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WhatsApp(ワッツアップ)とは?特徴や今後の日本での展開について紹介します
最終更新日 2024年9月17日(Tue)
記事作成日 2023年12月23日(Sat)
皆さんはWhatsApp(ワッツアップ)というサービスを知っていますか?
WhatsAppとは、Meta社が所有する世界で最も利用者のいるメッセージングアプリです。日本では日常の連絡手段としてLINEを活用している方が多いと思います。
しかし、世界的にはこのWhatsAppが最もポピュラーな連絡手段として用いられているのです。そのため日本で暮らしていると、WhatsAppについて全く知らないという方も多いと思います。
そこで本記事では、WhatsAppに関する特徴や日本での今後について紹介していきます。興味がある方はぜひ最後までご覧になってください。
世界のメッセージアプリの現状
WhatsAppの詳しい特徴を見ていく前に、WhatsAppを含めた世界のメッセージアプリの現状について見ていきましょう。
メッセージングアプリごとのユーザー数
メッセージングアプリにおける2023年現在の MAU(月間アクティブユーザー)ランキングは以下の通りです。
順位 アプリ名 MAU(百万人)
1位 WhatsApp 2000
2位 WeChat 1319
3位 Messenger 931
4位 Snapchat 750
5位 Telegram 700
6位 QQ Mobile 597
7位 Viber 260
8位 LINE 198
9位 KakaoTalk 53
こうみると、日本で主流の連絡ツールであるLINEは世界的にはかなり利用者が少ないことが分かりますね。もしも海外の方とやり取りする機会がある方は、WhatsAppを使う必要があるでしょう。
各国の利用状況
続いて、それぞれのメッセージアプリに関する説明と各国の利用状況について見ていきたいと思います。
Metaが買収したメッセージングアプリで、欧州、南米、インド等を中心とした世界各国で利用されています。
中国の国産アプリです。利用者の数は全体の2位ですが、そのほとんどが中国の利用に限られています。これは外資系のアプリ使用が規制されている中国ならではの状況といえるでしょう。
- Messenger
Facebookに備わったメッセージ機能であり、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどを中心として利用されています。
- Snapchat
SNSであり、主に欧米で利用されています。
- Telegram
ロシア発のメッセージングアプリであり、ウクライナ、イラン、カザフスタンなど中東地域やロシアで利用されています。セキュリティとプライバシーに徹底的にこだわっているのが特徴です。
- QQ Mobile
主に中国で利用されています。
- Viber
楽天が買収したメッセージングアプリであり、主にギリシャ、ベラルーシ等で利用されています。緊急時にもつながる連絡手段として有名です。
- LINE
日本を中心に、台湾、タイ、インドネシアなどでも利用されています。韓国初のアプリでありながら、韓国での利用者は少ないことが特徴です。
- KakaoTalk
ほとんど韓国でのみ利用されていて、韓国の人口の約9割以上が利用しています。
いかがでしょうか。これらを見ていくと、国や地域ごとに使われているメッセージアプリに偏りが大きいことが分かりますね。
WhatsAppに関していえば、欧米を中心に世界各国で利用されていますが、利用者数2位のWeChatについては、ほとんどが中国国内での利用者です。
また、LINEやKakaoTalkも日本や韓国といった国で利用されているだけで、世界的には利用者が少ないことが分かります。
WhatsApp(ワッツアップ)の特徴
さて、ここからはWhatsAppの特徴について紹介していきたいと思います。
世界で最も利用者が多い
WhatsAppは何といっても世界で最も利用者が多く、また利用されている地域も世界各国にわたっていることが特徴です。無料で利用できるだけでなく、機能も充実しているため、ビジネスからプライベートまで、さまざまなシーンで利用されています。
広告やニュースが表示されない
WhatsAppはユーザーフレンドリーの方針を徹底しており、リリース当初からアプリ内の広告を排除しています。
日本人になじみ深いLINEを比較すると、LINEはおすすめ動画やニュース、広告といったものが数多く表示されていますよね。
メッセージアプリでは広告が表示されるものが多い中、WhatsAppではメッセージアプリで『広告を見たい人などいない』といった確固たる方針を掲げていることが大きな特徴といえるでしょう。
シンプルで使いやすい
WhatsAppはメッセージに関する機能に絞って作られているため、使い方や見た目も非常にシンプルです。それでも単純にチャットで連絡をとるだけなら、十分な機能が備わっています。
メッセージアプリは様々な機能が備わっているがゆえに使いにくいと感じる方には特におすすめです。
ゲームや画像フィルターなどのエンタメ要素がない
WhatsAppではユーザーフレンドリーの方針のもと、広告のみならず連絡に関係のないゲームや画像フィルターといった面白要素も排除しています。
容量が軽い
WhatsAppでは連絡機能以外の要素を削減しているため、アプリの容量が少ないことが特徴です。同じくメッセージアプリであるLINEと比較すると、その差は約半分となっています。
メッセージアプリは大容量であるものが多い中、容量が軽いのは大きな特徴といえるでしょう。
WhatsApp(ワッツアップ)は今後日本で流行るか
さて、ここまでWhatsAppの利用状況や特徴について見ていきましたが、今後日本で普及することはあるのでしょうか。今後の日本におけるWhatsAppについて分析してみました。
スタンプやエンタメ要素がないため物足りなく感じる
日本ではLINEが国民的連絡手段として浸透しており、LINEはスタンプや画像フィルター、ゲーム、動画といった様々な要素を備えているため、WhatsAppは『シンプルすぎて面白みにかける』と感じる方が多いと思います。
とくに日本では曖昧な表現に対応したスタンプといった機能はとても需要がありますよね。そういったコミュニケーションの傾向からも、テキストメッセージや音声メッセージが主なWhatsAppは中々浸透しずらいと考えられます。
日本でのユーザー数が少なく導入するメリットが少ない
日本では既にLINEが連絡手段として定着していることから、今後日本国内でのユーザー数の少ないWhatsAppをわざわざ導入する方は少ないと考えられます。
海外の友人と連絡をとる方や、海外出張の機会がある方はともかく、日本人同士でコミュニケーションをとるだけなら、LINEで事足りると感じる方が多いでしょう。
これらの理由から、世界的には利用者の多いWhatsAppですが、今後日本で流行る可能性は低いと考えられます。
WhatsApp(ワッツアップ)の今後について
では、世界的に見た場合のWhatsApの今後についてはどうでしょうか。今後WhatsAppについて予想されている展望について見ていきたいと思います。
Meta社の買収により広告導入が検討されている
WhatsAppは現在、元FacebookであるMeta社に買収されています。そのことから、リリース当初から貫いてきた広告やエンタメ要素を排除する『ユーザーフレンドリー』という方針が変わるのではないかと予想されているのです。
実際にMeta社がWhatsAppを買収してから、これまで何度か広告の導入が検討され、そのたびに多くのユーザーの反対があり現在まで正式な導入は見送られています。
しかし、WhatsAppのマネタイズは大きな市場を生み出すことになるため、今後どこかのタイミングでMeta社はWhatsAppの広告導入を実行すると考えられます。
AI等の導入でユーザー拡大する可能性あり
WhatsAppにはこれまで連絡手段の要素以外ほとんどありませんでしたが、今後はAIによるサポート機能やチャット機能の導入が予想されています。
実際に広告に関してはこれまで何度か導入しようとしたことがあり、Meta社はWhatsAppの機能拡大に積極的な意思をみせています。
他のメッセージアプリをみても、AIを利用した機能の導入が進んでいるため、WhatsAppも今後この流れに乗っていくと考えられるのです。
まとめ
いかがでしたか。
日本ではあまり知られていないWhatsAppですが、世界規模でみると最も主流な連絡手段はWhatsAppです。そんなWhatsAppにはこれまでシンプルイズベストといった傾向が見られましたが、買収などの影響により今後サービス内容が大きく変わっていく可能性があります。
日本で考えると今後WhatsAppが大きく浸透することはないかもしれませんが、サービスの傾向が変わっていくことで国民的な連絡手段の1つとなる日がくるかもしれません。
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