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社員(社内)インフルエンサーとは?急増する新しいインフルエンサーマーケティングの形を徹底解説
最終更新日 2024年12月17日(Tue)
記事作成日 2024年12月17日(Tue)
最近、ビジネス界で「社員(社内)インフルエンサー」が急増しています。
社員インフルエンサーとは、企業・組織内の社員でありながら、SNS上でインフルエンサーとしても活躍する人のことです。
インフルエンサーとしての役割を社員に任せることで、ファンの獲得や販売促進をよりスムーズに行えることから、自社社員をインフルエンサーに育成しようとする動きは、幅広い業界で広まりつつあります。
一方、社員インフルエンサーの確立には、相応の知識やフローが不可欠になります。
本記事では、社員インフルエンサーとは一体何なのかを詳しくお伝えし、メリットや注意点を解説します。さらに、弊社独自の育成プログラムもご紹介します。
全く新しい形のインフルエンサーマーケティングを理解したい方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
- 社員(社内)インフルエンサーとは
- 社員(社内)インフルエンサーのメリット
- 社員(社内)インフルエンサーの注意点
- 社員(社内)インフルエンサーを作る流れ
- LIW独自のノウハウで社員(社内)インフルエンサーを量産
社員(社内)インフルエンサーとは
社員(社内)インフルエンサーの役割
社員(社内)インフルエンサーとは、企業に所属しながらインフルエンサーとして活躍する社員のことです。
昨今では、社員インフルエンサーを生かしたSNSマーケティングは、どんどん活発になってきています。
社員インフルエンサーは具体的には、TikTokやInstagramなどのSNSで自社商品やサービスを紹介することで、「自社のブランディング」や「集客に繋がる活動」を行います。
企業の社員として働きながらも、パーソナリティで支持を得て影響力を持った「インフルエンサー」の顔も併せもち、自社のマーケティングに大きく貢献しています。
また、SNSの特性を生かしたコミュニティーを育てることで「自社のファン作り」をする役割も担っています。
社員(社内)インフルエンサーの強みは「親密度」
目まぐるしく変化するSNSマーケティングのトレンドにおいて、重要なのは以下の3点です。
- 関心度
- 親密度
- 鮮度
この3点のなかでも、「親密度」にフォーカスを当てたマーケティング活動をしやすいのが、社員インフルエンサーの強みです。
SNSマーケティングのなかでも「インフルエンサーマーケティング」は、効果が出やすいマーケティング。しかし、ユーザーの目は年々厳しくなってきており「広告臭のあるインフルエンサーマーケティング」は、嫌われてしまいます。
その点、社員インフルエンサーは「自社商品を紹介するための人」と最初から明言しているため、結果的にユーザーから不信感を持たれることがありません。
社員インフルエンサーであれば、自然で嫌味のないインフルエンサーマーケティングが可能なのです。
社員(社内)インフルエンサーのメリット
影響力が強いインフルエンサーも大勢いるなかで、あえて自社の社員を起用し、社員インフルエンサーとして育てるメリットとは、どのようなものなのでしょう。
ここでは、社員インフルエンサーにはどんなメリットがあるのかをお伝えします。
企業内で社員インフルエンサーを育てること、社員インフルエンサーに活躍してもらうことのメリットは、以下の3点です。
- 手軽に企業の知名度向上
- コスパよくPRが可能
- 社員のモチベーション向上、新しいキャリアの構築
ひとつずつ解説します。
手軽に企業の知名度向上
インフルエンサーマーケティング自体、企業の知名度を爆発的に向上させるきっかけになります。
実際に、TikTokやInstagramの投稿が話題となりブレイクした店舗・サービスは、これまで多数あります。
しかし、企業が通常のインフルエンサーマーケティングを行う際には
- 自社にマッチしたインフルエンサー選び
- インフルエンサーへの投稿内容の指示
などの手間がかかり、それらが障壁になることがあります。
その点、社員インフルエンサーを活用すれば、自社内で「理想のインフルエンサー」を生み育てることができます。
自社の目指したいアカウントの方向性を社員インフルエンサーと共有することで、常に自社にふさわしい投稿内容を保つことができ、「投稿の方向性が違った」といった事態も防げます。
コスパよくPRが可能
企業がSNSマーケティング・インフルエンサーマーケティングをする際には、相応の費用がかかるものです。「インフルエンサーの起用」「カメラマンの選定」「広告枠の取得」など、コストがかかるものを挙げればキリがありません。
しかし、社員インフルエンサーならば、最安0円からアカウント運用が開始できます。
その上、フォロワーが増えれば、ひとつの投稿に数万のインプレッションがつくことも珍しくありません。
このように、少ない費用から始められて大きなPR効果が狙えるのも、社員インフルエンサーならではの強みです。
社員のモチベーション向上、新しいキャリアの構築
自社の社員に「社員インフルエンサー」になってもらうことは、本人のモチベーションアップにも繋がります。
今までとは違う仕事をすること自体、モチベーションが高まることに加えて、「自分で考えて投稿し、利益を出す」という行動は、本人の自律性をも高めるでしょう。
自律性の高さはどのビジネスシーンでも役立つ能力なので、汎用性の効く経験値も自然と上がっていきます。
このように、起用された社員本人の新しい能力を見つけるきっかけ、引いては新しいキャリアの構築にも一役買ってくれるのが、社員インフルエンサーのメリットです。
社員(社内)インフルエンサーの注意点
自社のマーケティングに大きく貢献する社員インフルエンサーの存在ですが、その起用には、注意すべき点もあります。
ここでは、社員インフルエンサーを起用するうえで注意すべきこと、リスク回避の方法について解説します。
社員インフルエンサーを起用する上で注意すべきことは、下の4点です。
- 炎上リスクの回避
- 社員のメンタルケア
- 会社全体の理解
- 報酬への配慮
ひとつずつ解説します。
炎上リスクの回避
SNSの運用に、炎上リスクはつきものです。
Instagramを取ってみても、月間国内利用数は3300万人にも上ります。それはつまり、3300万通りの考えがあるということです。何気ない投稿一つが、思わぬ炎上を起こしてしまうかもしれません。
もし炎上してしまえば、企業全体の信頼度低下や、フォロワー数減少に繋がります。
そのため、社員インフルエンサーを起用する際には、炎上しない投稿を心がけてもらうことが大切です。あらかじめSNS運用のノウハウを正しく学んだ上で活動してもらいましょう。
弊社では、社員インフルエンサーの育成プログラムも実施しています。「SNSのノウハウがないから社員インフルエンサーを育てる自信がない」という方は、ぜひご相談ください。
社員のメンタルケア
社員インフルエンサーは必然的に、自分の顔写真やプライベートの一部を世間に公開することになります。
最初は「平気です!」と言っていても、後から精神的な負担を感じる人も少なくありません。また、心ないコメントをするユーザーも存在します。
社員を守るためには、会社側は定期的に社員インフルエンサーのメンタルケアをしっかり行いましょう。
会社全体の理解
いまだにSNSへの理解が浅い人もいます。「社員がSNSを使ってマーケティングをする」といっても、それを重要な仕事と認めることができず、不満を示す社員もいるでしょう。
SNSは多くの人がプライベートで楽しみに使うツールでもあるため、性質上仕方のないことかもしれませんが、なかには「会社でやるものではない」「遊び感覚でやっているのでは」といった誤解をする社員も、しばしば見受けられます。
そういったなかで、社員インフルエンサーが孤立してしまわないよう、会社全体でSNSマーケティングの重要さを周知し、皆で理解度を高めておくことが大切です。
定期的に研修会を開き、全体で理解を深めていくのもおすすめです。
報酬への配慮
社員インフルエンサーには、インセンティブ(歩合給)を報酬として支払うことをお勧めします。
目標の数字を決定し、達成した場合には特別報酬を支払うという認識で構いません。
社員インフルエンサーの仕事は通常業務と比べると性質が違うため、当然支払い形態も異なってきます。
とりわけ、社員インフルエンサーは「個人で運営する」感覚も強く、他の職種に比べて本人のモチベーションが、大きく成果に関わります。
その意味でも、報酬は大切な要素です。
社員インフルエンサーを起用する際には、仕事内容だけでなく報酬についてもしっかり話し合った上で、選任を進めましょう。
社員(社内)インフルエンサーを作る流れ
弊社では社員インフルエンサー育成プログラムを行っていますが、この項目では、弊社プログラムを参考に「社員インフルエンサーを作る流れ」をご紹介していきます。
もしこの項目で弊社プログラムへのご興味が湧きましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
1.社内からインフルエンサーを選定
最初に、インフルエンサー候補となる社員を選定します。
下の通り、選定条件は様々です。
- SNSのノウハウをある程度知っている
- 流行やトレンドを把握している
社内でオーディションを開くなどして、最もマッチした人材を見つけましょう。
もし社内だけで決めるのが不安であれば、社員インフルエンサー育成ノウハウがある会社に依頼して、専門家と二人三脚で人材を選定するのもおすすめです。
2.評価体系・手当の検討
先ほども述べましたが、モチベーション維持のためにも、インセンティブや手当を用意する必要があります。
評価体系は、個人アカウントなのか法人アカウントを運用するかによっても異なります。
評価体系については事前にある程度決めておき、その後は社員インフルエンサーと相談しながら、最終的なものを決定しましょう。
3.公式アカウントで社員インフルエンサーを紹介
すでに公式アカウントがある場合は、公式アカウントで社員インフルエンサーを紹介します。
そうすることで、自然な形で社員インフルエンサーを世に送り出すことができ、ユーザーからも不信感を持たれません。
「企業・社員インフルエンサー・ユーザー」というコミュニティーを形成する上でも、公式アカウントからの紹介は、大きな役割を持ちます。
長期計画が可能なら、最初に公式の企業アカウントを作成し、フォロワーが伸び次第、社員インフルエンサーを育成するというやり方もおすすめです。
4.SNS運用
ここまで準備が整ったら、いざ社員インフルエンサーアカウントの運用です。
最初のうちは投稿内容を一つひとつ決めるようにしましょう。その都度ツールなどを用いて、細かい分析をするのも大切です。
LIW独自のノウハウで社員(社内)インフルエンサーを量産
社員インフルエンサーの活躍で最近特に目立っている分野は、ファッション・ビューティー界です。
彼・彼女たちを見れば分かる通り、「リアルな声を届けつつ、一般ユーザーと近い距離間で販促ができる唯一無二の存在」が、社員インフルエンサーなのです。
これからは間違いなく多種多様な世界で、社員インフルエンサーが増えてくるでしょう。
しかし、社員インフルエンサーを自社員だけで育成することは、そう簡単なものではありません。
「社員インフルエンサーの育成が不安」。そんな時には、専門家の手を借りるのもひとつの手です。
弊社LIDDELLでは、LIW (LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE)という「SNS課題を効率的に解決するためのワークスペース」を運営しています。
ここでは、LIWによる「社員インフルエンサー育成プログラム」について、詳しくご紹介します。ぜひご参考にしてください。
運用開始までの戦略策定をサポート
LIWでは、「どのようにインフルエンサーマーケティングを初めていいか分からない」といった方へ、300社以上のSNS運用実績から得た「戦略策定サポート」と「運用ノウハウ」をご提供しています。
一例として、下のような支援をご提供しています。
- マーケティングファネルに準じたKPI設定
- コンセプトメイキング
- SNS運用に特化したPDCAサイクル構築サポート
- ソーシャルリスニング支援
独自ツールの活用
SNSマーケティングには、分析が必須です。ですが、適正な分析は意外と難しいものです。
LIWでは、独自の「共感指数」を用いた適正分析により、ユーザーがアカウントや投稿にどれだけ共感したかなど、これまで計測しづらかった指標を、定量的に効果測定できるシステムを持っています。
この測定によって、SNSマーケティングのあらゆる場面で「欲しかった情報」がすぐ手に入り、アカウントのグロース(成長)やファン層の把握に役立ちます。
プログラムに合わせたレクチャー教材や人的支援
LIWでは、6,000社との取引から得たSNSのノウハウや知識を、貴社独自のプログラムに応じて適切にご提供しています。
ご提供するノウハウ・知識は、例えば以下のようなものです。
- SNS運用実践知識
- 各種SNS最新アルゴリズムや機能理解
- 炎上やステルスマーケティングに関する基礎知識
また、ノウハウ・知識・教材をご提供するだけではなく、「社内へのSNSマーケティング浸透」や「現役インフルエンサー派遣」など、貴社の状況に応じた最適な人的支援も行っています。
ご提供する人的支援としては、以下のようなものです。
- 社員インフルエンサーとのコミュニケーション
- 現役インフルエンサー派遣
- ワークショップ開催
- インナーセミナー
- 研修動画展開
LIWでは、このような多岐にわたる支援により、初めての企業様でも社員インフルエンサー運用を安心して始められる、万全な体制が整っています。
本記事では、社員インフルエンサーとの役割を詳しく解説し、そのメリットや注意点、さらに弊社独自の育成プログラムもご紹介しました。
社員インフルエンサーに活躍してもらうためには、SNSのノウハウなど「必須となる知識」も非常に多く必要とされます。
社員インフルエンサーの上手な育成、そして失敗しないマーケティングのためには、相応の知識を持ったパートナーと協力することがスムーズでしょう。
LIWでは、6,000社の取引実績と300社以上のSNS運用実績をもとに、社員インフルエSNSマーケティングの戦略策定をサポートしています。
また、InstagramやTikTok、Twitter、YouTubeなど多様なSNSで活躍する30,000人の登録インフルエンサーのデータに裏付けされた独自メソッド「共感指数」を用いた、定量的な支援を行っています。これまでも、多数のマーケティング戦略をサポートしてきました。
「社員インフルエンサーを育てたい」
「新しくSNSマーケティングを活用してみたい」
とお考えなら、ぜひお気軽にLIWまでお問い合わせください!
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