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SNSにおけるUGCの重要性。狙ってヒットは作れるのか?
最終更新日 2024年9月17日(Tue)
記事作成日 2023年12月25日(Mon)
インフルエンサーマーケティングを行う弊社では、「SNS」を活用して売上をより計画的に上げる仕組みを提供しております。
そこで今回は、SNSマーケティングを行う人が気になる「狙ってヒットは作れるのか。」というテーマを基に、「USP」「UGC」の重要性をコンサル会社目線で解説していきます。
今回は、リデルシェア(note)にて弊社木島が担当した「狙ってヒットは作れるのか。SNSにおけるUGCの重要性」をコラム記事としてお届けします。
目次
USPの重要性
USP(ユニーク・セリング・プロポジション)とは、ユーザーに対して、自社サービスや商品だけが約束できるベネフィットのことです。
どんな事業会社も、自社のサービスや商品に特徴を持たせて開発しているはずですが、問題点はそれを明確に伝えきれていないことです。
- ブランドのコンセプトは?
- 使っている成分や技術は?
- 効果は?
- 品質や安全性は?
パッケージ1つを制作するにしても、上記のように言いたいことを色々盛り込み、出せる限りの情報をすべて提示してしまいがちです。
そうすると競合と類似した訴求・キャッチコピーで、商品の魅力がユーザーへ伝わらず残念な結果となってしまいます。
(※特に後発メーカーは、先発メーカーのUSPまで完全に模倣してしまい、+αの付加価値、価格戦略での優位性のみで戦っているケースが多く見られます。)
大ヒット商品のUSPとは
一方、大ヒット商品や話題となるサービスは伝えたいことがはっきりしています。
開発時から、ターゲット、商品コンセプト、パッケージ、訴求内容まで一貫性があります。
その中でも、以下3つを兼ね備え、特に2.ユニーク(特異性)において大きく他社と差別化できているものが強いと感じます。
- 有益性(結果)
- ユニーク(特異性)
- 裏付ける理論(根拠)
1の「有益性」は一番説得力がありますが、景表法・薬機法で規制されているように、誇大や過度に期待をいだかせる表現となってしまうことも多々あります。限られた言語で他社に勝る有益性を提示するのは難しい課題です。
そこで、工夫しやすいのが2の「ユニークさ」です。
例えば、今までになかったサービスやデザイン・形状、味、使い方などで、そこに①や③が紐づくと納得感が高まり、購買へとつながります。
生活者が
・今まで体験したことがない
・信用できる
・(自分にとって)有益だ
と、新たな価値3つが揃ったとき、生活者の購買行動における心理ハードルを超えやすくなります。
ユーザーにUSPの理解を得るのが企業課題
上記のように言うのは簡単ですが、USPがある商品だとしても、市場に理解してもらうのはひと苦労です。
現代の消費者はあまりに数多くの広告(情報)を見すぎてしまい、「宣伝」に対して懐疑的になってる部分があります。
企業サイドの発信を簡単に信じてくれる人は少なく、過去の失敗体験も踏まえ、検索・比較し、リスクを考え、迷いに迷ってなかなか手にとりません。(カゴに入れたまま違うものに感心してしまう、うつり気なところもあります)
そうした懐疑的な消費者たちの心を振り向かせるため、これまでは、その道の見識者にTVや雑誌で紹介してもらう、クチコミ施策を実施する、地道にロイヤルユーザー(=ファン)を増やすなど、他ユーザーの道標となるイノベーターやアーリーアダプターを作る努力が必要でした。
「SNSのUGC」と「企業のUSP」の関係性
最近はSNSの登場でUGC(=プロではなく一般ユーザーによって作られたコンテンツ)が世に発信しやすくなり、マーケティング戦略も様変わりしてきました。
SNSは大規模な販促市場で、コンシューマーであり、プロモーターでもあるプロシューマー(=インフルエンサー)の存在が鍵です。
- 企業のUSPを深く理解し、時には思いもしなかった観点で見つけ出す。
- ユーザーに共感されやすい状態に加工して、SNS上でUGCとして投稿する。
- プロシューマー(=インフルエンサー)と上手く関係を築くことで、USPが想像を超える速さで拡散される
- 市場への理解浸透が早期に可能となる。
さらに投稿に共感したフォロワーたちは、投稿を模倣してさらにUGCを勝手に増やしてくれます。
苦労してイノベーターやアーリーアダプターを作っていた時代に比べて、期間やコストを大幅にショートカット可能です。
しかし、SNSが登場して10年以上経った昨今、SNSユーザーたちの目が超え、ありきたりなUGCでは勝てなくなりました。
少しずつ「とりあえずインフルエンサーに紹介させておけば」の時代から脱却しています。
「いかに良質なUGCを作成し、自然に広がる戦略設計が組めるか」
これは、インフルエンサー選定時に、発信者の質、フォロワー特性、商品理解度、コンテンツ内容などを理解した上で、設計する必要があります。
まとめ
今回のテーマの結論を出すと、解説した内容が上手く噛み合えば、タイトルにあげた「狙ってヒットは作れるのか。」は、ある程度再現性を持たせられるのではないかと。しかし、素人や「なんとなく運用」で成功するほど簡単なことではありません。
特にSNS上におけるUGCの生成は、7,000社を超える企業のSNS運用実績を持つ弊社が、最適な解決法をご提示させていただきます。
LIWでは【認知・周知 ▷ 広告・宣伝 ▷ 制作・運用 ▷ 接客・販売 ▷ 調査・開発】の5つのメイン機能を一元管理し、貴社のSNSやインフルエンサーマーケティング成功に導きます。
SNSやインフルエンサーマーケティングでお悩みの方は、LIWまでご相談ください。
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