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SNSマーケティングとは?具体的な5つの手法や企業のメリットを解説
最終更新日 2024年10月17日(Thu)
記事作成日 2023年9月26日(Tue)
SNSマーケティングとは、SNSを活用するマーケティング手法のことです。SNS利用率の高まりから、多くのメリットがあるとして注目されています。
InstagramやX(旧Twitter)、Youtubeなどの人気SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用して売り上げ向上やブランディングにつなげるマーケティング手法のことです。SNSの普及により、多くの企業がSNSマーケティングの効果に注目しています。この記事では、SNSマーケティングの概要や具体的な手法、成果を上げるためのポイントや注意点まで基本的な要素を確認していきます。
目次
SNSマーケティングとは
SNSマーケティングとは、SNSを活用して行うマーケティング活動の総称です。具体的には企業がSNSを通じてユーザーにアプローチすることで自社商品やブランドの認知度向上やファンの獲得を目指し、購買につなげることを目的とします。
SNSはユーザーによる投稿のシェアや、口コミ・レビューなどの発信が行われるため情報拡散力が高いことが特徴です。運用方法を工夫することで、短期間で認知度や購買数、ロイヤリティを高めて大きなマーケティング効果を生み出すこともできます。
また、SNSを利用して自社商品やイメージに対する顧客のリアルな声を収集することも可能です。スピーディに顧客のレスポンスをキャッチし、企業活動に活かせる点もほかのマーケティング手法にはない強みと言えるでしょう。
代表的なプラットフォーム
次に、企業のSNSマーケティングに活用されることの多い代表的なプラットフォームと、それぞれの特性について紹介します。
写真や動画の投稿がメインで、視覚を通してアプローチできることが特徴です。特に20〜30代の女性の利用率が高い傾向があります。
- X(旧Twitter)
140字以内のショートテキストの投稿がメインで、即時性と拡散性が高いことが特徴です。男女問わず20〜30代の利用率が高いです。
実名登録制であることが特徴で、情報の信頼度が高いです。30〜40代の利用者が多く、フォーマルな場で活用されることもありビジネス向きと言えます。
- Youtube
さまざまな分野の動画が配信されるプラットフォームです。10~50代の幅広い年齢層に利用されており、インフルエンサーとのコラボレーションを行う企業も増えています。
SNSマーケティングが注目される理由
では、なぜいま多くの企業でSNSマーケティングが注目されているのでしょうか。その理由を解説します。
SNS利用者の増加
総務省が発行する「令和4年通信利用動向調査」によると、SNSを利用している個人の割合は前年と比較してもほぼすべての年齢層で増加しており、全体で8割に達しています。今まではSNSに対して「若者向け」というイメージが強かったかもしれませんが、幅広い年代に浸透していることがわかるでしょう。そのため、幅広い層のユーザーにリーチできるSNSは、マーケティングにおいても無視できない存在になっています。
情報収集方法の変化
検索エンジンだけでなく、SNS検索で情報収集することが一般化してきていることもSNSマーケティングが注目される理由の1つです。NTTドコモモバイル社会研究所が実施した「スマホ・ケータイ所有者のメディア利用動向調査」では、10〜20代が生活情報を得ているメディアとしてSNSが1位になっています。若い年代ほどテレビや新聞、WebサイトよりもSNSで情報収集する割合が高くなり、SNSからの情報に影響されて商品を購入する人も多いです。
出典:2022年1月スマホ・ケータイ所有者のメディア利用動向|NTTドコモ モバイル社会研究所
SNSマーケティングのメリット
SNSマーケティングには多くのメリットがあります。ここでは代表的な4つのメリットについて解説します。
情報拡散力が高い
SNSは幅広い年代に利用者が多く、リアルタイム性に優れていることからスピーディに広く情報を拡散できます。「いいね」や「シェア」機能などにより、これまでよりもコストをかけずに幅広いユーザー層に自社ブランドや製品・サービスについて知ってもらう機会を作ることも可能です。認知度拡大に大きな効果をもたらします。
顧客との関係構築ができる
SNSは企業と顧客の双方向でコミュニケーションが取りやすく、ほかの媒体よりも距離感が近い特徴があります。これにより顧客は企業に対する愛着や親しみを感じやすく、企業は顧客の意見をサービス開発・改善に活かせます。結果、良好な関係構築につながることがメリットです。
費用対効果が高い
SNSマーケティングに活用されるプラットフォームの多くは、無料で始めることができます。アカウントの運用次第では無料で企業の認知度向上やファンの獲得を実現できるため、ほかのマーケティング手法と比較すると費用対効果が高いと言えるでしょう。またSNSに広告を出稿する場合でも、マス広告と比較するとコストを大幅に抑えられます。
関連記事|SNSマーケティングの費用対効果はどう高める?費用対効果を図る指標
ブランディング効果が見込める
企業の公式アカウントに多くのフォロワーを集めたり、人気のあるインフルエンサーに自社商品を紹介したりしてもらうことで、企業価値を高めることも可能です。人気のあるインフルエンサーの起用や、有益な情報の提供を行うことで多くのユーザーから企業への共感・信頼を得られます。
SNSマーケティングのデメリット
一方で、SNSマーケティングにはデメリットも存在します。デメリットについてもきちんと理解しておくことは、適切にSNSを運用するために重要です。
運用業務の負担が大きい
マーケティング効果の高いアカウントに成長させるためには、投稿の作成や分析などさまざまな業務に手間と時間をかけ、長期的に取り組む必要があります。運用業務の負担は大きくなるため、もし社内にリソースが足りない場合はSNSマーケティングに知見を持つ代行業者に委託するのも有効な手段です。
炎上リスクがある
情報発信の仕方によっては炎上につながり、企業にとってマイナスなイメージが拡散されてしまう可能性もあります。せっかく獲得した顧客を失う事態にもなりかねないため、運用担当者にはSNS運用に対するモラルやリテラシーが必要です。
関連記事|SNSが炎上する理由と対策|過去に炎上した大手企業のSNS事例8つ
SNSマーケティングの手法5つ
SNSマーケティングの具体的な手法としては、次の5つが代表的です。それぞれの特徴について詳しく解説します。
SNSアカウント運用
SNS上に自社のアカウントを作成し、公式アカウントとして運用する手法です。商品リリースなどの最新情報の発信や、ユーザーとコミュニケーションを取ることができます。商品の魅力や企業のイメージを訴求できるだけでなく、ユーザーとの接点を増やすことで企業への親しみや愛着を感じてもらえるきっかけにもなります。
SNS広告
各プラットフォームで提供されている独自の広告配信サービスを利用し、SNS上に広告を配信する手法です。広告のタイプはさまざまですが、テキストだけでなく画像や動画も使用
できるため訴求力を高められます。また年齢や性別、地域、言語、興味関心など細かなターゲティングができるため、効率的に運用できます。
SNS広告
SNS上でユーザー参加型のイベントを実施する手法です。たとえばプレゼントやコンテストなどのイベントを企画し、ユーザーに参加してもらいます。具体的にはユーザーが対象の投稿に「いいね」をしたり、特定のハッシュタグをつけて投稿したりすることでキャンペーンに応募することが可能です。こうしたユーザーが応募にいたるまでのアクションを通じて、認知度や集客率を高める効果があります。
SNSキャンペーン
SNS上でユーザー参加型のイベントを実施する手法です。たとえばプレゼントやコンテストなどのイベントを企画し、ユーザーに参加してもらいます。具体的にはユーザーが対象の投稿に「いいね」をしたり、特定のハッシュタグをつけて投稿したりすることでキャンペーンに応募することが可能です。こうしたユーザーが応募にいたるまでのアクションを通じて、認知度や集客率を高める効果があります。
インフルエンサーマーケティング
SNS上で多くのフォロワーを持つインフルエンサーを起用し、自社の商品を紹介してもらうことでユーザーの購買行動を促す手法です。自社のターゲットとなる層のフォロワーやファンを多く持つインフルエンサーに依頼することで、非常に訴求力の高いPRができます。
ソーシャルリスニング
SNSに投稿されたユーザーの口コミやレビューなどを収集し、マーケティングに活用する手法です。従来の企業が主導するアンケートなどとは異なり、SNS上ではリアルなユーザーの本音を収集することができます。リアルタイム性もあり、有効なマーケティング施策の立案に大きく関わることから注目されている手法です。
SNSマーケティングのポイントと注意点
最後に、SNSマーケティングを成功させるためのポイントと注意点について解説します。
SNSキャンペーン
SNSはプラットフォームごとに特性や利用者層が異なります。まずはそれぞれのSNSについて調査して理解し、自社商品やイメージに適したプラットフォームを選びましょう。また今回ご紹介したようにSNSマーケティングの手法も複数あり、それぞれ得られる効果は異なります。まずは目的を設定し、達成のために最適な手段を検討することが重要です。
スピーディにPDCAを回す
SNSマーケティングもほかのマーケティング施策と同様に「Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)」のPDCAを繰り返すことで改善できます。ただ単にSNSへの投稿や広告出稿を行うだけでなく、戦略を立てて施策を実施し、結果を分析して次回の施策へ活かすことが大切です。
関連記事|企業のSNS戦略の立て方から効果検証のポイントを解説
運用体制を整える
炎上を防ぎ、業務負荷を軽減するには社内でSNSリテラシーの高い人材を選定、または教育する必要があります。また、投稿前のチェックを行うフローを確立するなど、適切な運用体制を整えましょう。こうした業務の一部をSNSマーケティングの専門業者へアウトソースし、プロのスキルを活用することもおすすめです。
まとめ
SNSマーケティングとは、SNSを活用するマーケティング手法のことです。近年のSNS利用率の高まりから、多くの企業が注目しています。SNSマーケティングの特徴である情報拡散力の高さやブランディング効果は、あらゆる業界のマーケティング活動に活かせるでしょう。
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