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SNS広告とは?効果や成功事例を徹底解説
最終更新日 2024年10月17日(Thu)
記事作成日 2023年10月27日(Fri)
SNS広告とは、InstagramやTikTok、You Tubeなどのソーシャルメディアを活用して配信される広告です。
細かくターゲットを絞ったアプローチや高い拡散力、費用対効果が高いなどの効果が期待できます。
本記事では、SNS広告の効果やSNS広告を成功させるポイントを紹介していきます。
これからSNS広告を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
SNS広告とは?
SNS広告とは、InstagramやX(旧:Twitter)、TikTokなどのSNSを活用して配信する広告で、SNSマーケティング施策のひとつです。
ターゲットとしているSNS画面に広告を表示させることが可能です。
目的としては、幅広いユーザーに自社の商品やサービスを知ってもらうことで、認知拡大やファン化などが挙げられます。
また、リアルタイムで広告効果を確認することができるので、改善とフィードバックを実施することで、高い広告効果が期待できる特徴があります。
SNS広告の効果
SNS広告の効果については、主に以下の3つがあります。
- 拡散力が高い
- 費用対効果が高い
- 細かくターゲットを絞ってアプローチできる
それぞれの効果について紹介していきます。
拡散力が高い
SNS広告は、広告の配信者だけではなくて、ユーザー同士でも拡散されやすい効果があります。
ユーザー同士で拡散されると、さらに多くのユーザーに届けることができるのはもちろん、ターゲットとしているユーザー層以外にも広告を配信することが可能です。
具体的には、FacebookのシェアやTwitterのリツイートなどによって拡散されれば、さらに幅広いユーザーに広告をリーチできるのもSNS広告のメリットの一つです。
費用対効果が高い
SNS広告は、少額からでも広告配信ができるので、費用対効果が高いメリットがあります。
商材によって多少異なりますが、以下の費用相場よりも低い場合には、費用対効果は低いと言えます。
方法 | 内容 | 費用相場 |
クリック課金 | ユーザーが広告をクリックすることで費用が発生し、商品やサービス販売などに向いています。 | 24~200円/1click |
インプレッション課金 | ユーザーのアプリに表示されることによって費用が発生する。 | 400~650円/1,000imp |
フォロワー課金 | 広告を経由してフォローされた際に課金される。 | 40~100円/フォロワー |
インストール課金 | アプリがインストールされるごとに課金されます。 | 100~250円/インストール |
エンゲージメント課金 | クリックやフォロー、シェアなどのエンゲージメントと呼ばれる行動をしたい場合に課金されます。 | 40~100円/エンゲージメント |
動画再生課金 | 広告の動画が再生された場合に課金が発生します。 | 5~20円/動画再生数 |
InstagramやTikTokなどの拡散力の高いSNSを利用して広告配信をおこなうことで、高い費用対効果が期待できます。
また、課金方法よりも、直接インフルエンサーにアプローチして、自社の商品やサービスを紹介してもらう方法もあります。
細かくターゲットを絞ってアプローチできる
SNS広告の最大のメリットとして、細かくターゲットを絞ってアプローチができます。
SNSの種類によって異なりますが、以下のようなアカウント情報を元にターゲットを絞ってアプローチすることが可能です。
- 年齢
- 性別
- 勤務先
- 趣味
- 学歴
また、ユーザーがSNSで投稿している内容や検索履歴などのデータも利用して、ターゲットを絞ることができます。
特にSNSを利用しているユーザーの年齢層は10~30代が圧倒的に多いので、若年層のユーザーをターゲットにしている方にもおすすめです。
SNS広告の種類
SNS広告の種類については、以下があります。
- X(旧:Twitter)
- YouTube
それぞれのSNS広告の種類について解説していきます。
Instagramは、国内3,300万人のユーザー数を誇っており、現在でも利用するユーザー数が増え続けています。
出稿できる広告の種類は以下の3つがあります。
Instagram広告の種類 | 特徴 |
タイムライン(フィード) | ユーザーが自身のアカウントをスクロールするとフォロー外の広告を表示させることができる。 |
ストーリーズ | 24時間で消える投稿で、新商品の販売やキャンペーンの広告などのタイムリーな情報発信が可能です。 |
発見タブ | ユーザーが検索から情報を探す「発見タブ」に関連したコンテンツの広告を表示させることができます。 |
また、Instagram広告では、セルフサーブ方式が採用されているので、期間で設定する通算予算か1日あたりの予算かで選ぶことが可能です。
具体的なInstagram広告の費用については、下記のとおりです。
課金システム | 費用相場 |
インプレッション課金 | 0.5~1円/1リーチ |
クリック課金 | 40~100円/1クリック |
動画再生課金 | 4~7円/1再生 |
インストール課金 | 100~150円/1インストール |
上記のように、1ヶ月10万円程度の予算から始めることができるので、気軽に始められるメリットが挙げられます。
X(旧:Twitter)
X(旧:Twitter)は、国内4,500万人以上のユーザーが利用しているSNSで、高い拡散力が特徴的です。
20~30代のユーザーが多い傾向でしたが、40代以上のユーザーが伸びている傾向があるので、幅広いターゲットを狙いやすい特徴があります。
具体的なX広告の種類として、以下があります。
X広告の種類 | 特徴 |
画像広告 | 商品やサービスを画像で掲載・紹介が可能です。 |
動画広告 | 動画で商品やサービスを紹介でき、アプリやウェブサイトに誘導することが可能です。 |
カルーセル広告 | 水平方向にスワイプ可能な画像や動画を最大6つ使用することが可能です。 |
モーメント広告 | 一連のツイートを作成することで、ストーリー性のあるコンテンツの作成が可能です。 |
テキスト広告 | 一般的なツイートと同様の機能があり、幅広いユーザーに不信感なく配信することができます。 |
また、ハッシュタグやリツイートなどの機能があるので、課金しなくても、広告費以上の効果を得ることができるメリットもあります。
他のSNSに比べて投稿数が多いので、ユニークさやインパクトがないと他の投稿と一緒に流れてしまうリスクがあるので、クリエイティブ戦略が求められます。
Facebookは、国内利用者が2,600万人以上で、年齢層が30~50代と他のSNSに比べて高めなのが特徴です。
ビジネスシーンで利用するユーザーが多く、小規模のネットショッピングであれば、より効果的に集客することが可能です。
Facebook広告の種類は、以下のとおりです。
- コレクション広告
- ダイナミック広告
- リード獲得広告
- クーポン広告
- イベント広告
- 画像広告(写真広告)
- 動画広告
- カルーセル広告
- スライドショー
上記のように、広告の種類は多くあるので、目的に合わせた広告の種類を選ぶことで、より高い費用対効果を得ることができます。
実名登録が必要になるので、ターゲティング精度が高く、少額から出稿ができるので、はじめてSNS運用する方におすすめです。
YouTube
YouTubeは、Google社が運営する動画配信サービスで、世界各国の全年齢層ユーザーが利用しており、非常に高い影響力を持っています。
具体的に、YouTube広告の種類については、以下があります。
YouTube広告の種類 | 特徴 |
バンパー広告 | スキップすることができない最長6秒の広告動画 |
スキッパープル広告 | 再生開始5秒後にスキップが可能な広告動画。 |
ノンスキッパブル広告 | YouTube動画の始まりもしくは途中で表示ができ、再生開始15秒以下でスキップが可能。 |
ディスプレイ広告 | YouTubeの検索画面や関連動画として表示が可能。 |
マストヘッド広告 | YouTubeのホーム画面最上部に表示ができ、高い注目度を獲得することが可能。 |
アウトストリーム広告 | モバイル専用の広告で、YouTube以外の外部サイトやアプリに誘導させることが可能。 |
上記のように、YouTubeは多くの広告種類があるので、訴求内容やターゲットなどによって、さらに宣伝効果を高めることが可能です。
SNS広告を成功させるポイント
SNS広告を成功させるポイントを把握しておくことで、費用対効果を高めることにもつながります。
具体的にSNS広告を成功させるポイントについては、以下があります。
- ターゲットに合ったSNS広告を選ぶ
- 効果測定をおこなう
それぞれのポイントについて解説していきます。
ターゲットに合ったSNS広告を選ぶ
SNS広告を成功させるポイントとして、ターゲットに合ったSNS広告を選ぶことが重要です。
例えば、10〜20代の若年層ユーザーが多いTikTokで、シニア向け商品の広告を出したとしても、ほとんど購入されることはなく、費用対効果が低くなってしまいます。
そのため、それぞれの媒体ごとの特徴を考慮して、ターゲットに合ったSNS広告を選ぶことで、高い宣伝効果を期待することができます。
効果測定をおこなう
SNS広告を実施する際には、KGI(ゴール設定)とKPI(指標)を設定して、効果測定をおこなうようにしましょう。
具体的に、SNS広告の指標として、一般的に使用される数値は以下があります。
数値 | 内容 |
CPA(購入の平均コスト) | 1CV獲得にかかった費用 |
ROAS(広告費用対効果) | 広告費に対する売り上げ |
KGIとKPIに対して、CPAとROASを適切に設定することで、より適切に効果測定をおこなうことにもつながります。
外的要因を把握する
効果測定をおこなう際には、外的要因も把握する必要があります。
外的要因は、その時期のトレンドや季節、口コミ・評価によって、広告自体に関係なくPV数や売上に大きく影響します。
そのため、外的要因のタイミングによって広告効果は変化するということです。
例えば、新商品のセーターの広告を出す場合に、冬と夏ではターゲットの興味・関心の度合いに大きな差があるので、広告効果も大きく異なります。
SNS広告の成功事例
SNS広告の成功事例については、以下があります。
- Dear,Klairs
- 株式会社ワンダーマーク
それぞれの事例について解説していきます。
Dear,Klairs
Dear,Klairsは、韓国で人気の美容ブランドです。
ビーガン向け敏感肌用のスキン化粧品が人気で、20代後半のユーザーをターゲットにしているので、若年層のユーザーが多いInstagram広告を利用することで、高い広告効果を得ることに成功しました。
具体的に、Instagram広告では、ショッピング広告や動画広告を活用し、その結果を分析することで、どの広告種類が最適かどうかの分析を実施しました。
その結果、最適な広告によって費用対効果が約2倍まで向上したのです。
株式会社ワンダーマーク
株式会社ワンダーマークは、文具製品や雑貨を取り扱っている会社です。
オンライン販売の売上向上やブランドの認知拡大を目的に、Instagram広告の活用を開始しました。
ECサイトを構築後は、facebookと連携したり、Instagram広告の動画広告やショップ機能を組み合わせることで、売上を約5倍まで向上させることに成功しました。
メインターゲットを明確にして、自社商品を的確な層にリーチすることによって、高い広告効果を獲得できたのです。
SNS広告について理解を深めよう!
SNS広告は、それぞれのSNSプラットフォームを活用した広告配信手法です。
潜在層向けの広告で、ブランディングと認知拡大を主な目的として活用されています。
また、それぞれのSNSによって特徴やアクティブユーザー層が異なるので、自社の商品やサービスのターゲットに適したユーザーが多いSNSを選ぶことが重要です。
今回の記事を参考に、SNS広告について理解を深めてみてください。
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