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- 【独自調査】メンズ美容は創世記、トレンドセッターの育成とコンテンツの拡張が必要。 〜ハッシュタグフォローの独自分析(1) レディースビューティーとメンズビューティーのコレスポンデンス分析〜
【独自調査】メンズ美容は創世記、トレンドセッターの育成とコンテンツの拡張が必要。 〜ハッシュタグフォローの独自分析(1) レディースビューティーとメンズビューティーのコレスポンデンス分析〜
2021年8月11日(Wed)
インフルエンサーマーケティング事業を展開するLIDDELL株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:福田 晃一、以下リデル)は、ハッシュタグ戦略の最適解を提供するために、Instagram(以下、インスタグラム)でフォローされているハッシュタグを独⾃で調査・分析致しました。ビューティー(レディース/メンズ)のコレスポンデンス分析をしたところ、レディースと比較すると、メンズ美容に関連するハッシュタグは圧倒的に狭い結果となりました。
■調査概要
・期間:2021年1月~3月
・調査方法:特定ジャンルのアカウントのフォロワーからランダムに100アカウントずつ抽出、フォローしているハッシュタグのジャンルをカウント
・調査ジャンル:ビューティー(メンズ/レディース)、インテリア、ファッション(メンズ/レディース)、トラベル、ヘアケア、プチプラ系、ママ、ファミリー系、デリ、スポーツ
・サンプル数:1,100
■ターゲットとの接触機会創出に繋げるハッシュタグ戦略のための独⾃分析
インスタグラムは、他のSNSと比較して購買行動への影響が高いことが特徴です。昨年11月に行われたFacebook Japan主催の「House of Instagram(#インスタハウス)」では、インスタグラムにおいてユーザーは好きなモノ・ヒトを探しに来るため興味関心が強く、購買行動まで同一プラットフォーム上で一気通貫できるため、購買行動への影響力が高いと発表されました。
リデルでは、マーケットの拡⼤や新規ユーザー獲得を課題に掲げる企業やブランドに対してハッシュタグ戦略の最適解を提供するために、興味や関⼼のあるハッシュタグをフォローし、タイムライン上にフォローしたハッシュタグが付いた投稿が表⽰される「ハッシュタグフォロー」に注⽬しています。積極的に情報収集するためにフォローされているハッシュタグを調査した上で、各ジャンルの⼈気アカウントとの相関性や傾向を独⾃分析致しました。
■コレスポンデンス分析 ビューティー(レディース/メンズ)
調査データの中から、今回はビューティー(レディース/メンズ)のコレスポンデンス分析を行い、レディースのクラスタには、「美容系」や「ブライダル」などの関連するハッシュタグが見受けられるのに対し、メンズのクラスタには、美容にまつわるものはなく、男性がフォローしている汎用的な「アニメ・ゲーム」や「アウトドア・スポーツ」などの関連ハッシュタグが多い結果が得られました。
メンズ美容のインフルエンサーからは「ハウツーや商品レビューのコンテンツが少なく、ハッシュタグも確立されていないのが現状。自身が運営するメンズ美容アカウントでハウツーコンテンツを投稿すると男性からの反応が良く、ニーズが高いと推測される。静止画と比較すると動画の方が制作しやすいので、インスタグラムのリール機能などでメンズメイク術などの投稿が活性化するとコンテンツの拡充やハッシュタグの確立スピードが高まるのではないか」との意見もありました。
この結果から、リデルでは、未だメンズ美容のマーケットは創世記であると同時に、マーケットの新規流入や開拓をするには、「メンズビューティー」「メンズ美容」などの明快でシンプルなハッシュタグとともに、トレンドセッターの育成と情報を発信するコンテンツの拡張が必要と分析しています。
■脱クッキー時代で再注⽬される、ハッシュタグ選定の重要性
プライバシー強化の潮流による脱クッキー時代において、企業やブランドと親和性が⾼い潜在層との接点を設けることが難しくなりました。その解決策の一つとして、興味・関心ごとについて「共感」で繋がっているコミュニティとの接触機会を設けることはマーケティング戦略において今後ますます重要視されていきます。
ハッシュタグ戦略は、脱クッキー時代のタッチポイント創出に最も有効と言えるでしょう。リデルでは、マーケットの拡⼤や新規ユーザー獲得が課題の企業やブランドに対し、ターゲットインサイト分析やベンチマークブランドのフォロワー分析などの精度を向上させるために、定量・定性的なハッシュタグフォローを分析し、より生活者の視点に立った分類に注目することで、ハッシュタグ戦略の最適解を提供してまいります。
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