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<自治体×インフルエンサー> コンプライアンスに強く信頼が厚い。自治体PRに欠かせないパートナー
株式会社ポニーキャニオン
メガヒット作『進撃の巨人』『東京リベンジャーズ』のアニメーションや、Official髭男dismやaikoをはじめとするアーティストが在籍する株式会社ポニーキャニオン。1966年の創業以来、日本のエンタメ業界を牽引してきた総合エンターテインメント企業だ。
2015年に地域活性化事業をローンチ、業界唯一にして初となる地域活性化事業専門部署「エリアアライアンス部」を2017年創部。これまでに500案件ほど、エンタメ業界のノウハウを活用したエンタメ×地方創生に取り組んできた。
今回は、ポニーキャニオンエリアアライアンス部 部長 兼 経営企画部ジェネラルディレクターである村多正俊氏に、東京都町田市のシティプロモーションにおけるリデルとの協業について話を聞いた。
株式会社ポニーキャニオン エリアアライアンス部 村多正俊様
サービス利用前
課題
プロジェクトにおける課題解決において厳しい状況が現出、初期化が急務であった
- 高い目標数値に対して成果を伴うことが難しく、新たなソリューションの提案が急務だった
- 委託者の要望に応えるにはどうしたら良いのか、答えに窮していた
- 自治体という特性上、コンプライアンス面での信頼喪失は致命的となる
LIDDELLと
取り組んだ理由
高いコンプライアンスへの意識、豊富な実績にも信頼が持てた
- 他部署の担当者がリデルに対し、厚い信頼を持っていたことがきっかけ
- 高いコンプライアンスが求められる案件に対して安心感を持てた
- インフルエンサーの選定フローも優れていると感じた
施策の効果
リデルとのチームワークが功を奏し、高い信頼を得ることができた
- 商習慣の違いなども乗り越え互いに理解を深めたことで、今後も協業していきたいパートナーとなった
- SNSプロモーションも好評のうちに終了、想定以上の結果を出すことができた。
- 期待値を超える成果を残せたことで、委託者と継続的なお取り組みにつながった。
サービス利用前
課題
プロジェクトにおける課題解決において厳しい状況が現出、初期化が急務であった
出典:町田市シティプロモーションサイト
これまで500以上の自治体案件に携わってきた弊社が担当したプロジェクトのひとつが、東京都町田市のシティプロモーションです。
町田市の魅力を、市内外の方に広く知ってもらうことを目的に、2018年からイベントやコンテンツ制作などさまざまな施策を展開しています。
ご存知の通り、町田市は50万人に迫る大きな自治体ゆえ、同市におけて実績を出すことが他の自治体への訴求力を高めることになります。このプロジェクトで成果を出すことは事業として重要なことでした。
施策内容は毎年変わりますが、2023年度は同年に開設したシティプロモーションサイト「まちだで好きを続ける」への集客・流入数の増加がミッション。町田市からの仕様書の中には、市のInstagramの活用も含まれていました。
目標値を設定し、事業を進めていく中で実施体制に変更が生じ、加えて、実施済施策の結果は目標値とかけ離れていました。
町田市の魅力を集めたシティプロモーションサイトにいかに集客すれば…と頭を悩ませるものの、なかなか答えがでない状況でした。
LIDDELLと
取り組んだ理由
高いコンプライアンスへの意識、豊富な実績にも信頼が持てた
出典:まちだシティプロモーション(町田市公式)Instagram(@machida_cp)
そんな状況下で助け舟となったのが、リデルさん。
以前、弊社の音楽部門がリデルさんとお仕事をご一緒したことがあり、担当者から「コンプライアンスがしっかりしていて、安心してできる会社だ」と太鼓判を押されたことがきっかけでした。
自治体事業において、コンプライアンスは何より重要視されます。
安全性を担保した上で、インフルエンサーを起用したSNSプロモーションを成功させるには、信頼できるパートナー選びが欠かせません。
一方で、自治体はその高いコンプライアンス意識から、普段から積極的にSNSを活用しているご担当者は少数です。
そのためSNSに知見がある方は少なく、互いの商習慣の違いなどからもプロジェクトの初期は躓きや苦労する部分もありました。
しかし、初めて協業するというのはそういうものです。
そこをどう乗り越えるか。今回のプロジェクトというのは、まさにリデルさんとそのプロセスを歩むことであったと思っています。
そしてその結果、非常にうまくいったと感じています。
互いに相手を理解し、そして自分たちを理解してもらうというプロセスを経て、良い結果につながりました。
施策の効果
リデルとのチームワークが功を奏し、高い信頼を得ることができた
出典:東京都町田市シティプロモーション映像「まちだで育む」より
今回、SNSのプロモーションの結果は好評のうちに終わったという印象です。
実施したのは、インフルエンサー施策とSNSキャンペーン施策の2つ。
インフルエンサーの方々には南町田グランベリーパーク、仲見世商店街といった、町田市内の観光スポットを実際に訪問してもらい、紹介する投稿をInstagramにアップしてもらいました。
「家族で行きたい」「親子で楽しむ」など、家族・親子を絡めた文字入れ投稿は、ファミリー層への訴求に効果的でした。
何より印象に残っているのは、インフルエンサーさんの"自分ゴト化した発信"です。
プロジェクトに参加してくださったインフルエンサーの方が、町田市についてよく調べてくれていて、質問の内容も的確。
“依頼された仕事”ではなく、当事者意識を持って町田市の魅力発信に取り組む姿勢は素晴らしい、と感じました。
コンプライアンス然り、質の高いインフルエンサーをキャスティングできるのも、実績が豊富なリデルさんだからこそだと感じました。
キャンペーン施策では、インセンティブ選定もリデルさんの方で検討いただきました。
アカウント属性を見ながら、コンプライアンス面でも十分な注意を払いながら実施し、
結果的に町田市公式Instagramのフォロワー数を大幅に増加させる結果を導き出しました。
市への移住を検討するいわゆるF1~2,M1~2層で、以前のようにテレビを見る人は少なく、まして市のチラシや掲示板を見る人は極めて少数です。
そのような層へ情報を届けるには、ターゲット層が日頃から使っているSNSは欠かせません。
属性を見極めた上でインフルエンサーを起用していくことが重要だと改めて感じました。
困難な状況から取り組みがスタートしましたが、リデルさんとの協働によるインフルエンサーマーケティングは好評でした。
リデルさんと出会えたことが転機になったといえます。
おわりに
平成の大合併以降、地方都市の衰退が叫ばれる中、エンタメの力を信じ他社に先んじて新たな取り組みにチャレンジしてきたポニーキャニオン。
今後も様々な自治体、地域団体と連携を深め、事業領域を拡大していく方針です。
人口減少や高齢化が進む地域の未来を、エンタメの力で明るく照らしていく。
そんな同社の挑戦を今後も裏で支える良きパートナーであり続けるために、リデルの強みを活かしながら、誠実に向き合っていきたいと思います。
株式会社ポニーキャニオン
1966年の創業以来、音楽、アニメ、映画といった数多くのヒットコンテンツを生み出してきた総合エンターテイメント企業。映画配給、コンサート・イベント企画制作のノウハウを活かし、2015年にはエンターテインメント業界初となる地域活性化事業を立ち上げた。府省庁や地方自治体と協業し、これまでに500件以上のプロジェクトを業了している。
1966年の創業以来、音楽、アニメ、映画といった数多くのヒットコンテンツを生み出してきた総合エンターテイメント企業。映画配給、コンサート・イベント企画制作のノウハウを活かし、2015年にはエンターテインメント業界初となる地域活性化事業を立ち上げた。府省庁や地方自治体と協業し、これまでに500件以上のプロジェクトを業了している。