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<インフルエンサー×地域創生>国登録文化財「織本屋」をカフェとして活用。つるぎ町の活性化へ
徳島県美馬郡つるぎ町 まちづくり戦略課
標高1,955m、西日本第2の高峰高峰「剣山」の麓に位置し、四国三郎「吉野川」、巨樹など豊かな自然に恵まれている徳島県つるぎ町。近年は若者流出が目立ち、加えて、つるぎ町の高齢化率は40%を超えており、年間約250人ほど人口が減少し、地域の活力が失われつつある。
この状況を打破すべく行っている取り組みのひとつが、つるぎ町定住促進事業「チャレンジショップ」だ。国の登録有形文化財「 織本屋(おりもとや)」を活用し、町の活性化につなげる狙いがある。県内外でのさらなる認知度向上を目指し、インフルエンサーを起用したプロモーションに乗り出した。
今回は、徳島県美馬郡つるぎ町 まちづくり戦略課の藤井さんに、インフルエンサー施策に取り組んだきっかけや効果、そして今後のビジョンについて伺った。
徳島県美馬郡つるぎ町 まちづくり戦略課の藤井様
サービス利用前
課題
地域住民の交流の場として「織本屋」を活用し地域活性の拠点につなげたい
- つるぎ町には常時開いているカフェがなく、住民からカフェを希望する声が挙がっていた
- カフェとしてオープン予定の「織本屋」は、観光施設として利用されることが多く、平均滞在時間が短い&収益化につながっていなかった
- 「織本屋」の店舗経営者募集にあたり、地域の人々だけでなく、広く一般からも公募を行い、取り組みの認知度を高める必要があった
LIDDELLと
取り組んだ理由
リーチ力・拡散力を狙うならインフルエンサーマーケティングが有効
- 多様なジャンルのインフルエンサーマーケティングを展開していて、実績が豊富
- 35,000人以上のインフルエンサーを抱えている
施策の効果
一時的な集客だけでなく、リピートにどうつなげていくかが課題
- 想像以上に織本屋の認知度を広めることができた
- Instagram投稿を見て、経営者募集に応募してくれたり、県外から来店してくれた人もいた
サービス利用前
課題
地域住民の交流の場として「織本屋」を活用し地域活性の拠点につなげたい
徳島県つるぎ町は、二層うだつの町並みや、住宅地にひっそりと佇む旧永井家庄屋屋敷など、数多くの史跡が残る歴史溢れる町です。2024年4月6日には、国の登録指定文化財である「織本屋(おりもとや)」を活用したカフェがオープンしました。
織本屋は町の観光施設として一般公開されていて自由に見学できますが、滞在時間が短いという課題を抱えていたんです。「チャレンジショップ」で欲しいお店のアンケートを行ったところ、町民から「カフェが欲しい」という意見が多く寄せられました。実際、つるぎ町にはカフェや喫茶店がなく、気軽に飲食を楽しめる場所がありませんでした。
そこで、歴史的な建物の雰囲気を活かしつつ、町民や観光客の方々がくつろげる空間を提供したいと思い、織本屋の一部をカフェとして活用することに。カフェを開業することで、利用者の滞在時間が延びるだけでなく、町全体の回遊性も高まるので地域活性化が期待できます。
LIDDELLと
取り組んだ理由
リーチ力・拡散力を狙うならインフルエンサーマーケティングが有効
カフェの開業場所が織本屋に決まったのと同時に、経営者の募集も開始しました。カフェ経営者の募集は当初、町の広報やホームページ、新聞などを通じて行う予定でしたが、それだと近隣の人々にしか情報が届かない可能性も考えられます。
拡散範囲を広めるため、SNSを活用して経営者候補を募集してみようという流れになったのですが、当町が運営しているSNSアカウントはInstagramの公式アカウント「つるぎクラブ」のみ。つるぎクラブだけでは、アプローチできる範囲が限られてしまいます。
織本屋カフェの開業を一人でも多くの人に知ってもらうためには、積極的にプロモーション活動に投資すべきです。
とはいえ、私たち自身もSNSマーケティングの知識不足だったこともあり、効果的なプロモーション活動を実施するのは容易ではありません。
そこで、サテライトオフィスに入居する企業の方を通じて、より広範な宣伝が可能なパートナー企業として御社を紹介していただきました。
正式に依頼しようと思った決め手は、豊富なインフルエンサーマーケティング実績と、幅広いジャンルのインフルエンサーを抱えているという点。御社なら安心してお任せできると確信しました。
施策の効果
一時的な集客だけでなく、リピートにどうつなげていくかが課題
想像していたよりも、織本屋の認知度を高められたことですね。インフルエンサーのタイアップと広告を合わせて、想定を大きく上回る22万超のリーチを獲得し、目標を上回ることができました。
これらの成果は、フォロワーへの共感性も配慮し、魅力的なインフルエンサータイアップの依頼内容を作成していただいたこと、そして何より御社の綿密な企画と実行力があったからこそだと思います。
正直、インフルエンサーマーケティング自体が初の試みで、「インフルエンサーマーケティングの効果測定方法がわからない」「適切なインフルエンサーを選べるかどうか」などさまざまな不安がありました。
そんな中、ターゲット層に合わせたインフルエンサー選定や効果測定のための詳細なプランを提案してくださり、私たちも自信を持って取り組むことができたと感じています。
2024年4月にカフェがオープンして約1ヶ月が経ち、連日多くの方にお越しいただいています。新規顧客獲得はもちろん、リピーター獲得に向けても、さらなる取り組みを進めていきたいですね。
また、SNS施策が実際の来訪にどれくらいつながったかをしっかり測定する仕組み作りも整えていきたいと考えています。見た人がどれだけ訪れてくれたのか、そこをしっかり評価し、PDCAを回していく。費用対効果を意識しながら、SNSやインフルエンサーを活用していければと思っています。
おわりに
行政の立場から、インフルエンサーマーケティングの活用事例や手応え、今後の展望などを率直に語っていただきました。自治体でもインフルエンサーマーケティングへの注目度は高まっており、認知拡大や地域活性化の有効な手段のひとつとして期待が高まっているようです。地域の魅力発信を通じてファンを作り、地域活性化を支えていくことが、インフルエンサーマーケティングに求められているのかもしれません。
徳島県美馬郡つるぎ町
徳島県つるぎ町は、四国のほぼ真ん中、徳島県の北西部に位置する町。西日本第2位の高峰「剣山」の麓にあり、山々の豊かな自然に恵まれています。日本一の大エノキ(赤羽根大師のエノキ)をはじめとする「巨樹王国」、四国三郎「吉野川」に注ぐ日本一の清流「貞光川」といった緑と水辺空間に包まれた美しい景観が魅力です。
徳島県つるぎ町は、四国のほぼ真ん中、徳島県の北西部に位置する町。西日本第2位の高峰「剣山」の麓にあり、山々の豊かな自然に恵まれています。日本一の大エノキ(赤羽根大師のエノキ)をはじめとする「巨樹王国」、四国三郎「吉野川」に注ぐ日本一の清流「貞光川」といった緑と水辺空間に包まれた美しい景観が魅力です。