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バズマーケティングとは?成功させるポイント!?
最終更新日 2024年10月17日(Thu)
記事作成日 2023年7月27日(Thu)
SNSマーケティングにおいて取り組みたい手法の一つに「バズマーケティング」があります。バズマーケティングとは、戦略的に「口コミ」を発生・拡散させてブランドの認知拡大などを狙うマーケティング手法のことです。
ソーシャルメディアが浸透した現在、バズ・マーケティングを使い、口コミを上手に操れている企業は大きな収益をあげています。今回は、バズマーケティングの意味や具体的な手法、成功事例などを紹介します。
バズマーケテインングとは?
バズマーケティングとは、口コミ(UGCユーザー発のコンテンツ)を活用して商品やサービスをPRする、近年注目を浴びているマーケティング手法の一つです。
バズマーケテインングとは?
バズマーケティングとは、戦略的に「口コミ」発生させて活用するマーケティング手法のことです。
拡散力の強いSNSとの相性が良く、昨今ではSNS上で口コミの拡散を図るという手法が主流となっています。
一般的に、同じ立場の消費者側から発信されている口コミは、企業が発信する情報と比較して消費者にとってより信頼しやすい傾向があります。
そのため、消費者による口コミを増やし拡散することには、ブランドの認知を拡大することはもちろんのこと、消費者の信頼を獲得できるなどの嬉しい効果があります。
そもそもバズるとは?
「がやがや言う、噂になる」という意味を持つ英語の「Buzz」が由来しており、昨今では「SNSで“バズった”あの商品」のような代名詞で、プロモーションが打たれていたり、消費者間でも良い意味でも、悪い意味(炎上)でも「バズっている」「バズった」というような言葉使っているのを、よく見かけるようになりました。
SNSやインターネット上で多くの人から注目を浴びることを指します。
「バズる」という言葉が使われ始めたのは、2010年ごろからです。
その背景には、SNSの利用拡大があります。
例えばTwitterで数万件の「いいね」が付いて、リツイートによりツイートが拡散されるなど、沢山の人の目に触れることが「バズる」という現象があります。
バイラルマーケティングとの違い
バズマーケティングとよく似たマーケティング手法の一つに、「バイラルマーケティング」があります。バイラルマーケティングとは、インターネットやメールなどにおいて、口コミをより多くのユーザーに広げるために仕掛けるマーケティング手法のことです。
一般ユーザーによる「口コミ」を活用するという側面で二者は似ていますが、バズマーケティングが「戦略的に口コミを発生させてバズらせること」を目的としているのに対して、バイラルマーケティングは、「口コミの自然発生と伝達を促すこと」に重きを置いているという違いが存在します。
バイラルマーケティングの「バイラル」は、英語で「ウイルス性の」という意味があり、人から人へと情報が素早く伝わる様子を表しています。
バズマーケティングの作成の流れ
「バズ」は偶然引き起こされるイメージがあるかもしれませんが、実際は戦略的な実現が可能です。BtoB企業やSaaS企業が取り組める、バズマーケティングを生み出すステップについて解説します。
目的の選定
まずは「バズ」を作り出す目的を決めましょう。
目的を設定しておくことで、作成するコンテンツの方向性を決定する際にも役立ちます。バズマーケティングは、大勢の人による情報の拡散によって、「認知を拡大」や「キャンペーンへの集客」ができます。
認知度が高まることにより、「販売数」や「問い合わせ数の増加」が期待できるでしょう。企業や製品サービスに対して好意的な評判が拡散されれば、企業「ブランディングの確立」にも役立ちます。
媒体とターゲットを決める
バズマーケティングは主にSNS上で展開していきます。
Twitter上で行うのか、TikTokやInstagram上で行うのかなど、自社の製品サービスの利用者層に適した媒体を決定しましょう。
BtoB企業やSaaS企業では、ターゲットである見込み客に合うSNSを選定するこtが重要です。
自社の見込み客にコンテンツを届けるために、企業ペルソナや人物ペルソナを作り込み、「誰に向けて発信するのか」を明確にしておくことが大切です。
運用方針の決定
コンテンツを作成する前に、SNSの運用方針を決めておきましょう。運用を始めてすぐに「バズ」を生み出すことは難しいため、継続してコンテンツを投稿することが欠かせません。
投稿スケジュールを決定し、継続した運用を前提に長期的な計画を立てましょう。
そして、安定してSNSを運用するための社内体制を整えておくことも必要もあります。
BtoB企業やSaaS企業では、SNSの担当者が他にも多くの業務を抱えており、運用に注力できない場合が少なくありません。形だけの担当者を決めるのではなく、仕事の割り振りを調整し、SNS運用のための業務時間をしっかりと確保することが重要です。
コンテンツを作成する
設定したターゲットに関心を持ってもらえそうなコンテンツを作成します。
端的でわかりやすいことを意識しつつ、目を引く動画や画像を用意するとよいでしょう。
どんなコンテンツを作ればよいのか迷う場合は、過去に「バズ」を生み出した事例を参考にするのがおすすめです。特に自社と似たような製品サービスを扱う企業の成功事例があれば、やり方を真似するのが近道です。
投稿、レポート分析
そして、地道にコンテンツの投稿とレポート分析を繰り返します。
作成したコンテンツを投稿するたびに、ユーザーからの反応がどれだけあったか、レポートを分析しましょう。続けるうちに、反応を得やすいコンテンツの傾向が見えてきます。
分析で得た知見を生かして繰り返しコンテンツを作成することで、思い通りに「バズ」を生み出すことが可能です。
バズマーケティングの手法
続いて、SNSを活用したバズマーケティングの代表的な手法を紹介します。
キャンペーンの実施
SNSキャンペーンは、消費者にとって参加のハードルが低いため、多くの口コミを発生させやすいというメリットがあります。また、発生した口コミがユーザーからユーザーへと伝わることで「二次拡散」も狙えます。
例えば、指定のハッシュタグを付けて口コミを投稿してもらうことを参加条件としたキャンペーンを実施することで、SNS上に自社商品・サービスの口コミを発生させることができます。
インフルエンサーの起用
SNSを中心に多大な影響力を誇るインフルエンサーに自社商品・サービスを紹介してもらうことで、多くの消費者に商品の口コミを拡散することができます。
自社のターゲット層に合うフォロワーをもつインフルエンサーであればピンポイントで狙い撃ちできます。例えば、食品業界であればグルメ系のインフルエンサー、WEBツールを販売する会社であればガジェット系インフルエンサーを起用することで、自社のターゲット層に効率よく口コミを届けることができます。
オリジナルハッシュタグの活用
オリジナルハッシュタグを活用して口コミを発生させる方法もあります。
企業側で興味深いオリジナルハッシュタグを作成し広めることで、ユーザーがそのハッシュタグを付けて自社商品・サービスに関する口コミや感想を投稿してくれるようになります。
ハッシュタグを付けて口コミを投稿した人に抽選でプレゼントがあたるなどとするオリジナルハッシュタグキャンペーンを実施して、口コミを大量発生させるのが一般的です。
口コミネタの投稿
最後に、バズマーケティングの手法は、人々に「シェアしたい!」と思わせる投稿をして、口コミの発生・拡散を狙う方法です。有益性が高い投稿や、話題性・ストーリー性に富んだ投稿、エンタメ性がある投稿などは、人の感情を動かすことができるため、シェアされやすい傾向があります。
バズマーケティングと相性の良いコンテンツ
バズマーケティングと相性の良いコンテンツを発信することで、「バズ」を起こしやすくなります。
プレゼントキャンペーン
プレゼントキャンペーンは、「バズ」と相性が良いといえます。プレゼント目当てに、ユーザーが拡散に協力者が集まりやすいです。
例えば、Twitterでのリツイートをキャンペーンへの参加条件とすることで、バズがさらなるバズを生む好循環を生み出すことが可能です。
体験談、レビュー
「バズ」を生み出すには、実際に製品サービスを利用した人に体験談やレビューを投稿してもらうことも、有効な手段です。
利用者のリアルな声は、ユーザーにとって有益な情報です。また、ユーザーの共感を呼ぶ体験談やレビューは、シェアされやすい傾向があります。
リツートによってどれかひとつでも「バズ」につながれば、ブランドや製品が大きな注目を集められるでしょう。
シェアしやすいコンテンツ
シェアしたくないコンテンツを避け、端的でわかりやすいコンテンツは、バズマーケティングと相性が良いといえます。
前提「バズ」を引き起こすには、ユーザーがすぐに理解できて、「シェアしたい」と思えるようなコンテンツが適しているからです。
BtoB企業やSaaS企業であれば、動画や画像で自社の製品サービスの特徴を端的に表現するとよいでしょう。
バズマーケティング成功事例から学べるポイント
時代の流れと共に、トレンドセッターマーケティングも変化し続けています。AIの進化、持続可能性の追求、マーケティングテクノロジーの進歩、そして顧客の行動変化が、このマーケティングの未来を左右します。これらの要素がトレンドセッターマーケティングにどのような影響を与え、その結果どのような新たな可能性が生まれるのかを考察します。
ブランドの口コミ化&各SNS活用 ハーゲンダッツ
ハーゲンダッツは、「あのフレーバーをもう一度!フレーバー復活総選挙」として、過去に好評だったフレーバーのうち、復活させたいものに投票するという企画を実施しました。
各SNSの1アカウントから、1日1回投票でき、1位に決定したものに投票した人の中から抽選で1,000名に、復活した1位のフレーバーをプレゼントしました。
結果、投票数は16万票を超えました。
このキャンペーンは、ブランドのファンを巻き込んだ手法だと言えます。
各SNSを使用したことで全世代あらゆるジャンルのユーザーからの口コミが生まれた成功例とも言えます。
目標と時間制限 江崎グリコ
お馴染みの毎年11月11日を「ポッキー&プリッツの日」としてキャンペーンも行っております。
Twitterアカウントを利用して、「11月11日は「ポッキー&プリッツの日」とつぶやいてもらう、世界記録を狙うキャンペーンを実施。
結果、目標の200万ツイートを大きく超える371万以上のツイートを記録し、世界記録を大きく達成しました。
制限時間内での目標達成をユーザーと共有し口コミをユーザーと共創できた成功例です。
独自のUGCコンテンツ発生 寿がきや食品
インフルエンサーを活用し、実際にラーメンを召し上がった投稿を集めました。
自然の口コミから思っていた商品の雰囲気に沿った露出が増えました。
温かい、商品になじんだ投稿が多く、商品のハッシュタグも独自に生まれ、オリジナルのUGC(ユーザー発のコンテンツ)が500件以上のものも生まれた成功例もあります。
https://service.liddell.tokyo/case/1601/
まとめ
情報の爆発的な拡散を戦略的に引き起こすバズマーケティングは、企業や製品サービスの認知度を高め、好意的な評判を一気に広めるのに役立ちます。
バズを生み出すには、「おもしろい」「シェアしたい」といったユーザーの感情を引き出すことが欠かせません。興味深い動画や画像、手軽に読める有益情報などを発信し続けてファンを増やすことも、SNSの投稿をバズりやすくすることにつながります。
BtoB企業やSaaS企業にとって、バズマーケティングは有効な手段です。SNS運用の方向性に悩んでいるのであれば、「バズ」を意識したコンテンツの投稿を試してみるとよいでしょう。
弊社LIDDELLでは様々な業界で6,000社以上の企業様とお取引をしております。
バズマーケティングについて考えていきたい方は、ぜひ私たちまでご相談ください。
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