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<スタッフが輝く新時代へ> SNSを駆使し、ファッション業界に新たな風を吹かせる施策
株式会社ストライプインターナショナル
InstagramもECサイトも、ただファッションアイテムが並ぶのではなく、普段は店舗で接客している身近な「スタッフ」の活き活きとした姿が目に入ることが増えてきたのは、多くの人が感じているのではないでしょうか。着用画像やオススメ商品の配信、着こなしの特集…自社のブランドを愛するスタッフからの発信が、購買の決め手になることも。
株式会社ストライプインターナショナルにて Green Parks / earth music&ecologyカンパニーのマネージャーを務める小山亜希子様に、店舗スタッフがSNSの一利用者から「発信者」に視点を変えていくための取り組みについて振り返っていただきました。
株式会社ストライプインターナショナルGreen Parks / earth music&ecologyカンパニーのマネージャー小山亜希子様
サービス利用前
課題
SNSで発信することにまだまだ疎い状態から、運用の基礎知識を広める必要があった。
- 店舗スタッフにSNSでの発信に対する基本的な知識が不足していると感じていた。
- 3桁人数のスタッフに情報・知識を行き渡らせる必要があった。
- アパレル業界全体として、社員のインフルエンサー化の風潮が進んでいた。
LIDDELLと
取り組んだ理由
テンプレートではない、会社の課題に合わせた提案力。
- 会社の課題や目的、予算感にあわせた柔軟な提案に期待ができたから。
- SNSで何かしていきたいという現場の声を「できる」と具体化してくれたから。
- インフルエンサーマーケティングの老舗企業で、その実績に安心感があったから。
施策の効果
学ぶための素材が揃ったことで、次なる拡大に向けての目標がはっきりした。
- 今後も繰り返し使える、SNS運用のための動画教材を蓄積できた。
- スタッフアカウントのフォロワー数が増え、全体的なベースアップに。
- 施策を通して取り組みの浸透・評価軸の創出など新たな課題が見えた。
サービス利用前
課題
SNSで発信することにまだまだ疎い状態から、運用の基礎知識を広める必要があった。
会社としてスタッフのSNS強化・社員のインフルエンサー化に取り組もうという中で、基本的な知識がまずない、というのが課題でした。投稿する店舗スタッフは、普段からSNSはみているものの、発信に関しては未熟な面も多いので、SNSを活性化していこうとは言っても「何からどうやって手を付ければ良いのかな…」という状態からのスタートでした。たとえば「Instagramのアルゴリズムって何?機能はどんなものがあるの?」というところから、そもそも「プロアカウントに切り替えるにはどうしたら…」みたいなことまで。基礎的な部分からSNS教育をしたかったというのが背景にあります。また、その知識を2~300名のスタッフに落とし込むにはどうしたら良いのかということも相談させていただきました。
フォロワー数に対応した評価システムが社内にあるので、フォロワー数を増やしたい!という思いはどのスタッフも持っていると思います。ですが、一生懸命頑張っているんだけどなかなかフォロワーが増えない、どうやったらいいのかわからないと悩んでいるケースが多かったんです。もちろん、投稿というタスク自体が「重い」と感じるスタッフもいたと思います。
LIDDELLと
取り組んだ理由
テンプレートではない、会社の課題に合わせた提案力。
SNS施策に力を入れようとなった理由はシンプルです。アパレル業界の中ではすでに社員のインフルエンサー化施策は当たり前といった風潮でしたし、元々店舗スタッフ側からも店頭集客に繋がることがSNSを通してできたらな、という声もありましたから。
そうして何社かお問い合わせをしていく中で、一番リクエストを聞いていただけて、会社にあわせたカスタマイズをしていただけると感じたのがリデルさんでした。
弊社の課題や、こんなことをやってみたい、こういう費用感で考えているんだけれど…といった相談に合わせて柔軟な提案をしてくださいましたし、一番「できますよ!」って言ってくださったのが印象的で、SNSセミナー動画の作成ご依頼を決めました。
施策の効果
学ぶための素材が揃ったことで、次なる拡大に向けての目標がはっきりした。
画像:@earth__1999 本部スタッフ公式 おおや ちあきさんInstagramアカウント https://www.instagram.com/__chipi12/
まずは、当初の要望だったSNS運用の教材を作ることができたことが成果です。毎週の教材動画の配信が一通りできたことで、何からやればいいんでしょうかってスタッフが困ったときに「まずはこれを見てみて!」と言えるストックが準備できました。
分厚い説明資料を読むより動画での説明の方が分かりやすかったという声は多く、SNSに興味があるスタッフからは、「動画を見て新たに頑張ってみようとモチベーションになりました」という声もありました。一方で、興味があるスタッフとないスタッフの視聴率には、正直開きがあります。今現在も、店舗向けの新商品のアナウンスの際などに、こういう動画ができているから見るように、と社内で再共有・発信しているところです。次の課題は、この視聴率をあげていき、スタッフに浸透させていくことだと思います。
数値面では、スタッフの合計フォロワー数が増加し、全体のベースアップができてきたと感じています。施策前はまだまだ駆け出しのフォロワー数3桁程度のアカウントが多かったのですが、4桁の社員も徐々に出てきていますし、ブランドとしてもこういうことをやっているんだよと発信ができることで、取り組む姿勢が強化できました。
教材動画の中で特に、自社スタッフの投稿を数値分析してみた!という動画が響いていたと思います。他社のスタッフの事例などは「環境や制度が違うから…」と自分ごと化して考えることが難しいのだと思いますが、同じブランド・同じ会社で頑張っている仲間の投稿が伸びているのを知ることは、事例を身近に感じられて良い刺激になったようです。
今は2ブランドで実施していますが、社内の他ブランドの担当者からも、SNSを注力していくにあたって「どういう取り組みをしているのか」「どういう流れで施策を実施しているのか」と問い合わせがくるようになりました。
取り組みを浸透させることの難しさはまだ感じていますが、ここからさらに社員全員の投稿やその結果を本部がパッと見て判断できるような、評価軸とツールを作っていきたいと考えています。今回の施策では、リデルさんの方でインサイトを回収して分析していただく形でしたが、スタッフ自身や本部が自分たちでここが良い!ここはもっと伸ばせる!などを把握できるよう、評価軸をしっかり定めた状態で運用や管理をしていきたいですね。
単純に「いいね」が多くついていれば良い、というわけではないじゃないですか。頑張ろうとしているスタッフに、今週良かった投稿はこれです!と伝えるにしても、どこが良くて何が評価されているのか具体的にわかりやすく示してあげたい。そうすることで、「ここをもうちょっと頑張ったらいいんだ!」って活かしてくれればと思っています。
おわりに
今後の施策の軸は「ベースアップとスタースタッフ化の2軸」と、動き出したSNS施策の線路の先を見据えるストライプインターナショナル様。社員のインフルエンサー化施策が続々と進むアパレル業界の中で、いかに「楽しく」スタッフの皆さんが投稿・発信に取り組めるようにデザインしていくか、第一歩の本施策を通して聞こえた現場からの声や運用の課題をヒントに、新たなご提案をリデルからお届けしていきます。
株式会社 ストライプインターナショナル
株式会社ストライプインターナショナルは、「earth music & ecology」「Green Parks」をはじめとした、ライフスタイル&テクノロジーを事業領域としたブランドを展開しています。アパレル業界を中心に、ライフスタイル(衣食住)分野へ挑戦し、新しい価値を生み出し続けます。
今回紹介したのはその中心となる「ファッション」。多様化する顧客のニーズに応えながらも驚きも作り出す、ファッションにえきることを考え実践し続ける各ブランドの、それぞれの個性が光ります。
株式会社ストライプインターナショナルは、「earth music & ecology」「Green Parks」をはじめとした、ライフスタイル&テクノロジーを事業領域としたブランドを展開しています。アパレル業界を中心に、ライフスタイル(衣食住)分野へ挑戦し、新しい価値を生み出し続けます。
今回紹介したのはその中心となる「ファッション」。多様化する顧客のニーズに応えながらも驚きも作り出す、ファッションにえきることを考え実践し続ける各ブランドの、それぞれの個性が光ります。