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X(旧Twitter)運用2つのコツ|これでフォロワー獲得、ネタ切れの悩み解決!
最終更新日 2024年10月17日(Thu)
記事作成日 2022年9月30日(Fri)
「会社で運用しているXのフォロワー数を伸ばしたい」
「企業アカウントを運用しているけれど、Xのコンテンツのネタがない…」
企業のSNS運用をご支援する弊社では、Xに関するこのようなお悩みをご相談いただくケースは非常に多いです。
意外に知られていないのですが、Xが公式に提供している情報や機能を活用して、これらのお悩みを解決する方法が2つあります。
①モーメントカレンダーを活用する
②高度な検索を活用する
この記事では、上記2つを使いこなし、企業のXをうまく運用するコツをお伝えします。Xを運用している企業の方は知っておいて損のない情報なので、参考にしてみてください!
また、そもそもXの運用方法がよく分からない初心者の方向けの情報として、記事後半でX運用のコツ「準備編」「運用編」「分析編」をそれぞれ解説しています。こちらもぜひご覧ください。
目次
運用のコツ①「モーメントカレンダー」の活用
1つ目の運用のコツは、X公式が提供している「モーメントカレンダー(以下図、参照)」を活用することです。概要や利用方法など、具体的に解説していきます。
モーメントカレンダーとは
★最新のXモーメントカレンダーはこちらからダウンロードできます→「マーケティングプランやキャンペーンアイデアの企画に使える「Xモーメントカレンダー」
このカレンダーには、その日にちなんだ「イベント」や「話題」が掲載されています。いわば、1,2ヵ月先の起こりうる「トレンド予測」です。
モーメントカレンダーを活用する最大のメリットは、先々までのトレンドを予測し、戦略的に投稿案を考えられる点にあります。
また、モーメントカレンダーの活用によって新しいインスピレーションを得ることができるため、投稿の”ネタ切れ”に常に頭を抱えることもなくなるでしょう。
モーメントカレンダーを使った運用手順
モーメントカレンダーを使った実際の運用手順は、以下の通りです。
- X公式サイトよりモーメントカレンダーをダウンロードする(要登録)
- モーメントカレンダー内に複数ある話題・イベントから1つのテーマを選択する
- 企業のメッセージやプロモーションに関連付けて、コンテンツ制作をする
- モーメントカレンダーの内容を元に、ハッシュタグを付けて投稿
モーメントカレンダーには「●●●の日」というように、1日あたり4~5個のテーマが設定されています。複数の選択肢があるので、コンテンツアイデアも豊富に浮かぶでしょう。
Xは手軽に投稿しやすいSNSではありますが、戦略的な運用のためには、その場で考えて投稿するといった場当たり的な運用ではなく、モーメントカレンダーを活用して1~2ヵ月前から時間に余裕を持って、コンテンツ内容の考案するのがおすすめです。
モーメントカレンダーで「トレンドとの掛け算」
複数の選択肢があるものの、カレンダーを確認していて「自社の展開商品とカレンダー内容に関連がない」と言いたくなる日もあります。
その時は「●●●の日×自社商品」で「トレンドとの掛け算」戦略をしてみてください。トレンドとの掛け算を活用することで、一見関係のないテーマでも自社の商品を効果的にPRできます。
例えば、水筒やステンレスボトルを販売する企業の施策で、モーメントカレンダーに「よいトマトの日」が設定されていたとします。
このテーマを水筒やステンレスボトルの販売促進に、どう結びつけるかを考えます。
トマトと聞いて、まず頭に浮かぶのはミネストローネ。温かいスープをオフィスや外出先でも楽しむために、ステンレスボトルが役立つことを伝えるのがポイントです。
「新鮮なトマトで作ったミネストローネを、職場でも温かく楽しみたいなら、当社のステンレスボトルがおすすめです。」といった形で、トマトの日と商品の関連性を自然に訴求することができます。
どうしても掛け算の発想が思い浮かばないときは、ChatGPTなどに頼り、ヒントを得るのも良いでしょう。このように、トレンドとの掛け算を意識することで、モーメントカレンダーをさらに効果的に活用できます。
運用のコツ②「高度な検索」の活用
2つ目の運用のコツは、実はXの検索窓でできる「高度な検索(以下図、参照)」機能の活用です。
使い方や企業が運用する際のコツを紹介しましょう。
高度な検索の機能
Xの高度な検索は、ユーザーが特定の条件に基づいて投稿(ツイート)を検索するための機能です。標準の検索機能よりも詳細なフィルタリングが可能で、特定のキーワードやフレーズ、ユーザー、期間、エンゲージメント数などに基づいて検索結果を絞り込むことができます。
- 特定の単語やフレーズ: 含むべき単語や除外すべき単語、フレーズを指定
- 特定のユーザー: あるユーザーのツイート、あるいは特定のユーザーがリプライしたツイートを検索可能
- 期間指定: 特定の日付範囲内で投稿されたツイートを検索
- エンゲージメント: いいね数やリツイート数に基づいてツイートをフィルタリング
※ただし、高度な検索はWeb版のみ利用できる機能で、アプリ版では検索できません。
高度な検索を使った運用手順
高度な検索の運用手順は、以下の通りです。
- Web版Xの検索バーに「高度な検索」と入力、検索する
- 検索バーの右横に表示される「・・・」をクリック(タップ)
- 詳細設定をクリック(タップ)して検索したい条件を入力→捜索
上記のように単語やハッシュタグなどを用いて、どのような投稿が伸びているのかを調べることができます。これを活用することで、特定のコンテンツやトレンド、ユーザーの投稿を効率的に見つけることができ、マーケティングやリサーチに役立ちます。
高度な検索で「バズった投稿」探しと仮説・検証
企業が高度な検索を活用して行うべき施策は、「バズった投稿を探すこと×仮説検証」です。
高度な検索には、「いいね数が300以上」「2024年の上半期」などX上の投稿に具体的なフィルターをかけた検索ができます。
どのような投稿がバズっているかを探し、内容やハッシュタグを確認します。「この投稿は、何が引き金となってこんなに伸びたのか?」を考え、自社アカウントで仮説を立て、検証を繰り返し行ってみましょう。
もちろん、すべての投稿がすぐにバズるわけではありません。一度の投稿では思うような結果が出ないこともあります。
しかし、大切なのはその過程です。仮説をもとにコンテンツを改善し、何度も試行錯誤を重ねることで、少しずつ結果が見えてくるでしょう。
続けていくうちに、フォロワーが増え、エンゲージメントが高まり、やがて大きな成果を生むことが期待できます。
X(旧Twitter)運用のコツ(準備編)
前章で解説した運用のコツは、すでに運用をスタートし、「ネタ切れ」または「フォロワー獲得」に悩んでいる一段階上の担当者様に向けた内容です。
これからXの企業アカウントを運用を始める方は、まずは「X運用の基本的なコツ」を理解することからスタートしてみてください。
「準備編」「運用編」「分析編」の3章に分けて解説します。
戦略を決める
Xの運用では、戦略を決めることが重要です。
どのようなルートでコンバージョン(目的)を果たすのか、そもそもXをどのようにビジネスに活用するのかなどを明確にしましょう。
「他の企業もやっているから何となくやってみよう」という気持ちで運用をしても、うまく成果があがらずコストだけがかかってしまいます。
Xを通してどのようなゴールを達成したいのかを明らかにしておくことが大切です。
ターゲット・ペルソナを設定する
ゴールを明確にしたら、ペルソナを設定しましょう。
ペルソナとは商品やサービスのユーザー像のことであり、年齢や性別だけでなく職業、趣味、家族構成、ライフスタイルなど細かい部分まで深掘りした架空のユーザーモデルです。
「Xを運用するのだからたくさんのユーザーに情報をアピールしたい!」と考えてしまうかもしれません。
しかしペルソナを設定せずにX運用を始めても、発信する情報に深みがなく誰の心にも響かない内容になってしまいます。
戦略に沿って誰に情報を届けたいのかを明確にしておくことで、ペルソナに刺さるポストやプロフィールが作成できます。
KGI・KPIを設定する
戦略の立案とペルソナ設定ができたら、X上でのKGI、KPIを設定しましょう。
定量的に目標を達成できる体制にしておけば、ポストの投稿頻度やフォロワーの獲得ペースなどの具体的な運用方法を逆算できます。
Xから発生した売上やフォロワー数、Xから自社サイトへの遷移数などをKPIとして設定することをおすすめします。
世界観・コンセプトを決める
X運用をはじめるにあたって、140字という文字数制限の中で再現できる世界観やコンセプトを決めておきましょう。
Xを通してユーザーが持つイメージに繋がるので、アカウントの特徴を一言で表せるような世界観を考えておくことが大切です。
企業のブランドイメージを認知してほしいのであれば、企業の公式アカウントとして作成することをおすすめします。
親しみやすさをアピールしたいなら、アカウント名にひとりのスタッフ名を入れてユーザーに人間味を感じてもらうのも良いですね。
Xを通してユーザーにどのような印象を与えたいかを明確にして世界観やコンセプトを決めましょう。
似たアカウントを探す
戦略と世界観が決まったら、自分で決めた方向性と似ているXアカウントを探しましょう。
近年はXで広報活動をしている企業も増えているので、自分のイメージと似たようなアカウントを見つけて分析することが大切です。
似たような方向性のアカウントの投稿内容や頻度、フォロワーの層などを細かく見てみると、今後の運用の参考になります。
フォロワー数やユーザーから支持を得ているアカウントは競合かつお手本にもなるので、ベンチマークしておくことをおすすめします。
プロフィールを作成する
方向性が定まったら、自社のイメージやコンセプトに沿ってプロフィールを作成しましょう。
ベンチマークとなるアカウントを参考にしながら、世界観からずれないようにプロフィール画像やヘッダー画像を決め、プロフィールの文章を作成します。
Xのプロフィールはお店の看板と同じなので、統一感を大切にしつつ必要な情報を組み込むことが大切です。
X(旧Twitter)運用のコツ(運用編)
戦略や世界観を決めてプロフィールを作成したら、実際に運用をはじめてみましょう。
時間をかけて方向性を決めたアカウントでも、実際の投稿が他のユーザーの目に入らなければ意味が無くなってしまいます。
これからXの企業アカウント運用をスタートする人は、今から解説する内容を参考にポストしてみてください。
運用体制を整える
X運用は継続することが大切なので、事前にしっかりと運用体制を整えておきましょう。
企業アカウントの統一感を出すためにもマニュアルを準備しておくことをおすすめします。
マニュアルがあれば運用をする担当者の負担の軽減にもなります。
誰がXの運用を担当するのか、どのような内容を投稿するのかといった内容を分かりやすくまとめておきましょう。
有益なコンテンツを発信する
Xの運用において最も大切なのは有益なコンテンツを発信することです。
自社の商品やサービスの情報はもちろん、どのようなことに役に立つのかといったノウハウをポストに盛り込みましょう。
また、商品情報やノウハウだけでなくポストを見た人の心を動かす投稿をすることも大切です。
ポストを見て元気になる、感動するといった心に刺さる投稿を考えましょう。
コミュニケーションをとる
Xアカウントを通してユーザーと積極的にコミュニケーションをとりましょう。
ユーザーとダイレクトに関わることで、より強固なファンを作れます。
自社の商品やサービスを使った投稿には、自分からいいねやリポスト、コメントなどのリアクションを起こしましょう。
ユーザーからのコメントにも必ずリプライ(返信)するよう心がけることも大切です。
小さなアクションの積み重ねがユーザーとの信頼関係を強くするのです。
トレンドを活用する
Xではジャンルごとにトレンドとなっているワードが発表されています。
トレンドになっているワードに関連したポストをしたり、ハッシュタグを使用したりすることで他のユーザーの検索に引っかかりやすくなります。
自社のXアカウントや投稿がユーザーの目に留まりやすくなるので、トレンドは積極的に活用しましょう。
現在のレイアウトでは、アカウントを開いた右側にトレンドとなっているキーワードが表示されるので頻繁にチェックしてみてください。
「狙い目の時間帯」に投稿する
ポストを投稿するタイミングは、ターゲットにしたいユーザー層がXをよく見る時間帯に合わせるようにしましょう。
ターゲットとするユーザー層によってXを見ている時間帯が変わるので、投稿する内容ごとに投稿するタイミングを変えることをおすすめします。
例えばニュースなどの時事的な話題であればサラリーマンが電車に乗って通勤している朝の時間帯、化粧品などの美容関連の情報であれば主婦がポストを見る確率の高い昼の時間帯に投稿するといったイメージです。
ポストを効率よく見てもらうためにも、投稿の時間帯を意識することが大切です。
炎上対策を行う
X運用において最も気をつけなければいけないのは炎上です。
たった1つのポストが炎上することによって今まで築いてきた信用が一気に崩れてしまうということも珍しくありません。
心に刺さる内容を意識しすぎてむやみに踏み込みすぎたポストをしてしまうと批判の対象になり炎上する可能性も。
とはいえ、画一的なポストばかりでは誰にも響かずスルーされてしまうのでバランスを考える必要があります。
ポストをする前には必ずダブルチェックをする、コンプライアンス研修を導入するといった炎上対策が必要です。
広告、インフルエンサーの起用
Xを運用するときは、広告を出したりインフルエンサーマーケティングを活用したりすることも検討しましょう。
Xの利用は無料ですが、自分たちだけでアカウントを育てて成果をあげるためには時間がかかります。
広告やインフルエンサーを起用すれば短時間で効率よく成果に繋げられるので、広告費が使えるのであれば取り入れてみても良いでしょう。
キャンペーンを実施する
X上でプレゼントキャンペーンを実施して投稿を拡散させる方法も有効です。
自社商品のプレゼントと引き換えに、ハッシュタグ付き投稿やリポストを促すことでアカウントをたくさんのユーザーに見てもらえます。
キャンペーンについては自社で企画してもいいですし、PR会社に企画を依頼してもいいでしょう。
認証バッジ獲得を目指す
X運用において目標にしたいのが、認証バッジの獲得です。
認証バッジとはアカウント名の横の青いチェックマークのことで、世間一般が関心のあるアカウントが本物であることの証明です。
有名企業や芸能人などの著名人のXアカウントには認証バッジがついていることが多く、見かけたことがある人もいるはず。
認証バッジは、ニュースに言及されている記事の提出やフォロワー数、リプライ数といった一定の条件を達成しているアカウントに付与されます。
アカウントへの信頼性とブランド力が高まりますので、企業アカウントを運用するなら認証バッジの獲得を目標にしましょう。
X(旧Twitter)運用のコツ(分析編)
Xの運用で成果をあげるには、状況を分析することが大切です。
Xアナリティクスを利用してデータを数値で客観的に分析し、アカウントやポストを改善していきましょう。
この項目では、X運用で成果をあげるためのポイントを紹介します。
X(旧Twitter)アナリティクスを確認する
Xの運用を開始してしばらく経ったらXアナリティクスをチェックしましょう。
Xアナリティクスは、ポストの反応率やプロフィールのアクセス数を数字で見れるツールです。
PCからXにログインし、ホーム画面の「もっと見る」ボタンから確認できます。
いいねやリポスト、コメントなどの反応率が高い投稿はユーザーのニーズを満たすコンテンツである可能性が高いといえます。
反応率が良い投稿を複数ストックして、成功例として自社の勝ちパターンを導きましょう。
KPI,KGIとの差を調べる
Xアナリティクスを分析するときは、運用開始前に定めたKPIやKGIと実際の数値がどのくらい乖離しているか把握しましょう。
コンバージョン率、インプレッション率などを数値としてチェックすれば、今後の運用における改善点が見えてくるはずです
反応率が良いポストの原因を調べる
Xアナリティクスを分析して反応率の良いポストを洗い出したら、なぜ反応率が高くなったのか調べましょう。
内容が良かったのか、狙い目の時間帯に投稿していたのか、トレンドを活用できていたのかなど、いいねやリポストを多く獲得できた理由を考えることが大切です。
フォロワー属性を確認する
Xの運用を開始してからある程度フォロワーが増えたら、フォロワーの属性を調査しましょう。
フォローされているアカウントの性別や年齢、趣味嗜好などを見れば、最初に設定したペルソナに合っているかを確認できます。
また、どのようなポストをするとより見てもらえるかなど、フォロワーの属性に合わせて今後の運用方法を見直すことも可能です。
エゴサーチを行う
X運用の分析をするときはエゴサーチをおすすめします。
エゴサーチとは文字通り自分自身を調べることで、会社名で検索をかけて自分の会社がどのような内容でポストされているのかを把握できます。
エゴサーチをしてもまったく話題に出てこないようであればまだ当社の魅力がユーザーに伝わっていないという証拠です。
関連ポストが出てこなかったときは、自社の商品やサービスに興味を持ってもらうためにも、Xの運用方法を見直すことが必要です。
分析結果をもとに改善を行う
アナリティクスを元に反応率の高いポストを洗い出し、エゴサーチやフォロワーの属性がチェックできたら、今後の運用方法を改善しましょう。
例えば、プロフィールへのアクセスがあってもフォローに繋がっていなければ、プロフィールの内容を改善するといったイメージです。
また、ペルソナに設定したユーザー像と大きく異なる属性のフォロワーが多い場合も、投稿内容やポストする時間帯を変えてみましょう。
失敗したところを改善するだけでなく、反応率の良かった投稿は真似をして継続していくといった方法も有効です。
Xを運用してKPI・KGIの達成をするには、定期的に分析を行い改善点を見つけ、やり方を変えていくことが大切です。
X(旧Twitter)運用を始めるなら運用代行サービスを活用しよう
本記事では「X運用のコツ」に焦点を当て、ワンランク上のSNS施策である「モーメントカレンダー」と「高度な検索」の活用について紹介しました。Xを使った広報、PR活動を行う企業様は、ぜひ取り入れてみてください。
Xは拡散性が高く、トレンドを上手く活用することで自社の商品・サービスを多くの人に届けられる魅力的なツールです。
運用代行業者に依頼すればX運用のノウハウを知り尽くしたプロに運用を一任できるので、短期間で大きな成果が期待できます。
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