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<全国への一歩>「小さなおうどん」がSNSで繋いだ、新たなファン層との温かな絆
寿がきや食品株式会社
東海地方にお住まいの方なら、「スガキヤ」の名前はとても身近で生活になじんだものなのではないでしょうか。寿がきや食品株式会社 広報担当の箕野 秀則さまより今回ご紹介いただくのは、即席カップめん「小さなおうどん」シリーズの全国展開に向けた取り組みです。白黒テレビ時代からCMでお茶の間に愛された老舗が、最新のインフルエンサーマーケティングに一歩踏み出す大きな挑戦のメッセージは、同じく「これまでと何か変えたい、新しい時代の風を取り入れたい」と考えながらもなかなか踏み切れずにいる方たちの背中を力強く押してくれるはずです。
寿がきや食品株式会社 広報担当 箕野 秀則さま
サービス利用前
課題
CM主体の既存の広報戦略から、SNSも活用した新規戦略へのチャレンジ。
- 「小さなおうどん」ブランドを全国的に認知拡大させたかった。
- 既存のローカルCMメインの広報から、ターゲットにあった新メディアへの初挑戦。
- SNSマーケティングに対するリテラシーの不足を補う必要があった。
LIDDELLと
取り組んだ理由
ブランドにあわせた豊富なマーケティング戦略が魅力。
- インフルエンサーの登録者数が多く、PRしたい製品にあった人を選定できると思えた。
- サービスの種類や組み合わせが豊富で予算にあわせた提案をしてもらえたから。
- インフルエンサーマーケティングの知見・実績に対する安心感。
施策の効果
商品にフィットした投稿で購入数とブランドイメージの両方が向上した。
- 画像やイラストが魅力的で、製品の印象が良くなったと感じた
- 商品になじんだ投稿・ハッシュタグなど、UGCが増えた。
- 投稿による良い影響が一瞬で終わることなく、長く続いてくれた。
サービス利用前
課題
CM主体の既存の広報戦略から、SNSも活用した新規戦略へのチャレンジ。
弊社は60年ほど前から、それこそテレビがまだ白黒の頃から、テレビCMを通して東海地方を中心に地元の方にご愛顧いただいていました。今回リデルさんとPRさせていただいた「小さなおうどん」シリーズも、ありがたいことに一定の認知をいただき、商品自体も皆様に評価をいただいていたのですが、即席カップめんの市場が拡大していくにつれて店頭の棚に多くの商品が並ぶようになりました。また、店頭での露出が落ちればイコール認知も落ちるリスクがあり、新たに適切なPRを進めていきたいという思いがまずありました。
今までは店頭キャンペーンやローカルCMなどのアナログな打ち出し方がメインです。テレビの影響は実際大きいので、「今年も去年通りで」とPR方法は固定されがちだったんです。ですが時代が変わる中で少しでもやれることを増やしたいと思ったときに、商材のターゲットが女性であること、そして実際の購入者層も他の商品と比較して女性の比率が高いこともあり、SNSとの親和性が高いのではないかと考えるようになりました。
また、本シリーズは全国に流通していることもあり、限られた販促予算の中で効果的な手法を検討しようと思ったときに、全国的にCMを打つのは難しいという課題もありました。東海地方のみに限れば既存のPRでも十分やっていけますが、地域を絞らず全国的にコンパクトな予算でPRする手法としても、SNSが最適だという判断がありました。
とはいえ、弊社では初めての取り組みです。理解も知識も実績もない中でしたので、何か変えた方が良いという声はこれまでもありましたが、なかなか手を付けるのが難しかったという背景がありました。
LIDDELLと
取り組んだ理由
ブランドにあわせた豊富なマーケティング戦略が魅力。
そんな折にリデルさんからお声かけをいただいて、ちょうどSNSを活用したPRのニーズや可能性については自分なりに調べて検討に上がっていたところでしたので、詳しくお話をうかがうことにしました。
先ほどもお伝えしたように、即席めんは商品の特性上一般的には男性の購買層が多いカテゴリです。しかし本シリーズは女性にも多く召し上がっていただいていたこともあり、そういう方たちが触れる媒体としてインフルエンサーなら身近かな、という考えはありました。一方で、当初はインフルエンサーマーケティングというのは日用品やコスメに強い印象が先行していました。しかし、お話を聞いて実際の施策をご提案いただくと、それほどかけ離れたカテゴリでもないと知れましたし、他に代替するもののない、今の弊社や商品にマッチする手法だと感じました。
さらに予算面でも、リデルさんの複数のサービス(「EMERALD PRST」「SPIRIT」「SNS広告」など)を組み合わせ、多様な手段を限られた予算の中で融通していただけたのが大きいです。丁寧に相談に乗っていただき、全国に向けた広報施策が予算の範囲で様々に打っていけるということも魅力でした。
これまでのテレビCMでは代理店さんからご提案もいただき自分たちでもある程度考えられていたのが、SNSとなると知見がまったくなかったわけですから、情報をいただきながら弊社にあわせたご提案をいただけるのはとても助かりました。
施策の効果
商品にフィットした投稿で購入数とブランドイメージの両方が向上した。
アカウントのフォロワーが増えたのみでなく、良い印象のままで認知が拡大していったのが嬉しいポイントです。SNSで投稿されて広まって、というのがこれまで自然に行われることはなかなか期待できなかったのですが、インフルエンサーさんがただテクニカルなだけではなく、実際に召し上がっていただき、自然なコメントで投稿をしてくださったおかげで、弊社の思っていた商品の雰囲気に沿った露出が増えました。そして露出増に加え、その内容が良い印象のものだったのが、想像以上の結果でした。
温かい、商品になじんだ投稿が多く、商品のハッシュタグも独自に生まれていき、UGC(ユーザー発のコンテンツ)が500件以上のものもありと、これまでにない形での拡がりを見せてくれました。しかも、その影響が想定よりも長く続いたんです。投稿の一瞬だけで刹那的に終わる反響ではなく、ある程度の期間盛り上がりを見せ、購入の反響にもつながりました。
元のインフルエンサーさんの投稿が、見た人が真似したくなるような親近感のわく投稿になっているのが大きいのだと思います。もちろん、それこそインフルエンサーと呼ばれる方達の力なのだとは思いますが、特に弊社の商品やイメージにあったインフルエンサーさんを選定して力を貸していただけたのが、よりフィット感が強く、ブランドイメージを失わずに広めていただけた要因だと思います。
社内でも評判が良く、今回は「小さなおうどん」シリーズに限った施策でしたが、経験を活かして、媒体やメディアに関しては今後もうまくミックスして、ブランドにあわせたメディアの使いこなし方をしてきたいですね。そんな風に、次のステップのことも考えられる良い機会となりました。
おわりに
次なる展望を話される中で、「どうしても一方通行になるCMとは違い、ターゲットとなるお客さんと双方向にコミュニケーションが取れるようにしていきたいと思います」ともおっしゃられた箕野様。長い歴史のある会社の中で、これまでのメディアとこれからのメディアを繋ぐ温故知新の姿勢と、そして何より食を通してお客様に幸せを届けたいという温かい思いが、穏やかな言葉の端々から伝わってくる素敵なインタビューとなりました。
人を繋ぐPRという点では、SNSの、そしてリデルのPRは最も力を発揮する分野。企業様の想いとインフルエンサー、そしてその先の消費者を温かく結びつけるお手伝いを今後もさせていただければと思います。
寿がきや食品株式会社
寿がきや食品株式会社では、麺・調味料をメインとした加工食品のご提供を通して、昭和38年の設立より
伝統の味を守りながら「安心」「安全」な食と豊かなくらしをご提案します。味の追求はもちろん、2018年には世界基準の食品安全マネジメントシステムFSSC22000を取得(本社工場)。店頭購入・通信販売・sugakiyaなどのファストフードチェーンの展開(グループ会社)と、皆様の生活に寄り添う愛知発の会社です。
寿がきや食品株式会社では、麺・調味料をメインとした加工食品のご提供を通して、昭和38年の設立より
伝統の味を守りながら「安心」「安全」な食と豊かなくらしをご提案します。味の追求はもちろん、2018年には世界基準の食品安全マネジメントシステムFSSC22000を取得(本社工場)。店頭購入・通信販売・sugakiyaなどのファストフードチェーンの展開(グループ会社)と、皆様の生活に寄り添う愛知発の会社です。