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トラベルインフルエンサーとは?旅行・宿泊業界の成功事例と依頼するメリット
最終更新日 2024年10月18日(Fri)
記事作成日 2023年5月24日(Wed)
旅行に出かける人が増えている今、トラベルインフルエンサーが注目を集めています。
せっかくの旅行で失敗したくないという思いから、SNS投稿をチェックしてから旅行を計画するようになっているのです。
そのため旅行業界や観光スポットにおいて、SNSで影響力を持つトラベルインフルエンサーと繋がることは有効なマーケティング手法といえるでしょう。
それでは、トラベルインフルエンサーがどのような存在であるのか、観光地の認知向上や集客拡大に活用するメリットについて解説します。弊社の成功事例も載せているので、ぜひ参考にされてください。
目次
『トラベルインフルエンサー』とは旅行に特化したインフルエンサー
トラベルインフルエンサーとは、旅行に特化したインフルエンサーのことを指します。
トラベルインフルエンサーを起用したインフルエンサーマーケティングは、旅行に関連する企業にとって非常に効果的な手法です。旅行インスタグラマーなど、人気の旅行系インフルエンサーを起用することで、企業の施策に活気が生まれます。
旅行業界では、トラベルインフルエンサーの存在と活用方法が重要となっており、彼らの発信力を活かして企業や自治体の認知度向上やターゲット層へのアプローチを図ることができるでしょう。
また、トラベルインフルエンサーの成功事例として、ツアー紹介や施設紹介なども挙げられます。
このように、トラベルインフルエンサーは旅行業界において非常に重要な役割を果たしており、その活用により企業や自治体のマーケティング効果を高めることができるのです。
トラベルインフルエンサーを活用する企業が増えている理由
トラベルインフルエンサーを活用する事例が急増中です。なぜ必要とされているのか、その理由を解説します。
SNSを活用して旅行を計画するユーザーの増加
近年、SNSを活用して旅行を計画するユーザーの増加が見られます。
SNSを活用して旅行を計画するユーザーは、従来の観光雑誌や旅行サイトよりもSNS上で共有される美しい風景や感動体験を重視する傾向にあるでしょう。
ビジュアルコンテンツに重点を置いた投稿が増えており、ユーザーはSNSを通じて旅先を探し、新たな旅の体験を求めています。
そのため、旅行に関連する企業もSNSを積極的に活用するようになってきました。
マーケティングに成功している企業は、SNSを活用する際のポイントを押さえており、旅行プランや宿泊施設の情報を発信するだけでなく、ユーザー同士の交流や情報共有を促進しています。
このような状況を踏まえ、旅行・観光業界ではSNSを効果的に活用するためのアイデアが提案されています。例えば、スマートフォン向けのコンテンツを充実させることや、ユーザーとの対話を重視した情報発信を行うことが有効です。
観光客目線でのレビュー
旅行を検討しているユーザーが最も気になるのは、実際に訪れた人の体験談や評価です。
レビューを参考にすることで、自分自身の旅行計画や選択に役立てています。
また観光客目線でのレビューは、旅行業者や観光施設の口コミマーケティングにも活用することができるでしょう。レビューに基づいてサービスの改善や顧客満足度向上に取り組むことで、観光地の認知や購買促進につながります。
一方で、観光客目線のレビューには、さまざまな意見や評価が存在しており、個々の主観や好みも影響していることがあります。そのため、一部のレビューだけでなく、複数のレビューを総合的に判断しなければなりません。
企業側は、より多くの観光客目線でのレビューに対して積極的に対応し、フィードバックや問題解決に努めることで、より良い旅行体験を提供できるようになるでしょう。
写真や動画で旅先の魅力を伝えやすい
トラベルインフルエンサーは、数々の観光スポットの写真や動画を魅力的に伝える技術があります。
何万人ものフォロワーがいるトラベルインフルエンサーであれば、撮影の技術やコンテンツの制作方法に心得があり、旅行好きも相まって魅力的な旅のコンテンツを作成することができるでしょう。
トラブルインフルエンサー独自の視点やスタイルで旅先の魅力を伝えてくれる投稿は、視聴者やフォロワーにとって旅行をリアルに感じられるコンテンツです。
旅行に関連する業者はトラベルインフルエンサーに投稿を依頼することで、自らも気付かなかった新しい魅力を発見できるかもしれません。
広告コストの削減
トラベルインフルエンサーは自身の持つカメラや編集ツールを使用することが多く、低コストでクオリティの高いコンテンツを制作することができます。
そのため、企業側から提供する素材が少なくても、トラベルインフルエンサーの力を借りることで高品質な広告になるのです。
また、近年はSNSの拡散力が高く、テレビや雑誌に匹敵するほどの影響力を持つようになりました。
芸能人を起用した旅行のテレビCMよりも、トラベルインフルエンサーに依頼することでコストを抑えて高い宣伝効果が期待できるでしょう。
トラベルインフルエンサーを活用するメリット3選
トラベルインフルエンサーを旅行会社や観光地が活用することで、どんなメリットがあるかをご紹介します。
①SNSで『誰かの思い出』を見ると旅行がしたくなるユーザーが多い
日本交通公社の調査では、「旅行先を選ぶ際に、SNSからの情報を重視しましたか」という問いに対して、Z世代(19〜25歳)は「重視した」割合が約半数を占めており、ほかの世代よりもSNSの情報を重要視していることがわかります。
また、Z世代の男性の3人に1人は、旅行先での写真をSNSに投稿することは旅行中・旅行後の満足度を高めると回答しました。
SNSを通じて旅行の投稿や写真を見ることで、旅行の魅力や楽しさが伝わり、旅行意欲が高まるようです。
特に若い世代をターゲットに考えている旅行会社や観光施設は、トラベルインフルエンサーを活用することで旅行先の選択肢として選ばれる可能性がでてくるでしょう。
②タイムパフォーマンスとの親和性が高い
トラベルインフルエンサーが提供する情報は、タイムパフォーマンス(タイパ)を求めるユーザーとの親和性が高いといえます。
SNS上で嗜好性や生活スタイルなどと一緒に発信される観光体験は、パーソナライズされた情報となりタイパ重視層への接触機会を創出します。
そして、自分と似ている生活レベルや価値観のインフルエンサーが勧めるツアーに参加するのが王道です。
また、トラベルインフルエンサーは旅行に慣れているため、その土地ならではの情報やノウハウを持っており、ユーザーが旅行の計画を立てる際に役立ちます。
さらに、目的地までの道のりを動画で紹介したり、観光地での注意点なども伝えることで、ユーザーが旅行を実施しやすくなるでしょう。
③『新たな観光資源』の発掘
旅行が好きで、たくさんの観光スポットを訪れているトラベルインフルエンサーは、新たなモデルコースやフォトスポットを見つけることに長けています。トラベルインフルエンサー独自の視点から、『新たな観光資源』を発掘してくれるかもしれません。
さらに、トラベルインフルエンサーと協力することで、近年生まれた新しい観光概念である「メタ観光」の提供も可能となるでしょう。
メタ観光とは、多層的な観光的価値や魅力を一体的に運用する観光です。
例えば、「アニメや映画のモデルとなった場所を訪れる」「歴史的な建築物や遺産を巡る」「農山漁村の人々と交流する」といった複数の観光のテーマを一つの地域に重ね合わせます。そして、その地を訪れる観光客に多彩な観光体験を提供できるようになるのです。
ガイドブックに載っていること以外の楽しみ方が生まれ、幅広い観光客を引き込む効果が期待できます。
LIDDLEが手掛けたトラベルインフルエンサーの成功事例
それでは、トラベルインフルエンサーを起用して観光客へのアプローチに成功した事例をご紹介します。
【山梨県 甲府市】
・甲府市アカウントからの発信だけでは限界を感じていた
・20代女性を中心としたSNS世代にアプローチしたい
・行政の堅いイメージからの脱却
メディアや一般観光客では表現できない「個人の視点」に特化し、Instagramで甲府市の魅力的なスポットを紹介しました。
結果として、フォロワー数の7倍のリーチ数や3,500を超えるブックマークを記録し、問い合わせ数も増加。
トラベルインフルエンサーならではの質が高い投稿によって、多くのユーザーへ甲府市の魅力を伝えることに成功した事例です。
施策後はインフルエンサーと依頼者が相互にフィードバックを行い、フェアな関係性の上で意見交換もなされています。
自治体だけでは気付けなかった「甲府市の魅力」の発見も収穫点といえるでしょう。
https://service.liddell.tokyo/case/1131/
トラベルインフルエンサーへの依頼手順
企業側にとってメリットの多いトラベルインフルエンサーの活用について、実際にどのような手順で依頼するのか紹介していきます。
トラベルインフルエンサー施策の目的を設定する
インフルエンサー施策を行う際は、明確な目的を設定しましょう。
トラベルインフルエンサー施策の目的として、3つのパターンを紹介します。
①施設の認知度拡大
ホテルや旅館など、予約サイトの情報だけでは伝えきれない魅力がたくさんあります。
トラベルインフルエンサーが実際に施設に訪れて、その様子を紹介することで、ユーザー視点の気になるポイントが解決するでしょう。
写真だけでは伝わらないような、料理の味や従業員のおもてなしなどの魅力について、インフルエンサーに発信してもらうのもおすすめです。
また、「#東京ホテル」のように「#地域+ホテル/旅館」でタグをつけることで認知度拡大に繋がります。施設のPRポイントをうまく活用しましょう。
②ツアーやイベントへの参加
ツアーやイベントへの参加を検討している人の中には、パンフレットの写真だけでは不安に思う人もいます。
さらに、ツアーやイベントを主催する側が目玉に思っている内容と、参加者がおもしろいと感じるポイントに乖離があることもあるでしょう。
主催者視点ではなく、トラベルインフルエンサーが参加者視点でPR動画を制作することで、実際の雰囲気やリアルな感想が伝わります。
参加予定者の不安を払拭する目的で、ツアーやイベントの紹介をするのは有効な手段です。
③地域の町おこし
地元の人しか知らないような穴場スポットや、トラベルインフルエンサーだから気付くようなフォトスポットなど、地域の新しい魅力を見つけて発信しましょう。
また、観光客を呼び込むための施策も効果的です。
例えば、「観光地で撮影した写真にオリジナルハッシュタグを付けて投稿すれば、ギフトコードをプレゼント」というようなキャンペーンがあります。
不特定多数のユーザーに情報が拡散しやすくなり、魅力的な写真投稿によって観光地のPRにも繋がるでしょう。
ターゲットユーザーを明確にする
ターゲットユーザーは、先ほど決めた施策の目的に沿った人物像である必要があります。
そして、1人の人物をつくるようにターゲットユーザーを明確にしましょう。
【ターゲットの例】
・性別:女性
・年齢:25歳
・仕事・都内の大手広告代理店に勤めるOL
・旅行に行く目的:同い年の彼氏との思い出作り。旅行に行くことで、自分自身の成長や発見、そしてSNSでのシェアを楽しみにしている。
・趣味:ヨガやヴィーガン料理など、健康的なライフスタイルにも興味を持っている
・人間性:InstagramとTikTokを中心にSNSを活用している。旅行の写真や動画を投稿して自分自身のライフスタイルイメージも確立したい。 など
できるだけ細かくターゲットを設定すれば、トラベルインフルエンサーの選定や細かい施策が定まりやすくなります。
ターゲットに影響力があるインフルエンサーの選定
インフルエンサーの選定で最も大切なのは、「設定した目的達成に一番近いインフルエンサーは誰か?」という視点です。
【インフルエンサー選定のポイント】
インフルエンサーはSNSのフォロワー数によって、メガインフルエンサー、ミドルインフルエンサー、マイクロインフルエンサー、ナノインフルエンサーなどのカテゴリに分類されます。
求めるターゲット層との接点を持つフォロワー数によって、インフルエンサーを選定することが重要です。
また、インフルエンサーの過去のコンテンツや投稿内容を分析し、ターゲット層との共通点などを確認します。
ターゲット層が興味を持ちそうなテーマやスタイルでコンテンツを発信しているインフルエンサーを選ぶことで、より効果的なマーケティングが可能です。
そして最も重要なのは、旅行や観光への想いではないでしょうか。熱量をもって誠実に対応してくれるインフルエンサーに任せましょう。
インフルエンサー選定はキャスティング会社に紹介してもらうのがおすすめ
インフルエンサーに直接依頼することもできますが、予期せぬトラブルや契約内容での揉め事が起きたときに対応に追われることとなります。
特にSNSマーケティングのノウハウがない状態だと、自力で実行するのは危険です。
まずは、インフルエンサーキャスティング会社に依頼するのが最も安心できるでしょう。
LIDDLEでは、3万名以上のインフルエンサーから、最適なインフルエンサーを紹介できます。
1000社以上の企業SNSプランニングを誇る実績もあり、初めてのSNSマーケティングという場合でも二人三脚でサポートします。
また現在LIDDLEでは、『トラベルインフルエンサーキャンペーン』も実施中です。インフルエンサーのディレクション費用(企画進行管理費用)を50%OFFで実行できるので、少しでも気になる方は、ぜひお問合せください。
https://service.liddell.tokyo/notice/1593/
まとめ
トラベルインフルエンサーをうまく活用すれば、観光客の獲得や新たな観光資源を発掘することが可能です。
「自分たちだけでは、アピールしたい層にアプローチできない」
「コロナが落ちついた今だからこそ、一気に観光アピールをしたい」
「SNSを効果的に活用するためのノウハウを教えてほしい」
このように思っている方はぜひLIDDLEへお問い合わせください。
6,000社以上と取引してきた我々が、最後まで貴社をサポートいたします。
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