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<若い世代を獲得>「麺つゆで食べる新しいもずく」SNSナイズされた新ブランド誕生へ
山忠食品工業株式会社
もずく・めかぶなどの食品メーカー「山忠食品工業株式会社(以下、山忠食品)」が2023年、沖縄県産“素(す)もずく”の新ブランド『TSUKE MOZUKU(つけもずく)』を立ち上げた。
シャキシャキ食感と素麺のような喉越しの“素もずく”に、麺つゆで食べる新感覚の楽しみ方を提案し、若い世代への認知拡大を狙う。
InstagramなどのSNSで発信を強化し、インフルエンサーを起用したPRにも力を入れている。
山忠食品の商品企画担当・光本氏に、新ブランド立ち上げの経緯やインフルエンサーマーケティング導入の狙い、事業パートナーとしてのリデルとの協業について話を聞いた。前例のない取り組みにチャレンジする同社の挑戦に迫る。
商品企画担当・光本様
サービス利用前
課題
ゼロからのスタートで手探りの状態だった
- 『TSUKE MOZUKU』のブランドコンセプトやターゲットが明確になっていない
- SNSを活用した最適なアプローチ方法がわからなかった
- 『TSUKE MOZUKU』のパッケージデザインや企画をどうするか、社内ではなかなか良い案が出なかった
LIDDELLと
取り組んだ理由
ターゲット層を広げて『TSUKE MOZUKU』の魅力を伝えたい
- インフルエンサーマーケティングの導入実績が豊富
- これまで自社では思いつかなかったような斬新なアイデアと提案力の高さに惹かれた
施策の効果
遠慮せず腹を割って話すことが信頼関係の礎に
- SNS・広告分析のノウハウを習得し、PDCAサイクルを回せるようになった
- 想いを形にしたブランドビジュアルに感銘
- 懸念や不安を払拭しながら良好な関係を構築できた
サービス利用前
課題
ゼロからのスタートで手探りの状態だった
弊社の新ブランド『TSUKE MOZUKU』は、弊社代表・野村正和が「沖縄ではスタンダードな麺つゆで食べるもずくの食べ方や、もずくをギフトとして贈る習慣を広めたい」という想いからスタートしました。
『TSUKE MOZUKU』に使用している沖縄県産生もずくは、コシが強くシャキッとした歯応えがあり、ツルっとしたのど越しが特徴です。現地では、沖縄そばのトッピングや天ぷら、汁物、炊き込みご飯など、県民から愛されるソウルフードです。
『TSUKE MOZUKU』は、本来の味わいを再現するために、加熱処理を行わない非加熱製法を採用しています。加熱処理をしないで品質を保つ方法を確立するまでに、7年以上かかりました。
もずくは通常、殺菌のために加熱処理を施します。ただ、それだと生もずく特有の風味や食感が失われてしまうんです。そもそも、一口にもずくと言っても産地によって風味や食感がまるで違います。
安全性を担保しながら、生もずく本来のおいしさを実現するには、非加熱での製造方法を編み出す必要がありました。
LIDDELLと
取り組んだ理由
ターゲット層を広げて『TSUKE MOZUKU』の魅力を伝えたい
製造方法や産地・原料の選定はもちろん、ブランド運営の立場として、ブランドコンセプトの決定やターゲット設定など、やるべきことが山積みでした。
特にターゲット設定について、幅広い世代にアプローチしたいと考えていたのですが、社内で意見が分かれて方向性がなかなか定まらず……。というのも、長年もずく業界に携わってきたのですが、購入していただく方はシニア層が多く、若年層をターゲットにするにはどうすればよいのかわからず、新たな視点を取り入れる必要性を感じていました。
SNSはマーケティングにおける必須のプラットフォームだとわかってはいたものの、どう運用すれば良いのか、私たちにはノウハウがなかったんです。
そこで、インフルエンサーマーケティングに強みを持ち実績が豊富なリデルさんにブランディング・マーケティング支援をお願いしました。リデルさんの提案内容には、これまで自社では思いつかなかったような独自性が高く魅力的なアイデアばかりで、純粋に「面白そうだな」と思いましたね。
それと何より、リデルさんとなら『TSUKE MOZUKU』の世界観やこだわりをカタチにできると思ったんです。
施策の効果
遠慮せず腹を割って話すことが信頼関係の礎に
今までは、「ユーザーが何に興味があるのか」「今のトレンドは何か」「ハッシュタグをどう使うべきか」など、手探りで進めることも多かったのですが、SNS運用のノウハウを一から丁寧に教えていただき、勉強になりましたね。
投稿するだけで満足せず、各投稿のインプレッション数やリーチ率、エンゲージメント率などの指標を以前よりも重視するようになりました。数値を分析することで、フォロワーの興味関心や、投稿内容の改善点が明らかになり、より効果的なSNS運用につなげられます。
あと、お互いに腹を割って話し合うことが信頼関係を深め、結果的により良い施策につながっていくんだと改めて感じましたね。
初めは遠慮がちでしたが、プロジェクトが進むにつれて距離が縮まり、お互いに思ったことを意見し合えるようになりました。ブランドとして大切にしたい軸はブレないように意見を述べつつ、リデルさんの意見にも耳を傾ける。このオープンなコミュニケーションが良い結果につながったのだと思いますね。
パッケージからはもずくだと想像できないような洗練されたデザインも気に入っています。
今後は、『TSUKE MOZUKU』のコアなファンの方同士が集う交流会や、もずくが好きな方との交流イベントなど、オフラインで楽しめるものも開催していきたいです。
おわりに
まだまだ課題はありますが、一つひとつ乗り越えながら『TSUKE MOZUKU』の魅力を一人でも多くの人に知ってもらいたいですね。リデルとの協業を通じて、認知度向上はもちろん、「麺つゆで食べるもずく」を当たり前にしていきたいと思います。
山忠食品工業株式会社
山忠食品工業株式会社は、三重県亀山市に本社を置く もずくとめかぶの食品メーカーです。創業者の渡瀬忠男氏がもずくとめかぶに惚れ込み、1953年の創業以来、半世紀以上にわたって海藻類の製造・販売を手がけてきました。
2023年には、新ブランド『TSUKE MOZUKU』を新設。もずくを麺つゆにつけて食べるという新しい食べ方を提案し、従来の市場にとらわれない革新的な取り組みとして注目を集めています。
山忠食品工業株式会社は、三重県亀山市に本社を置く もずくとめかぶの食品メーカーです。創業者の渡瀬忠男氏がもずくとめかぶに惚れ込み、1953年の創業以来、半世紀以上にわたって海藻類の製造・販売を手がけてきました。
2023年には、新ブランド『TSUKE MOZUKU』を新設。もずくを麺つゆにつけて食べるという新しい食べ方を提案し、従来の市場にとらわれない革新的な取り組みとして注目を集めています。