはXほど拡散力はありません。インスタでは、フォロワーのフォロワーにまで広く情報を届けることよりも、投稿コンテンツの拡充やユーザーとのコミュニケーションを狙いとしてよく取り入れられる施策です。
インスタグラム自体にリポスト機能はないため、投稿のシェア機能を応用するか、外部アプリ経由で公開します。
インスタグラムでリポストする2つのやり方
ここでは、インスタグラムでリポストする2つのやり方を紹介します。どちらも一度覚えてしまえば、そこまで難しい操作ではありませんので、リポスト方法を知らない方は参考にしてみてください。
- ストーリーズを使ったリポストのやり方
- 無料の外部アプリを使ってリポストするやり方
それぞれの手順を紹介していきます。
1. ストーリーズを使ったリポストのやり方
インスタグラムのストーリーズでリポストする手順は以下のとおりです。
- リポストしたい投稿を見つける
- シェアメニュー(紙飛行機マーク)をタップ
- 「ストーリーズに追加」をタップ
インスタグラムにはリポスト機能自体がないため、投稿をフォロワーに共有することを目的としたシェア機能を応用します。多少手間はかかるものの、ストーリーズとハイライトでリポストした投稿を見てもらうことが可能です。
2. 無料の外部アプリを使ってリポストするやり方
無料の外部アプリでリポストする際は「Repost for Instagram」を使用するのが一般的です。Repost for Instagramを使用してリポストする手順は以下のとおりです。
- アプリをダウンロードする
- リポストしたい投稿のURLをコピーする
- キャプションなどを編集する
- 投稿する
Repost for Instagramの場合は、ストーリーズとフィードのどちらに投稿するかを選べます。ユーザーの投稿をキュレーションコンテンツとして自社アカウントで再公開できることがメリットです。
企業アカウントでも、運用テーマに合った投稿をフィード投稿として活用し、キュレーションメディア化する施策がとられています。
インスタグラムでリポストを活用する3つのメリット
インスタグラムでリポストを活用すると、自社投稿のみを公開するだけでは得られない以下のようなメリットがあります。
- コストをかけずにコンテンツを増やせる
- 自社商品の口コミを拡散できる
- ユーザーとコミュニケーションを取れる
アカウントの影響力をつけたり、売上アップにつながったりするメリットがあるため、事前に確認しておきましょう。
コストをかけずにコンテンツを増やせる
インスタグラムでリポストを行うことで、コストをかけずに自社アカウント内のコンテンツを増やせます。
オリジナルの投稿素材で運用する場合、画像制作などの外注費用がかかります。一方でリポストであれば、投稿を借りる形であるため基本的にコストがかかりません。
また、企業アカウントのリポストは、ユーザーの「紹介されたい」という気持ちを掻き立てられます。そのため、企業アカウントにリポストしてもらうことを目的とした、自社サービスに関する投稿がSNSで増えやすくなります。
自社商品の口コミを拡散できる
企業アカウントの場合は自社商品の口コミを拡散できる点も、リポストを活用するメリットです。
リポストをすると一般ユーザーの生の声を、自社アカウントのフォロワーにも届けられるため、口コミや体験談をより多くのユーザーに知ってもらうことが可能です。インスタグラム上で、好意的な口コミを広めることで購入につながり、SNS経由での売上向上が期待できます。
一般ユーザーが作った自然な投稿をリポスト形式で公開することにより、広告色を抑えやすい一面もあります。
ユーザーとコミュニケーションを取れる
リポストにより、他ユーザーとのコミュニケーションが取りやすい点もメリットです。
リポストする際は元の投稿者へ使用許可を取ったり、投稿後にお礼のコメントを入れたりすることで、必然的にコミュニケーションが増えます。ユーザーから返信やいいねをもらいやすくなるため、投稿のリーチを伸ばすことが可能です。
ユーザーとのコミュニケーションは、インスタグラムのアルゴリズム的にも評価されやすく、アカウントのリーチを伸ばす意味でも効果的です。
インスタグラムでリポストする際の5つのマナー
アカウントを伸ばすうえで効果的なリポストですが、実施する上でいくつか考慮すべきマナーがあります。
- 元の投稿者に許可を得る
- 投稿内にお礼のコメントを入れる
- リポストであることを明記する
- タグ付けやメンションで元の投稿者に知らせる
- 編集はしない
リポストのマナーを守らないと、ユーザーからの信用をなくしてしまうため、きちんと理解しておきましょう。
1. 元の投稿者に許可を得る
外部アプリで画像をダウンロードして自社アカウントに投稿する際は、事前に投稿者の許可を取りましょう。
画像の無断転載となり、ユーザーとのトラブルとなる可能性があるためです。一般的には、リポストさせてほしい旨をDMでユーザーへ連絡します。
なお、ストーリーズへのシェアはインスタの機能の範囲内なので、許可取りは必須ではありません。
2. 投稿内にお礼のコメントを入れる
リポスト時に本文でお礼のコメントを入れると、相手からの印象が良くなりやすいです。
事前に許可を取っていても、自分が知らないところで投稿されることを気にする方もいるため、相手を不安にさせないよう配慮しましょう。丁寧な対応を行うことで、投稿元アカウントがリポスト投稿にいいねしたり、ストーリーズに載せてくれたりする場合もあります。
3. リポストであることを明記する
投稿する際に、リポストであることを誰もがわかるように伝えましょう。
具体的には、リポストであることを本文やハッシュタグなどでわかりやすく入れます。ユーザーによっては「自社の投稿だと偽っている」と勘違いしてしまい、クレームにつながる可能性があるためです。許可を取って投稿しているものだと認識してもらう意味でも、リポストであることがわかるように明記しましょう。
4. タグ付けやメンションで元の投稿者に知らせる
画像にユーザーを紐付けするタグ付けや、キャプション内に「@」マークでユーザー名を書くメンションなどで、自社の投稿から元の投稿主のプロフィールにジャンプできる動線を作りましょう。
自社アカウントのフォロワーを投稿主のプロフィールに誘導することで、フォロワーやリーチ数を増やす手伝いをして、お礼がわりとする習慣があるためです。
また、ただリポストを行うだけでは、元の投稿主に通知が飛びません。キャプションにメンションを入れると投稿主に通知され、リポストしたことが認知されやすくなります。その方がより丁寧な印象を与えられるため、リポストを行う際に意識したいマナーの1つです。
5. 編集はしない
リポストで借りる投稿は、無許可で編集しないようにしましょう。
許可を取って借りたとしても、リポストした内容の著作権は投稿主にあるからです。
また、画像の微調整を行うことで、訴求内容の意図が変わるケースもあります。リポストをする際は、色味の編集などもせずにそのまま投稿するようにしましょう。
表紙やエンドページ(投稿最後の1枚)を自社アカウント仕様にして統一感を出す場合は、投稿主に連絡をとり、許可を得た範囲内で編集してください。
インスタグラムでリポストされたら関係性に合わせて対応しよう
もし、自社アカウントの投稿がリポストされた場合は、ユーザーとの関係性に合わせて対応しましょう。
リポストされて嬉しい場合は、以下の対応をすることでユーザーと良い関係性を保ちやすくなります。
- いいねする
- コメントする
- ストーリーズに載せる
一方で、利用されたくない投稿を勝手に使われたり、海外の怪しいアカウントにリポストされたりする場合があります。その際は反応せず、まずは様子を見るのも1つの方法です。継続してリポストされる場合は、DMで投稿の削除要請や使用しないでほしい旨を伝え、それでも対処してもらえなければ運営に報告しましょう。
インスタグラムでリポストができない場合に考えられる3つの原因
インスタグラムでリポストする際、手順通り行っているにもかかわらず上手くいかない場合に、考えられる原因を解説します。
- 投稿元のアカウントが非公開設定になっている
- 「ストーリーズでのシェア」が許可されていない
- 投稿に使用したハッシュタグが多い
リポストができず困っている方は、該当する項目がないか1つずつ確認していきましょう。
1. 投稿元のアカウントが非公開設定になっている
投稿主が、アカウントを非公開設定にしていると、リポストができません。
自社アカウントとはつながっていても、フォローされるユーザーを慎重に判断したいため、非公開に設定しているケースがあるのです。非公開アカウントでは、リポストしたい投稿のシェアメニュー(紙飛行機マーク)に「非公開アカウント」と表示されます。
2. 「ストーリーズでのシェア」が許可されていない
インスタグラムのプライバシー設定内で「メッセージでのストーリーズへの再シェアを許可」という項目をオフにしているとリポストできません。
ユーザーの中には、リポストの依頼には承諾してくれても、アカウントがどのような設定になっているか把握できていない方もいます。DMでリポスト自体の許可が取れている場合は、設定の変更が可能か相談しましょう。
3. 投稿に使用したハッシュタグが多い
投稿主が設定したハッシュタグを流用する場合に、確認が必要な項目です。投稿に使用するハッシュタグが多いとリポストを行えません。元投稿から引用したキャプションと自社アカウントの公開設定とで、ハッシュタグの合計が30個を超える場合があります。
インスタグラムで使用できるハッシュタグの数には上限があり、30個を超えると投稿できません。リポストを行う際は、元投稿のハッシュタグの数も確認しましょう。
インスタグラムでリポストを拒否する方法
自社アカウントの投稿において、一般ユーザーからのストーリーズリポストを拒否したい場合は以下の手順で設定できます。
- インスタグラムのプロフィール画面を開く
- 右上にある3本線のメニューを選ぶ
- 「設定とプライバシー」を選ぶ
- 「シェア」を選ぶ
- 「ストーリーズへの投稿とリール動画のシェアを許可する」をオフにする
注意点としては、外部アプリを使用した場合は設定によらずリポストされる可能性があることです。気になる方はプロフィールやハイライト、投稿の本文内でリポストは控えてほしい旨を伝えましょう。
まとめ
リポストとは、一般ユーザーの投稿を自社アカウント上のタイムラインで再投稿することです。インスタグラムのリポストは、自社サービスの口コミを多くのユーザーに知ってもらえたり、コストをかけずにコンテンツを増やしたりできるメリットがあります。
一方で、インスタグラムのアカウントを伸ばすには、リポスト以外にも意識しないといけない点があります。日々の投稿や数値の分析だけで、アカウントを伸ばすための運用まで手がまわらないという方もいることでしょう。
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