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Xで投稿が伸びやすい時間帯はいつ?拡散にベストな曜日と時間を解説
最終更新日 2024年10月17日(Thu)
記事作成日 2023年10月11日(Wed)
企業がSNSを生かしたWebマーケティングを行っていくには、運用するプラットフォーム特有のアルゴリズムや仕組みを理解する必要があります。
しかし、どのプラットフォームにおいても共通して意識したいのが投稿にまつわる「拡散法」で、その中でもとりわけ重要な1つが「投稿する時間帯を意識する」ことです。
本記事では、Xで投稿が見られやすいおすすめの時間帯を属性別の観点から解説し、プラスアルファで拡散されやすくする運用ポイントについてもご紹介していきます。
Xで投稿時間が重要な理由
企業がSNSを用いてマーケティングをする場合、いかに少ない作業工程で資産性の高い結果を出せるかが求められます。
・最短でフォロワー・アクション数を獲得すること
・最短でアクティブユーザーをファンとして獲得すること
Xの運用で投稿時間を意識する重要性は、上記二点が特に大きいです。
限られた業務時間で結果を残す最短ルートとして、アカウントや投稿内容がユーザーの目に留まるよう、発信する時間は特に意識して下さい。
フォロワー・アクションの獲得
投稿時間が重要な理由の1つは、有力フォロワーの獲得や、いいね・インプレッション数を上げるなどアクションの獲得です。
これらが増えれば増えるほど、AIによって有益アカウントと認識され、ポストの上位表示がされやすくなります。
ターゲットとする層がSNSを開きやすい時間帯に的を絞り、戦略的なポストを繰り返しましょう。
アクティブユーザーの獲得
投稿時間を意識したポストは、単純にフォロワー数が増えるだけではありません。
インフルエンサーやアクションに積極的なアクティブユーザー達も、意識的に見られやすい時間帯にSNSを開いています。
拡散力の高い人たちの目に触れやすくするのも、アカウント運用における1つの手法です。アクティブユーザーと日頃から接点を持っておくと、運が良ければリポストなどで拡散の機会に直面できるでしょう。
結果的に運用目標の達成が期待できる
これらをすることで結果的に、企業が掲げる目標達成を期待できます。
目標の多くが商品・サービスの認知を高め、購入をしてもらうことであり、コンバージョンの達成です。
効率的にコンバージョン達成をするために「投稿時間」は密接な関わりを持っています。。
Xの投稿時間おすすめはいつ?
上記を踏まえ、Xでアカウント運用の際におすすめの具体的な投稿時間を解説していきましょう。
その1:通勤・通学の時間帯【7時~9時】
まずは、朝の通勤・通学の時間帯です。
様々な分野のリサーチサービスを提供する株式会社アスマークによる全国の20~60代男女を対象に行った「電車内での過ごし方に関するアンケート」では、約7割が車内でスマートフォンの操作をしていることが明らかになりました。さらにスマートフォンで行う操作では、「インターネット閲覧」が61.3%と最も多くなっています。
Xに変更後、有料プラン加入者は動画における投稿のコンテンツ幅が広がったものの、Xでは未だテキスト文化の強さが残ります。慌ただしい朝の時間帯、また公共の場である電車内においては動画コンテンツの多いプラットフォームと比較すると、サクッと手軽に見られるXは、ユーザー側も使いやすさがあるでしょう。
その2:お昼休憩の時間帯【12時~13時】
次は、ランチタイムの時間帯です。
会社員や学生など、集団行動の場では毎日のお昼休憩時間が定められています。Xが公表したアルゴリズムでは、投稿後6時間経過するとタイムラインに残る確率が下がるとされています。
逆算すると、朝7時台に投稿しても13時台まではタイムラインに表示されることになるので、朝の投稿もこれを意識した内容で考案すると効果的かもしれません。
その3:放課後の時間帯【15~17時】
15~17時の時間帯は、特に学生をターゲットとする企業に有効的です。
若年層が集い、みんなでSNSを見たり話題に上がったりすると【リポスト】されやすくなります。
先述した2つの時間と比較すると限定的な時間帯ではありますが、例えば「プチプラコスメ」や「無料のゲーム」など学生にウケそうな内容は、この時間帯が1つの狙い目でしょう。
その4:ゴールデンタイム【20~23時】
最も有効的なゴールデンタイムは、夜の20~23時頃です。
会社や学校など多くの人が帰宅後にスマホを触る時間帯で、スマホが普及していない一昔前は、テレビも同様にゴールデンタイムと言われていました。特に土日が明けた月曜日は家にいることが多く、「月9」という言葉が生まれたほどです。
また、総務省情報通信政策研究所が公表した「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>」では、13歳から69歳までの男女1,500人において、全世代で平日・休日ともに「テレビ(リアルタイム)視聴」よりも「インターネット利用」が平均利用時間を超過しています。
これらの結果より、SNSによるWebマーケティングの有効性と、本時間帯が最も利用率の高いことが伺えるでしょう。
Xの投稿時間で属性別で狙うべき曜日・時間
次は、ターゲットとする属性別にみた狙うべき時間帯について解説します。
主婦に見られやすい投稿の時間帯【12時前後】
主婦でも家族構成によって様々ですが、一般的に子育て世帯では、朝子どもを保育所や小学校・中学校など学校へ送り出し、その後は掃除や洗濯などの家事を行います。14時以降になると、子のお迎えや夕飯の買い物・準備に追われるため、一人でゆっくりスマホを見るのは12時前後でしょう。
もう少し幅を広げると、11~13時ぐらいの間と言えます。
ただし、同じことを考える企業が多くいるため、同業などライバルと差をつけた主婦に喜ばれる投稿が必要です。
会社員に見られやすい投稿の時間帯【6~9時】
会社員に向けた発信をする場合、一般的に9~18時頃は勤務中であるため、通勤の時間帯が有利です。
しかし、退勤後は一日外回りや事務仕事で疲れ、電車内は睡眠をしてしまう方が多くいます。朝の時間帯は、ニュースを見て取引先との商談時にも必要となる話題をインプットする会社員も多く、インターネットやSNSが開かれやすい時間帯ですので、しっかりと狙っていきましょう。
学生に見られやすい投稿の時間帯【22~23時】
学生に見られやすい時間帯として、「15~17時」の他には「22~23時」も効果的です。大学生の場合、授業後18~22時ぐらいの間にアルバイトを入れて、スマホを触れない時間が発生してしまうからです。
アルバイトが終了した帰宅後の時間帯はゴールデンタイムとも重なり、不特定多数の目に触れやすくなります。
その一方で、企業アカウント以外の一般ユーザーのポストも多くなる時間帯なので、「勝ちにいく」ためには発信内容にそれなりの工夫が必要です。
平日と休日のゴールデンタイム(アクティブユーザー率)
ゴールデンタイムは、「利用者数の増加=アクティブユーザーの増加」で、もっとも活性化している時間帯と言えますが、平日と休日に違いはあるのでしょうか。
前章で挙げた総務省情報通信政策研究所のデータでは、平日・休日の平均利用時間についても調査が行われていますが、いずれの世代も休日がわずかに上回っている状況です。
しかし、総体的な意見としては、上記で挙げた時間帯以外で「休日は特別にこの時間を狙う」という投稿は、しなくてもいいかと思われます。
アクティブユーザーの率としては、土日がやや高い傾向にあります。時間を気にしないでゆっくりと閲覧できるため、企業アカウントのプロフィール欄を開くなど、アクション幅も広がります。
しかし、土日が必ずコンバージョンが高いとは言い切れず、コンバージョンに関してはユーザーのアクティビティをこまめに分析する必要があるでしょう。
Xで見られる時間帯に投稿するコツ3選
ここまで解説してきた時間帯を見ると、企業アカウントを運用する立場としては、「朝の時間帯は出社前」であり「ゴールデンタイムは退勤後」で、運用が厳しいと感じるかもしれません。
しかし、Xの機能を上手く利用していくことで、これらの時間帯にも自動投稿できるようになります。
下記では、他にも運用におけるプラスアルファの方法をご紹介します。
フォロワーの属性に合わせて投稿時間を調整する
何度かお伝えしましたが、ゴールデンタイムは多くの人に見られる一方、競合の投稿が非常に強い時間帯です。WebサイトのSEO対策と同様の考え方で、はじめから競合の強い「ビッグワード」のKWを狙っていくと、なかなか勝つことができません。
ゴールデンタイムにこだわり過ぎず、まずは「スモールワード」、つまりフォロワーの属性に特化した見られやすい時間帯に、継続的な投稿をするとよいでしょう。
投稿予約で夜間や早朝の時間帯にもポストする
朝や夜など投稿が難しい時間帯には、Xの投稿予約機能を利用することで継続的に投稿できます。予約投稿をしていることはユーザーからは分からないので、不快感や嫌悪感を与えてしまう心配は不要でしょう。
注意点としては、スマホアプリ版では予約投稿ができないので、ブラウザ版から投稿するようにして下さい。
ゴールデンタイムの時間帯に動画を投稿する
ライバルと差別化するには、動画や画像を積極的に活用したポストが有効です。
視覚の認識には、突出した特徴のある色や光に自然に目がいってしまう「受動的注意」があります。例えば、ポスターやサムネイルなどでは、しばしばこのように自然に目を引く配色が用いられます。人の目を引く配色やデザインを学び、投稿にも生かしていきましょう。
特にゴールデンタイムの時間帯には、長時間SNSを見る余裕があるため、動画投稿が有効的です。朝の通勤の時間帯よりも、高確率でユーザーの目に留まることが期待できるでしょう。
セルフリポストを活用する
セルフリポストは、過去に発信した自分の投稿を一定期間後に再度ポストする方法です。発信にかける時間の短縮や、新規フォロワーが増えてきたタイミングで行うことで宣伝効果になります。
ただし、何度も行うとPR感が強まり、嫌悪を感じるユーザーも出てくると想定されます。ユーザー離れされない程度に2~3回程度のリポストに留めておくことがポイントです。
まとめ
この記事では、Xでアカウント運用したい企業様向けに「投稿が見られやすいおすすめの時間帯」を解説しました。投稿を「伸ばす」には、ターゲットごとに時間帯を絞るとともに、戦略的に運用することで拡散を狙いましょう。
「投稿が見られやすいおすすめの時間帯」は、最終的な「エンゲージメント率」や「コンバージョン率」のアップとは異なりますので、その点については別途でアクティビティの分析が必要です。
※本記事で解説したXのサービス・料金を含む一連の内容は、2024年4月1日時点における情報です。
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