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インスタのDMでユーザーの関心度が分かる!ファン化に向けて取るべき行動やコツを解説
最終更新日 2024年10月17日(Thu)
記事作成日 2023年10月30日(Mon)
「DMでユーザーの関心度が分かるって本当?」
「もっとDMを活用するべきなのか迷っている」
「DMでユーザーの関心度を高める方法が知りたい」
このような悩みを抱えている企業のSNS担当者は多いのではないでしょうか。
インスタでの集客を行う企業が増えている中で、DMの役割は単なる問い合わせ窓口にとどまりません。ユーザーの関心度を読み取ったり、より密なコミュニケーションを取ったりする上で重要な機能です。
総務省情報通信政策研究所が公開している「令和4年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、10代〜60代におけるインスタの利用率は50%。とくに、10代・20代の利用率はおよそ70%を占めます。そのため、1:1でやり取りできるDMを活用すれば、若者を中心とした多くのユーザーの関心度を高められるでしょう。
今回は、インスタでユーザーの関心度を調べる方法や、関心度の高いユーザーに向けてDMなどで取るべきネクストアクションを紹介します。DMを送る上での注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
インスタのDMの並び順でユーザーの関心度が分かる
ユーザーの関心度は、インスタのDM作成画面から知ることが可能です。なぜなら、DMの作成画面で送り先の候補として表示されたり、検索窓をタップすると出てきたりするユーザーは、自社アカウントへの関心度が高い順に掲載されるからです。
ただし、過去にDMをやり取りしたことのないユーザーはそもそも優先的に表示されやすいので、除外して考える必要があります。
DMを活用する際の3つの注意点
企業アカウントがインスタのDMを活用する際に注意すべきことは、以下の3つです。
- 既読通知があることを把握する
- DMを送りすぎない
- DMに即対応できる体制を整える
順に解説します。
1.既読通知があることを把握する
インスタのDMでは、メッセージの開封状況を示す既読通知があります。ユーザーから届いたDMに目を通すと、相手の画面に「既読」と表示される機能です。
開封後、返信までにあまりに時間が空くと、ユーザーは「既読無視された」と感じる恐れがあります。重要な問い合わせを受けている場合などは、既読からの時間経過でユーザーに悪影響を与えかねません。
DMへの本格的な返信に時間がかかる際は、メッセージを確認した旨だけでも、取り急ぎ連絡を入れましょう。そうすることで、ユーザーは安心感を得られます。
2.DMを送りすぎない
関心度が高いからといって、特定のユーザーに対してDMを送りすぎるのはおすすめしません。ユーザーからしつこいと思われて、ブロックされるリスクがあるためです。
また、同一の内容のDMを送りすぎたことが原因と考えられる、インスタの利用制限も確認されています。利用制限は一時的な措置でも、繰り返せばアカウントが凍結されることも。
DMを送る際は、送信頻度と送信人数を絞り込んだ上で、ユーザーとの適切な距離感を保ちましょう。
3.DMに即対応できる体制を整える
リアルタイムで情報をシェアできるのはインスタです。だからこそ、企業アカウントには、カスタマーサービスよりもスピードの速い対応が求められます。
特にスピード感が求められるのは、ストーリーに関するDMです。ユーザーは気になったストーリーを引用して、投稿者にメッセージを送れます。しかしストーリーは24時間で閲覧できなくなってしまうため、返信が遅れると相手は「どのようなストーリーに関するやり取りなのか思い出せない」と困る可能性があります。
人気アカウントほど届くDMの数が増える傾向にあるので、対応できる体制を事前に整えておくと安心です。
関心度の高いインスタユーザーに向けてDM以外で取るべき5つのアクション
関心度の高いインスタユーザーに向けて、以下のような施策を取り入れられます。
- コミュニケーションの機会を増やす
- 見られやすい時間帯に投稿する
- ユーザーの関心度が高いコンテンツを充実させる
- インスタライブを行う
- ストーリーのシェア機能を活用する
DM以外にもアクションを起こすことで、ユーザーにとって親近感のあるアカウントを目指せるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
1.コミュニケーションの機会を増やす
関心度の高いユーザーに対していいねやコメントなどを送ると、リアクションが返ってくる可能性が大幅にアップします。これは、ユーザーが好意に対してお返ししたくなる「返報性の法則」がはたらくためです。
また、ストーリーに反応してくれたユーザーとDMでやり取りするのも、密なコミニケーションを取るきっかけになるでしょう。例えばストーリーで質問を募集した際にDMに移行して解答したり、アンケートに投票してくれたユーザーへお礼を送ったりするなどの施策を実践できます。
2.見られやすい時間帯に投稿する
インスタでは、ユーザーが多く集まり投稿が見られやすい時間帯が存在します。具体的には、ユーザーのライフスタイルとも一致しやすい以下の3つの時間帯です。
- 通勤時間の7〜8時ごろ
- ランチタイムの12時ごろ
- 退勤から余暇の時間にかかる17時〜22時ごろ
よく見られる時間に投稿した方が、投稿直後のリアクションの初速を期待できます。
しかしよく見られる時間帯には活発な運用者が多く、自社の投稿が埋もれやすいデメリットがあります。対策するには、インサイト画面から自社アカウントがよく閲覧されている時間帯を確認し、投稿時間に反映しましょう。
見られやすい時間帯に動けるスタッフがいない場合は、公式アプリやMeta Business Suiteを使った予約投稿がおすすめです。
3.ユーザーの関心度が高いコンテンツを充実させる
関心度の高いユーザーの特徴や傾向を導き出すことで、彼らの興味を引く投稿の共通点を考察できます。
プロアカウントなら、投稿へのリアクション数などをインサイトで分析できるので、人気の高い投稿の特徴を絞りやすいでしょう。投稿内容に迷うことがあれば、ベンチマークとなる競合他社の投稿を分析するのも1つの手です。
ユーザーが求めるコンテンツを提供できれば、さらなるファン化のきっかけとなり自社アカウントへの関心度がより高まります。
4. インスタライブを行う
インスタライブを行っている間は、フォロワーのストーリートレイで「LIVE」という文字とともに自社アカウントのアイコンが並びます。フォロワーは目立つアイコンが気になってタップしてくれたり、ストーリーを1つずつ閲覧している最中に自社のライブ配信が再生されたりして、アカウントに興味を持つ可能性があります。
さらに、インスタライブが視聴され、フォロワーによるアカウント滞在時間が増えることがメリットです。コメントやいいねを通してユーザーとのコミュニケーションも可能なので、アクティブなユーザーが多い時間帯にぜひ実践してみてください。
5.ストーリーのシェア機能を活用する
メンションされた投稿をストーリーでシェアするのは、ユーザーの関心度をさらに高めるのに効果的です。飲食店のアカウントなどでは、来店したお客様の投稿やストーリーをシェア機能で紹介し、ハイライトにまとめる施策が見受けられます。
紹介されたユーザーは嬉しいと感じ、アカウントへの関心をより高めてくれるでしょう。アカウントを見に来たユーザーも、自社の商品やサービスに関する口コミなどを知る機会となり、購入行動の参考にできます。
DM以外で関心度を知る3つの方法
ユーザーの関心度を知る方法は、DMだけではありません。DM以外の確認方法としては、以下の3つが挙げられます。
- フォロワーの表示順
- ストーリーの閲覧状況
- 投稿に対するいいねの表示順
関心度の高いユーザーに向けて適切なアプローチを行うためにも、ぜひ参考にしてみてください。なおこれらの情報は、インスタがアルゴリズムを公開しているわけではなく、運用者が感じた傾向から推測される指標です。
1.フォロワーの表示順
自社アカウントで多くのユーザーをフォローしている場合、その表示順で関心度を判断できます。自社アカウントのプロフィール画面からフォロー数をタップし、一覧を開きましょう。並べ替えを「デフォルト」にして、関心度を確認します。
フォローアカウントの一覧を表示したときに上の方に位置するユーザーほど、関心が高いアカウントです。よくストーリーを見てくれたり、いいねや保存などの行動を起こしたりしてくれるユーザーは、関心度が高くフォロー一覧で優先的に表示されます。
2.ストーリーの閲覧状況
ユーザーがストーリーをチェックすると、自社アカウントでは閲覧者がリスト形式で表示されます。この際、関心度や閲覧頻度が高い人ほど上に表示される傾向です。
また、ストーリーにリアクションを送っているユーザーも、コンテンツの内容やアカウントに興味を持っていると推測できます。ストーリーへの反応により関心度が高いと判断できる材料は、例えばいいねのハートが表示されたり、絵文字のリアクション通知が届いたりしていることです。
3.投稿に対するいいねの表示順
投稿のいいね欄を開くと、いいねを押したユーザーが表示されます。このときに表示順が上に来ている人ほど、関心度が高い傾向にあるとされます。関心度が高いだけでなく、いいねのアクションも起こしてくれているユーザーなので、アカウントに対する興味はかなり高いと考察できます。
インスタで関心度の高いユーザーを増やす5つのコツ
ユーザーの関心度を知る方法は、DMだけではありません。DM以外の確認方法としては、以下の3つが挙げられます。
「今よりも多くのユーザーに関心を持ってもらいたい」と考えている企業のSNS担当者は多いでしょう。
ここでは、規模拡大を目指す企業アカウント向けに、関心度の高いユーザーを増やすコツを5つ紹介します。
- ハッシュタグにこだわる
- リールを投稿する
- 保存して見返したくなる投稿を作る
- キャンペーンを企画する
- アカウントをタグ付けしてもらう
知っているかどうかで大きく差がつくものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
1.ハッシュタグにこだわる
投稿にハッシュタグを付けることで、検索などでフォロワー外のユーザーにアカウントを知ってもらいやすくなります。
ただし、投稿件数が1万件を超えるようなハッシュタグを選ぶと投稿数の多さに埋もれてしまうので、アカウントの規模に見合ったものを見極める必要があります。
2.リールを投稿する
リール機能ではコンテンツが全画面に表示されるので、臨場感のある情報を共有できます。また、通常の投稿よりも新規ユーザーの発見タブやリールタブに表示されやすいのも特徴。
多くのユーザーの目に触れるので、新たなフォロワーを獲得するきっかけになります。
3.保存して見返したくなる投稿を作る
「あとで見返したい」と思える投稿を作るのは、関心度の高いユーザーを増やす上で効果的です。保存数が多い投稿は、より多くのユーザーに表示されるようになるからです。
保存してもらいたいとはいえ、文字数や写真などによる情報量が多い投稿を作るのはおすすめしません。「投稿が見づらい」と離脱される原因になってしまうので、適度な情報量に調整しましょう。
4.キャンペーンを企画する
インフルエンサーとコラボしたり、自社の商品を抽選でプレゼントしたりすることで、フォロワー以外のユーザーからも注目を集められます。
ただし、キャンペーンはあくまでも特別なイベントとして実施する一時的な手段です。また、キャンペーンに落選したユーザーは短期間でフォローを外す可能性があります。キャンペーンをきっかけにアカウントに興味を持ってもらえるよう、あらかじめ質の高いコンテンツを用意するなどして慎重に施策を進めましょう。
5.アカウントをタグ付けしてもらう
タグ付けとは、投稿に関係のあるインスタアカウントを、コンテンツと紐付ける機能のことです。例えばユーザーがお気に入りの服を紹介する際、投稿内の画像にブランドの公式アカウントをタグ付けできます。
アカウントがタグ付けされることで、投稿から自社のプロフィール画面にアクセスできる導線が生まれたり、投稿者のフォロワーにアカウントを知ってもらいやすくなったりします。
タグ付けされた投稿に対しては、積極的にいいねやコメントの返信を行いましょう。タグ付けしてくれたユーザーからの好感度やエンゲージメントが高まり、その後の継続的な投稿につながりやすくなります。
まとめ
ユーザーの関心度を知るには、インスタのDMの並び順をチェックするのがおすすめです。関心度の高いユーザーとは、DMでコミュニケーションを取るのが効果的。ただし、やり取りするときは、プライベートな情報が伝わったり、送りすぎたりしないように気をつけてくださいね。
DMを活用して、ユーザーから関心を集められるアカウントを目指しましょう。
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