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<共感から始まる革新>カインズSTYLE FACTOY、インフルエンサーと共に成長し新境地を開拓
株式会社カインズ「STYLE FACTOY」
毎日のくらしに自分らしさをプラスできる「Life style DIY shop」とユニークなコンセプトで展開される、カインズの都市型小型店舗「Style Factory」。お店では、様々なくらしの“シーン”を切り取ったレイアウトが展開されており、様々なコンセプトを持ったエリアに彩りのアイテムが陳列されています。ペットとの共生を提案する「&Pet」、狭小スペースを快適空間へと生まれ変わらせる「SMALL SPACE」など…。買い物をしながら「自分のくらし」への想像が膨らんでいくワクワク感が醍醐味です。
今回は、商品本部 ライフスタイル事業部 Style Factory部 部長 内山 貴 様に、StyleFactoly首都圏初上陸のタイミングで実施した、インフルエンサーとのお取り組みやその後の反響などについて、お話をお伺いいたしました。
サービス利用前
課題
新規エリア開拓にあたって、「共感してくれる仲間」に発信してもらいたかった。
- 既存店舗数が少なく、認知度に課題があった。
- 首都圏初進出のタイミングでPRの強化が必要だった。
- ただ認知を拡大するためのPRではなく、自社の想いに「共感」してPR発信をしてくれる人を求めていた。
LIDDELLと
取り組んだ理由
一味違う想いの入ったプロモーションを展開しつつ、共に階段を上がっていける関係に。
- 既存の広告戦略とは一味違う、想いの入った配信や広告ができると考えた。
- お店とインフルエンサーがディスカッションし、改善していける関係性が魅力。
- 共に階段を上っていける関係を構築できるようになるためのサポート。
施策の効果
店舗のメンバー自ら発信するきっかけになり、成長につながったことが一番の成果。
- インフルエンサーとタイアップすることで、ライブ配信へのハードルが下がった。
- 配信の準備をすることで売り場への理解が高まり、より的確で丁寧な顧客対応が可能に。
- 「楽しい」と感じることで、自発的な発信や学びの機会が増えた。
サービス利用前
課題
新規エリア開拓にあたって、「共感してくれる仲間」に発信してもらいたかった。
今まではインフルエンサーをPRに起用すること自体をやっていませんでした。
今回、StyleFactoryが首都圏にエリアを拡大するにあたり、既存店舗が少なく、まずはお店の認知度を高めたいという課題がありました。ただ、世の中で言うとにかく数字を追うだけの、『広告のためのPR投稿』をしてもらうのではなくて、私たちを理解してくれたり、私たちがやろうとしていることに共感してくれたり、そういう風に熱量を持った方が発信してくれることを期待していました。
インフルエンサーの方の気持ちが乗った状態でしてもらえるPR投稿の方が、数字以上に見る人の心に刺さるんじゃないかという考えがありました。
LIDDELLと
取り組んだ理由
一味違う想いの入ったプロモーションを展開しつつ、共に階段を上がっていける関係に。
もともと、グループ会社でもお世話になっていたので、紹介していただいたのが出会いのきっかけです。
ちょうど、みなとみらいや海老名の店舗がStyleFactoryとしてオープンするタイミングだったので、じゃあ今までとちょっと違う、想いの入った配信や広告ができるといいかなということで、今回協力してもらうことにしました。
StyleFactoryは「暮らしを提案」するので、社会の変容や顧客のニーズにあわせて常に成長し続けていく必要があります。「インフルエンサーとどう付き合っていくか」「どんな施策を考えるか」など、店も成長していく必要があるのです。実際、インフルエンサーの方に店舗に来店してもらって話をすると、理解度がぐっと変わって、新しい店舗ではそれを活かしたPRをすることもできました。インフルエンサーも一緒に階段を一段ずつ上がっていく感覚というか。「前回の反省を踏まえて、次はこうしたい」という感じに互いに成長していける関係になれた手ごたえがありますし、今後もそれを目指していきたいです。
StyleFactoryは「暮らしを提案」するので常に成長し続けていく必要があります。私たちお店も成長していくので、「インフルエンサーとの付き合い」や「施策」も、「前回の反省を踏まえて、次はこうしたい」という感じに階段を上がってく関係になりたいと思っています。
施策の効果
店舗のメンバー自ら発信するきっかけになり、成長につながったことが一番の成果。
成果って数値化されることが多いと思うのですが、私たちが今回の取り組みで一番の価値と考えたのはインフルエンサータイアップが店舗の人たちの成長につながったことです。
特に、当時みなとみらい店は入社したてのメンバーばかりで、右も左もわからない中でインフルエンサーと一緒にライブをやってもらったんです。実際やってみると、インフルエンサーに直接教えてもらったことで、メンバーの発信に対する心理的なハードルが下がり、結果自発的にインスタグラムでライブ配信をするようになりました。それに、自分でいろいろな配信を見て勉強してくれているスタッフもいます。今はライブ配信を店ごとにやっていますが、「楽しんでやる」以外に強制的なマニュアルを固めていない分、それぞれの店舗の個性が出て魅力的になりました。発信する人自身が楽しいっていう状態になってくれたのが成果です。
他にも、配信の前に様々な準備がありますが、この準備のおかげで、商品や売り場の理解も向上しました。自分で1からやっているからこそ売り場の案内もアグレッシブになれるし、DIYをどうやって作ったのかというようなお客様からの問い合わせに対しても、これまで以上に的確に説明ができるように、スタッフが成長してくれました。
これは嬉しい副産物でした。店舗や会社の人が自社の一番のアンバサダーになるべきだと思っています。自分の言葉で会社のことや、やっている事業のことを説明できるようになってくるというのが理想。そのきっかけになってくれたのが、インフルエンサー事業でした。
おわりに
今後の展望としては、「それぞれの店舗ごとにアンバサダーをつけたい。お店とそこで働くメンバーに対して友達みたいな関係性で、共感して発信するという状態にしていけたら。そして、ただ関わる人の数を増やすというよりは関係ができた人との絆を深めていくことができるのが理想。」ということでした。
インフルエンサーもまたこれからの時代、フォロワーの数以外の「つながり」を求める人が出てくるのでは、と時流の先を見据える内山氏。人と人のつながりを大切にし、より豊かな「くらし」をはぐくむ当社の風土では、広告・PRもまた「ひと」が主役なのだと、インタビューを通して強く感じました。
StyleFactory様のプロモーション戦略、そしてそこに集まる人々のくらしの変化に寄り添えるよう、これからも共に成長の階段を上ってまいります。