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<新たな一歩を踏み出して>フットジョイがSNSで織りなす、新規層と共鳴するゴルフ革命
アクシネット・ジャパン・インク
ゴルフを長くたしなんでいる方なら「フットジョイ」ブランドはご存知でしょう。過密を避ける社会傾向の中で、ゴルフというアクティビティに関心を向ける方は歴戦のプレイヤーも、初心者の方もここ数年でぐっと増加してきました。ゴルフに興味を持つすべての人にとって身近なブランドでありながら、世界トップツアーでのゴルフシューズ・ゴルフグローブ選手着用率No.1ブランドとして、世界のゴルファーから圧倒的な指示を受ける同社。今回ご紹介するのは、ブランドを運営するアクシネット・ジャパン・インクのフットジョイ事業本部本部長、星 裕介(ほし ゆうすけ)様です。ゴルフへの愛情と、冷静なマーケットリサーチの中でSNSをどのように活用したのかをお話しいただきました。
フットジョイ事業本部本部長 星 裕介(ほし ゆうすけ)様
サービス利用前
課題
拡大する市場の中で、新規層に“よりフィット”した形で認知を広げたい。
- コロナ禍でゴルフ市場が活性化し、新規層へのブランドと商品認知を拡大したい。
- 世界No1ブランドであるがゆえ、敷居が高く感じられていた。
- デジタルネイティブも多い新規層向けに、SNSでアプローチをしたかった。
LIDDELLと
取り組んだ理由
SNSコミュニケーションの知見の豊かさと、多様な独自サービスで、課題解決ビジョンが明確になったから。
- Instagramだけでなく、他SNS媒体も対応可能。
- SNS施策について、各業界の大手企業との実績がある安心。
- 多様な独自サービスを組み合わせて課題を解決していけるイメージができた。
施策の効果
新規顧客の開拓に成功。「購買(消費)」の先の「共有」、「共感」を醸成した。
- SNSを見て、商品認知の拡大により、今までになかった新規客層の「指名買い」来店が増加。
- 新規客層における女性へのアプローチに成功。フォロワー比にも変化が。
- 買って終わりではない、そこから続く「共有」「共感」の体験が創出できた。
サービス利用前
課題
拡大する市場の中で、新規層に“よりフィット”した形で認知を広げたい。
コロナ禍で社会が“密”を避けるようになっていた中で、ゴルフ市場はここ数年ぐっと活性化してきていました。そのため、今までゴルフ経験のなかった、または少なかった方たちが積極的にゴルフを楽しむようになりました。
『フットジョイ』というブランドは、元々ゴルファーの方々には非常に認知度が高く、評価を頂いておりますが、新しくゴルフを始める方やゴルフに触れたことがない方からすると、認知度が低く、比較的若い新規層の方は今まであらゆる場面で接点のあるマルチスポーツブランドを購入する傾向がありました。
プロの使用率が圧倒的No.1の弊社は、製品に絶対の自信をもっています。だからこそ、新しくゴルフを始める方や、比較的若いゴルファーの方々に対して質の良い認知を獲得したいという目的がありました。元々、世界的No1ブランドであるがゆえに、上級者でないと履いてはいけないようなイメージを持っている方もいたので、質の良いイメージは守りつつも、ファーストシューズとして選んでいただけるような投げかけを目指しました。
今回のターゲット層はデジタルネイティブ世代も多いため、SNSでゴルフライフやゴルフコーデを投稿していたりしており、そういう方々は前述したように今まで触れてきたブランドの方が身近で、フットジョイのことは知っていても購入にはハードルがあるという声も聞こえていました。そこに私たちの方からアプローチをする必要があると感じ、SNSの施策を実施致しましした。
LIDDELLと
取り組んだ理由
SNSコミュニケーションの知見の豊かさと、多様な独自サービスで、課題解決ビジョンが明確になったから。
SNSマーケティング事業を取り扱ういろいろな会社がある中でリデルさんを選んだのは、Instagramだけでなく、他SNS媒体も対応可能だったためです。
一言でSNSマーケティングと言っても各社に専門性があって、分野がしぼられていたり、特定のSNSのみ強いなど媒体が絞られていたりすることもあります。リデルさんは「周知・拡散」「広告・宣伝」をはじめとした5分野のサービスがあり、自社の問題を想定しながらどのように各サービスを組み合わせて活用するのか…具体的にイメージしながら選択していくことができました。その先の課題解決のビジョンが具体的に描けたことが理由として大きかったですね。実際、各業界の大手各社とも実績がありますし、私たちの課題に対する提案範囲も広かったです。また、我々が親しくさせて頂いている既存のインフルエンサーの方々との相乗効果も期待できました。
施策の効果
新規顧客の開拓に成功。「購買(消費)」の先の「共有」、「共感」を醸成した。
数字の面では「売上」と「顧客層の変化」がわかりやすい成果でした。
SNS運用を続けたことで指名買い…つまり、お店に行ってから購入を検討するのではなく、「フットジョイの〇〇が欲しい!」と来店してくれる方が増えました。しかも今回の取り組みのコアターゲットである比較的わかめのゴルファーの方から、そのような声が聞かれたことは非常に嬉しかったですね。店舗現場の体感としてあがってきた声ですが、ブランドに好意的な印象を持って店頭に来ていただけるようになったそうです。来店してくださった際も、一言目にSNSが出てくるそうで、来店いただく前にSNSを見てくださっていると実感できました。SNSは大事なコミュニケーションツールとして、継続的して実施していきますし、今後はインタラクティブなコミニケーションも増やしていきたいと考えております。
初動のポストではライトなキャンペーンを行えたことでリーチが伸びました。「若年層・インスタ・女性」といった層に向けた施策だったのですが、フットジョイの認知と、その時期に新展開していたシリーズ「FJ フューエル」の認知がうまく連動しました。
そもそも弊社に限らず、ゴルフ市場で通常メンズとウィメンズのシューズを出したときの購入数はおおよそ男性8:女性2。今回、インスタ施策を通して女性層にアプローチできたため、FJ フューエルの初動売上は比率が五分五分で、お店によってはウィメンズの方が多く売れたのには驚きました。同時期にインスタ以外のメディア施策はしていなかったので、直接効果を感じられました。フォロワーの男女比率も4%ほどキャンペーン中に変わりました(女性増)。
ターゲットにしっかりと届いたのは、弊社の達成したい目的と施策の手段がしっかりフィットしたからだと思います。ターゲットにどう認知させ、興味をもっていただき、行動に導くのか…最後の一押しまですべて含めて、カスタマージャーニーがしっかり施策として入っていたというのが良かったです。
今後は購入して終わりとなるのではなく、そこから「共有」「共感」へ繋げたいと考えてます。一般の人が投稿したくなるアクションを最初にブランドがセットアップするべきですね。
買ってからも行動につながる要素があり、投稿を促せるような…その点を今後は考えて行きたいと思っています。今後は買った人しか投稿できないようなものではなく、もっとライトな施策とも組み合わせて、活性化させていきたいですね。
おわりに
今後は「店舗や選手・インフルエンサーさんも含めたゴルファーと直接つながっていたい」と展望する星さん。「どういうインサイトがあるのか、どういうアパレルが・靴がいいかなどを聞く機会を作れれば、スピーディーかつコンスタントに商品に反映できますから、フットジョイらいしSNSコミニケーションはしっかり構築していきたいです。そして新しくゴルフを始めた方に知ってもらった次のフェーズとして、フットジョイがゴルフの『本物のブランド』だということを伝えていきたいですね。ブランドとしては一環して、向上心のある熱心なゴルファーに最高のデザインとイノベーションで製品を届けるのがミッションですから。」
今回の施策を通して繋がった方々が参加交流して、共有して、共感して…と繋がりを強める流れを提供する中で、ブランドのファンになってもらえる。そんなビジョンをお伝えいただき、まさにリデルのSNSマーケティング事業が目指す“共に創る”身近で情の通ったコミュニティづくりという観点と重なりました。
アクシネット・ジャパン・インク
アクシネット・ジャパン・インクは、米国アクシネットカンパニーの日本法人として、今回ご紹介した「フットジョイ」「タイトリスト」のブランドを取り扱っています。「フットジョイ」では、ゴルフ用品の中でもシューズ・グローブを中心とした商品の輸入、製造、販売を通し、ゴルフを楽しむすべての方に高品質でオリジナリティあふれるアイテムをお届けします。
アクシネット・ジャパン・インクは、米国アクシネットカンパニーの日本法人として、今回ご紹介した「フットジョイ」「タイトリスト」のブランドを取り扱っています。「フットジョイ」では、ゴルフ用品の中でもシューズ・グローブを中心とした商品の輸入、製造、販売を通し、ゴルフを楽しむすべての方に高品質でオリジナリティあふれるアイテムをお届けします。