コラム

Instagram広告のバナーサイズ規定と魅力的なデザインにする3つのコツを解説

最終更新日 2025年3月7日(Fri)

記事作成日 2023年10月30日(Mon)

Instagramで広告を出稿する際に、必要なバナーのサイズがわからず悩んでいないでしょうか。

Instagramで出稿できる広告フォーマットはいくつかあり、それぞれサイズが異なります。フォーマットに合うバナーサイズで広告を出稿しなければ、せっかく作成したデザインが切れた状態で配信されてしまうため注意が必要です。

この記事では、Instagram広告で必要なバナーサイズだけでなく、ユーザーの行動を促すデザインの作り方についても解説します。最後までお読み頂くことで、Instagram広告を出稿する際のバナーサイズが理解でき、魅力的なクリエイティブが作れるようになるでしょう。

 

 

【公式情報】Instagram広告で必要な3つのバナーサイズ

【公式情報】Instagram広告で必要な3つのバナーサイズ

Instagram広告で必要なバナーのサイズは大きく分けて3つあります。

画像の形状 アスペクト比 最小解像度 最大解像度
正方形 1:1 600 x 500 1,936 x 1,936
横長 1.91:1 600 x 315 1,936 x 1,936
縦長 4:5 600 x 750 1,936 x 1,936

広告デザインを作成・発注する際にぜひ数値を参考にしてみてください。

Instagram広告で必要な画像の特徴について、作成する際のピクセルサイズとともに解説します。なお、ピクセルサイズの目安は、画像編集ソフト「Canva」が推奨するテンプレートに準拠しています。

 

正方形(1:1)

ピクセルサイズの目安 1,080 × 1,080

正方形のサイズは、InstagramやFacebook広告で良く使用されています。投稿フィードや発見タブで推奨されているサイズであり、使用頻度が多い形状です。

また、カルーセル広告内の動画においても、正方形のサイズが推奨されています。

 

横長(1.91:1)

ピクセルサイズの目安 1,200 × 628

横長のサイズは、投稿フィードやストーリーズ、発見タブのすべてに対応しています。Instagram広告において表示される機会が多いため、必ず準備しましょう。

また、1.91:1のアスペクト比はGoogleやYahoo!のディスプレイ広告でも使用されているため、横展開しやすいのが特徴です。Canvaではテンプレートの数が多くないものの、Instagram以外の広告でも見かける形状であるため、参考にしたいデザインは見つかりやすいでしょう。

 

縦長(4:5)

ピクセルサイズの目安 1,080 × 1,920

Instagramではリールやストーリーズに適しており、頻繁に使用するサイズです。

1:1の正方形よりもスマホの画面占有率が広く、CTRが高くなりやすいのが特徴です。動画形式であれば、YouTubeのショート動画やTikTokへの広告出稿にも使い回しやすいでしょう。

 

 

Instagram広告でユーザーの行動を促す魅力的なバナーの作り方

Instagram広告でユーザーの行動を促す魅力的なバナーの作り方

Instagram広告のバナーはただサイズに合わせて作るだけでなく、ユーザーの行動を促す魅力的なデザインにしなければなりません。ここでは、Instagram広告の成果が高まるバナーの作り方を紹介します。

  1. 訴求したい要素を絞る
  2. ブランドの世界観に沿う画像を使用する
  3. CTAをわかりやすく入れる

以上の3点を意識するだけで印象が大きく変わるため、バナー作成が苦手な人は取り入れてみてください。

 

訴求したい要素を絞る

Instagram広告用のバナーを作る際は、訴求したい要素を絞りましょう。なぜなら、Instagramはスマートフォンで見ることが想定され、要素が多いと1つひとつの訴求が小さく見えにくくなるからです。

訴求したい要素が複数ある場合は優先順位をつけた上で、背景色をつけたり太字にしたりすると、ユーザーにとって見やすくなります。

 

ブランドの世界観に沿う画像を使用する

ブランドの世界観に沿う画像を使用し、アカウントの投稿内容と一貫性を持たせましょう。

ユーザーが広告のデザインに興味を持ってフォローした場合、普段の投稿と一貫性がないと「自分が求めている情報を発信しているわけではない」と認識させてしまい、離脱を招く可能性があります。

通常の投稿で反応が良いデザインや訴求を、広告バナーに横展開するのもおすすめです。すでに反応が良いデザインで配信すれば、広告でも成果が出やすくなります。

 

CTAをわかりやすく入れる

Instagram広告で作成するバナーに「CTA」の要素をわかりやすくすると、ユーザーの行動を促しやすくなります。

CTAとは「Call To Action」のことで、日本語では「行動喚起」などと訳されます。ユーザーにとってもらいたい行動に誘導するため「クリックする」「申し込む」などの文言を入れるのが一般的です。

Instagram広告のバナー内にCTAを入れることで、広告を見てアカウントやブランドを認知してもらうだけでなく、ユーザーへ積極的な行動を促す効果が期待できます。

 

 

Instagramのバナーデザインで参考になるサイト3選

Instagramのバナーデザインで参考になるサイト3選

Instagram広告用のバナーを作成するにあたって、デザインで参考になるサイトを3つ紹介します。

  1. Meta広告ライブラリ
  2. BANNER LIBRARY
  3. Pinterest

デザインの知識がない場合、1から作ろうとすると時間がかかるでしょう。そのため、他のデザインを参考にすることで、効率良く成果の出るバナーが作れます。デザイナーにバナー作成を依頼する際も、参考デザインを用意すればイメージをより明確に伝えられます。

 

1.Meta広告ライブラリ

Meta広告ライブラリは、FacebookやInstagramなど、Meta社が提供している各種サービスで配信されている広告素材を見られるツールです。FacebookやInstagramのアカウントを持っていない方でも無料で使えます。

また、Meta広告ライブラリ内で広告主名を入れて検索すれば、参考にしたい企業が配信中のバナーデザインを見ることも可能です。競合他社や、日頃からデザインの参考にしている企業名で検索するなどの使い方ができます。

 

2.BANNER LIBRARY

BANNER LIBRARYは、おしゃれで良質なバナーデザインをまとめたギャラリーサイトです。デザインは日々追加されており、5,000件以上のバナー見本が見られます。

カテゴリーやハッシュタグごとに検索できるため、関連するジャンルのバナーデザインを探しやすいのが特徴です。「正方形」「横長」「縦長」という項目もあるため、Instagram広告で出航を予定する形状に合わせて、デザインを探せます。

 

3.Pinterest

Pinterestは、インターネット上で見つかる写真を集めてコレクションし、共有するのが目的のサイトです。公開されている画像や動画を自身のボードにピンすることで保存でき、参考画像を収集できるのが特徴です。

バナー以外にもSNS広告やイラスト、チラシなどさまざまなデザインを探せるため、参考にできる対象が広い点がPinterestを活用するメリットです。

 

 

Instagramのバナー作りに役立つ素材サイト3選

Instagramのバナー作りに役立つ素材サイト3選

ここでは、Instagram広告のバナー作りに役立つ素材サイトを「画像」「イラスト」「アイコン」に分けて1つずつ紹介します。

  1. 画像:写真AC
  2. イラスト:ソコスト
  3. アイコン:ICOOON MONO

3つとも無料で使用できるため、イメージしているInstagram広告のデザインに合わせて使い分けていきましょう。

 

1.写真AC

写真ACは、1,100万人以上の会員が利用している、多くのフリー素材をダウンロードできるサイトです。

日本国内の写真素材が数多く揃っているため、Instagram広告にも使いやすいのが特徴です。日本人モデルやお寺、和食など海外サイトでは探しにくい素材が多く、国内でビジネスを展開している企業の場合、使用しやすく重宝します。

写真ACには無料と有料のプランがあり、それぞれ利用できる機能やダウンロードできる枚数が異なります。無料会員は、検索回数の上限が1日4回、ダウンロード数の上限が1日9点までです。
必要な素材の数や、使用頻度に合わせて利用プランを選びましょう。

 

2.ソコスト

ソコストは「ソコソコ使えるシンプルなイラスト」をテーマに、幅広いジャンルのイラストを使用できるサイトです。

柔らかくシンプルな雰囲気のイラストが揃っているため、あらゆるデザインに取り入れやすいのがポイントです。Instagram広告はもちろん、ランディングページなどにも使用できます。

テンプレートの状態から、イラストの色を変えてダウンロードできるため、コーポレートカラーやバナーのデザインに合わせた調整が可能です。

 

3.ICOOON MONO

ICOOON MONOは、掲載されているすべてのアイコンが商用利用問わず無料で利用できるサイトです。

人物やファッションなどカテゴリごとに検索できるため、使用したいアイコンのジャンルに合わせて探せます。アイコンの数は6,000以上と豊富で、色を変更することも可能です。

アイコンを使うことで視覚的に伝わりやすくなるため、取り入れ方次第でユーザーの行動を促すためのアクセントになります。

 

 

Instagram広告のバナー作成における3つの注意点

Instagram広告のバナー作成における3つの注意点

Instagram広告のバナーを作成する際は、サイズ以外にもいくつか注意点があります。守らない場合、広告の良し悪し以前に配信ができなくなることもあります。

  1. ガイドラインを遵守する
  2. バナーや動画の解像度を最適化する
  3. 複数投稿する際はバナーのサイズを揃える

Instagram広告用のバナーを作成する際は、事前に確認しておきましょう。

 

ガイドラインを遵守する

Instagram広告のガイドラインを遵守した上で、バナーを作成しましょう。

ガイドラインを守らない場合、そもそもInstagramの広告配信が許可されません。注意点はMetaビジネスヘルプセンターに記載されています。

よくある事例としては「存在しない機能を表す画像が含まれている」という項目です。具体的には、静止画であるにもかかわらず、クリックを促すために再生ボタンのようなデザインを入れるなどです。

Instagram広告においては、インプレッション数やクリック率にとらわれずに、ブランドの魅力が伝わるクリエイティブを作りましょう。

 

バナーや動画の解像度を最適化する

Instagram広告においては、バナーや動画の解像度を高くしましょう。

画像を軸に成り立っているInstagramの特性上、画質が粗いとマイナスな印象を与えやすいからです。

一方で解像度が高すぎると、サイズが大きくなり自動的に圧縮される可能性があります。そのため、画像の解像度が高すぎるのも良くありません。

正方形なら1,080 × 1,080、縦長なら1,080 × 1,920が、多くの企業やインスタグラマーも使っている一般的な数値です。

 

複数投稿する際はバナーのサイズを揃える

Instagram広告で複数の画像を配信する際は、バナーのサイズを揃えましょう。

Instagramでは1枚目に選択した画像の縦横比が、その後のコンテンツに適用されます。そのため、バナーのサイズが揃っていないと自動的に加工されてしまい、訴求が切れて見えることがあります。

意図しない形でユーザーに表示されると、内容が伝わらず成果が出にくくなるため、複数のバナーを広告で配信する際は注意が必要です。

 

 

まとめ

まとめ

Instagram広告は、フォーマットごとに規定のサイズが異なります。また、Instagramはスマートフォンで見ることが想定されるため、要素を詰め込み過ぎると見にくくなります。そのため、スマートフォンで閲覧した時を想定し、バナーに取り入れる要素は絞るなどの調整が必要です。

また、クリエイティブのPDCAを回し、成果を伸ばしていくことが重要です。ただし、数値の分析とクリエイティブの制作を同時並行で進めていくには、負荷が大きい場合もあるでしょう。

LIWではInstagram広告の立案だけでなく、マーケティング施策の企画戦略から実行までを一貫してサポート。6,000社の実績データを基に成功パターンを共有させていただきますので、多業種の企業様に対してもご支援させていただきます。

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