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Lemon8(レモンエイト)とInstagramの違いについて徹底解説します
最終更新日 2024年9月17日(Tue)
記事作成日 2023年12月23日(Sat)
皆さんはLemon8(レモンエイト)というアプリをご存じでしょうか?
Lemon8は『新時代のSNS』といわれているSNSです。ファッションや料理、旅、美容などのあらゆるジャンルの投稿をシェアすることができます。
Lemon8は画像や動画投稿が主なSNSであるため、なんとなくInstagramと似たSNSとして認識している方も多いかもしれません。しかし使ってみると、Lemon8とInstagramには多くの違いがあることが分かります。
そこで本記事では、あまり知られていないLemon8とInstagramの違いについて徹底比較していきたいと思います。興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
Lemon8(レモンエイト)の人気とその理由
はじめに、Lemon8の人気について紹介したいと思います。
Lemon8の現状
Lemon8は2020年にローンチされたアプリですが、その後アメリカでのダウンロード数が急激に伸びました。具体的にはアメリカのApp Storeにおいて、最もダウンロードされたアプリのトップ10に入っています。
2023年現在まで、Lemon8はアメリカで正式なローンチをしていません。それにも関わらずアメリカのユーザーの関心は非常に高いことが伺えます。
日本の場合は、Lemon8のアプリダウンロード数において38%を占めていることが分かっています。これらのことから、Lemon8はリリース間もないうちに、日本やアメリカといった世界各国から関心を持たれていることが分かりますね。
Lemon8が人気になった理由
Lemon8の人気が急激に伸びたことには、いくつか考えられる理由があります。
1つめに、人気のTikTokerからの紹介や口コミによって周知されたことが挙げられます。これは特にアメリカで見られた傾向で、アメリカでは人気アプリであるTikTokが利用禁止になるかもしれないという状況がありました。その際にクリエイターはユーザーへLemon8を積極的に紹介したといいます。
2つめに、Lemon8が他のSNSと違い『情報検索ツール』として使われていることが挙げられます。
これまでのSNSと同じコンセプトであれば、ここまで注目されなかったかもしれませんが、Lemon8は興味関心のある分野を検索することに非常に長けたアプリです。このLemon8の独自の特徴が、より話題性を集める理由になっていると考えられます。
Lemon8(レモンエイト)とInstagramの違いは?
さて、ここからは具体的なLemon8とInstagramの違いについて比較していきます。
ユーザー数
Lemon8のダウンロード数は2023年4月時点だと日本では1600万ダウンロード以上、米国でのアクティブユーザー数は約425万人以上であることが分かっています。
対してInstagramは2023年時点で20億人以上のアクティブユーザーがいます。これらを考えると、ユーザー数はInstagramの方が圧倒的に多いことが分かりますね。
とはいえ、これはLemon8がリリースさればばかりのSNSである点も大きく影響していると考えられます。
ユーザー層
ユーザー層をみていくと、Lemon8は20〜30代のユーザーが多く、かつ女性の割合が8割以上を占めています。
Instagramも10〜30代といった若者世代のユーザーが多いですが、男女差がそれほど大きくありません。
共に若い世代へのマーケティング効果があるSNSというイメージがありますが、『若い女性』をターゲットにするならLemon8の方がより効果的にアプローチできると考えられますね。
リーチ数
1投稿ごとの保存数とリーチ数を検証したデータによると、Lemon8とInstagramでは以下のような結果になりました。
【Lemon8】
保存数 16
リーチ数 7189
【Instagram】
保存数 151
リーチ数 8790
このデータからみると、InstagramとLemon8のリーチ数には大きな差がないことが分かります。違いとしては、Instagramの方がリーチ数に対して保存数の割合が高くなっていることです。
lemon8とInstagramではユーザー数に大きな違いがあることを考えると、より効率よくリーチしているのはLemon8といえますね。
おすすめ画面
おすすめ画面を比較していくと、Lemon8は投稿がカテゴリー分けされているのに対し、Instagramは投稿のジャンルが分かれずそのまま表示されるという違いがあります。
そのため、興味のある投稿をより発見しやすいのはLemon8と言えるでしょう。逆に、新しい発見や興味の幅を広げる目的では、Instagramの方が有効と考えられます。
フィード画面
フィード画面を比較していくと、Lemon8は写真だけではなくイトルといいね数を確認できるのに対し、Instagramは写真または動画のサムネイルのみが表示されています。
テンプレートの数
Lemon8とInstagramの大きな違いとして、投稿時に使えるテンプレートの種類があります。Lemon8はInstagramに比べて、投稿のテンプレートが非常に多く備わっているため、他のアプリで加工などをしなくても見やすい投稿を作成することが可能です。
いいね数の表示
Lemon8ではいいね数が表示されるのに対し、Instagramではいいね数を確認することは出来ません。Instagramではいいねを求めた過剰な投稿や、ユーザーの心理的影響からいいねを排除した経緯があるので、今後も表示される可能性は低いと考えられます。
投稿の傾向
Instagramではいわゆる映えを意識したオシャレな投稿が多いのに対し、Lemon8ではライフスタイルに役立つ情報発信が多い傾向にあります。エンタメ的な投稿についてもInstagramの方が多い印象です。
これらの投稿内容の違いから、Lemon8は情報検索のツールとして活用している方が多いと考えられます。
外部リンクの有無
Instagramでは外部リンクを載せることは出来ませんが、Lemon8はプロフィールに他SNSなどのリンクを複数載せることが可能です。
投稿のルール
Lemon8ではInstagramと違い、企業のビジネス利用が規約上禁止されています。ただし、企業がブランディングのためにアカウントを運用することは規約違反にはなりません。
位置情報の数
Instagramでは1投稿につき1つの位置情報しか登録できませんが、Lemon8では複数の位置情報を登録することができます。
ハッシュタグの入力アシスト機能
Instagramではハッシュタグを1つ1つ入力しますが、Lemon8ではハッシュタグの入力サポート機能があります。そのため、Lemon8の方が効率的に効果的なハッシュタグをつけやすいでしょう。
肌診断、顔型診断、BODYタイプ診断の機能
Lemon8には肌診断、顔型診断、BODYタイプ診断といった独自の機能がついています。これらの機能を使うことで、利用者はSNSとして以外の楽しみ方をすることができます。
Lemon8(レモンエイト)はポストInstagramになりうるか
Lemon8の普及はアメリカを中心に進んでいます。その理由として、アメリカのInstagramユーザーを取り込み、ポストInstagramを目指しているのではないかという話があります。
確かに最近はどの国でも『インスタ疲れ』という言葉があるように、Instagramに代わる新しいSNSが求められている風潮はあるでしょう。
しかし、今後Lemon8がそれを可能に出来るかには、アメリカの方針が大きく鍵を握るとされています。
実はアメリカはこれまで、Lemon8の姉妹アプリであるTikTokも、情報漏洩などの危険性から利用を禁止しようとする動きがありました。
これは中国とアメリカの関係や、中国での法律が大きく関係しているので、今後絶対にありえないという話ではないのです。そのため、同じ会社がアメリカでポストInstagramを目指しているアプリとなると、Lemon8についても何らかの規制が検討される可能性があります。
現状はTikTokもLemon8も厳しい規制をかけられていませんが、今後の動向に注目ですね。
まとめ
いかがでしたか。Lemon8とInstagramは画像や動画による投稿が主体ということで、似たようなSNSだと考えている方も多いと思います。
しかし実際にみていくと、Lemon8とInstagramにはかなりの違いがあることが分かりました。それぞれ特徴があるので、目的にあわせて使い分けてみましょう。
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