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SNSの収益化の仕組みとは?主な収益化の方法と特徴や始め方を詳しく紹介
最終更新日 2024年9月6日(Fri)
記事作成日 2024年4月29日(Mon)
SNSの収益化の仕組みについて興味を持ったことはありませんか?
SNSを利用した収益化は企業が広告やマーケティングの一環として活用するだけでなく、個人でもSNSを活用して収益を得ている方が増えつつあります。
本記事では、SNSを活用した収益化の方法や仕組み、特徴などを詳しく解説します。
SNSによくある収益化の仕組みとは
SNSにはInstagramやFacebook、X(旧Twitter)などさまざまな種類があります。
SNSの収益化とは、これらのSNSを活用して収益を得られるようにすることで、収益化の方法としては、大きくわけて次のような方法があります。
- 成果報酬型の広告掲載により収益を得る方法
- 企業のPR案件により収益を得る方法
- 各SNSが提供する収益化サービスの活用により収益を得る方法
SNSの収益化といってもSNSによって特性や利用者層が異なるため、どの方法を選択するかで仕組みや特徴が異なります。
なぜ収益化できるのか
ひと昔前までは、企業の広告やマーケティングといえば、中小企業であれば新聞の折り込みチラシや看板、大手の企業であればテレビCMやラジオ、雑誌といった媒体を利用したものが主流でした。
しかし、SNSの普及に伴い、法人だけでなく個人の情報発信ができるようになったことから、中小企業から大手の企業までSNSマーケティングを行う企業が急速に増加し、多くのSNSにおいて広告収入を得る仕組みができました。
SNSの収益モデル
SNSで収益を得る仕組みは主に次の4つのモデルに分類することができます。
- P2C(PtoC)
- 企業案件
- アフィリエイトによる収入
- 自社のサイトによる収入
P2C(PtoC)
P2Cとは、個人が自分の商品(ブランド)を企画し、フォロワーに対して直接販売をすることをいいます。(Person to Consumaer)
企業案件
企業案件とは、企業から依頼を受けて投稿することを指します。
フォロワーが少ないと依頼が発生しません。
依頼さえくれば比較的簡単に単価が大きく稼げるメリットがあります。
アフィリエイトによる収入
アフィリエイトとは、「成果型広告」で紹介した商品がクリックされて売れたら、その都度報酬が発生するという仕組みのことをいいます。
自社のサイトによる収入
SNSから自社サイトに誘導し、物販やサービスの提供を行う方法です。
自社サイトを用意しておかなければなりませんが、誘導さえできれば大きく稼ぐことができる収益モデルとなります。
SNSを収益化につなげるための運用ポイント
それでは、実際にSNSを収益化へとつなげるために心がけるべき運用のポイントを具体的に4つ紹介します。
アカウントのジャンルや目的を明確にする
まず、運用するSNSのアカウントをどのようにしていきたいのか方針や発信したい内容、伝えたい情報やジャンル、ターゲットを明確にすることが大切です。
特定のコンセプトやジャンルに特化した投稿を続けていくことで、そのジャンルや情報に興味がある人がフォロワーになりやすく、またフォロワーからの信頼を積み重ねていくことができるからです。
アカウントの方針やジャンルを決める際には、自らも興味・関心が高いものにすると上手くいきやすいです。
そうすることでアンテナが敏感になり、おのずと熱量が上がるため、SNS運用の効果を最大限、かつ最短で効果的に引き出せる可能性が高いです。
定期的に投稿して動向データを分析する
SNSを収益化するためには、コンテンツの投稿を定期的に行うことがとても重要です。
投稿数が少なく、いつ発信するか分からないアカウントでは、SNSのユーザーに認識されにくくなりますし、フォロワーの関心も薄れてしまいます。
また、1日に何度投稿するか、投稿するのに最適な時間帯はいつなのか、といったことも大切なポイントです。
投稿の見られやすさはフォロワーの年齢や職業、生活パターンといった属性の影響を受けるので、コンテンツをたくさん閲覧してもらうためには、閲覧者の傾向を把握するように努めましょう。
各SNSにある分析機能を活用したり、データ集めのために投稿時間や投稿数を工夫したりして分析力を高めてみてください。
コンテンツのクオリティを高める
SNSでの発信では分析や投稿数、投稿する時間帯なども大切ですが、何より大切なのはコンテンツの内容です。
自分が伝えたい内容や情報を一方的に発信するのではなく、フォロワーにとって有益な情報や知りたいと思っている内容をコンテンツとして投稿しなくてはなりません。
特に企業案件や広告などのPR案件は、収益だけを目的にした売り込みの強い内容になるとフォロワーが離れてしまう恐れもあるので、本当に紹介したいと思う商品やサービスだけを取り扱うなど方針やポリシーを予め決めておくと良いでしょう。
倫理観を保ってSNSを利用する
SNSを利用する上で法律やガイドラインを守ることが大切です。
倫理観を欠いた内容のコンテンツを投稿すると、法律に抵触し罰則が科されたり、炎上によって社会的な信用を失ったりするリスクがあります。
特に他人が作った著作物を無断で利用し著作権法に触れたり、企業からの依頼によるPR案件であることを明示せずステルスマーケティングを行ったりしないように注意しましょう。
SNSではインフルエンサーマーケティングをきっかけした収益化も可能
次に、自らSNSを運用する方法とは違って、SNSで活躍するインフルエンサーを活用したマーケティングについて解説します。
インフルエンサーマーケティングとは?
インフルエンサーとは、インフルエンス(influence)=影響力を持つ人物という意味をさし、「インフルエンサーマーケティング」とは、そのインフルエンサーの影響力を活用してマーケティングを行うことをいいます。
インフルエンサーの影響力とは、SNSアカウントのフォロワー数が多いので、その人の発信する情報や内容に影響を受けるファンや支持者がいることを意味します。
インフルエンサーマーケティングの市場動向
株式会社サイバー・バズが、株式会社デジタルインファクトと共同で、2022年に実施した国内ソーシャルメディアマーケティングの市場動向調査によると、インフルエンサーマーケティングの市場は2022年時点で615億円となっており、2025年では1,021億円、2027年では1,302億円規模にまで成長する見込みだといわれています。
さらに、同調査によればSNSのマーケティング市場規模においても2025年に1兆4,000億円を超える成長をみせる見込みだと試算されています。
スマホの普及や新型コロナウィルスの影響によりオンラインへのシフトや利用者の急増によって、消費者に近い目線で情報発信し、コミュニケーションのできるインフルエンサーによるマーケティングは今後も大きく発展していく期待と注目を集めていることに間違いないといえそうです。
インフルエンサーから発信情報を拡散させる
インフルエンサーマーケティングでは、従来はテレビCMや雑誌の広告などを使用して行っていた商品やサービスの宣伝をインフルエンサーが発信する情報によってそのフォロワーへと拡散させる認知行動が特徴です。
SNSの普及が高まっている現代においては、従来のCMや広告と比較しても、十分大きな費用対効果が得られることも珍しくないため、今や多くの企業が取り入れている手法になっています。
SNSでの収益化を目指すには起用するインフルエンサーの特徴に注目を
インフルエンサーといってもSNSのフォロワー数によって、種類や特徴があります。
インフルエンサーの活用もマーケティングの目的にあった種類や特徴を持つインフルエンサーを把握することが大切です。
インフルエンサーを使い分けるポイント
情報発信の内容によって適したインフルエンサーの活用がポイントになります。
ここでは、インフルエンサーの種類と特徴を解説します。
トップインフルエンサー
フォロワー数が100万人超えの知名度が非常に高いインフルエンサー。
一般人というよりはタレントや芸能人などが挙げられ、トップインフルエンサーのフォローをしているインフルエンサーによる2次拡散や3次拡散など、情報が爆発的に広がることが多い。
パワーインフルエンサー
フォロワー数が数十万人規模のインフルエンサー。
テレビなどのマスメディアの露出は少ないがSNSで大きな人気を博している有名人。
美容やファッション、グルメなど特定のジャンルにおいて特化したカリスマがある存在。
マイクロインフルエンサー
フォロワー数が数万人規模のインフルエンサー。
特定のジャンルやカテゴリにおいて強い影響力を持ち、フォロワーのボリュームがある。
芸能人などと違い、フォロワーとの距離感も近いため親近感や共感を得やすく購買力や行動喚起の影響が大きい。
ナノインフルエンサー
フォロワー数は数千人と比較的少ないものの、親近感がわきやすく友達感覚でつながっているフォロワーが多いため投稿への反応は高い傾向にあるのが特徴。
インフルエンサーによる情報発信でSNSからの収益化が叶う仕組み
なぜインフルエンサーの投稿がマーケティングの成果につながりやすいのか、その理由には主に次の2つが挙げられます。
インフルエンサーは共感力と信頼を集める力がある
まず大きな理由はインフルエンサーの実体験による投稿がフォロワーに共感と信頼を集めることが挙げられます。
従来の芸能人やタレントが広告塔となって宣伝する手法との明らかな違いは、インフルエンサーはその商品やサービスを宣伝するだけでなく、自らが体験したリアルな体験談を伝えることです。
芸能人などよりは身近な存在として感じられるインフルエンサーが、実際に商品やサービスを体験している姿を目にすることでフォロワーは影響され、商品やサービスへの購買意欲が高まり、購買へとつながるのです。
従来の宣伝手法では難しかった「共感」と「信頼」を感じさせやすいので、ターゲット層への影響深度が深く、成果を出しやすいといえます。
インフルエンサーの影響力は広範囲
また、現在はスマホの普及によりテレビよりもSNSに触れている時間や機会が各段に多いことから、インフルエンサーが持つ影響力が広範囲であることも挙げられます。
さまざまなSNSで莫大なフォロワー数を持つ、芸能人やタレントではないインフルエンサーが続出している点も、インフルエンサーの影響力が強まっている証といえます。
SNSでインフルエンサーを活用して収益化するメリット
ここでは、インフルエンサーを活用するメリットについて具体的にどのようなことがあるのかを紹介します。
ターゲットを絞りやすい
ファッションやグルメや美容、旅行など、それぞれ特定のジャンルに特化したインフルエンサーは、そのジャンルに関心の高いフォロワーを多く有しています。
つまり、適切なインフルエンサーを起用すれば、年代、男女別、ジャンル別といった具合にターゲットを絞ったマーケティングが可能になります。
例えば美容ジャンルのインフルエンサーに商品やサービスをPRしてもらうことで、美容に関心の高い人たちに向けて効果的にインフルエンサーの口コミと商品の魅力を訴求できるメリットがあります。
消費者目線なので情報を信頼してもらいやすい
インフルエンサーは実際に消費者目線で商品やサービスについて丁寧にレビューしてくれるため、一方的にメリットを伝える広告などに比べて説得力が高くなります。
また、見ているユーザーがもともとそのカテゴリに関心の高い人たちなので、興味や共感の獲得が得やすいというのも利点です。
オンライン販売に適している
各SNSには商品リンクを貼ったり、ショッピング機能がついていたりと直接販売へとつなげることができる場合が多いです。
インフルエンサーの投稿から直接販売ページへと遷移できるため、商品やサービスへの関心が高いまま購買行動へとつなげやすくなります。
リアルな口コミが2次拡散や3次拡散へと広まりやすい
インフルエンサーのリアルな口コミはターゲットに対して共感性の強いコンテンツを発信してくれるため、口コミがターゲットの間で広まりやすくなります。
SNSの投稿という形で口コミが拡散されていくので、2次拡散、3次拡散へと新たなコンテンツ数も獲得できるので話題性を高めるのにも有効です。
分析データが取得しやすい
インフルエンサーマーケティングはインターネット上で行われるため、リーチ数やエンゲージメント数。シェア率や数、サイト遷移数や購買数などのデータの取得がしやすいのもメリットです。
取得したデータを活用して分析が可能なので、PDCAサイクルを実施し効果を高めていけます。
SEOの強化につながる
インフルエンサーの投稿に商品やサービスのURLを記載することでSEOを強化する効果も得られます。
多くの場合商品やサービスはGoogleなどの検索エンジンを利用して調べることが多く、検索結果にSNS投稿が表示されるケースも増えてきています。
そのため、インフルエンサーの投稿が検索エンジンからの流入や購買にもつながる傾向にあります。
SNSでインフルエンサー活用する収益化面でのデメリット
SNSの収益化に良い効果しか生み出さないように感じるインフルエンサーの活用ですが、デメリットもあります。
デメリットについても紹介していきます。
インフルエンサーの選定が難しい
インフルエンサーマーケティングの要はインフルエンサーの選定です。
それが明暗を分けるといっても過言ではありません。
かといって、フォロワー数の多さだけを頼ってインフルエンサーを選ぶのは得策とはいえず、目的に合ったインフルエンサーを選ばなければ高い成果は見込めません。
インフルエンサーの選定には、「インフルエンサーとフォロワーの関係性やコミュニケーション力」「過去のPR投稿への反応数や率」「商品やサービスとインフルエンサーとの親和性」など、細かいポイントを明確にして選定する必要があると心得ておきましょう。
ステマ炎上のリスクが考えられる
ステマとは、「ステルスマーケティング」の略で企業から報酬をもらってPRを目的とした投稿をしているのにも関わらず、そのことを隠してフォロワーを欺いた投稿で宣伝をすることをいいます。
ステマが発覚した場合、炎上し、商品やサービスはもちろん企業が社会的な信用を失うといった事態にまで発展しかねません。
そのため、インフルエンサーマーケティングの際にはそういった点にも注意を払う必要があります。
訴求のコントロールが難しい
インフルエンサーマーケティングでは、基本的に投稿自体のアレンジはインフルエンサー次第です。
インフルエンサーが独自の言葉で発信することで、影響を受けたフォロワーを購買行動へと導くことがインフルエンサーマーケティングの仕掛けの基本だからです。
そのため、必ずしも意図どおりの結果にはならないこともあります。
特にインフルエンサーの影響を受けたフォロワーたちによる2次発信がどうなるかについては、制御も予測も難しいのが現状です。
インフルエンサーマーケティングの活用には、そういった側面も考慮した上で全体設計を組む必要があるといえます。
まとめ
SNSの収益化は、企業のSNSアカウントを適切に運用することで実現可能なことです。
自社で独自に試行錯誤を繰り返していっても成功することは可能ですが、SNSコンサルを利用すれば、余計な時間と労力を消費せずに最短で収益化を実現できます。
SNS運用に慣れていない企業でも、インフルエンサーの活用など効果的なSNS運用により、収益化を実現できます。
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